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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 この音、第25話。もう、何にも言うことないやん。ただただ演奏を聞いていたいだけ。こんな気持ちになったのは北宇治の演奏以来だよ。

 姫坂・珀音と積み上げてきた大会の音。どうやら観客席の下馬評では2校の実力は伯仲、審査は困難を極めるが、ほぼこの2校で決まりという空気。しかしそこに飛び込んできた「第3の矢」である時瀬の演奏。今回はほぼフルサイズだろうか、Aパートは全て演奏シーンに充てられており、これまで幾度となくその名を呼ばれてきた「天泣」がその全容を現した。

 箏の演奏の細かいことなんてわからない。姫坂の演奏も珀音の演奏も良かったのだから、並べて聞いた時にどれがいいかなんてわかるわけもない。しかし、この時瀬の演奏を聞いて涙が出るのは間違いない事実である。ずっと聞いていたいと思わせるのは事実である。もう、それで充分なのではなかろうか。

 音を聞いたそれぞれの観客の反応も実に明確。個人的に一番刺さったのは、さとわちゃんのソロから移行した音をほんの少し聞いただけで崩れ落ちたかずさだろうか。時瀬の連中に対して「さとわちゃんにふさわしくない」と切って捨てたあのセリフ。そんな暴言を吐いてしまった自分の矮小さを嫌という程見せつけられてしまったその情景。彼女の涙だけは、観客席の中の涙でもちょっとだけニュアンスが違ったかもしれない。そしてさとわちゃんのお母さんだって泣くに決まっている。この光景を見られるからこそ、世の中の親子ってのは掛け替えのない絆で結ばれているのだろう。

 そうして呆然とする観客席に対し、演奏している面々は誰もが穏やかな笑顔である。必死の演奏をクリアして見せた姫坂、ひたすらストイックに音の世界を探索し続ける珀音。それぞれに表情のよく見える演奏だったが、そのどちらとも違う時瀬の連帯。さとわちゃんという絶対正義におんぶに抱っこではなく、全員で音を「合わせ」「作る」楽しさを体現する演奏だ。放送第1話であれだけ険しい顔をしていた武蔵が、今やどれだけ楽しそうにしているか。笑顔は皆に伝播し、終了後に感想を言ってた晶さんの笑顔も最高である。この楽しさこそが、時瀬のオリジナルであり、オンリーワンなのだろう。

 果たして結果はどうなるのか。そして鳳月家の物語の顛末は。もう、今回の演奏で全てが解決しているとは思うが、エピローグ部分もしっかり見守っていこう。

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