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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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「怪病医ラムネ」 4→3

 んーーーー、別に、面白くは、なかったかな……。

 アニメ的にどうこういう部分は特に大きな失点は無いんだ。たとえば作画レベルで問題があるわけではなく、もともとそこまで映像部分に魅力があるとも思わないが、キャラが維持されてそれっぽく動いているだけなら別に失点はない。ただ、そうしてふつーのアニメにはなっているのだが、そもそものお話自体に引き込まれる部分がなかった。

 「お医者さん」のところに毎週違う客が来て相談をしていく、という展開なのだから、バリエーションを作ることはできるはず。似たような(?)デザインとしてはだいぶ古い作品にはなるが「空中ブランコ」があり、あの作品は精神医療での診察模様が毎回とんでもない刺激として表れる怪作だった。しかし、今作は残念ながらそうしたバリエーションが全く感じられず、毎回同じような悩みを、同じように解決してるようにしか見えなかったんだよな。毎回必ず「○○(体の部位)が××(何か異物)」っていうフォーマットが決まっているので、最初の「ちんこがちくわ」の時はそりゃびっくりしたけど、あとは診察と治療は基本的に一緒。単なる人生相談なので、そこに「怪病」というオリジナル要素が絡むことがほとんどなく、別に怪でも病でもなく、単なる人生相談でも全く同じ話になるはずなのだ。後半の脱出ゲームの話なんかはちょっと目先が変わったかもしれないけど、その前段階で「治療をするラムネのキャラ」というものに何らかの魅力が付与されていないと、広がる世界にも魅力は感じられない。残念ながら、本作におけるラムネは「道具を出すだけのドラえもん」みたいなもんであまりパーソナリティが感じられず、どれだけその周りでネタを広げようともピンとこなかった。個人的にはもうちょい「怪」の部分を掘り下げてトリッキーな解決方法も見せて欲しかったんだけど。

 まー、別にこういう話が成立していないとは思わないのだが、わざわざアニメで見なくてもよかったかなぁ、とは思うのだ。もうちょい続けて観てればどこかで愛着も湧くのかなぁ。

 

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