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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「すばらしきこのせかい The Animation」 4

 先週の番宣特番は面白かった。木村昴の取り回し、雑に笑えるのが良い。

 原作ゲームはさっぱり知らない。当時なんかこんな映像を見た気もするが、既にゲーム文化から足を洗った後だったので興味もなかっただろうし。10年以上もの時を経てわざわざアニメ化されたということはそれなりに話題性のあるタイトルなのだろうが……1話目では刺さる要素はなかったな……なんか、ほんとに「ゲームやってるのを見てるだけ」みたいな1話目。これが「ゲームをやってるんだ」っていう意識なら別にいいんだ。チュートリアルが無いと困るだろうし、ゲーム中は実際にキャラを動かして戦ったりミッションを考えたりするわけで、体験中の作業量が桁違いだ。しかし、そんなゲームから「体験」を取り除いて流れだけを切り出されても、元のゲームと同じだけの楽しさを提供することは出来ないだろう。

 すごく悪い意味でゲームっぽいのよね。シナリオ展開がぶつ切りだし、お遣いはそのままお遣いだし、おそらくゲームファンをそのまま取り込むためにゲームを思い出させる演出を意識してるんだろうけど、それって未プレイの人間にとっては全く意味がないし、要素をゲームに寄せれば寄せるほど、わかってない要素がカットされてハードルが上がっていく。細かい例をとると、例えば最初に主人公が「どこも壁で囲まれている」と発言しているが、その前の段階でそうした「壁による閉塞感」を表すくだりがなく、視聴者目線だと「え? 壁? 何それ?」となる。何故そこで説明をサボろうとするのか。

 一応「デスゲーム系」の文脈ではあるのだろうが、都度展開されるミッションが単なる「雑魚敵を倒せ」では緊張感も無い。敵がカエルだったり狼だったりと姿を変えていたが、ゲームではそこに差があったかもしれない部分が、アニメでは「単なる雑魚」で一括り。1話の中で同じ展開を何度も見せられる羽目になる。全体的に、「アニメにしよう」という意識が薄い作劇に見えるのだが、ここから真相に迫っていくことでドラマとして盛り上げることができるのだろうか。現時点では割と怪しいと思う。映像部分の特徴がうまいこと活かせるかどうかにかかってるかなぁ。

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