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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 ごきげんファイティーーーーーーーーーン! どうも、2日続けて僕です。ライブビューイングが無かったのは残念ですが、リアタイ配信があるのはやっぱり助かりますね。9月は現地行くから見とけよ有明アリーナ。

 というわけで11thライブの2日目でございます。まず真っ先に謝罪しなければいけないのは、昨日時点で「もう、RASとポピパがやれる最善を尽くしちゃったし、モニカとRoseliaではこれより上の演出狙えないんだよね……」と情けないことを書いてしまった点。本当に申し訳なかった。すげぇよ運営、きちんと予想を裏切ってぶっ飛ばしてきたもんな。なるほどなぁ……昨日時点では「ゲーム中でこの2バンドの繋がりってほとんど無いし、バンドリ最大の武器である『物語の重ね合わせ』ができないんだよね」と思ってたわけだが、ここは2つのブレイクスルーがあった。

 1つは、「絡みが無いなら、全部ファンタジーな話にしちゃいましょう。そう、夢ならなんだってできます」という無理を通して道理をぶっ飛ばすシナリオメイク。そっかー、実際に一堂に介したことが無いなら、今回をその初めての機会にしちゃえばいいだけかーーー。そして、そんな強引な展開を可能にするためのもう1つのブレイクスルー、「Roseliaとモニカ、共通点もちゃんとあるんですよ」という指摘。2バンドの共通点も2つある。1つは、どちらも「キャラが壇上に立つ」バンドであること。その辺りが曖昧模糊としてRAS・ポピパと異なり、今回の2バンドは常に「キャラとして」ライブを行ってきた。ほらそこ、異論を挟まない。壇上に上がってたのはキャラだったんだ。間違いないね?

 そして、そんなキャラを前景としたバンド2つが、どちらも「どこかに中二病要素を孕んでいた」という斜め上の融和点があった……。倉田ましろは夢想だけで空中に水族館をクリエイトできるくらいのファンタジー脳の持ち主。そんな倉田を中心としたモニカは、異世界転生どんと来いなファンタジー集団である。そしてRoseliaには我らが魔姫・宇多川あこがいるというだけでなく、基本的にセンスがぶっ飛んだ湊友希那の下で結束する「現実を屁とも思わない集団」なのだ。この2チームを集める舞台に「夢の世界」が用意されていて、なんの不都合があろうものか。昨日のギャラギャラが「外の人」主体の合同ライブであるとするなら、今回のライブは徹底的に作品世界に寄り添い、細部まで隙なく構成された一種の朗読劇である。この二刀流を変幻自在に使い分けられるからこそ、バンドリプロジェクトは強い。そんな強かな試合運びをたっぷりと楽しめる2日間になったんじゃないでしょうか。

 

<いつも以上にセトリなどは短めで>

 




 

○モニカパート1

 fly with the nightBLACK SHOUT

 昨日と同様、当然若輩のモニカからスタートするのが自然な流れ。1曲目はmythologyでも演奏されたfly with the nightから。久しぶりに見るモニカだったが、本当に回を重ねるごとに進藤あまねのステージングが堂に入っている感があるが、まぁ、「モニカ側はまだ様子見だから」とちょっと油断していた。一瞬の暗転の後、なんと壇上には10人の影。一気に噴き出すBLACK SHOUT! そんな構成ありかよヲイ。そうかぁ、昨日のライブを観た観客が「今回ももしかしたら同じような構造になるか」と身構えてることまで計算づくで、それをさらにひっくり返す、掟破りの2手目10人ブラシャ。もう、何が起こっても不思議じゃないという天変地異の前触れですよ。っつうかこれがすでに天変地異ですよ。初っ端からMAXテンションを要求される湊友希那。そしてボーカルに専念する2人がステージ中央にシンメトリーで立つ構図の美しさ。普段から友希那さんがマイク右持ち、倉田が左持ちなので、ブラシャの定番の振りもきれーに対象で揃うんですよね。あまねす、もう楽しそうだもんよ……。

 

 金色へのプレリュード→One step at a time

 Roseliaが一度舞台をはけ、ここから本格的にモニカのターン。すでに定番となったブレない金色、そして透子の弾けるようなボーカルが楽しいOne step。なんだろ、正直言ってさ、ぼくぁ進藤あまねの歌唱力がそこまで上がったとは思ってないんですよ。そこは頑ななんですが、それでもどこか、初期のモニカよりもずっと引き込むステージングになってる気がするんですよね。単に見慣れたおかげなのか、何か別な要素があるからかなのかはまだ分からないんですが……曲のバリエーションも増えて、いろんな表情を見せられる役者としての強みが発揮されてるからかもしれません。

 

○バトンタッチ

 群青→FIRE BIRD

 そして今回のステージメイクの方向性がはっきり分かったのはこの辺りでしょうか。なんとここでコラボ楽曲の「群青」で友希那さんと合流。ボーカルがただでさえ難しい楽曲なのに、ここを2人のコーラスで聴かせるの、かなり練習したでしょうね。ほんとに相羽さんへの負担はどんだけ増やしても構わないと思ってる運営どもめ……友希那さん、ただでさえスロースターターなのにここで下手したら最高音ださなきゃいけなかったんじゃねぇかという展開。それでも浪速の女・相羽あいなは後輩にカッコ悪いとこ見せられへん。先輩の背中を見せつけつつ、会場は一気に青から赤へ。一発目にこれを持ってくることであらゆるスイッチをオン、オン、オン。燃やし尽くす火の鳥で一気に会場の空気を塗り替える。

 

Roseliaパート1

 Re:berth day THE HISTORIC...

 こちらのロゼパートでもはっきり分かるのは、やはり昨日のステージ同様、明らかに「声出し用のセトリ」を作ってきてるってことですね。モニカ楽曲はなかなかコーレスがやりにくいので分かりにくかったが、いきなりの火の鳥からのEver Everの大合唱、そしてAre you ready? We are READY! 9月に続いて今回もこの楽曲がかかったのは本当に嬉しかったですね。思わずモニタの前で大合唱ですわ。この曲のコールをやりたかったのは、メンバー、ファン共通の願いだったのでなぁ……まさに感無量。そしてそこに飛び込む桐ヶ谷透子。空気の読まなさ世界一。そういえば昨日の時点で「Roseliaメンバーとモニカの繋がりってほとんど無いよな」って言って、ギター組の師弟関係をすっかり忘れていました。ここで正式に謝罪いたします。

 

○モニカパート2

 Nameless StoryNevereverlandDaylight-デイライト-

 透子の乱入をきっかけとしてステージは再びモニカのものに。今回は夢の国のお話、ゲームの世界観は飛び越えちゃってもいいという(勝手な)解釈の下、モニカはカバー楽曲ゾーンへ。でも、カバーだからって楽してるわけじゃないんだよな。割と最近のカバーから「Nameless Story」。普通に新曲1本増やしてるんだよな。

 今回、モニカはステージ配置の関係でおゆちゃんが右奥に配置されている。そんで、カメラワークの関係なのか、ちょっと抜かれる回数が少なくてみにくかったのは残念だったのだが、その代わりのようにして直田の荒れること荒れること。「Nameless Story」の時点でたいがいだったが、怒涛のNevereverlandではメンバー全員の荒ぶりを受けて興奮状態になったのか、ステージを端から端まで所狭しと駆け回る。カメラでましろのアップで抜いてるカットなのにその後ろを何かが駆け抜けていくのがチラッと見えたりして笑ってしまった。まぁ、あまねすも曲前の思い切りステージ端までダッシュしたりしてたけどさ。若い子らは元気でいいわねぇ……。

 他にも透子の暴れはメンバー内にまで波及し、バイオリンの間近に寄ってのバチバチバトルなんてのもすっかり見慣れた光景か。弦VS弦の仁義なきバトル、見応えがある。激しい楽曲を連打した進藤あまねが、Nevereverlandを歌い切った後にちょい虚脱したような表情を見せ、それが信じられないくらいに艶っぽくてたまらんかったことをご報告しておきます。当方、ロリコンじゃないです。

 そして伝家の宝刀デイライトには、たまりかねた白金燐子が乱入。因縁のピアノ・ヴァイオリンコンビがここで遂に並び立った。念願のコラボにオタクも大興奮で、デイライトのコールはこの日一番の怒号にも似た大音響。あまりの音圧に倉田ましろも苦笑い。

 

Roseliaパート2

 Swear Night&Day〜→熱色スターマイン→Ringing Bloom

 りんりんの乱入を繋がりとして、再びステージがRoseliaへ。そして「Daylight」を受けてのアンサーとなったのか、9月に初披露した「Swear」が再びここでかかる。多少ゆったりした楽曲ムードに多少のクールダウン。気が楽になるとずーっとくどぅーさんにくっついているあいあいなんとかしろ。今回のテーマは「夜想曲」ということで星空に映える曲が多く並んでいるが、そこにドーンと一発のスターマインが打ち上がるのもまた美意識を刺激する良い並びだ。まぁ、スターマインは最優先のコール楽曲という性格もあったかもしれないが。

 そしてつなぐはRinging Bloom。白金燐子の人生を象徴するこの楽曲には、先ほどのお返しとばかりに八潮瑠唯が飛び込んでくる。るいりんコンビの真骨頂、キーボードが主役の楽曲にヴァイオリンが食ってかかる。楽器が増えることで曲の表情が二転三転していく様は本当に「ライブ」感の極みだ。ちなみに、このリンブルのあたりで何故か知らんが友希那さんのボーカルが突然不調になるという事故が発生。原因はよく分からぬ。機材関係だったのか、単にいつもの気まぐれか。慣れないヴァイオリンの音色に引っ張られたとかならもったいないな。

 

○モニカパート3

 flame of hopeunravel→誓いのWingbeat

 再びステージがスイッチし、曲数的にも明確に「最後のモニカパート」。一気にぶち上げにいくためにここでflame of hopeを切ってくる。荒ぶる広町ベース、暴れる桐ヶ谷透子、それを睥睨する八潮瑠唯。完璧なモニカだ。倉田ましろの全力「unravel」でもってモニカパートもいよいよ幕引きかと思われた最後の1手、もしかしたらこれがこの日のハイライトかもしれない。突然告げられた新曲「誓いのWingbeat」。曲タイトルだけは事前のアルバム告知で知らされていたという楽曲だが……まー、これが強い。とにかくつよつよ。モニカ楽曲はこれまで「flame of hope」が最強の1手だったが、flameを飛車とするなら新曲は角。いや、クイーンかもしれない。とにかくこれまでのイメージをぶっ飛ばし、新たなモニカの強さを象徴してステージが変わったことを告げる楽曲になっている。これを最後に取っておいたからこその自信に満ちた立ち回りだったか……。この楽曲は今後のライブでは定番になり、モニカを代表する1曲になるんじゃないでしょうか。

 やりきったモニカ。出し切ったあまねす!

 

Roseliaパート3

 Sprechchor→ Song I am.Dear Gleam

 モニカの秘密兵器を叩きつけられたRoselia。斬って返すは横綱相撲のSprechchor。どんな空気だろうがすぐに塗り替えて世界を作るだけの力ある楽曲。「夜明け」のイメージを告げ、そこからは時代の変遷を描いたSong I amで客席とのユニゾン率を上げきり、最後の最後はモニカに負けじと新曲を切って出す。Dear Gleamはゲーム中ではすでに公開されているが、当然フルバージョンは初出し。こういうことを惜しげもなくやってくれるからどのライブも見逃すことが出来ないのだ。久しぶりに正面からパワーを叩きつける楽曲となったDear Gleam。先ほどまでちょっと安定感を欠いた湊友希那が最後にきちっとけじめをつけてくれました。2バンドとも最後を飾った新曲が強い。ただひたすら上がって上がってのセットリストが出来上がったのでした。

 

○アンコール

 寄る辺のSunny,SunnyBRAVE JEWEL

 というわけで一夜の夢が終わり、アンコールになったら中の人が出てきていいのがバンドリルール。なるほど、この構造なら最後はやりたい放題やっていいという免罪符が手に入るんだよな……まぁ、いつもRoseliaがやってる手法ではあるのだが。10人が出揃い、改めてパートごとのまとめを見せてくれたのが嬉しかったポイントですかね。八潮・白金の幼馴染コンビはご覧の通り。ベース組だけ今回ちょっとコラボ部分が弱かったのが残念だが、ブラシャをベース2本でやるのって、あの伝説となった遠藤ゆりか引退ライブ以来の見せ方なのよね……。それだけでなんか、もう。そしてギターの師弟(?)コンビは中の人同士になるとテンションが似るというか、むしろ逆転しちゃうというか。くどはる、アンコールに入ってからはずっとくどはる過ぎて大変だった。ドラムは正真正銘の「師弟」コンビ。ついにmikaさんと共演出来て嬉し過ぎためぐちの涙。ここまで色々あったんやろなぁ。mikaさんはドラム前に座った時の頼れる存在感が尋常じゃないので、この最後のステージくらいは甘えていいっていうのが嬉しかったんだろうね。

 そしてボーカル2人。キャラの皮を剥がすと……そりゃもう好き勝手に。あいあいがいつも通りなのはええねんけど、本当に進藤あまねの舞台度胸は、もういっぱしの芸能人ですよ。

 恒例となった10人楽曲。今回も何がかかるかは難しかったですね。デビュー曲2本はすでに消化済みだし、特にモニカは定番のflameを使って最後に何を見せるかと思ってたら……10人揃ってのお祭り騒ぎってんで「寄る辺のSunny, Sunny」を持ってきました。弾けるようなリズムの楽しさ、これを大人数でやりたかったんやろなぁ。お客さんも、見たかったんですよ。個人的にはステージの位置どりのおかげで実現した「Ayasa&中島由貴」という、「人類と呼ぶには顔が良すぎるコンビ」の映像がいちいち眼福でございました。

 そして最後にドラムの師弟コンビがツインドラムのコラボレーションを披露し、最後の1曲へとつなぐ。Roselia側から選ばれた締めの1曲は「BRAVE JEWEL」。かかった最初はなんでこの曲なのかがピンと来てなかったが、聞いていってすぐにその理由が判明した。そうか、この曲、歌い分けで全員の合唱にちょうどええんや。一番はベース組、幼馴染組、そしてドラムコンビの合唱パートが入り、二番で残ったギター組の合わせ。みんなして普通に歌唱が安定してる。ベース組のとこだけ、おゆちゃんが下パート歌ってて笑ってしまったけども。

 そしてラスサビ前のブリッジは原曲でも最高に盛り上がる「1人ずつ合流していく」パート。ここも当然パート合わせで10人全員が大集合していく凄みが演出されており、本当にいろんな曲の使い方があるものだと感心させられる。そうだよ、初めてBRAVE JEWELのフルバージョン聴いた時、ラスサビのコーラスが最高すぎて何度もリピートしてたんだもん。それがさらに倍の10人コーラスになるんだぜ? 今日という日を締めくくるのにこんなにふさわしい選曲もなかろうて。

 10人が10人、好き放題にステージを走り回る。暴れるのは直田の専売特許かと思ったが、おかしいぞ、一番はっちゃけてるのは隣のギターじゃないですかね?! もう、ラストのくどはるはひたすらにハットを鳴らし続けるだけの妖怪と化していました。めぐち、ちょっと困ってましたもん。

 ドラム2人の見事なかき回しで世界は弾けて大団円。これにて2日にわたる狂乱の合同ライブは幕引きです。いやー、両日とも良いライブだった。改めて、バンドリプロジェクトの地力の強さを体感できるイベントだったんじゃないでしょうか。

 さて、私はここからはしばらくお休みで、次の目標は9月、再びの有明アリーナとなりそうです。2daysかぁ。両日狙いてぇなぁ。それまで、声出しの練習しとこ!

 

 

 

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