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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 流石にKKKの直球描写は避けてきたか……第31話。まぁ、外見を描かなかっただけで私立探偵の動機は語っちゃってるんだから実質アウトみたいな気もするが……何がすごいって、別に「今のご時世」とかじゃなく、連載当時の時点で「荒木先生、ここ踏み込んで大丈夫か?」って心配されてた件。表現の自由はそんなことでは負けない。まぁ、荒木先生、他にもよっぽどデンジャラスなとこに色々踏み込んでるしな。

 というわけで、サブタイトル通りに実にヘヴィーなウェザーの話。久しぶりに見て「そういやプッチ神父たちの生い立ちってこんなんやったなぁ」と思い出したわけだが、ナレーションの大川さんが語る通り、誰が悪いって話でもなく、強いて言うなら本当に「巡り合わせが悪い」お話。いや、そりゃ一番悪いのは嬰児のすり替えをやった母親なのだろうが……物語的にがっつり報いは受けちゃってるしなぁ……。あと、あえて一番の悪人を引っ張り上げるとするなら、やっぱりDIOってことになるんだろうな。あいつが余計なスタンドを神父に手渡さなければ、単なる兄弟の悲劇の物語で終わってたわけだからね。たまたま神父と相性が良かったもんだから「力」を渡してしまい、その結果としてウェザーまで覚醒させて世界規模の騒動にまでことを大きくしたのはやっぱりDIOの力である。ただ、DIOにしても「出会いの運命を知りたい」ってんで諸国漫遊してただけだからなぁ……いや、多分出先で散々「食事」はしてるはずなので悪いやつに決まってるんだけど。プッチ神父から見たら単なる「話のわかるお友達」だからなぁ。

 一応こじつけて考えてみると、神父がホワイトスネイクに覚醒したのは、やはり天国への第一歩を踏み出す権利を持っていた人物だから、ということなのだろうか。彼は妹の死という理不尽に直面し、彼女の記憶を抜き取って人生を引き継ぐことを目的に初めてのホワイトスネイクを使った。他人の人生の収集、それ即ち魂の収集に他ならず、DIOが見出した「天国へ行く方法」に一番近いスタンド能力だったと言える(今になって思えばダービー弟も近いといえば近いので、3部でヴァニラアイスに次いでDIOの近くにいたのはもしかしたら関係があったのかもしれない)。神父がDIOと天国談義をしたのはおそらくこれより後のことだろうが、きっとあらゆる理不尽を乗り越えた2人だからこそ、馬があって話も弾んだのだろう。

 対して、ウェザーの方の能力は天国もクソもない暴走カタツムリ。こちらは「世界に対する絶望の怒り」の体現と取ることができるだろうか。そこから「怒り」の記憶だけを抜き取った結果が「天候操作」というのも妙な話だが、スタンドそのものを抜き取らなかったってのも、もしかしたら双子という関係の繋がり故なのかもしれない。

 さて、色々とバックグラウンドはまとまったわけだが……マイマイカブリが出てきた理由は……ほら、出会いは運命だから(便利)。

 

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