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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 愛、なんだね〜〜という冗談としか思えない挿入歌が意外に重要な意味を持ってるように見えてくる第9話。何はともあれリャン・チー姉さん大復活(?)おめでとう。

 ユンユンを加えて「消えた村」へと向かう一行。そこで「アンブルーム」と呼ばれるウーア作戦の失敗作の存在を改めて見せられ、村の廃墟ではハッコーとユンユンという2人のボナーの過去が語られる。「あそこがにぃちゃんで、こっちがとうちゃん」と、家族の思い出を明るく語るユンユンのおかげで、かえってその悲壮さが浮き彫りになる。そんな彼女もまた、薬の問題が解決したわけではなく、手持ちが無くなれば死を待つのみの人生。そんなユンユンの諦めきった様子に、ハッコーは珍しく素直に怒りを露わにする。後ろから思い切りほっぺたをつねり上げる様子は、切実ではあろうがどこかコミカルでもある。

 そして、村を訪れたのは一行だけではなく、カナンに対して狂気とも言える執着を生み出したリャンと、それを「切り捨てる」べく追撃に来たアルファルド・カミングズ組。それぞれ思いは違うが、その中心にいるのはやはりカナン。「色」を失っていまいち主人公らしい活躍が出来ないでいるが、全ての思いを受け止めて未来へ託せるのは、やはり彼女ということなのだろうか。

 サンタナの正体が判明しておよその人物相関が分かった今回だったが、個人的にはそんなストーリーの進捗具合よりもリャン姉さんのイキっぷりの方が気になって仕方ない。ヘリをチャーターしてミサイル爆撃くらいなら驚きもしないのだが、その後アルファルドの手で狙撃を受けた後の彼女の倒錯ぶりはすさまじい。「カナンじゃなくて私を撃ってくれた」と陶酔し、「首を切られ、そこから手を突っ込まれてぐしゃぐしゃに……ああああああああ!」と、もう、辛抱たまりません。こんな彼女に興奮する私はどんな性癖なのか分からなくなってきました。とりあえず「田中理恵に踏みにじられたい」ことだけは確かだ。

 そしてそんなリャンの「愛」に応えるべく、なけなしの男気を発揮したカミングズも格好いい。絶対的主君であるアルファルドに反旗を翻し、末期の一言は絞り出すような「愛ぃ!」。よしOK、君も本物だ。絶対叶わないと分かっている恋のために命まで捧げられるこの姿勢こそ、真の男、真のM。BB弾に願いを込めて。

 どうにもユンユンやリャンなどの蛇側の人間ばかりが魅力的に映ってしまうこの作品。アルファルドの裏には「薄い茶色」のシャムと同じ色が見えたらしいが、主人公はアルファルドとの因縁で、最後の一花を咲かせることが出来るのだろうか。 

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