忍者ブログ
最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
[9664] [9663] [9662] [9661] [9660] [9659] [9658] [9657] [9656] [9655] [9654]

 BIBINMEN、第8話。なんやねんあのTシャツ。マジであったらどうしようと思って調べたけど流石になかった。代わりにビャンビャン麺のTシャツならあった↓。

 2週間ぶりの放送なのにどうでもいい話題から入ってみたが、まぁ、ドキドキしてた割には穏当なところに落ち着いたのでむしろホッとした感じ。あんまりハイカロリーなことばかりやられ続けても作品構造自体が破綻してしまうし、収めるところはきっちり収めてもらわないと。シナリオにそこまで起伏はないが、その分今回も作画がやたら荒ぶっており、登場する女の子は全員が作画リソースじゃぶじゃぶ注ぎ込まれてドえらいクオリティになっている。あかねやかなは当然としても、最後にMEMちょにもスポットが当たったのはちょっと嬉しかったですね。なお唯一ルビーだけは今回も蚊帳の外だが、彼女がただ一言発した「ママ?」が結構な爆弾にもなっていたので、そこは娘としての面目躍如か。

 というわけであかねの「憑依」が中心になるはずだったのだが、幸か不幸か、いや、考えてみれば当然か、彼女の憑依は永続するものではない。あくまでキャラをトレスしてプロファイルから極限まで近づけるという「才能」でしかないわけで、彼女の都合でオンオフが発生する。前回ラストのインパクトがあまりにも強すぎたもんで「やべぇぞアクア、こんなのが隣にいたらお前はもうだめだ」と思ってたけど、そこまで万能機械でもないし、あかねがそこまで身を削ってアイを維持する意味もないからね。最終的にはアクアを揺るがす地雷ではなく、何と「生前のアイの思考をトレスして調査の足しにする、ある種の降霊装置」としてアクアに価値を見出された。そんな冷静かつ冷酷な判断あるものかよ。

 しかしまぁ、アクアとしても「アイの顔をしたあかね」をどのように処理したらいいかはどうにも判断がつかないようで、本人も言っているようにまだ「理路整然とあかねを利用価値のみで判断するか、それともいっぱしの高校生として感情的な要素を持ち込むか」は定まっていない様子。まぁ、隣にあんな女の子がいて何も考えないようじゃ、そりゃ生きてないのと同じですからね……。せいぜいあかねさんにはアクアを振り回す努力をしてほしいものである。

 今回もう1つ気付かされたというか、アクアに提示された事実は、「アクアにとってのアイは、未だ何者であるか分からない」という至極当たり前の事実だった。言われてみればそうだ。前回ラストで「もうだめだ」と思ってしまったが、別にアイが迫ってきたとしてアクアが籠絡されるかどうかもまだ分からない。生前、アクア(吾郎)は一度たりともアイと恋愛関係になったことはなく、本人も恋心を持っていたかどうかすら分からない。むしろ無い寄りかもしれない。おそらく今のアクアの中での「アイ」は母親としての存在感の方が強く、彼女の「教育」がアクアを縛り、アクアを規定していると見るのが自然なのではなかろうか。今回もあかねとのやりとりでやたらと「ここに嘘はない」と「嘘」の所在を気にしている様子があり、嘘もほんともないまぜに飲み込み続けた怪物・アイの影響が伺える。芸能界に溢れんばかりの虚実が渦巻いているのはアクアも重々承知のこと。そんな中で、アイが末期に残したたった1つの「絶対の本当」を抱えるが故に、アクアは自分が使う「嘘」についてはどうしても敏感になってしまうのだろう。まぁ、その「嘘」をあかねに使っていいものかどうかを悩むのは、アイへの感情以外にあかねへの感情も混ざっているのかもしれないが。

 こうして損得と感情の入り混じった状態でのあかねとの接点を考えると、純粋に気安さから付き合ってるかなはやっぱり強いな。今回のムーブはもう完全に片思いガールのそれでしかなかったんだよなぁ。もう、かなのポジションはそれで固定っぽいですね。最終的に「誰とゴールする」みたいな要素が重要な作品になるかどうかはよく分からんが……まぁ、あかねはあの調子なのでどこで誰とでもやっていけるんじゃないかな。その関係性を恋人といえるかどうかは別にして。

 

拍手

PR

コメント


コメントフォーム
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード
  Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字


忍者ブログ [PR]
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
ブログ内検索
カテゴリー
プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
ーーーーーーーーーー
↑越えられない壁
沢城みゆき 斎藤千和 
中原麻衣  田中理恵  
渡辺明乃 能登麻美子
佐藤利奈  佐藤聡美
高垣彩陽   悠木碧
最新CM
[04/26 な]
[04/25 な]
[04/19 NONAME]
[04/17 NONAME]
[04/17 NONAME]
バーコード