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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 相変わらずのストロングスタイル、第9話。このアニメ、どこが面白いってあんまり説明ができないし、実際面白いかどうかも未だよく分かってないのだが、どうしてもこのミスマッチ感というか、全力で何かがズレてる感じが気になってしょうがないのよね。

 前回時点で「愛依にまつわる神の力が強すぎて際限なく霊を呼び寄せてしまうんですわ」というのが問題として取り上げられ、実際に螢多朗がヤバげなやつに出会ったところで終わっていたわけだが、てっきりもっとヤバいやつがガンガン集まってくるのかと思ったら、戦うのはそのヤバさ上位級の脳幹幽霊1体だけだった。まぁ、強い霊どうしはバッティングすると同時に攻めてきたりはしないのかもしれないが。とにかく、ふわっとした「大量の悪霊」との対戦ではなく、あくまでも形ある(?)明確な凶悪霊1体とのマッチメイクが組まれた。

 そしてこの霊の攻め手が、これまたストロング。なんと「生きてる人間に直接干渉し、脳幹をぶっこぬいて殺す」というスプラッタ極まりないやり口。霊のくせしてなんでそんなはっきりとした目的意識があるんだろう。いや、霊だからこその執着の強さとは言えるが……食い合わせが悪いと感じる理由は、(これまで何度も触れてきたが)基本的にジャパニーズホラーってのは「雰囲気の怖さ」なんですよ。俺が怪談で怖いと思う要素ってのは例えば今回だったら「無視してれば見逃してくれるかと思ったけどトイレまで着いてきちゃった」とか、「ドアの向こうにいるかと思ったけど鏡に映ってる」とか。そしてエレベーターってのも日本の怪談話では定番の舞台であり、「下の階に降りてるのにずっと着いてくる」なんてビジョンも明確に「不気味さ」を演出した構図だった。そうして「はっきり分からないけど怖い」で思い切り雰囲気を煽っておいて、攻める際には「じゃぁ、頭に手を突っ込んで脳幹ぶち抜きますね」というやたらと具体的な手法をとってくるのである。「地下がないはずのビルでエレベーターの下に地下空間を現出させる」の時点でとんでもねぇ現象を引き起こしているのだが、霊側からすると別にそんなことする必要はない。能力とエレベーターを紐づけている意味も分からんのだが、脳幹ぶち抜きがやりたいなら地下だろうが1階だろうがどうでもいいわけで、途中から真宵ちゃんがセッティングした「追い出されるか、引き摺り込むか」という条件つきデスマッチも、霊の側からしたら知ったこっちゃないルールだったはずなのだ。

 それでも、この霊は実際に真宵ちゃんの設定したリングに上がり、見事に対策されて完敗している。文字通り足をすくわれての敗北だったが、実際の「除霊」の段になると途端にジャンプ漫画っぽくなるのが今作の掟。そこは絶対に譲らないってのがミスマッチの最大の理由なのだろう。そんで、この食い合わせの悪さというか、場面転換の急さが、別に悪いものだとも思えていないのが不思議なところ。真宵ちゃんが小さな身体をフル回転させて戦うバトルシーンが毎週無闇にスタイリッシュで見ていて楽しいってのもあるんだが、「霊がよく分かんない戦法で攻めてきました。じゃぁ、それを正面から受け止めて力でねじ伏せてやりましょう」という夜宵イズムが、やっぱり楽しいのである。今のところ最強候補だった脳幹幽霊くんの末路の悲惨さもまた夜宵イズム。こんな小学生、ほんとに嫌。

 そして、ついに夜宵ちゃんの子供部屋でも太刀打ちできない(ように見えた)神様との直接対決だが……「この部屋の奴らは四天王の中でも最弱……」みたいなこと言い始めた。それ言っていいのは敵の幹部だけなんよ。曲がりなりにもメインヒロインが言っちゃダメなやつなのだが……夜宵ちゃんだしなぁ……。

 

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