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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 冷静に考えるとウマンゴってすごくね? 第9話。あのヘルクでさえ手を焼いた大渦や怪物が跋扈する海域をあんなボヘっとした顔の生き物が「行ったり来たりする」生態を持っているという。しかも今回ヴァミリオに開放されたら陸に上がるでもなく、とっとと海に帰っていったってことは、繁殖とか冬眠とか、特に大陸に目的があるわけでもなく、マジで「往復してるだけ」なんだよ。なんだあの生き物、怖くね?

 前回からやたらとウマンゴの咀嚼シーンが長かったのでどうしても気になってしまったわけですが、そういうなんかよく分からない不条理を大きく引き延ばして見せてくれるのが今作のみょうちきりんな味わいなのは事実。島の連中も大概おかしかったが、今回登場した可哀想な部族たちも、その呪いの元凶であるトースマンも、「よくあるファンタジー種族」というだけでは終わらないオリジナルの造形になっているのはとても好印象。どうしても最近のなろう界隈はあらゆる事物が「ありきたり」で終わってしまうことが多くてな……。まぁ、なんと言っても一番のキワモノはピウイなわけだが……なんだろ、あんな誰でも考えつきそうな造形の、「3秒で考えたゆるキャラ」でしかないのに、やたら存在感を放ってるんだよ。単に声がでけぇってだけであれだけ個性が吹っ切れるキャラ造形もすげぇわ。

 どうでもいい話なんですが、このアニメ放送が理由かどうかはよく分かんないけど、最近電書で今作コミックの序盤が無料で読めるんですよ。こちとら「アニメ放送中は原作読んじゃいけない教」に入信しているのでほんとは読んじゃいけないんだけど、「まぁ、アニメ放送した部分まではええやろ……」ってんで島編までは原作で追いかけちゃったんですよね。そしたらやっぱり原作もピウイ推しが強いわけじゃない。このキャラ、よく作ったよなぁ……そしてここに井澤詩織ボイスを当てる英断。200点です。今作はほんとにキャスティングが良い。脇役のトースマン王の声もやたらインパクトあったし。

 ほんで、ついでにピウイが単独で主人公やってる漫画もあって、そちらは普通にWebで読めるからちょっと読んだ。……作者は相当このピウイが気に入ったんだろうなぁ。まぁ、手応えあるキャラになったのは間違いない。今回も可愛かったし、番兵との緊張感がある(はずの)出会いのシーンも、ヘルクたちの強さを置いといて、ピウイのおかげであんだけ訳のわからんシーンになったのだからね。今作はヴァミリオちゃんの積極果敢なツッコミと、そのツッコミすら黙らせるピウイの存在感でなりたっています。

 いや、ヘルクも強いんだけどね。今回いよいよヘルクの武力でもちょっと怯んじゃうような敵キャラが登場。トースマン王の「肥大化」は「死にかけたところから復活して強くなる」という部分は(ちょっと違うけど)天使陣営の強化方法にどこか似ている。この世界の理はどこまで歪んでしまっているのか。そして、未だかつて出会ったことがない脅威に対し、魔女が危険視していたヘルクはどこまで冷酷になれるのか。……次回のサブタイ見ても、あんまり緊張感はなさそうだけど……。

 

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