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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 ふぁい………………てぃん…………(幸せなまま人生を終える)。

 2日続けて僕だよ! お疲れ様でした! やっぱ2DAYSは素晴らしいね! ハイパー疲労にハイパー筋肉痛だけど、夏の終わりの1ページ。我が人生にいっぺんの悔いなし。

 

<2日目に何か書く体力が残っているかね>

 




 

 今回のライブは2日間の差がそこまで大きくないデザインだったので、全力投球の2日目だったけど書くこと自体は昨日よりも少なくて済むのは残念と思うべきなのか、慈悲だと思えばいいのか。昨日も書いた通り、あまりにも視聴環境が捗らない4階スタンド席から降り立ち、ついに辿り着いた有明アリーナの文字通りのアリーナ席。プレシもけっこう良し悪しの差があるのだが、きちんと「友希那ver」のチケットで当選したど真ん中で比較的前寄り。わかりやすくいえば「FIRE BIRDの火が熱い席」だったのだから、そりゃもう昨日以上の酩酊状態でしたよ。だからやっぱりイベント中の細かいことを覚えていなかったりはするのだが……一応、「昨日時点で大まかなプログラムを予習し、心に耐性をつけてから本番に挑んだ」という形になったので結果オーライとしておきましょう。きちんと

来る衝撃がわかっていれば、人は案外耐えられるものなのです(それだけに予想外のフックが刺さりすぎたりもするのだが)。

 

○妖艶なる刺客

 さぁ、本日のハイライトの1つ目はいきなり初っ端にやってくる。そう、Ave Mujicaのオープニングアクトだ。昨日のMyGO!!!!!だって決して楽しみじゃないということもなかったが、やはり見たかったのはこちらだ。目の前に降り立つ仮面の軍団。これまで0thの配信映像しか見たことがなかったので、今回はいきなりのゼロ距離接触。黒き宴を真正面からの大音響で叩き込まれることになった。

 ……やっぱ、バンドリプロジェクトはイイ……。完成度を上げてきました「Ave Mujica」。一声目からがっつりと客席を掌握するドロリスの歌唱。そりゃもう、豊川祥子が惚れ込んだ本物よ。いきなりバンド名を連呼する衝撃のナンバーだが、これを臆面もなく演奏できるのがつよつよである。そんで今回私がこの5人の中で一番惚れ込んだのは、ベースのティモリス。音がどうこうとかいう細かいことは正直まだよくわからんが、とにかく「格好いい!!!!」。立ち姿が、とにかく、イカす。絵になる。凛々しい。艶めかしい。勇ましい。神々しい。パンツルックにロングブーツをまとった足元の所作がいちいちキマっており、同じベースでいえばチェルさんの格好良さに通じるものがあるが、チェルさんの場合は歌唱もやらなきゃいけないからどうしてもポージングに割ける意識は限度があるじゃないですか。このバンドの5人はよぉ、もう、とにかく「世界観」ってものを見せようという意識がバリバリに出てるんですよ。ティモリスの前で並行に並べたキーボードを奏でるオブリビオニスも1つ1つの所作にいちいち意識が研ぎ澄まされているのだが、「動き」じゃなくて「姿」だけで完成しているのがティモリス。あのベースは……惚れる。

 さらに「神さま、バカ」「Mas?uerade Rhapsody Re?uest」へと繋いでいくが、とにかく堂々たるステージ回しの中に、アニメで完成させたそれぞれの世界観を滲み出させる「現実への接続」がえげつなく、演奏中、なぜか知らんが急にモーティスがキーボードのとこまでてくてく歩いていって,オブリビオニスから「こっちはいいから、あっちに行きなさい」とばかりに押し戻されてしょんぼりもどってくるシーンなんかがあって「はぁぁぁ!? 睦さん!? なんでそんなことされてるんですかぁ!?」と脳がスパークした。多分、にゃむの奴も気づかないところで相当いろんなことやってんで。このバンドの一挙手一投足が気になってしまう。もう、完全に術中ですわね。

 まぁ、このデザインでは初期のRoselia同様、活動に枷も多かろうが……この5人ならどうとでもしてくれる、そんな期待が間違いなくある。最後に恭しく一礼して去っていくその姿は、はたしてオブリビオニスだったのか、豊川祥子だったのか、はたまた高尾奏音だったのか……。もう、誰にもわからないや。

 

○黒から黒へと塗り変えろ

 衝撃の10分少々。衝撃の新参バンドが大きすぎる爪痕を残していった有明アリーナのステージ。我らがRoseliaは何するものぞ、とハラハラもしたが、昨日と同様に多少長めのチェンジングの後、高らかに告げられるBLACK SHOUTの洗礼。黒いバンドからの黒いパス。そこにモノトーン映像からつながるRoseliaの「色づく前」の演出があまりにも流れとして綺麗。声出し解禁を祝うのが今回のライブの大目標の1つであるなら、そりゃぁSHOUTも高まるというものだろう。そして昨日同様に荒ぶる紗夜さんのギターソロから「ROZEN HORIZON」へ接続。昨日は「モノクロ」→「赤」の接続だったが、今日は青への接続となった。同じ選択肢でも違うルートを通ればがらりと雰囲気が変わるのが面白いところ。昨日はホライゾンからユニオンへの接続だったが、ここで1曲目の変更、「ONENESS」が挿入される。コールコールコールコール!!!!  後になって考えると、この冒頭パートの「ONE」の精神が、この日のセトリを通底してまとめ上げるコンセプトとして機能していたことがわかる。昨日は「彩りが見える」という多様さばかりに目を奪われたが、そうして個々の色が散らばれば散らばるほどに、1つにまとめあげた時の景色が映えるのである。

 

○赤い衝撃を至近距離から。

 青いパートが終わったら、こちらも昨日同様にリサのベース入りからのリズム隊セッション。ぼかぁ「友希那Ver」のチケットで入った友希那推しの人間ではあるんですが。ベースを持ち荒ぶる今井リサ・中島由貴の格好良さには容易く籠絡される弱い精神の持ち主なので、お立ち台の上の暴れるベースにただ慄くばかりでした。ほんの数十分前に別なベーシストに心奪われていたのですが……「新入りにでけぇ顔させてやらねぇぞ」とばかりの挑発的なベースワーク、そしてそこから始まる不動の「R」。やはり最強はこの曲か……(one of the strongest songs)。そして曲順の変更はここでも突然の刃となる。昨日は「R」→「THRONE OF ROSE」という新曲への繋ぎとして使われたが、今回はなんと、前日のトリを飾った「ZEAL of proud」が突如牙を剥く。ほんの20時間前に受けたあの衝撃が再び蘇る。1から5へのカウントアップ。指を掲げる湊友希那を眼前に置き、その勇姿にはただ見惚れるばかり。喉も枯れんばかりのコールが高みへと至り、前半戦が終了。

 

○もう、幕間のことは触れないほうがいいかもしれない

 あくまで個人の感想です。ほら、変なテンションでこの文章書いてるもんで、幕間で急激に情緒を取り戻さなきゃいけないから……えぇと、楽しそうで何よりです。昨日も書いたけど、今回のキャラくずのキーパーソンはやっぱりのんちゃんだったと思うんだよね。あの短時間で志崎樺音発信のボケを複数叩き込まれた上に、そりゃもう本人が楽しそうにしてるわけで。ほんと、立派なRoseliaのキーボードになっちゃって……(どういう感情だ?)。

 

○昨日のアレ,全部おかわりで。

 ここからは昨日のインパクトがどでかかったラインナップのおかわりとなります。休憩明けがキーボードソロ入りの「FIRE BIRD」。アリーナ席なので炎に身を焼かれながらのコールになるわけですが、真正面で客席煽りしてくる湊友希那、完全に前世の職業の記憶が蘇ってる人なのよ。燃える闘魂・湊友希那。そして焼き鳥後という負担のでかい役割を、昨日はネオアスに任せたわけだが、なんと本日はここに「一逢のFull Glory」が入ってきた。つまり、この曲にはそれだけのパワーがあり、それだけの重責を担える自信があるということだ。……まったくもってその通りだと思います。そうそう、昨日もあまりに当たり前のようにスルーしてしまっていたのだけど、この2DAYS、友希那さんのボーカルはほぼ完璧でした。普段のライブだとスロースターターだったり途中で調子が合わなかったりするタイミングがちょいちょいあるのだが、今回は2日にわたってほぼ完璧にフル友希那(昨日はちょいと歌詞を間違えてはいたが)。HORIZONFIRE BIRDのようなクライマックスのハイトーンは分かりやすい指標になるが、ZEALFull Gloryのサビみたいな駆け上がるフレーズでの安定感があると、どれだけ声出しOKと言われてもボーカルの一声に呑まれてしまいますね。Full Gloryはそうした友希那さんの「押しつぶす」歌の真骨頂にして新境地。今後のライブでもどこに入ってくる曲になるかは要注目。

 そして今回のライブの最大のセールスポイントとなる「Firbeメドレー」(サビから後奏まででOpera, デタミネ、リンギン、陽だまり、Song I amのメドレー)が2日目も全く同じ形式で披露される。昨日学習したからみんなしてブレードの色チェンジが速い速い。声出しができるとただでさえ最高だったリンギンや陽だまりがさらに味わいを増す……。昨日は触れなかったけど、途中の曲の繋ぎも絶妙で、個人的にはデタミネの後奏で一度落ち着くと見せかけてすぐさまリンギンサビに繋ぐアレンジがとにかく好き。

 

○トロッコに次代を乗せて

 Firbeメドレーが終わると、昨日はここから「くどぅさん、私もトロッコ乗りたい」の流れで友希那さんもトロッコに搭乗してのRe:birthdayだったが、今回はあまりにも「×→○」の謎のくだりをやりすぎたせいでくどはる紗夜さんが「もう時間だから」ってんでさっさとトロッコへ。友希那さんは昨日とは逆、横で矢崎滋を思い出して笑いが止まらないゆっきーの方へ。トロッコ上で歌う曲はいったい何になるのかとドキドキして待っているとモニタに映し出された映像は……「Sprechchor」!!!! 本日2つ目の曲替えがここで発動。おそらく好きすぎる曲が宣告されたためだろう。マジで私の隣のお客さんが嗚咽とともに膝から崩れ落ちていたのがよい思い出。私もそれを見て「ここで来たのか!」と衝撃によろけた。そうなんです、この曲も比較的新しい曲なので、コール入りでの演奏は初なんですよね。そのタイトルの通りに客席と作り上げるシュプレヒコール。この曲は、この形でついに完成したのですよ。隣の席の人、今晩はゆっくり寝られるでしょうか……。

 そしてアンコール前の締め。昨日はここがFull Gloryだったパーツなので、割と予想はできた部分。そうですね、同じく新曲の「THRONE OF ROSE」で綺麗に締めです。昨日も触れたけど、やっぱり王道の進行の中に新しいコンセプトがグイグイ入ってきてる曲なので聴けば聴くほどにその真価に舌を巻く楽曲。今回のライブは「THRONE OF ROSE」を引っ提げての凱旋イベントだった、と締めくくってもなんの違和感もないだろう(Dear Gleamはこないだやったのでお預け)。

 

○幕間については(略)

 満員の客の前でただ肉を焼いて食う映像を流すバンドがどこにある!(ここぉ〜にある〜) まぁ、楽しそうだからいいんじゃないでしょうか(定型文)。もう、ゲームの趣旨がどうこう以前に単なる相羽あいなさんへのいちゃもんに変わってきてる気もするんですが、多分陰でもっとあくどいことやってるくどぅさんの非道が色々とカットされているに違いない。ちなみに12月発売の製品版にはこの映像の特別編が収録されるんですってよ。どこに向けてのサービスだよ。(ここぉ〜にある〜)

 

○2日に渡る祝祭に感謝を

 アンコールは昨日と同じ、5人トロッコ「-HEROIC ADVENT-」から。昨日は触れてなかったけど、そういやメンバーが楽器から解放されての全員歌唱ってのは初の試みなのでこれだけでもかなり新鮮だったのだね(今回は新しい概念が多すぎてカバーしきれてなかった)。アリーナ席前方にいたもんでトロッコの恩恵はあまり受けられなかったのだが、やっぱりだだっぴろい空間の人混みの中に5体の「ご本尊」が並ぶ姿は圧巻。昨日は上から見下ろしてたけど、今回は見上げる形になりましたからね。釈迦の垂らす蜘蛛の糸に群がる亡者の如く、皆がその威光に力を求めていました。どうでもいい話ですが、イベント直後にTwitterで感想を漁ると「だれそれと目が合った気がする!」という感想が普段の5割増だった気がします。それくらいに距離が近い、ファンにこれでもかとサービスを垂れ流すライブだったのですよ。もらえるものはみんなもらっとけ!

 そうして到来(ADVENT)が終わり、さて締めの曲はどうなるものか。昨日はドキドキに放り込まれたのは刺激の塊ZEAL of proudだったわけだが、今回はなんと最後の最後に「”UNIONS”Road」を持ってきた。そう、ONENESSではられていた伏線がここで回収される。「彩り」とは多様性の表現。しかしそれは散逸を表すのではなく、各々の色を出しつつの融合と調和。それこそが今回のライブで描くべき「Farbe」である。みんなFarbeってる。「私たちは5人で私たちになる」。改めて告げられたその宣誓に、あまりに明るく鮮やかな未来が描かれる。

 次はツアーだ。日程的に東京は無理っぽいが……大阪じゃい! 大阪は行くぞゴラァ! 聞きたい曲はまだまだ山ほどあるんじゃい!(お願いだから次はOvertuReHISTORIC聞かせての精神)

 

 

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