最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
なんだかmono monoしいタイトルだな……第16話。アクションカメラを購入したら、とりあえず猫に装着させてみたくなるものなんだろうか。 Aパート、今更ながらのポケGOネタ。まぁ、漫画原作だから多分連載時にその辺が流行ってたんだろうな、という感じではあるが。ちなみに今週はなぜか知らんが漫画原作アニメでポケGOネタがかぶるというプチ奇跡が発生している。それだけあの一瞬とはいえ世を席巻したということなんだろうなぁ。俺はプレイしてなかったからよく分からんけども……今でもあの手のARゲームって元気なんでしょうかね。イングレスとか、今でもやってる人ってどれくらいいるんだろう。 手軽に遊べて没入度が高いのがARゲームの特徴なのかもしれないが、なんとまさかの桜子がドハマりという緊急事態に。まー、確かにあんまり娯楽の無さそうな生活してるし、ソシャゲが手軽に触れられるエンタメだってのは事実だろう。そうした文化への耐性が無い桜子が偶然ハマったら沼ってしまうのも理解できなくはないが……こうして客観的に見ると、やはりこの手のゲームってのはどんどん時間と金をどぶに捨てる恐ろしい構造になっているというのはよく分かる。桜子は根っからの真面目さが悪い方に働いてしまったのだろう、承認欲求とも相まって、普段の様子からはあまり想像できない凋落ぶり。これまで基本的に「善い」側、「正しい」側で居続けた桜子があかんことをしてしまっている珍しい展開である。実力で鮫洲さんをねじ伏せたのも一応初めてのことだもんな。 とはいえ、やはり「根が真面目」な桜子。ふと我に帰ったら戻ってくるのもあっという間で、なんかよく分からん理由ですぐに真人間に戻れました。「みんながゲームにハマったせいで野良猫に餌をやる人が減り、結果として野良猫が野生化した」という風が吹けば理論は流石にどうかと思うが、自分の行いで不幸になる人がいると気づけば、桜子はすぐに是正できるのである。……実際のソシャゲ中毒はそう簡単じゃないんですけどね。 ただ、良かったのか悪かったのか微妙なのは、そうして桜子が改心する直接の要因となったムームーも、別にそこまで迷惑は被ってなかったというオチ。桜子が自分に構わなくなったのをいいことに自堕落な生活を……って、デシマルはまだしもシベリアちゃんはそこで一緒にくつろいでちゃダメでしょ! ムームーの尻を叩く役割に回れよ! 結局、所詮は同じ星の出身ということなのかも……。 Bパート、アクションカムの話、といいつつ、謎のムームー恋バナ。そもそもの疑問としてムームーたち異星人はあくまで「なんとなく猫に似ている存在」なだけだったはずなのに、地球猫に惚れたりするのは正しい生殖本能なのだろうか? まぁ、そもそもチュールが好きだったり、どう考えても偶然以上の一致はある気がするのだが……ムームーが珍しく本気になっちゃったのはなんか違和感がある気もする。そしてその本気度が「体臭の強さ」に反映されちゃうというヤな展開。臭い猫はくさいんだよ。うちで昔買ってた猫も、老境に至ってからはろくに毛繕いもできなくなっちゃって、油でカピカピになってケアが大変だったわ。猫は生来綺麗好きな生き物だけど、やはりどこまで行っても獣ではあるからな。 今回はどさくさに紛れてムームーの日常を盗撮していた桜子だったが、天空橋のアドバイスでいつの間にかアクションカメラを手に入れていた理由はよく分からん。光熱費の問題が解決した後は多少財政にも余裕が出てきたのかしら? とはいえ趣味でアクションカムを買うようなタイプにも見えないのだが……もしかしてムームーの調査のためだけにわざわざ買った? ……これはカメラをネタに漫画でも描かないと割に合わない出費だよ……。いや、でも偶然鮫洲さんとアキヒロのヘンテコ場面を盗撮できたりしたから、もしかしたら単なるスパイ装置としてコスパはいいのかしら……街中でカメラ背負った猫見つけたらとりあえず警戒はするけどな……。 次回予告でなんか見たことない変なOLみたいな人が登場してたけど、このタイミングで新キャラかしら。今作に出てくる女性陣、なぜかどこかしら絶妙なエロさがある気がする。 PR 次回予告が理央さんだったので満足です、第4話。種さんは仕事休む宣言してからの方が声聞いてる感すらあるんだよな。 一応新章突入ではあるが、話がどこに転がるかがさっぱり読めない。前回衝撃的な登場を果たしたミニスカサンタうえしゃま。今回のシリーズタイトルが「サンタクロース」だし、その邂逅が第1話の麻衣と同じだったことを考えれば彼女こそがキーパーソンになるのだろうが、言ってることが荒唐無稽でどこまで信じていいのか分からないのでどうにも捉え所がない。「思春期症候群を配っている」という彼女の言がもし本当であるなら、すなわち本作の「ラスボス」というか、神みたいな存在ということになる。彼女を(どうやってかは見当もつかないが)打倒すればこの世から思春期症候群は消え去り、今作は本当の本当に若い男女の日常を描いた青春小説になる。思春期症候群という存在自体が謎なのだから、そうした展開があってもおかしくはないだろう。 ただ、個人的な肌感からあんまりそういう展開にはならないとは思うんだよな。今作における思春期症候群ってのは本当に「思春期という状況を顕在化させるための一手法」でしかなく、それ自体が引き起こす怪奇だとか、解決するための方策自体がテーマになっているわけじゃない。発生理由自体は曖昧なままにおいておかないと「現象」としての立場が揺らいでしまうわけで、わざわざ「創造主」を設定する意味はあんまりない気がする。まぁ、もしこの作品に最終回があるとして、その1つの形が「思春期症候群の消滅」である可能性はゼロではないのだが……多分そういうことはしないんじゃないかな。 だとすると、どうしたって「思春期症候群を配る者」という存在はイレギュラー中のイレギュラーになってしまい、その存在に疑義を挟まざるを得ない。そして、語り継がれる霧島透子という人物像が謎のままであるのだから、目の前のミニスカが本当にそうなのかは誰にも分からない。今回のシリーズで彼女の真相にどこまで迫れるかは分からないが、しばらくは眉毛に唾をベタベタにつけながら見守るしかなさそうだ。 そして、そんなミニスカサンタの仕業なのかどうか、咲太の周りには放っておいてもどんどん女の子が集まってくるのはこの世界で一番の超常現象。理央さんもその辺は辟易してるみたいだけど、久しぶりに仲のいいお友達3人での憎まれ口がたくさん聞けたのはありがたい。理央は大学に行ってもずっとあのままのようで本当に安心できる。そしてそんな理央と一緒に向かったバイト先の塾でも一悶着。CVが小原好美の時点でこの子もなんかあるだろ、とは思うが、展開から考えてもうちょい先にスポットが当たる子かしら。 さらに、こないだの飲み会で知り合ったCV石見舞菜香の子(美東というらしい)なんて、しれっと咲太にお土産渡す関係。いつの間にそんなに仲良くなりやがったんだこいつら。この子も描写の執拗さから考えて今後のヒロインになるんだろうな、という配置になっている。 さらにさらに、どうやら今回のヒロインはそんな2人を差し置いて「咲太の中学時代の同級生」である赤城郁実(CV山根綺)が選ばれた。「夢見る」という謎の文化に従って行われる未来予知。それを信じてボランティア精神からか人助けを行う看護学科の「ナイチンゲール」。常に想定を超えた挙動を示してきた思春期症候群も、いよいよ未来予知にまで到達したのかどうか……いや、これよりびっくりなこともいっぱい起きてたから今更そこまで驚かんけども。ヒロイン大渋滞のこの現状だけ、まずなんとかしてください咲太くん。
なんで制服の学校のくせしてメインキャラ全員服装違うんだよ、第2話。まぁ、制服の着こなしアレンジのやつはまだいいが……今回出てきたやつはあれ、怒られないんか? まずい、好きかもしれん。なんかね、会話コントがいちいちおもろい。欲しいところで欲しいボケがくる感じが大変に気持ちよく、気楽に観られて何回も声出して笑ってしまった。特に、やっぱ主人公のウタのキャラが強烈なんよな。前回引き込まれてしまった「ポーズじゃないがっつりしたネガティブ思考」というキャラ設定がブレずに今回も維持されており、さらに人間関係が深まったせいでより闇が深くなっていくのがいい具合のカオスを生み出している。普通はさ、「対人関係にクソデカコンプレックスを抱えているコミュ障」なんてキャラは仲良くなっても常によそ行きの顔を作っておどおどビクビクしてそうなもんだが、こいつの場合、とりあえずアカペラ部の連中に対しては「一線超えてOK」ってラーニングしてしまったもんで、「遠慮がちに踏み込む」とかいうレベルじゃなくて、「ネガティブが他者にまで流入する」というよく分からない方向に関係性が拡散。その結果、「人の顔色は伺うのに全く空気を読まずに暴言を吐きまくるクズ」というとんでもねぇ主人公が爆誕した。別に本人は悪気があって言ってるわけじゃないんだよ。ただ、自己評価の低さが他人にも適応されてしまうと、今度は他者のスタンスも自分と同じところに引き摺り下ろそうとするために純然たるdisになってしまうという……。まぁ、「こんな奴おらへんやろ」の極みではあるのだが、結果的に面白くなっちゃったんだからしょうがない。 そして周りを取り囲む部活仲間も実に濃くて魅力的(?)なキャラが揃っている。前回からの印象から大きく変化がないのはムスブだろうか。「自分にも他人にも厳しいストイック求道キャラ」であり、表面だけ切り取ると傲岸不遜な自己中。ただ、別に悪い奴ではないようだし、ある意味では部活中で一番の常識人ではある。自分の言動がやたらと厨二くさいということはあまり気にしてないようだが、厨二くささが気にならないということは、それって純粋な意識の高さなのですよ。まぁ、せめてウタの顔くらいはクリアな画質で認識してほしいもんだが。 思った以上にやっかいだったのが先輩コンビ。部長のアイリは思いの外強かで、結果として自分の利益が最大限になるように常に周りをコントロールしながら好き放題に振る舞っている。持ち前の人当たりの良さのおかげで敵を作っていないが、冷静に見れば結構ヤバい奴かもしれない。そしてそんなアイリの最大の被害者にして庇護者として控えているのが忠犬のレイレイ先輩。……この人、前回のイメージだと「ヅカポジションを担当する百合要員」みたいに思ってたんだけど、思った以上のアホっぽいぞ……立ち位置としてはプリアラにおけるアキラポジションだ。上位存在であるお嬢に振り回されっぱなしでその雰囲気イケメンっぽさはあまり有効利用されないという……どこかでこいつの自我が爆裂して部長に反旗を翻す回とかがあったら名作確定なんだけどな……。 そしてこの度めでたく新規加入したウルル。「ボイパキャラが必要だよな」→「ボイパっていうと、ヒカキンが有名だよな」→「ほな配信者にするか」というあまりに安易なキャラ設定。しかし、そうして自己顕示欲の強いキャラに設定されたおかげで、基本的に陰キャ多めになりそうなアカペラ部に部長に続く明確な陽キャが追加。……いや、こいつ陽キャかどうかもあやしいけどな……1人でせこせこ動画あげてただけだし、クラスでも浮いてるっぽいしな……今後こいつがどこで挫けるかが鬱展開の重要な要素になってきそうな予感。そう考えると、最初から感情にネガしかないウタは安心して見てられるよな(そうか?)。 あ、そうそう、今回からオープニングがちゃんと流れるようになりまして、作品の売りであるアカペラ楽曲もしっかりと聴けるようになりました。しっかりしてるのはもちろんなんだけど、思いの外ベースとボイパがいい仕事してるのがちょっと驚き。こういう雰囲気になるんやねぇ。今まであんまりアカペラ歌唱って聞いたことなかったので、新鮮な驚きがあった。ちゃんとした部活アニメとしても楽しみな要素はちゃんとあるってことやで。 「Q:あなたは神を信じますか?」「A:さっきまでキーボードで遊んでた」 全国の迷える子羊の皆さん、飲まないとやってられない! 僕です! さぁ、2日目も無事に……いや、大概おおごとになりながらも終わりましたね……。とりあえず。昨日の予告通りに2日目は配信視聴中はガッツリ画面に集中させてもらいました。その分、色々と考えていたことをまとめていこうと思う。つまり、ライブ感想とかじゃねぇ記事になるだろうな。
<というわけで一旦折り返し>
伊藤静ボイスで言わなそうな台詞第1位が「ビールってそんなにおいしいですか?」だよな、第4話。御前がビールを失ったら、それは生命活動の停止ぞ。 相変わらず愉快で軽快で奇怪な作品である。今回は謎の吸血鬼美女カブラさんの過去にフォーカスがあたり、ちょいとビターながらも妖艶な雰囲気が実に今作らしい不可解な魅力に満ちている。こうして「吸血鬼」というモチーフの怪しさやエロティシズムにスポットがあたると、やっぱり板村演出の旨味が光りますわね。思い返せばかつてまた別な吸血鬼伝説についても板村さんが関わってましたからね。名前はキスショットアセロラオリオンハートアンダーブレードっていうんですけどね。やっぱり吸血鬼伝説ってのはいつの時代も人心を惹きつける奇妙な魅力があるのだろう。 とその前にまずは今を生きる人間の話。こまっしゃくれた中学生のコウくんは、戸愚呂兄みたいにしてずっとナズナちゃんを背中に貼り付けたままに謎めく古い病院内で推理を進める。カブラさんが入って欲しくなさそうにしながらも入って欲しそうだった謎の病室の存在、そしてまだらになりながらも少しずつ手がかりが漏れ出るナズナちゃんの記憶。間違いなくこの病院には、ナズナちゃんの過去を探るための手がかりがある。そこまでは洞察できたのだが……そこからが中学生の限界だったか。大胆な推理をドヤ顔で披露したが残念ながら全否定されて赤っ恥。立て続けにナズナちゃんも検討ハズレの推理を披露して赤っ恥。なんだこの可愛い連中は。まぁ、なかなか吸血鬼の複雑な心情までは辿れませんわね。 というわけで、核心となる病室への潜入にも成功していよいよ語られることになる過去。しかしそれはナズナちゃんのものではなく、謎めくカブラさんが語ろうとするでもない、淡いいつかの記憶。そこに登場したのは、どう見てもナズナちゃんなのにナズナちゃんじゃない謎のナース、その名を七草ハルという。CVが内田真礼なもんだから、カブラさんたちに比べて年上なのか年下なのかもよく分からない年齢不詳の存在。その正体は当然のごとく吸血鬼であり、彼女との出会いが病弱だったカブラさんの人生を劇的に変えてしまったという。 やっぱりCV伊藤静は百合の証。私生活ではその体質のせいで散々な目に遭ってしまったカブラさん。自分の周りの世界が全く自分に関心がなく、自分を必要ともしていないことに気づいてしまい絶望した彼女は、もはや拠り所もなくなり人生を儚む。そのまま命すら失いかねない勢いだったところに待ち構える1人の吸血鬼。怪しげに夜を背負うその女に絡め取られるようにして、彼女は眷属へと堕ちていく。その先に待ち受けるのは、今作最大の特徴である、あまりにも煌びやかで魅力的な「夜」の世界だ。昼日中にろくすっぽ動けなかった彼女の身体も、夜の眷属としてなら自由に飛び回れる。彼女は愛すべき人と、「走れる」身体を手に入れた。しかしそれは、人間だった頃の記憶との交換条件であり……なんと眷属になる前に血液をキープしておき、そこから記憶を保持するという裏技でもって、彼女は人間と吸血鬼の両面の生き様を保持しているようだ。まぁ、そのおかげで色々と複雑なものを抱えるようになったのかもしれないが……。 カブラさんが「他人のものを奪うのが好き」という嗜好は、おそらく人間だった時の「他者からの無関心」への意趣返しみたいなものなのだろうが、そこに妖艶な七草ハルの影響があったのかどうか。詳しいことはまだ明らかではないが、とりあえずそんなハルさんと関係が深そうなナズナちゃんのNTR趣味についてはよく分かった。OK、そのこだわりは大事にしていこう。ただしコウくんという存在も目の前にいるのだから、あくまでフィクションはフィクションとして分別はつけていってくれよな。 感涙しました!!!!!!!!!!!!!!!!! どうも、僕です。どこぞのベーシストと違って、僕はマジで配信見ながらそこかしこで涙腺ぶっ壊れ。もう、なんなのこの変態バンド!!! いやー、すごいライブになりましたね。相変わらず何故私は現地にいなかったのか……。この後悔を抱えて、人は強くなっていくんですよ。 とりあえず今回も「配信視聴しながらうわごとのように断片を書き連ねていく」スタイルでの記述になります。ただ、此度のライブはMujicaの中でも大きな意味を持つイベントになるはずなので、できればどっかでまとめて感想書きたいとは思っている。その辺を明日のday2に譲ることにして、とりあえず1日目はただ狂気に呑まれてもいいですよね。2daysイベントで明日もそんなに変わらないとは踏んでいるので、いくらか冷静に受け止めるのは明日でいいわ。
○「カラオケ行こ!/夢中さ、きみに。」 5 長きにわたる新番チェックもようやくゴールにたどり着いた。今期執筆された新番チェックは、ショートアニメまじりとはいえ怒涛の63本! この数は、危機感を覚えてN話切りをするきっかけとなった23年1月期を上回り、最大値をとった23年10月と同じ数である。しかし、この時ですら前クールからの継続作品を加えても68本だったのに対し、今期は引き継ぎ作品も加えると史上最多の71本を記録することに!!!!!!! ……週70本は人間の所業じゃねぇのよ。1日にアニメ10本ペースやぞ。毎日やぞ。無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理。現状でもすでにN話切りはスタートしているが、今期はなかなか選別が難しく、未だ7本しか切れていない。早急な対策が待たれる状況である。頑張れ俺。 閑話休題、そんな地獄の視聴環境に最後に訪れたのはなんとも珍妙なプロジェクト。どうやら原作がたった1巻分しかない漫画ということで、後から同じ作者の別タイトルを繋げてオムニバスとして1つの枠を構成するようである。しかも確認したら後に続くタイトルは短編集なんだそうな。随分珍しい形式だが、多分それだけこの表題作品をアニメ化したかったということなのだろう。流石に劇場版にするわけにもいかないし、OVAが売れるような筋でもない。となれば、強引にでもシリーズアニメにしてしまえと、そういう発想なのではなかろうか。もしこれがヒットしたら同様の短編作品をまとめてアニメにしてもらえる漫画家とかも現れるかもしれませんね。 で、こちらの作品なのだが、原作既読。確かこの作品は「この漫画がすごい」だかどっかで名前が取り上げられてて、当時は書店でも平積みされてることが多くて気になっていたんですよ。何しろ、タイトルに「カラオケ」が入ってますんで。カラオケ大好き人間としては「おっ、カラオケ漫画か?」ってんで気になるじゃないですか。その上で1巻しかないと知り、「ほな読んでみよか」ってことで漫画喫茶で読んだ……はずなんだけど………………びっくりするくらい中身は覚えてない。ほんとに印象だけの話なら、多分悪印象は持ってないとは思う。つまらんとは思わなかったけど、数年間も記憶を持続するほどに印象に残る話でもなかったと、そういうカテゴリ。だからこうしてアニメ化されてまた1から楽しめるといえば楽しめるのだが……まぁ、普通じゃないっすか。1話目時点ではギャグのテンションはちょっと肌には合うかも、くらいの印象しかないです。 一応無理やり特徴を捻り出すとするなら、それはやはりタイトルにある通りに「カラオケ」ということになる。1話目のカラオケボックスの雰囲気は割としっかり出せてた気はします。まぁ、それくらいしか描写に力入れるところないし、ロケハン簡単だしな。ちなみに作中で登場する機体はずっとJOYSOUND。私はDAM派なのでそこはややマイナス(んなことはない)。ちゃんと一番新しいタイプのデンモク使ってるし、実際のカラオケ画面も完全のJOYのものだと分かるので全面的に協力は得てるのかな? ただ、今時いちいちインターホンでフード頼むカラオケボックスもあんまなくない? とは思ったけど。その辺は作中の時代に合わせて、って感じですかね。 こういう細かい描写でしっかり「それっぽさ」を出していけば、さしたる画面映えもなさそうな作品でも成立はするだろう。そういう意味では、ディレクションは割と正しい作品な気はしている。あとは後半戦の別作品が肌に合うかどうかだよなー。 どうやら地学研究室に所属するとおっぱいがでっかくなるようだ……第3話。瑠璃ちゃん、そのまま進学して同じ研究室に入ろう。 ようやく3人目のキャラが登場。ここまでの2話はほとんどが瑠璃と凪の2人の対話だけで進んでおり、他に声を出したのなんて瑠璃のおかんくらいのもんだった。ずっとオープニングやエンディングには登場してたので「後から研究室の追加要員が来るんだろうな」ということはなんとなく分かっていたのだが、ここで初登場、凪の後輩の伊万里ちゃんである。共通点はおっぱいがでかいこと、そして多分この子も地学は純粋に好きだからやってるのだろうというのも(同じ研究室にいるんだから当たり前だが)一緒だろうか。ただしその研究スタイルにはいくらか差があって、凪の方がどちらかというとアウトドアに慣れているフィールドワーク中心型。ただし、こないだの黄鉄鉱の報告書をちゃんとあげているところを見ると別に「その辺を好きに遊び回ってる不良学生」とかいうわけではなく、ちゃんとデスクワークもできるバランスの良い研究者ではあるようだ。まぁ、こんだけ自分のテーマに一直線に進めているのだから、そりゃ根っからの研究者気質なのは間違いないだろう。問題は、この後の人生で彼女がどうやって身を立てていくかだけども……研究職にそのまま就ければいいけど、そうじゃない場合ってどういう就職先があるんだろうな。 一方、後輩でまだ学部の4年生の伊万里ちゃんの方はというと、だいぶ「書誌情報」に偏った典型的なインドアタイプ。まぁ、別にそれでも研究が成立する分野もあるだろうし、無理やり外を歩き回るばかりが研究ではないと思うが、それでも「やらなすぎ」はあまり褒められたものではない。おそらく熱心なのは間違いないので凪先輩だって別にダメ出しする気はないだろう。インドアを極めたおかげで書籍管理なんかは全部やってくれているし、「本を読む」という研究スタイルに関しては深さも充分の様子。あとは、そこにだけ偏らずにもうちょっとだけ「実地」を見てもらえばもっと視野が広がるんじゃないかな、というのが先輩の願いなんじゃなかろうか。 そこで都合よく引っ張り出されてきたのが、「本なんか1文字も読みたくないし、知識なんてなーんもないけどとにかく採掘のモチベが高くて頭より先に身体を動かしたい」という瑠璃であった。まぁ、今回3人で採掘に出かけたのは全くの偶然だろうが、おそらく凪のこと、伊万里に刺激を与える良い機会だと思ったのは間違いないだろう。実際、無邪気に色々と尋ねてくる瑠璃の質問に対し、本の情報ばかりで頭でっかちになった伊万里はなかなかうまい返事ができない。瑠璃からの「使えねーなこいつ」みたいな視線もザクザク刺さる。これに関しては凪が優秀なだけだと思うので伊万里が特段不便強だとも思わないのだが、なんも知らん高校生に見下されるってのは、伊万里さんとしても歯がゆいものがあったんじゃなかろうか。 そうして発見される蛍石の鉱脈。「あるかもしれない」ことは予測もできる。あったとしてその情報になんの有用性があるかはまた検討しなければ分からない。ただ、その眼前に広がる景色の美しさは間違いないもので、それに心動かされてしまった自分の感情も嘘偽りの無いもの。「感動する」というたった1つのシンプルな成果のおかげで、伊万里ももう少し、視野を広げることができそうである。 今作はいちいち含蓄に富んだ言葉が飛び出してくるのが注目ポイントで、今回も凪がさらりと言った「借りた目で世界を見るのをやめよう」というのはけだし名言である。別に最初はそれでもいいんだ。でも、やっぱり人の手で研究を進めるなら、そこには1人の人間の情動があった方がいいってことだ。 ちなみにもう1つの名言はアイキャッチのTipsにかかれてた「書類:必要になるかもしれないから捨ててない」である。……その考え方は地獄を見ることになるんやけどな……。 このアニメと「ぬきたし」が同時に放送されてる今シーズン、もしかして史上最狂なのではなかろうか……第3話。狙ってる方向性は違うはずなんだが、特にCパートとか「ぬきたし」に負けたくないみたいな恐ろしい矜持が感じられたわ。 Aパート「プロジェクトS 史上最悪の道場」。なんといきなりバディを解体して変則チームで戦わせる話。ほんとにスタッフは分かってるよな。こうして新たなチームが戦力として加わった後は、特殊な組み合わせが見たくなるのが情ってもんさ。スーパー戦隊のVS映画版で絶対に観たいやつだよね。4人から2人の組み合わせなのでその数は6通りだが、通常の2組を除けば4通りしかない。すなわちパンティがデイモン姉妹のどっちかと組む2パターンと、ストッキングがどっちかと組む2パターン。今回選ばれたのはイニシャル繋がりだったのか、なんとストッキング&スキャンティ姉様の組み合わせである。これまたなかなかイメージできないバディだよな。パンティとストッキングが喧嘩するのはいつも通りのことなのでここが分裂するのは至極自然にできたのだが、問題は常にニコイチだったデイモン姉妹から1人をピックアップする方法。なんと、ニーソックスさんが早々に逃げ出すというファインプレイを見せた結果スキャンティが残るという形になった。……どう考えてもニーソックスさんはめんどくせぇ任務を姉に押し付けただけなのだけど……それでもけろりと許してしまうスキャンティ姉様は妹への愛が溢れておる。 そしてその後のバディ行動にしても、あらゆるシーンでスキャンティさんの人徳が表れる結果に。喧嘩したストッキングたちを単にバカにしたいという気持ちもあったかもしれないが、その実「姉妹とはなんぞや」ということを説いて仲直りを促してくれているだけ。悪魔のくせにほんとに人格者やね。ストッキングもそう簡単には悪魔の助言なんか受け入れたくなかったが、ケムール人みたいな見た目のくせにやることがバルタン星人というよく分からないゴーストを相手に、必要に迫られてタッグ戦を決意。なんだかよく分からないうちに名コンビが生まれてしまったとさ。……いい話だった。多分今回の話で一番ひでぇのはニーソックスさんな気がする。 Bパート「ビッチ・パーフェクト」。1期の頃にはまだあまり馴染みがなかった「SNSでの承認欲求」がテーマのお話。いや、1期の時点でもすでにTwitterはあったとは思うが……今ほど主流ではなかったしね。そしてインスタなんてもんがあったら、そりゃストッキングをはじめとしたビッチ連中がハマらないわけもないという。互いに煽りに煽りあって高みを目指していくその構図、結果は酷かったが過程だけを見れば結構な才能と成果ではあるよな……まぁ、1銭にもならなかったぽいが。ヘンテコなコンテスト番組に出場した際の4人の変化がいかにもなあるあるというか風刺になっており、「やたら筋トレ始めるやつ」「やたら顔面の画像で盛りまくるやつ」「ダイエット始めちゃってボディバランスがおかしくなるやつ」「脱いだらいいねもらえるからどんどんエロ方向に暴走するやつ」と大変な騒ぎ。それを全て捻り潰すのがマウントゴリラ!! と言いたいところだったのだが……なんかよく分からんけどキングコングの真似事したら満足して消えてしまった。大きすぎる知名度は身を滅ぼしてしまうのか……今回の一件で、暴れ回った4人はなんのお咎めもなしなんかな。まぁ、珍しく犯罪行為には走ってなかったかもしれんが(多分この世界には青少年保護条例とかはない)。 Cパート、「F*CK&FURIOUS」。ヲイ、ザーメンゴーストは1期でもやったやろがい、と思ったが……ゴーストですらない、単なる精子擬人化アニメだった。「ぬきたし」に負けないくらいにひたすらに下ネタギャグで畳み掛けてくる構成のせいで、「結局何がやりたかったんや……」という真っ当なツッコミもかき消されてしまいそう。ま、楽しければいいんじゃないでしょうか。何気に「メインヒロインがオナニーしてる様子を極限まで接写してるアニメ」なのだが、そんなこたぁもうどうでもいいっていうのがマジでこの作品のイカれてるところ。イっちゃってるところ。事後にバイブ突っ込んじゃった時点で、もはや1匹2匹の精子なんざノイズにすらならないのでは? ここから毎週こんな感じですかね……。 |
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HN:
Thraxi
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声優のこと全般
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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