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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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「羅小黒戦記」 6→6

 これは完全に泣き言なんですが……、さっき「ぼちぼち新シーズンのアニメの録画準備でも始めるかァ」って思ってレコーダーの整理と調査を始めたんですよ。ほんで、まだ残ってる前シーズンのアニメについて「残りどんなもんじゃろ」って調べていったら……なんと、今作についてはよりによって最終話を見逃していたことに気づいたのであった。

 なんかね、通常の日程だと水曜深夜(つまり年越しのタイミング)だったもんで日程が変わって数日前に放送されていたらしい……うちのレコーダーの追跡機能ではそういう調整までは追いきれず、哀れ私はラスト数話を見ないままで今作とお別れすることになってしまった。正直ショックである。まぁ、幸いにしてアマプラには入ってたので、録画ミスったことによる心のダメージは負いつつ、最終話だけアマプラでフォローすることになったのでした。

 というわけでちょい遅れてしまったが、今作をちゃんと吹き替えした状態で観ることができたのはやっぱりありがたかったですね。これまで日本国内だと基本的に劇場版1作目のみが気軽にアクセスできる媒体で、この度劇場作品の「2」も観ることができたわけだが、それだけじゃ、やっぱり元祖となる作品の雰囲気を全部伝えきれるわけじゃないからね。むしろ劇場版だけだとシリアス要素が強めになるので、元々の作品の理念からはちょっと外れた印象の方が強いんだよな。そんなことを10年以上越しで初めて認識することができました。

 視聴前と視聴後では色々と印象の変わる部分もあって、一番大きいのはやっぱり「カワイイ」が先行した作品だったんだな、って部分かな。デフォルメレベルも劇場版とは全然違うので、こっちを後から見ると「メインストーリーのスピンオフをゆるキャラでやってる」みたいに見えてしまうのだけど、元々こっちのちみキャラから始まったシリーズなのだと考えると見え方も変わってくる。10年以上前にすでに中国アニメでここまでの「Kawaii」が実現できており、動画クオリティも独自の技を見せていたと考えると、想像以上に今作がその後の中国アニメに与えた影響ってのは大きいのかもしれない。もしくは、我々が知らないだけで中国にはもっともっと試聴する価値のあるアニメがたくさん作られてるのかもね。

 その上で、作品世界全体を見るとどこかに「やっぱ中国っぽいな」と思える部分もあって、まさかこんなにがっつり「バーチャルなゲーム世界」に関わる世界観だとは思ってなかったのよね。中国アニメって、日本のアニメ以上に「ヴァーチャル」とか「ゲーム」を題材で扱うことが多くて、私がこれまで試聴してきた作品だと純然たる「仙界歴史もの」以外の現代劇はほとんどが「ゲーム」に関わってるんだよ。やっぱり「アニメを試聴する層」を考えるとそういうフィールドが多くなるんだろうか。そういう意味では、日本のアニメはまだまだ多様性に富むフィールドではあるかも。(なろうの台頭でイメージは薄れているが)ジャンルの多さはまだまだ保たれているだろうし。

 ま、こうして10年以上前の作品に今更何かを言ったところで全部時代遅れの言及にしかならないんですけどね。まさに「ひと昔」の世界、改めて、世界規模でのアニメのいく末を考えるきっかけになればいいね。

 
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「渡くんの××が崩壊寸前」 5→5

 気づけば2クール、あっという間のお付き合い。序盤は「途中で切るかもなぁ」くらいの接し方だったんだけど、なんだかんだで最後までちゃんと観ることが出来たなぁ。

 思ってた方向とはだいぶ違う進行だったのは嬉しい誤算。「マガジン」×「ラブコメ」の乗算でどうしても期待値が下がり気味っていうのが先入観としてあり、さらにアニメーションとしては大したクオリティじゃないというのも足を引っ張ったせいで「二流を下回って三流」くらいの見方が続いたのだが、それでも切るタイミングが訪れず、なんだかんだで「さぁ次はどうなるんだろ?」というモチベーションが維持され続けた。確認したら原作コミックは16巻もあるらしいので2クールで終わったアニメは割と詰め込み気味だったのかもしれないが、別に駆け足だった感はなく、たっぷりの恋愛ドラマを駆け抜けることが出来た。このカテゴリで「納得できるドラマの完結」まで一気に観ることが出来た例って案外珍しいんじゃなかろうか。

 今期居並ぶ「ただひたすら甘々な青春カップルを見守る」群に混ぜるのは流石に抵抗がある「甘々」というには色々と複雑だった今作。2人のヒロインの間で揺れ動く主人公という設定もお馴染みのものだが、Fカップちゃんとは一度は付き合うとこまでいったにも関わらず、そこからグッと紗月の方に向いて最終的に「本命」に辿り着くまでの流れに不自然さが無い。普段、こういう流れだといわゆる「負けヒロイン」側に属する石原さんの方が不憫に感じられて「こんないい女フってまで本命とくっつくのは納得いかん」みたいなわだかまりが残るものだが、本作に関しては渡の心情がちゃんと追えるし、石原さんとの関係性の決着の付け方は納得できる。そしてもちろん、最終的に紗月を想う気持ちもよく分かる。全ての恋愛要素に抵抗がなく、1本のドラマとしての流れがとてもまっすぐ。「大河」というほど長くはないが、ちゃんと3人の若者の物語を見届けられたな、という満足感があった。

 ハーレム主人公なんてぇとナヨナヨして優柔不断なクソ野郎のイメージがあり、渡に関しても序盤は色々と弱さが見えてイラつくシーンもあったのだが、紗月との関係性が煮詰まってきた後の渡はきちんと男を見せてくれる場面も増え、応援できる主人公になっていった。そんな渡だからこそ、その気持ちを最優先で考えて席を譲ってくれた石原さんの優しさにも(辛くないといえば嘘にはなるが)理解が及ぶし、何よりもミステリアスヒロイン・紗月の信念を貫き通す人生がお見事だった。メインヒロインのキャラがブレないことで、恋愛ドラマは一気に見やすくなるよね。地に足着いた良き恋愛であった。

 そうして紗月のキャラが立った功績について、やはり中の人である矢野優美華には触れておきたい。「戦隊大失格」で表舞台に現れて不思議なインパクトを残した役者だが、今回もずっと低血圧ながらどこかに目を離せないような魅力を残す紗月を好演。声質の妙もあるので役は選ぶ部分もあるかもしれないが、今後の仕事に繋がる大きなステップアップになったのではなかろうか。

 こんだけ丁寧に一組のカップルの人生を描けたことを考えると、どうにもタイトルで損してる感はあるよな。結局××に入るものはなんだったのでしょうか。皆さんなりの答えを考えてみてください。

 
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「笑顔のたえない職場です。」 6→7

 今期の個人的「双璧」作品が「SANDA」とこちらでした。どちらも毎週毎週ほんと楽しみで、かたやハードでダークな割に変なとこがポップなバトル(?)もの、そしてかたやハートフルでキュートなくせに変なとこでローな日常もの。良い対比になっていたんじゃないでしょうか。

 今作の良さを一言でまとめるのは難しいが、個人的におすすめしたいポイントは「寸止めですらない、ちょっと遠くから見てる感」が第一。一応カテゴリとして「百合漫画」に片足のくるぶしくらいまで突っ込んでると思うんですけど、別に作中で百合的感情がはっきり示されたことはないんですよ。タイトルが表す通り、あくまで「仕事上の関係性」だし、それぞれが「恋愛感情」に繋がっているかどうかは分からない。最後に双見が佐藤さんに対してドギマギしてたのだって、「なんでそんな表現するの?!」みたいな一般的な驚きであって告白されたのされてないのなんて浮ついたものではなかっただろう。しかし、そうした中に見えてくるどこか不思議な感情、なんとも言えぬ距離感。この「求めたら逃げるし、放っておいたら餌を撒いてくる」みたいなバランス感が実に憎らしくてよかった。個人的にははーさんは割と「真ん中」寄りでしっかり表れてた気もするのだが、それだって彼女の仕事上のスタンスがなければ実現し得ないものだったし、そこに塔子さんや梨田も加えて、多方面から「関係性の匂い」を見せてくれたのが良きバランス。

 そしてそんな関係性のベースとなる「お仕事もの」としての手触りも良いのですよ。漫画家漫画なんて世の中には溢れかえっているので別段目新しい題材でもないのだが、それだけに馴染みもあり、双見が「デビュー間もない新人漫画家」として業界で生き残るために奮戦する様子は見守りたくもなるし、端々に見え隠れする「実はすごい才能だぞ双見」という天才性の描写もワクワクする要素。そんな「中心」に引き寄せられる佐藤さん、そしてやっぱりはーさん。この3人の「仕事」に対する姿勢が個々に大切なものを抱えており、「働くってなんだろう」「創作ってなんだろう」ということを真摯に考えさせる話にもなっているのだ。耳に痛かったり心に痛かったりする部分もあるのだけど……そういうところも含めて「真面目なアニメだな」と思えた。

 原作未完ということで、この後どんなふうに人間関係が広がっていくのかも気になるし、何よりはーさんの将来が一番気になる。真面目で気立ての良い彼女には、是非幸せになってほしいと思います。このまま、職場が「笑顔の絶えないご家庭」になったらいいのに。

 
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 「元日」などといったたいそうな看板を掲げちゃいるが、1月1日だって「1日」であることに違いはない。それが意味することはなんだろう。そう、ファーストデイだから映画が安いのである(まぁ、今や安いといっても一昔前の定価くらいになっちゃってるが……)。というわけで、どうせ家にいてもゴロゴロしてるだけのおっさんは一念発起、劇場に足を運んで映画を観ることにした。ぶっちゃけ、観る作品はてきとーに決めた。正直に言うと「ズートピア2」をまだ見ていないのでこれを観るのが一番正しいのだが、なんとまぁ、元日でもそこそこの人の入りでございまして。「空いてる劇場でゆっくり観たい」勢からすると人気作品はまだまだ様子見なのである。

 というわけで割とマジにダイス振って決めたくらいの適当な作品チョイス。おかげで事前情報すらほとんど入れず、なんとなくの視聴という私としては珍しい状況である。そんな中での感想を折り返し前に一言で言うと……「体調が悪くなりました」。

 いや、思い返せば劇場に出かける前に頭痛があって薬飲んでから出てるし、単にデフォで体調が悪かった可能性はあるのだが……なんか、すんごいしんどかったです。「体調が悪かったから映画がしんどく見えた」のか、「映画がしんどかったから体調が悪くなった」のか。もはや鶏と卵のデットヒートにゴールはありません。

 

<無責任なことを書き殴りつつ以下ネタバレ注意>

 


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「キミと越えて恋になる」 5→5

 「ただひたすら甘々な青春カップルを見守る」の6本目。いや、甘々というには、少々刺激が多すぎた気はするが……。ギリ放送コードからはみ出ずに済んでよかったですね。

 「6本目」とはいいつつ、今作は甘々要素の周りに配置された要素が一番殺伐としている。スタート地点が「異種族間の摩擦」というテーマ設定からなのでどうしたって話はシビアになるし、そのシビアさの設定がちょっと安易というか、「獣人が出てきたからってこんなに差別的な社会になるんか?」という部分については未だに飲み込めていない。ラブロマンスを盛り上げるためには色んな障壁を用意してそれを2人で乗り越えさせる必要があるわけだが、その障壁の準備の仕方がだいぶインスタントというか、「そこで理不尽ないじめがあるのはただ純粋に胸糞悪くない?」みたいな感情がよぎってしまったので大きく加点するには至らなかった。同じような「立場の違い」を切り取った作品に直近では「薫る花は凛と咲く」があったが、あっちはちゃんと「差別」についても色々と葛藤があってのコミュニケーションが続けられたが、今作はずっと「壁? しらねぇ!(ドン!)」という流れを続けるだけなので、山の作り方のバリエーションでちょいと水をあけられた形。理不尽な世界を、ただ純粋に理不尽に描くことは別に悪いことではないのだけれど。

 今作で他作品と差別化を図る要素があるとするなら、やはり「獣」をテーマにしたもんだから出てきちゃったエロ要素だろう。文字通りの「獣欲」について、まだろくに付き合ってもいない初期段階から強制的に向き合わされた結果、「獣が本能に従うのはしょうがないのです」は分かるが、そこからさらに「その本能を抑える練習もしつつ、ほどよくエロい関係性を作っていこうぜ!」という譲歩案でガンガン進んでいくのはちょっと新鮮。レディコミとかはエロについて容赦ないなんて話を聞きますが、今作も似たようなフィールドで展開されているということなんでしょうかね。どうせやるなら寸止めは勘弁してくれ、と思っちゃうタイプなのでこういう放送コードギリギリみたいな濡れ場要素はあんまりプラスに取る気はないのだが、そこで描きたい要素はちゃんと信念をもってやってるんだろうな、という覚悟は感じられた。あとはケモ業界のプロの人たちに受け入れられるかどうかだよな(プロってなんだろう)。

 映像部分に関しては、普段の視聴では制作がミルパンセだという事実は割と忘れがち。それくらいに、スタジオのアクを抜いていい具合の作画を維持してくれていた。線の細さが武器になるのはやはり女の子を描く時なのだが、特にキサラちゃんのデザインはよかったですね。「猫むすめ」っていう題材はリアルに寄せるとちょっと怖くなっちゃう部分があるのだが、キサラちゃんのデザインはギリで猫の可愛らしさも残しつつも等身高めのデザインが実現できててよかったです(あと加隈ボイスが可愛かったです)。犬獣人とのハーフがどこかで生まれるそばで、猫獣人のハーフも生まれてくれるといいですね。

 
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「ちゃんと吸えない吸血鬼ちゃん」 5→7

 大挙する「ただひたすら甘々な青春カップルを見守る」作品の……何本目だ? 5本目?

 今期は大々的に評価している作品はそこまで多くないのだが、そんな中で最も我を通して「好き」を貫き通す評価をさせてもらいたいのがこちらの作品。ただただ、スキ。

 ご存知の方も多いかと思うが、私は丸っこくてぷにぷにしたマスコットが大好きである。「47都道府犬」あたりのキモかわ系も受容器官はあるが、よりシンプルな可愛い系を無条件に受け入れてしまう。「デフォルメされた可愛らしさ」への言及が多いのはそのせいであろう。そして今作は、そんなぷにかわ業界に革命を起こした作品である。個別感想でもすでに言及しているが、本作のメインヒロイン・月菜はぷにかわと純正美少女的な「美しさ」を自由に行き来できるという「公式設定」を得たキャラである。一粒で「beautifulpretty」と「cuteadorable」を同時に成立させられるキャラである。この設定が、とにかくどストライクだった。

 ここまで「可愛い」という要素だけで気に入った作品も珍しい。ただ石川さんが周りの友達と触れ合っているだけで幸福度数がどんどん上がっていき、彼女の笑顔が増えるだけ満足を得られる。そして、大鳥を筆頭に周りに配置されたお友達は全てが「笑顔増幅装置」としての100点の動きをしてくれる。世に「癒し系」という看板のアニメは数あれど、今作ほどセロトニンがどばどば出るアニメは今まで無かったのではなかろうか。殺伐とした話題の多い世の中、アニメにそれを求めてしまうのは致し方ないことなのである。

 こうしてオールラウンドLOVE & PEACEを生み出すことに成功したのは、原作の優しさもあるのだろうが、アニメスタッフの丁寧な作劇がきちんと貢献できている。これまた別な話題から引き続きだが、今作もまた「女性クリエイターによる作品構築」の成果の1つ。監督の山井紗也香氏はこれが3作目の監督作品なのだが、なんと「バ美肉」「ダンジョンの中のひと」と、3作全てでヒットを出しているという快挙である。クセつよなわけではないのでどの辺りが「良さ」につながっているのかはさっぱり分かっていないのだが、これだけ結果を伴ってくれているのだから、次回以降は「山井作品とはなんぞ」と言うことを考えながら、お付き合いできたらと思っている。ちなみにシリーズ構成綾奈ゆにこも女性クリエイターだ。やっぱり、ちゃんとキャラの情感に寄り添ってくれる脚本があればこそですよ。

 そして毎度のことなのでやはり触れておくが、最後にあげるべき名前は月菜役の田中美海ということになるだろう。美少女石川さんぷにもちルナちゃんの自在の接続。この表裏一体でもなんでもない二面性の扱いが抜群で、やはりアイドルとしての基盤が強くできていることで月菜を一回りも二回りも「可愛く」仕上げてくれた。1年遅れてれば「声優名鑑」の田中美海の項目には間違いなく月菜の名前が刻まれていたことだろう。

 改めて、素敵空間をありがとう。来週以降、ちょっとロスになりそう。

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 タイトルドンで大団円! 最終話! まぁ、別に大団円らしいことは特にやってないけどね。たとえ締め切りはきつくても、明るい未来が待っている。

 Aパート、突然嫁入り宣言みたいなことを始める佐藤さん。この人、基本的にはしごデキウーマンのくせして、時たま変なところで素っ頓狂なところがあるんだよな。まぁ、今回のお宅訪問だって、別に担当編集として変なことしてるわけではないのだが……いちいちワードセンスが尖っているせいで、そりゃ双見だって身構えちゃうし、親族の方々にも誤解を与えかねない。ご家族は娘さんが現代的な恋愛を育んでいるように見えたのでしょうか、どうでしょうか。見えてもいいけど。

 岩手の双見家はとても温かい家庭だった。双見が姉・兄を持つ末っ子ってのはなんとなく納得だし、ご家族からも愛情を持って育てられた結果が今の状態なのだろう。ややコミュ障気味でちょい人付き合いが苦手なのは、下の子あるあるだと思ってます(個人の感想です)。多分お兄ちゃんお姉ちゃんは社会人としてなんの問題もなく活動してるだろうしね。まぁ、双見だって結果だけを見れば完璧な成人女性ではあるんですが(というか、稼ぎで言うたら多分兄弟の中でもトップだろうが)。

 そんな双見の家を覗き、現在の「将棋」と「漫画」のルーツを知ってちょっと微笑ましく思う佐藤さん。別に「双見の全部が知りたい」とか思ってたわけじゃないだろうけど、こうして担当作家との関係性が深まるのは悪いことではないだろう。多分、「そういう」関係になっちゃう因子があるとしたら、双見側よりもやや佐藤さんにそのケは強くあると思うし。ま、今後は家族公認になったわけですので、ゆっくりとパートナーシップを育んでいけばいいと思うよ。笑顔の絶えないご実家でした。

 そしてラストエピソードとなるBパート。お高い中華料理屋に連れて来られた双見。中華料理ってある程度値段上がっても出てくる料理がだいたい同じ感じになるのはなんなんでしょうね。まぁ、みたこともないような謎の高級中華を描写されても視聴者が分からなくて困るだけだけど。回転テーブルを間に挟み、双見からしたら関係者に囲まれての公開処刑の場。こういうところでネガティブな方にしか発想がいかないあたりは相変わらずの双見。ここで編集長直々の打ち切り宣言が入ると想定しちゃうってことは、まだまだ佐藤さんへの信頼は足りないみたいだな(佐藤さんがそういうことやりかねないってことは連絡忘れの前科もあるから同意ではあるが)。そして当然この作品は悪い告知など出るはずもなく、持ち回りとはいえ大役を任されることになった双見。そうかぁ、連載作家ってそういう仕事もあるんやねぇ。ほんと、通常業務の合間に追加で仕事が生えてくるのは大変だこりゃ。こんだけ強制的に働かされて「個人事業主」扱いってんだから、佐藤さんがその辺に神経質になっちゃうにも分からんではないな。

 でもまぁ、はーさんも言ってた通りにめでたい話なのは間違いない。締め切りは容赦なくやってくるが、それを任されるだけの地盤が整ったのだとポジティブに考えよう。自然と仕事場に集まってくる人の輪。(梨田はなんでまだいるかよく分からんが)間違いなく双見がこれまでの仕事で培ってきた「財産」なのだ。一期一会の出会いを重ねて、「職場」は大きくなっていく。

 いいお話でした。引き続き、毎日お疲れ、ご苦労様。

 

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「最後にひとつだけお願いしてもよろしいでしょうか」 6→6

 いつの時代からだろうか、「暴力ヒロイン」というのが忌み嫌われる看板になってしまったのは。これも男女同権の世の中の変化なのか。かつて昭和の時代は女性が強く、力を持つこと自体に価値があり、男に対しても気丈に振る舞い、張り合えるヒロインがどこか特別に見えたのかもしれない。それがいつしか「同権」が特別ではなくなり、女性だろうが男性だろうが暴力を振るうことは良くないことと認識されるようになった。そんな時代の要請があったかどうかは知らないが……。

 それなら、ただひたすら「暴力」だけを突き詰めるヒロインはどうだろう? そんな馬鹿馬鹿しくもストイックな、一発勝負で戦い抜く拳闘ヒロインが最後の最後までその拳を下ろさずに戦い続けた結果である。そりゃまぁ、なろう媒体なのでチートは山盛りだ。「結局神の力じゃねぇか」と言われたらほんとそれまでだし、男だろうが女だろうが、チートを笠に着てドヤ顔する主人公は結局暴力だろうが暴力じゃなかろうが忌み嫌われる可能性は大いにある。本作のスカーレットを見て「ヤレヤレ、またくだらないなろう作品の自己満ヒロインじゃないか」と愛想を尽かした人も少なくなかろう。そして、私はその評価も別に間違っちゃいないと思う。

 それでは、なぜ私は今作を最終回まで楽しんで見てしまったのか。端的に答えを導くならば、「私がドMだから」に他ならないのではないか。めんどくさい女に振り回されてみたい、なんなら殴り飛ばされたり踏みつけられたりしてもいいかもしれない。そりゃ現実でそんなことやられたらブチギレる可能性も充分にあるが、フィクションの世界でくらい、強くてドSでゴミを見るような目が美しいご令嬢にボコボコに殴ってほしい夜もあるんですよ。「麗しの銀髪、真紅のドレスを身にまとい、その拳には指貫きグローブ」のデザインが完成した時点で、今作の、スカーレットの勝ちなのだ。

 ほんとに最後までしっかりと「ぶん殴りヒロイン」を貫き通してくれたし、お相手のジュリアスとのラブロマンスも最後の最後まで易きに流れずに面倒臭いままだった。なろう主人公のチートに嫌気がさしているなら、その隣にもっとチートな奴を置いてコロコロと転がしてもらうだけでも随分印象が変わるものだ。暴力ヒロインの圧倒的な「暴」が全てを飲み込まんとするこの世界で、それでも届かない不可侵の領域がある。この1点のスパイスだけで、だいぶ見え方は変わるものである。

 あとはまぁ、とにかくキャラ作画が好みだっていうのが一番でかいかもしれない。スカーレットが美人なんですよ。ほんと、なんなら全部取っ払ってそれだけで評価したと思われてもいいや。クールビューティーなスカーレットさんが、顔面を血まみれにして猟奇的に笑う。その氷の微笑だけで文句はないんです。その口から容姿からは想像もできない物騒な文句がこぼれ出れば役満ですよ。ほんと、いいキャラを作ってくれたもんだ。ほんでCVが瀬戸ちゃんでしょぉ。「瀬戸ちゃんはそんなこと言わない」の極みですよ。多分、どっかで「瀬戸ちゃんにもゴミを見るような目で蔑みながらボコボコに殴ってほしい」という欲求があるのかもしれません。

 今日はもう遅い、帰りな坊主。こっからは大人の世界なんだ。

 
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 ハートウォーミング最終話! こういうのでいいんだよ。こういうのがいいんだよ!

 サプライズに失敗してしまった分を埋め合わせるかのように、気合い入りまくりで前代未聞の規模で繰り広げられる大鳥バースデイの準備。単なるパーティーでは終わらず、会場の手配からイベント内容、招待客の数まで、まるで結婚披露宴のごとき様相。大鳥のバースデイというだけでなんでこんなに人が集まるねん、と思うが、どうやら「大鳥が血を吸わせているおかげで石川さんがどんどんフレンドリーになって、活動範囲が広がった!」というので、「月菜に血をあげてありがとう大鳥ママ」という感謝の念が強いようである。大鳥がいなければ月菜の今もなかったし、逆もまた然りということなのだろう。まぁ、周りの友達連中はいい奴ばかりだから、そんな利害関係がなくてもいいパーティーにはなったと思うけどね。

 色々なサプライズが仕込まれていた誕生日。規模がデカすぎるのでもはやちょっとやそっとじゃ驚かないが、ケーキのサイズが桁違いなのはギャグじゃなくてマジだったんだろうか。どう足掻いてもあの人数じゃ食い切れない量だったが……それこそウェディングケーキとかって外側は本物で中がハリボテの場合もあるらしいが、今回は全部月菜たちの手作りだし、偽物要素ゼロだよな……すごい話だ。

 大鳥と石川家を繋ぐ一番重要なピースとなったのは「絵」だった。今回も文化祭の時の絵が大鳥に送られ、思い出の記録装置としての役割を果たしている。実は、前々回時点で「石川家お抱え絵師」みたいなのが登場していっせいに描き始めたのを見て「なんだぁ、別に大鳥がいなくても石川家には絵で記録を残す文化があったんじゃないかぁ」とちょっとがっかりしていたのだが、今回ママンのお話を聞くと、あの絵描き隊も大鳥の成果を見てから思いついたものとのこと。今回ご両親が語った「大鳥の功績」については忖度無しで本当の感謝だったのだろう。なるほどそれならこの規模の感謝祭も頷ける。

 さらに、出し物の1つとして行われた写真のスライドショーでは1枚たりとも映っていない月菜がその場で等身大ポップの役割を果たし、直接思い出に溶け込むという形でショーを演出。これもまた、吸血鬼なりの思い出の残し方の1つの方策。「影が映り込まないので本当にはめ込みみたい」というコメントも出ており、これまで月菜を悩ませていた吸血鬼の特性も、使い方次第では立派なコミュニケーションツールになるということが示されたのである。地味ではあるが、新たな時代の吸血鬼像の1つ。

 そうした大鳥の功績を陰から見守っていたのが月菜のパパン、龍三郎であった。やっぱ吸血鬼真祖様といえばCVはジョージですね(どこぞの最弱スナァ吸血鬼参照)。前回のイメージとは真逆で、なんとデフォルメフォームでしか登場しないというお茶目さんだった。実に話のわかるパパン。ママンもあの調子なので、将来的に大鳥とは末永いお付き合いとなることだろう。ここまで来て邪魔するような野暮なご両親じゃござんせん。

 というわけで、ファーストバイトも終えた2人はいよいよハネムーン。どこぞのよふかしな吸血鬼さんカップル同様、2人は仲良くお姫様抱っこからの空の旅。空から見ればよふかしさんの夜景も美しかったが、月菜たちの目に映る夕焼けの情景もまた美しく。燃える夕日に血の色を思い出すかもしれないが、2人にとって「血のつながり」は痛みも恐怖も因縁も意味しない、ただただ温かいだけの、ぽかぽかの色なのである。

 Ever After

 
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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