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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 最初の世界の記念品、CDだけじゃなくてカスタネットも保管してたな、第6話。ぼちぼちどの世界から何を持ってきたかも覚えきれなくなってるので、誰か一覧表とかにしてまとめておいてほしい。いや、多分なんの意味もないけど。

 Aパート「リア充を爆発させる時に使う爆発物」。もう概念を飛び越えて「無いもの」に転生することになる主人公。前回の「独身男性が感じる気まずい雰囲気」は実体こそ無いものの一応概念としては理解できないこともなかったが、今回は純然たる「無いもの」である。だってまず「リア充爆発しろ」の時点で単なるミームであり、どれだけ我々が邪念を送ったところでリア充は爆発しない。つまりそこに爆発物は存在しないのだが、数多ある並行世界の中では、どうやらリア充にだけ反応する爆発物を持つ世界もあったようだ。

 こちらのパートのアート制作は、珍しくキャラデザと実際の映像制作が分かれているとのこと。キャラデザは見ての通りジョジョ風だったが、なんと担当したのがマジでジョジョのアニメ作画にも参加したことがあるという、現在は並行して漫画としても活躍する人物だとか。これは「本家が病気」案件と言えるのかどうか……まぁ、今回の画面は厳密に言えば「ジョジョ風」というか「ジョジョパロ風」でしたけどね。アニメーションの方はふつーに2Dのアニメ製作者によるもので、以前の久米田キャラデザ回とそんなに印象は変わらない。今作についてはこれくらいの「はみ出し」は余裕で想定の範囲内である。

 代わりに今回は(今回も?)シナリオが尖っており、「無いもの」からスタートするあり得ないストーリーラインを日笠ボイスの魔王・イーチェラさんが力業で押し通すという強引極まりない設定。最後の歌バトルとか、どういうテンションでやってくださいっていうディレクションを出せばこの完成度になるんだろう。これまで数えきれない「意味のわからないもの」を演じてきた日笠陽子だからこその見事なお仕事ぶりであった。ちょっとだけカスタネットを鳴らしたくなるようなお話でしたね。(まぁ、それ以上にカラオケに行きたくなりますが)

 Bパート、「ビーバーと熾烈な生存競争を続ける世界樹の末裔」。例によって3D(?)の作劇で、本作は「ひとくちにストップモーションといってもいろんなデザインがあるものだなぁ」としみじみさせてくれる。今回は紙細工ではなく純正のお人形遊び的ストップモーション。子供番組みたいなユルめの画面のくせしてやってるお話はだいぶSAN値が削られそうなイミフ具合なのはここ数回の中ではだいぶいい具合のカオスである。

 この世界の特徴は、転生先自体は(他に比べればまだ比較的)まともである、という部分。だって無理やりタイトルは長くしてるけど、これまでのルールから言えばほんとはサブタイトルは「世界樹の末裔」だけでいいはずなんですよ。「ビーバーと戦う云々」はあくまで外側の設定で、転生条件にここが含まれているのはこれまでの世界のフォーマットとはちょっとズレてしまっている。まぁ、そんな細かいルールをあのランダム抽選ボックスが考えてるとも思えないので単なる気まぐれなのだろうが、「お題一発でヘンテコな転生先を考える」というこれまでの作品作りの1つ先にいく選択肢。まだ半クール残っているこの世界、果たしてどんな拡張が行われていくのだろう。

追伸:ビーバーの絶叫動画、定期的に見たくなるよね。

 
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 なんてブリタニア王家の血筋を感じさせる生徒会なんだ……第6話。まぁ、いつの時代だって福山潤は名塚佳織に頭が上がらないのさ。

 新章突入! ……かどうかは分からないけど、多分アキたちを悩ませていた早瀬関係は全て解決したし、レプリカ組はアイデンティティを獲得し、本体との関係性も良好(真田秋也はあんまり登場しないから確証はないが)。このままレプリカスクールデイズを送っていけばいいじゃない、という話だったのだが、律ちゃん曰く「ラノベみたい」な展開として文芸部に突然の廃部危機が。フィクションの中でしか見たことない気がするこの廃部イベントだが、昨今は少子化に伴う生徒数の減少なんかもあっていろんな中学・高校で大きな問題になってるのかもしれませんね。少なくとも3人でダラダラ本読んでるだけの文芸部や部員1人の演劇部をそのままにしてくことはできなくなったようである(これまで残されてたのが不思議なくらいだが)。

 しかし、普通のアニメなら「廃部の危機だ!」から何かしらの対決構造になったり、熱血に燃え上がったりするものだが、今作の文芸部トリオはのんびりしたもの。まぁ、律ちゃんが有能メガネすぎていろんなことに全部先回りしてくれてるおかげ、というのが一番大きいのだが、せめてナオは自分も何か作品を奏するくらいの気概を見せろよ。そもそも創作志望で入部してるわけじゃないのかしら。まぁ、とにかく生徒会側も本気で潰したいと思っているわけではないようなので、なんとか学園祭でうまいこと成果を出して延命を図りたい、という状況。

 そして律ちゃんが色々と手を回した結果が大根2人のお芝居というのだから正しいのか間違ってるのかはよく分からない。……そんなんで販促効果あるんでしょうかね。そして、1ステージ上演したくらいで演劇部の廃部は避けられるんでしょうかね。ハナから助っ人に当てがあるくらいなら、演劇部側はわざわざ文芸部の手を借りずとも実績は出せそうだし、そもそも実績を出したところで現状の部員が3年の副会長1人だけってんなら来年は自然消滅待ったなしなのだが……目的はよく分からん。もしかしたら、副会長側からは単に文芸部が生き残るためのきっかけを与えてくれただけなのかもしれんね。これで律ちゃんの作品の宣伝になればいいのだが、ぶっちゃけ「高校文芸部の同人誌」はあんまりヒキもないよな……100冊は相当高いハードルだが大丈夫か……。

 そして、部活云々以外にも色々と気になる要素は散りばめられている。もちろん最大の注目要素は学校中にばら撒かれた怪文書。ドッペルゲンガーがいようがいまいが学校生活に大した影響はない気がするのだが、わざわざ大々的に知らせに来たということは、ナオ(もしくはアキ)に明確に敵対する者の仕業なのだろうか? でも、敵意が明確ならあんな迂遠な真似をせずにダイレクトに「愛川素直はドッペルゲンガーだ」って書けばいいだけなんだよな。狙いが分からないのがちょっと怖い。ナオたちも自分たちの特異性は認識しているわけで、その異常さを殊更に暴き立てるように向かってくる奴が現れてしまうとどうにもたち行かなくなってしまうだろう。あんだけ頑張って早瀬というとんでもねぇ殺人者(未遂)を打倒したというのに、まだこの学校に火種が燻っているのか。……まぁ、いうて化け物は化け物だしなぁ。また余計なところからアイデンティティを揺さぶられなければいいのだけど。

 
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 裏風紀委員のCV小野賢章はしっくり来すぎる、第6話。あとマン研部長のすみぺボイスも。いちいち脇のキャラも全部立ってるアニメだぜ。

 Aパート、「ポンコツをネタにBLを描く話」。前回がアキナのターンで、今回はいよいよ悪友コンビ最後の一角、タサキに正式にスポットが当たる。これまですでに「BL好き」は明かされていたわけだが、その内実は想像以上に濃密なものだった。BL本を出すためだけに存在している漫研が校内での活動を許されてる現状もどうかと思うが、あの生徒会長ならそういう校風にもなるか、という気もする。だいぶ極まった感じの編集会議から繰り出されるタサキの新作。その内容はベタ&ベタで何一つ新しい発想などないような代物だったが、王道を全力で突き進み、そこにしっかりとしたBLの萌芽を見出せ、という彼女の狙いはきちんと部員たちには伝わっているようだ。というか、この部活全体がそういうポリシーの下で活動しているのだろう。据え膳など食わずに自ら探し求める姿勢。「BLは与えられるものじゃない」というその思想は我々が百合を求める時にも通用しそうな大切な精神。世の全てに、スキの可能性は眠っているのである。

 タサキの才能はその漫画の中に表れているが、それにしたって出淵はバトル漫画が似合いすぎる。というかこの学校にいる方が不自然なので、よっぽど漫画の世界にお帰りいただきたいくらいである。月島は……まぁ、こういう変則枠のキャラもいるよね、くらいの立ち位置だけど。もしこのままタサキの作品世界が広がって生徒会長たちが活躍し始めたらどうなっちゃうんでしょうね。

 最終的にはあまりにも壁が高すぎてシャットアウトされてしまう形になったポエム。こうして「ちょっと興味持ったんだけど」という新規層を拒絶してしまう界隈は衰退しないように気をつけないとな……。

 Bパート、「ポンコツがまじめに勉強する話」。成績の悪い4人だけで勉強会を開こうぜ、というこないだの無意味な提案が実は有効だった、というお話。本当だったら男の子が彼女(仮)の部屋に初めていくイベントなんてそれだけでネタとしては充分なはずなのだが、残念ながら桜大門にそれを膨らませられる度量はない。まぁ、それ以前にリビングまでならあっさり到達済みだしな……この男は本当にどういう生態で生きてるんだろう。

 周りばっかり盛り上がっちゃって、今回も小日向ママン(とパパン)が出てきてくれたのはちょっと嬉しい(代わりに今回リリちゃんはおやすみである)。結局、トリオの目的と桜大門の目標が噛み合わずにあんまりイチャイチャ展開にはならなかったが、代わりに委員長トリオの方が交流を深めたのでそれはそれで良しとするか。月島は基本的に畜生のはずだが、たまに常識的な行動もしてくれるあたりが憎んでいいやら悪いやら。まぁ、ポエムの頑張りが実った結果だと思って今回は大目に見ましょう。ちなみにあのトリオで勉強して結果的に赤点回避できたポエちゃんたちはふつーに偉い。

 Cパート、「ポンコツたちと遊びにいくために水着を買う話」。このアニメにエロは特に求めてないしそもそも生徒会長はあんまりエロいとは思ってないが、夏休みに浮かれた女の子が水着を買う話は良いものだ。まぁ、残念ながらアキナがガチのスカベンジャーみたいなモードになってしまっているので可愛らしさもポエムが1人で担ってる状態だけども……。来週の水着お披露目会を楽しみにしておきましょう。しかし、こうして並べてみるとタサキはBL特化ということもあって、いまんところ恋の匂いがしないんだよな。バランスから考えると月島と付き合うしかなくなるのだが……それはいやそうだなぁ……。

 
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 すんごい真面目に戦記物やってるな、第6話。なんかこう、日本の文明が衰退してしまったから戦略自体もすんごく古めかしくはなってるけど……案外現代戦争とかも突き詰めれば古式ゆかしい「戦略」に行き着くんでしょうかね。

 意外というか拍子抜けだったのは、平の子息・クソガキ平殿継。少なくとも殿器はド畜生ではあるがあそこまで成り上がったからには何かしらの才がある人物だと思っているのだが、その息子はほんとにただ甘やかされて育ったクソガキっぽい。親譲りの強かさとか、若くして発揮した魔王の才みたいなものはさっぱりなさそうで、ただただ敵の謀略にハマって間抜けに進行するだけの暗愚である。隣にいる菅生さんとやらもそんなクソガキを止める手段を思いつかないのか、ただ自らの死地に向かって黙々と前進するのみ。

 とはいえ、敵側もそこまで単純なわけでもないらしい。金沢を最重要戦略地点と定めた聖夷の戦略は、とりあえず大和軍をある程度そこに足止めし、その隙に裏をつく形で別地点から大和を切り崩すというもの。そこにどの程度の連動性があるのかは地理的によく分かってないのであんまりピンと来ていないが、とりあえず平の息子という重要人物を囲いながら、さらにキーパーソンになりそうな龍門までもを自陣に釘付けにしてしまえば侵攻の足も早まるという狙いがあったのだろう。実際この裏道からの奇襲という(これまた古式ゆかしい)軍略は功を奏し、圧倒的な数の差でもって大和の前哨地を陥落まで持っていけそうにはなっている。九頭竜城の人たちは(ポッと出のモブの割には)頑張ってくれてはいたが、やはり根性論ではどうしようもないのが戦争である。おそらく長野・岐阜あたりの攻めるにも守るにもしんどそうな場所から切り崩し、金沢まで伸び切った兵站を分断することでついでに色々せしめるところまでは計算ずくなのだろう。

 しかし、そんな見え透いた偽計にホイホイ乗ってやるほど龍門も甘くはない。当然の用心としてブレーキはかけており、一応補給隊は福井に踏みとどまった。この「もう一歩」の差が今後の戦線にどの程度影響を与えるかは定かでないが、まだ完全に桜虎の狙い通りとまではいかなかったようだ。いや、どうだろう。金沢を任されたムートンやら九頭竜を攻めたアテルイやら、この辺がどんだけ桜虎の狙いを理解した上で連動してるかもよく分かってないので……この龍門の動きまでは織り込み済みで動いてる可能性もあるんだよな。これ以上南にまでは計略を広げることはできない気もするが……まぁ、この世界は「日本時代の遺物」とかよく分からんものもありそうだし、読めないのはしょうがない。

 あとは、大阪でぐだぐだしてる主人公(仮)たちにいつ活躍の機会が訪れるかと待つばかりである。

 
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 時の経つのは早いもの、第5話。確かクジマが来たのって秋ごろだったよね。5話目でもうクリスマスってことは、アニメ1クールで春まで行ってしまうペースな気がするから、普通に1クールで全部終わるってことなんでしょうか。原作は完結してるっぽいからそれでいいのか。

 というわけで、現実世界はこれからの数ヶ月に暗雲立ち込めるかのように早々に暑くなり始めている5月半ば、作中では寒さも厳しくなっていき、アバンのテーマは「クジマとこたつ」。こたつネタもアニメや漫画ではあるあるの大定番であり、日本文化に憧れてやってきたクジマも案の定こたつトラップから抜け出せなくなる。まぁ、普段から家でゴロゴロしてるだけの居候ムーブなのだからこたつがあろうがなかろうが大差は無いのだが……唯一の懸念は「デブる」という部分だけだったという。鳥類は飛ぶ前提だと体重管理ってめっちゃ大事なんだけど、クジマはペンギンとかと同じ飛ばないタイプの鳥っぽいので、脂肪を溜め込むことが生存戦略上間違ってはいない様子。ただ、ペンギンタイプで脂肪が蓄えられるならわざわざ越冬のために南下する必要もねぇだろ、とは思うが。ぬくぬくトラップに耽溺するクジマに発破をかけたのは、いつも通りにスグルの悪態でした、というオチ。なんだかんだですっかり仲良くなったなこの2人(1人と1羽)。痩せるための運動がロシアンバレエオンリーのクジマ、何とも芸術家肌である。

 Aパート、真琴と一緒にお勉強会。声に出さないと言語の勉強ってのは身につかないものなのでクジマの学習法は理にかなったものだが、おそらく1ヶ月以上経とうとしている中で未だ初期と変わらぬことわざ辞典を手にしているあたり、実際はそこまで日本語を学ぼうというモチベは高くないのかもしれない(その割に初期スキルは高すぎたが)。クジマを反面教師にして学習方法を模索するアラタと真琴だったが、「同じ家にいるんだからスグルに聞いたらよくね?」という真琴の提案に微妙なリアクションのアラタ。仲が悪いってほどでもないのだが……やっぱり今のスグルには近寄りがたい何かがある。

 それでも、普段のクジマの態度を思い出してのことだろうか、家族なんだからもうちょい遠慮せずに接してもいいのかも、ってんで久しぶりにスグルにアタックをかけるアラタ。結果は悪くないもので、勝手に気を張っていただけで、兄弟でのコミュニケーションなんて案外難しいものではないのかもしれない。まぁ、クジマが来てからかえって拗れた部分もある気はするが。

 Bパート、クジマとクリスマス。もう年の瀬ですってよ。クジマさんは「人間ですらない」けど三歳児なのは事実なので、サンタの話は素直に信じちゃう系。サンタの話を初めて聞いたようなリアクションだったが、ロシアのクリスマスってどんなもんなんだろう。気になったので調べてみたが、なんとロシアのクリスマスは2週間遅れで年が明けてかららしい。それだけでもちょっと驚きだが、一応サンタにあたるポジションのキャラクターは存在しているようだ。クジマがこれまで(3年間で)そういう文化に触れてなかったのは、飼い主のお爺さんがクジマにそこまでやってやる必要性を感じなかったせいかもしれない。フルール入りのパウンドケーキみたいなのは作ってたらしいので、それだけで充分という判断だったのだろう。

 おかげで初めてのサンタ、初めてのプレゼントにガンギマリで寝られないクジマ。文字通りに「目を光らせて」待っているのが怖すぎるのだが、あれも鳥類独自の能力なのか。最終的にはよその家でアナザーサンタに遭遇したことで鴻田家の悩みは何となく解消。お父さんもお母さんも、子供のクリスマスに頑張ってあげるタイプの親御さんでよかったね。クリスマスプレゼントに「椅子」ってシュールすぎるけどね。

 素直でかわいいところもあるクジマ。彼が素直にプレゼントで喜ぶ様子を見れば、親御さんだけでなくアラタたちだってほっこりできますよね。もちろん、2階のスグルも。年末って受験生(浪人生)からすればいよいよ追い込みの時期で精神的にもすり減ってくるはずだが、今回のスグルにはそこまでピリピリしたものは感じなかった。やっぱりクジマが来たおかげで彼の中でも何かかわってるんでしょうかね。

 
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 怒涛すぎるやろ、第7話。こないだの夏の一件がサブエピソードくらいのウェイトで終わってたから、てっきりこのアニメは春(と冬)を中心に描くだけなのだと思っていたが……ここまでもったいぶって出てこなかった秋組、一番の事件を起こす。

 まぁ、いうて一番興味が湧かなそうだよな、っていうのはなんとなく感じてたんだよ。春はガチ百合、夏は姉妹百合、冬がホモォと同性カップルが醸している中で、秋だけは唯一異性カップルであることが明かされており、「幼女と従者」という関係性もあってあんまり濃厚なあれこれは出てこない気がしていたのである。雛菊さんもだいぶ幼女味が強いからキャラが被りそうってのもあったし。実際、冒頭で登場した秋の主従関係はおよそ予想通りのものだった。可愛いお姫様に頼れるナイト。まぁ、陳腐ではあるが1組こういうチームがいた方が他の3組が引き立つんじゃないかと、それくらいに思っていた。

 しかし、秋の護衛官・竜胆が代行者・撫子の下を離れたタイミングで1つ目の裏切りが発生する。あのスパダリ風味溢れるナイト様は実はヤニをすっぱすっぱ吸ってしまうやさぐれ王子様だったのである。誠心誠意ご奉仕していたと思われていたムーブも「業務」としてこなしていると本人は言うし、ここまで登場したバディと比較したらなんとも薄情で、味気ないカップリングだと。その埋め合わせとして、秋には何やらクセの強そうなサポートメンバーが登場しており、白衣でモニタリングを続ける下世話な研究員こそが竜胆のほんとのバディなのではないかと、そんなことすら思ってしまった。

 しかし、そこからお話はもう少し回る。散々仕事への愚痴をこぼした竜胆だが、よくよく聞いてみれば別に「子守りなんてうんざりだぜ」みたいな悪態をついているわけではない。護衛官という任務はそりゃ責任を伴うものなのでハードだろうし文句の1つも言いたくなるだろうが、どうやら彼は別にこの仕事が嫌いってわけでもなさそうだぞ。なんだかんだで撫子のことはガチで最優先に考えてるっぽいぞ。サポート監察官の白衣女(長月という)曰く、「代行者と護衛官は契約の都合上、極度の共依存になりやすい」……。あ、そうなんすね。この2人もなんだかんだでやっぱべったりなんスね。まぁ、露骨にロリへの執着を見せちゃうとそれはそれで問題なので……コンプライアンスにも配慮した竜胆さんの立ち回り、改めてご苦労様です。

 そうして秋が平和な日常を過ごす中、我らが春コンビは遅れた春を届けるために文字通りに東奔西走。本州を北上し、ようやくこの度青森から北海道へ渡るようである。順調に進むその旅路の先には、雛菊の憧れの狼星も待っている。浮かれちゃう雛菊だが、当然さくらはいい顔をしない。前回掘り下げたさくらの複雑な胸の内、どうしたって代行者どうしは交流が必要にもなってくるようで、予想以上に早く向き合わなければいけないタイミングになってしまったようだ。冬組の方も「今度こそは絶対守ってみせる」ってんで護衛に力を入れているし、さくらの胸中など無視するかのように、春と冬のつながりは密になっていく。

 そしてそんな物語の「中心」が固まったと思った時に、特大の爆弾が落ちた。マジで文字通りに。ええええぇ……この世界、代行者のためならそこまでやんのかよ……もう敵対組織の規模とか狙いとか、何もかもが分からねぇよ……多分竜胆たちも「流石にそこまでできないだろ」って思ってたからあのサンルームだったってことだよね? こんなことをしでかしたのは今回が初ってことだよね? だとしたらもう、ほんとに最悪中の最悪の不幸ってだけで竜胆に責任はないわけだが……まぁ、それでも自身を許せないのが「共依存」なわけで。不幸中の幸いは、敵組織幹部(日笠)が何故か撫子を殺さずに拉致ったこと。雛菊の悲劇がまた繰り返されるのだろうか。秋バディ、ここから存在感をみせることができるか。

 

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 そのタヌキとキツネのお名前教えてよ、第6話。飼い主の女の子が教えてくれなかった時点でそう思ったので念のために公式ページに確認しに行ったら、狐の方が「赤井さん」で狸の方は「みどりさん」というらしいです。……そこに愛はあるんか?

 「いったい誰が襲ってきたんだァ〜!?」と思って気になってたのにサブタイは「謎の襲撃者」だし結果的にその謎は明かされなかったし、とにかくアサたちはどっかに狙われてるんやなぁ、ということしか分からないお話だった。多分影森の人間はある程度そうした勢力にアタリはつけてるんだろうけど、俺ら視聴者はユルと同じで周りの状況は何一つ分かってないのでどうにももやっとする。まぁ、今回のことでユルもだいぶアサたち影森の人間と打ち解けたみたいだし(?)、次くらいでようやく双子を取り巻く環境ははっきりしそうですけどね。

 ってことで今回は(今回も)豪快活劇を楽しんでまいりましょう。大量のツガイが入り乱れての勝負ではあるが、基本的に襲ってきた連中は「ザコ」レベルなのであまり相手にならないし、ツガイの面白みを発揮してくれる奴らもあんまりいない。ガブちゃんたちに殺されたツガイがいっぱいいるのだが、そいつらはガチで「モブ」にしか見えない雑魚モンスターのデザインだったし。そう考えるとデザインがはっきりしてる赤井さんとみどりさんは恵まれてるな。この世界には本当に有象無象のツガイ使いが生息していて、それらが影森やら東村やらとは関係ないところでもしっかりと現代的な生活をしているという現状……未だ受け入れ難いな。

 そんな人海戦術な襲撃作戦の中にもそこそこのやり手は混ざっており、その代表が白黒ワンセットのツガイ(公式ページだと「陰陽」という名前)である。飲み込んだ相手を亜空間に連れ去るという誘拐向きの能力の持ち主で、しかもガブリエルとかと違って収納空間が2つで小回りも効く。今回は白い「光の空間」の方にユルとひだり様、真っ黒い「闇の空間」の方によりによって暗所恐怖症らしいアサさんが捉えられ、そのサポートにみぎ様がついた形。ここで以前も取り上げられた「解」と「封」という双子の能力への言及があり、「封の能力を持つみぎ様はアサの天敵。であれば、封の能力を持つであろうユルの天敵はひだり様」という話になった。現状で左右様がユルと敵対する理由もないだろうが、今後ユルが成長していって本当に双子の伝承の通りに騒乱を巻き起こすなら、最終的に左右様がユルと袂を分つ選択もあるのだろうか。現時点では左右様は完全に子守り役であり、アサさんとみぎ様でぎこちない友情形成ができたようである。

 そんなアサさんが発揮する「解」の能力、それはこのツガイバトルではチートとも言える決定的なもので、なんと他者のツガイ契約を問答無用で「解」約できるというもの。さらにそこから自分の血を使って再契約まで結べるらしく、よくあるなろうのチートテイマーの設定である。相手からしたら露骨なNTR展開はたまったもんじゃないが、今回の陰陽の元飼い主みたいにあんまりツガイへの愛情が感じられない奴であれば多少罪悪感も下がるか。アサは「一時的な主人」と言っていたし、仕事を終えたら契約解除されて野良ツガイに戻っていくってことなんでしょうね。動物愛護センターみたいなもんだと思えばいいのか。

 気になるのは、アサが複数のツガイ契約を同時に行えるのかどうか。もし好き放題に契約できるなら戦力は多いに越したことはないわけで、全ての契約をそのままにしておけば無敵だが……まぁ、アサはそういうことをする子じゃないってことなんでしょうね。影森の人間は少なくともみんなツガイのことは大切に思ってるっぽいからね。みんないい連携してるよ。

 結局、敵対組織の謎は解明できず、ひとまず話はアサの過去のことへ。「東村の刺客に一度殺された」とのことだが、流石に死者蘇生できるツガイなんていないよね? 右目の話題から自然とそっちの告白に向かったことを考えると、右目が彼女の「命」に何か関係しているようだが……よかった、あの眼帯が単なる厨二病じゃなくて。

 
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 (何故か先週感想書いてたのにupするの忘れてたのでついでにあげる)

 入っていきなり石田彰に迎えられる大邸宅がまともなわけないだろ! 第5話。おかしい、ストーリー的には影森の家への信頼を構築する話だったはずなのに、不信感ばかりが募っている……。

 とはいいつつ、キャラクターたちはみんな割とフレンドリーでユルい雰囲気。1話目で村人大量虐殺してる連中なんだからもっと殺伐としろよ、とは思うが、現状で村の連中にも今一つ信用がおけないため、正義がどっちにあるか分からずあの大虐殺も悪行と断じるわけにもいかず。いや、人殺しに正義はない気もするのだが……現状のガブちゃんとかを悪人扱いしていいものかどうか。

 まぁ、その辺の死生観とか物の捉え方という意味では、ユルさんってば割とドライ。弱肉強食の自然の摂理に慣れ親しんだ野生児だからというのもあるのだろうが、ジンとの交渉だって存外クレバー。ただ、やはり山を下った野生児が一方的に有利な立ち回りなど取れるはずもなく、最終的には影森の家まで帯同するという和解案に落ち着いた。「殺気がなかった」という肯定的な要素もあるが、何よりスキンヘッドのあんちゃんのツガイがまだ外に控えてたから、という消極的な理由もあるあたり、まだ緊張感は途切れていない。まぁ、単純にツガイ使いの数だけでも3対1だったわけで、それである程度ユルの要望が通ったと考えれば、確かに害意は薄いと捉えるのが自然か。遠くからGPS(ツガイ)で足取りを追ってたデラさんは災難だが、ここから改めてユルを取り戻す算段なんてあるもんだろうか。

 なんやかんやあってたどり着いた影森の家。そこで出迎えたのはハイパーブラコンに育った妹のアサさん。この子、だいぶ拗らせてるみたいだけど……まぁ、お兄ちゃんが(狩人として)格好いいのは一応事実か? でもアサさんが村を脱出したタイミングのユルってもっとずっと幼かっただろうし、あんまりそういう憧れの目線って元々持ってなかった気はするのだが……お互い久しぶりに見て、「ビジュはいいな」みたいなことを思ったりしたんだろうか。実際アサさんのビジュはいいな。ユルさんは身長で負けてしまってるのは悔しかろう(思い返してみれば、荒川弘作品の主人公ってみんなして身長低いよな)。

 ブラコンアサさんと改めて対話の場を設けられ、ユルが何よりも聞きたかったのは両親の行方。目の前のアサが本物だってことすらまだ完全には納得していない状態だろうが、一旦飲み込んだうえで、「お前が本物だったら親がどこにいるか答えられるだろう」くらいの意図もあったのかもしれない。もちろん、何故アサだけを連れて村を出てしまったのか、その辺りの事情を知りたいという欲求もあるはず。影森の人間が信用しきれない今、もはや「顔見知り」として残った可能性は両親しかいないのだ。

 しかし、残念ながらアサたちから得られた答えは「行方不明」という非常なもの。どうやら村の双子を巡るゴタゴタは村と影森だけの話ではないらしく、やはりお外に第3の「よからぬ」連中はいるらしい。アサ本人を狙っても警護が厳しかったから、みたいな理由でまずは両親が狙われたのだろうか。その辺の因果関係も分からないことだらけだ。しかし、厄介はわざわざ向こうから出向いてくれる。双子が揃ったこのタイミングで、動き出した謎のツガイ勢力。さぁ、ここからが真の戦争か。ここまでの流れから「ユル側とアサ側の2勢力だけじゃねよなぁ」とは思っていたので、真の敵キャラの登場は予想できていたが思ったよりも早かった。ツガイ使いの連中は戦闘慣れしているようで、ガブちゃんだって寝起きですぐに臨戦態勢だ。

 ラストシーンはユルが矢を放ったところで終わったが、フツーに考えたらジンはもっと殺傷力の高い現代兵器出せるけどね。あれ、でもツガイに実弾って当たるんか? まぁ、ガブリエルが盾になってたから見えなくてもヒットはするのか。その辺の力の使われ方も、今後のガチバトルで色々わかりそうですね。

 追伸:ひだり様が走る時もずっと腕組みしてるのなんか格好いいよね。

 
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 攻めたテーマ設定やなぁ……第5話。まぁ、確認したところ今作の発表自体は10年以上前からなので、某事件が起こるよりも前のことではあるのだろうが。

 今回の主人公は珍しくカップリングじゃなく単体でサブタイを冠された大久保あさ美。冒頭はインパクト抜群のお風呂シーンからスタートするが、これが1話の若菜のお話で出てきたシーンだったってのがちょっと面白い。あの時は「寮暮らしってぇといろんな人が集まるもんだわねぇ」くらいの印象だったのだが、そんなモブだった子が今回はセンター。しかも「人の入ったお風呂に入れない」という潔癖要素はあくまでもサブであり、彼女の人生を紐解くための最も重要なテーマはなんと「宗教二世」だったという。なんかもう、なんでもありの作品である。

 なかなかにセンシティブな題材なので私もここで深く取り上げるつもりもないのだが、基本的には「信教の自由は尊重されるべきだろうが、周りに迷惑かけないようにね」というのが普通のお話なら出てくる論調だろう。かくいう私もそれくらいのスタンスであり、二世の気持ちは当然分からんけど、「宗教の人」は一応親戚に1人だけいたことを思い出した。年に数回しか会わないレベルの人だったので別に迷惑は被ってなかったし、ふつーに理知的で話の分かる「親戚の人」だったから子供の頃から全然抵抗はなかったのだが、ある日私が風邪をひいて寝込んでるところにたまたま来た時に、枕元でなんやらよう分からん儀式をやられた時だけ「えっ」とは思ったくらい。あそこで風邪が治ってたら、私もそういう道に進む可能性があったんだろうか。

 あさ美さんのご家庭は別にそこまで深刻な問題を抱えていたわけじゃないが、幼少期〜思春期の女の子にとって「他のご家庭と違う」はやっぱり後ろ暗さに繋がってしまう。それが爆発したのが淡島受験の際の母とのやりとりで、どれだけ自分が頑張っても「宗教のおかげ」と言われたらたまったもんじゃないし、もしかしたら母や父だって、自分たちの頑張りを他人に預ける人生を送ってきたのかもしれない。そう考えると、今まで「なんかヤだ」で済んできた両親の生き様が、「すごくヤだ」になるのもしょうがない。二重の意味での「自我の目覚め」である。そこでお母さんにどうやって自分の気持ちを伝えるかは大事なところだとは思うのだが……あさ美さんは残念ながらあまり良くない方法でぶつかってしまった。

 「なんでこんなことで悩まなきゃいけないんだろう」というもっともな嘆息。ただでさえ閉鎖的な淡島において、ことさらに他人と分け隔てられる要因が増えてしまうことは望むことではないし、直接自分のことを知っている熊谷洋子の存在もネックだ。「周りと違う、周りと交われない」という過度な拒否感が、彼女を湯船から遠ざけてしまった原因なのかもしれない。四面楚歌にも思えるその状態から脱却するには、この淡島という特殊な環境において、なんとしても他者との繋がりを作り、「成り上がって」いくしかないのだ。そのために、彼女は芸事に身を費やすことになるのだろう。他の神は知ったこっちゃないが、きっとミューズなら、信じられるはずだから。

 大久保あさ美の物語の結末はまだ分からない。彼女が若菜たちと出会って明日への希望を繋いだところで物語がふいと終わってしまったからだ。この続きが語られるのか、彼女の話が「それはそれ」で群像の中に埋没していくのか、ここからの展開も楽しみだ。

 そして残り数分でいきなり挟まれるCV花澤。憧れのスターに出会うために一生懸命頑張った女の子の話。……これこそ1話目でやるようなめっちゃ分かりやすい「少女の夢」の話だったが……なんでこのタイミングでぶちこまれたんだろう……人間、憧れの人を目の前にするとマジで口から言葉が出なくなりますよね(私も経験がある)。

 

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