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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 深淵から古きものどもを呼び覚ましそうな不安定なオクラホマミキサやめろ、第8話。先週のお話が割と常識的なテンポだったので「流石に毎回毎回あんなイカれたパワーが持続するはずがなかったな!」と安心しきっていたが、今週はすぐに、狂気に近いスピードが戻ってきた。やっぱり今作はこっちがデフォだよな……。

 生き急ぎすぎなんじゃないかというくらいにいろんな内容を詰め込んでいるので本当に大忙し。バンクの時だけ突然テンポが戻って一息つけるわけだが、そのバンクがある程度時間とってるせいで他のところがあの調子なのだったら、もうバンクの時間もシナリオ部分に回せばいいのではないか、と思ってしまう。まぁ、無くなったらその尺まで狂気にあてがわれるだけだろうけども……だってさ、最初のまいらがあくびしてるだけのシーンとか、マジでいらないはずのとこだからね。ぺこがパートナー自慢したいがために無理やりぶっこんできただけのシーンだからね? カット割りもあえて視聴者を不安定にさせるような見せ方を選んでいるようなところがあり、あくびをするまいら、何故か原画縮尺が変わって「あれ? 今場面転換した?」って思わせておいて別に何も変わってなかったり、なんかもう、とにかく振り回される。

 問題となる林間学校も当然のイベントラッシュであり、ようやく本格的にゆめの周りに配置されていた三人娘がフィーチャーされるお話になり、そこにも遠慮なく恋愛要素を混ぜ込んでどこからでも爆発物を仕掛けられるように準備が進められている。今回はメンバーの中で一番普通っぽい緑野わかばがメインになっていたが、夢世界でのプロレス展開とか、まだまだこの子だって何を抱えているかわかったもんじゃないだろう。個人的には朝陽に呼ばれた時の「緑野わかばー」「はい、緑野わかばですー」のところがいい具合に狂気が感じられて良い。ミルキィホームズみたいなやりとりしてんじゃねぇよ。

 そしてこんなエピソードで絡んで来なくてもいいだろ、と思うのに強引にぶっこんで来た「4人目」と思しき謎の少女。単なる「地元の子」でないことは演出から想像できたわけだが、まだパートナーには出会っていない普通の女の子だったのだね。なんの前触れもなくただどんぶらこしてくる真顔ドリーミー、シュールすぎてどう反応していいかわからない。なんで先生の長靴が伏線扱いになってるのかもわからない。もう、この世界は何もわからない。ただ、みんな満遍なくかわいいのでよしとする。

 それにしても、相変わらずまいらがどんどん明後日の方向に極まっているのは楽しみなような、不安なような。そもそもお笑いナンバーワンを目指しているはずなのに、相手モンスターを凍りつかせてドヤ顔してるぺこはいいんだろうか? まいらもまいらで、ゆめが「小さい頃からずっと幼馴染だったじゃない」とか言ってるところに「せやせや」って食い込んでたけど、おめぇだけ幼馴染じゃねぇだろ、って突っ込むのは野暮なんだろうか。距離感のおかしさがこいつらの最大の武器だな。ほんと、あやさ&シカコの京奈コンビの掛け合いは聴いてるだけで幸せになれるなぁ(精神衛生上の安全は保証しかねます)。

 

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 きゅぽーん、第7話。あれ、でも今週割と普通だったな。やっぱり構成演出のさじ加減で狂気の増減は激しいようだ。

 今作の最大の欠点は、心身ともに充溢しているタイミングでないと視聴がためらわれる点である。先週みたいな高密度エピソードを毎週叩き込まれるとするなら、生半な気持ちで視聴すれば命に関わってしまう。おかげで視聴がどんどんずれ込んで3日たってから視聴したりするわけだが、今回は身構えたほどのダメージが発生しなかったのでちょい肩透かしではあった。まぁなぁ、毎週あんな奇跡的なラッシュが持続するとは思えんしなぁ。来週以降は多少気楽に観てもいいのかもしれん。ただ、そこに不意打ちがくると怖いんだよな……。

 パーツだけとれば今回だって頭のおかしいところは散見される。一番わかりやすいのはもちろん突然のT.M.Revolutionだろうが、他にもことこ先輩の細かい所作だったり、冷静に見ると「何がしたいねん」みたいな要素はある。ただ、会話のテンポに関しては今回はかなり常識的なリズムが維持されており、そこまで気ぜわしさも感じずにすんだ。もしかしたらまいらがどれくらい暴れるかで左右される部分もあるのかもしれない。一応、謎のおもちミサイルのところとかは一瞬「ん? どうした?」みたいなところはあったけども。ちなみに、UFOにのってフラフラと悪さをするゆにたちを見ていると、何故か秋葉原で悪さをしていたぴよことPKOのことを思い出すのである。モブの扱いもどことなく「デジキャラット」っぽい雰囲気があるよね。

 今後、サンリオとゲーマーズが統合されることがあるのだろうか。

 

 

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 あぽーん、第6話。6話目にして気づいたんだけど、この作品は感想書くのに向いてねぇな。書けないんじゃなくて、あまりに怒涛のようにツッコミどころとかネタ要素が押し寄せてくるせいで、視聴後に何も頭に残ってないんだ。

 それこそ「あぽーん」だってなんだか分からん。どういう感情やねん。なんでゆめとまいらのコンビネーション完璧すぎんねん。2人の漫才のテンポが絶妙すぎるもんだから本当にノンストップというイメージになる。今回でいうなら特に夕食の食卓での顔芸シーン。誇張でもなんでもなく、マジで腹抱えて笑った。アニメ見ててこんだけ笑ったの久しぶりかも知れん。こんな中学生女子、いたら嫌だぞ。いや、ことこ先輩だって実在したらちょっと困るけども……。

 ことこ先輩をみるにつけ、「あんた、ここ何年かずっとプリキュアにいそうだよな」という感想ばかりが出てくる。まぁ、黒髪(青髪?)ロングのお嬢様デザインなんてよく見かけるので別にプリキュア要素ではないのだろうが、3人目の戦士として変身して欲しかった感が強く、今回めでたくドリーミーメイトになって3人体制が確立したことは素直に喜ばしい。完全にプリキュアと被ったけど、まぁ、キュアグレースとスパークルも漫才は展開しないだろうから差別化ははかれているはず。そうだね、冷静に考えて特に被ってる要素もないね。プリキュアの妖精は尺が余ったからってパートナーの写真公開コーナーなんて強引に挟んでこないしね。ほんと、なんやねんあの時間!(いいぞもっとやれ)

 今回もそうしてゆめ&まいらで散々笑わせてもらったわけだが、ことこ先輩のご一家だって負けず劣らずの超個性派。何が楽しいって、今井家の親父とじじいのあの鬱陶しい感じ、すごく私の周りにいる人間に近い感じがしてやたらリアリティがあるところ。語りたがりの祖父に、討論好きの父。そしてそれを見守る母と娘(母の声は川澄綾子!)。このご家庭も本当に平和そうで何よりである。普通、教師の一家で育った娘なんてのは相応にリアリストに育つもんだが、ことこ先輩の場合はまさに「教育」に成功しているのだろう。学びの場さえ提供すれば、子供がまっすぐに知的好奇心を養いながら育っていくのである。良いご家庭だなぁ。あー、でもそういや恋愛がらみの知識は1ミリもないんだっけか……これは、あれだ、そういうのに疎すぎることこ先輩に恋愛のなんたるかを教え込む薄い本が……(自粛)。

 とにかく3体目のメイト(CV金元寿子)の爆誕でますます画面は賑やかになった。こうしてメイントピックだけでも賑々しいのに、気づけばゆめたちのクラスメイトやら教室の環境までもがどんどん構築されて隙がなくなっていく。あのモブ女子トリオもキャラが濃いし、輪をかけて先生が濃い。そして、そんな先生でもどうしようもないくらいにゆめたちの成績は悪い……。「私たちアホなんですぅ!」って平身低頭する主人公チームって一体……。まいらちゃん、どんどんファンの子が離れていきそうで心配だよ。

 そういや本当にどうでもいいことなんだけど、中学1年生の1回目の中間テストでいきなり方程式とかやるか? 早くね? 超進学校か?

 

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 あぁ〜、帰ってきたナチュラルボーン狂気〜、第5話。一ヶ月以上焦らされた身体に容赦なく降り注ぐこのテンポ。まじでさ、幼女先輩はこのアニメをどんな気持ちで見守っているというの?

 やってることは至極真っ当な幼女アニメなんだよ。敵キャラの嫌がらせで悪夢を見ている人の夢に入って救援し、現実世界でも仲を深めていくというだけの展開。いわば戦闘なしのプリキュアみたいなもんで、そこに狂気もファンキーも介入する余地はない。無いはずなのに……適宜狂気。作画リソースが特別多いわけではないはずだが、確実に「今のそのカットいる?!」みたいなわけの分からない画が放り込まれ、「今一瞬別次元にトリップしてたよね?」みたいな野放図な脚本が挟まれる。これだけの「あそび」を持たせて30分枠を展開していくのって、制作側は一体どんなオーダーでアニメを作らせようとしているのだろうか。そりゃね、サンリオアニメなんだから販促が一番なのだろうけど……もう、そんなところは目に入らないんだよなぁ。

 例えば今回の軽い二度見ポイントは、冒頭の下駄箱のでまいらちゃんが下駄箱の中を匂ってるところとかがあるんだけど、それ以外にも大胆に「今の何?!」がぶっ込まれ、前回のまいら覚醒以降、このやりたい放題感がどんどん増幅している。やはり脱脂粉乳の2人の暴走感は脳髄が痒くなるような快楽を伴っており、「人の夢の中に入ってなお、そこでイメージに苛まれて苦しむぺこと、そのぺこのイメージにすら容易に介入してツッコミを入れてくるみゅー」という謎の連携が恐ろしい。まいらはまいらで、本当にどうでもいいシーンで3回パンかましてきたり、とにかく画面の中での最大瞬間風力をあげることしか考えてない。悪役トリオもそんな流れに棹さす一方だし、誰一人この空気を止められるキャラがいないのだ……もう、身をまかせるしかない……。

 それにしても、まいらの台詞回しを聞いてると、なんだか全盛期のケルベロス(つまり久川綾)みたいな風格を感じるな。何故マスコットの方じゃなくて女の子の方にマスコット風味を強く感じるかは謎だけど。ちなみに久保ユリカに関しても、今期は「つぐもも」で良い仕事が拝めるので、謎の関西弁サービスクールに突入した感がある。今後は毎週ちゃんと放送されるかなぁ。

 

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 幼女先輩たちはついてゆけるだろうか? 桜井演出のこのスピードに……第4話。このスピードのアニメで育成された幼女たち、将来どのアニメをみても物足りなくなりそうで怖い。常時1.3倍くらいの速度で回されてる感覚だし、他のアニメが「止まって見えるぜ!」みたいになるんじゃねぇかな。そういう幼女たちは、もう桜井作品以外を見ても満足できない身体になってしまい……もしかしてそういう調教なのか? 幼女調教なのか?! 教えて幼女たち!

 というわけで、4話にしてこれまでの最高速度が出てたんじゃねぇかっていう振り切れた展開力。ただでさえ隙間なくセリフで埋め尽くされてる作品なのに、加えてまいらがマシンガントークのキャラなもんだからますますかしましい。まいらのテンポにナチュラルについていってるゆめちゃんのコミュ力(理解力か?)も尋常ではなく、この世界の住人たちは常に即興コントでの反応を求められているかのようである。バンクシーンが来ると「よかった、ここで一旦情報の荒波が止まる……」ってホッとする作品、なかなかないぞ。普通バンクって一番盛り上がるところちゃうんかい。

 そして、そんなまいらさんのところに新たな畜生がやってくるのが今回のお話なわけだが、その中の人は久保ユリカであった。彩沙とシカコ、強烈な関西コンビ結成と相成ったわけだが、冷静に考えると京都府民と鹿県民、まいらのコテコテ大阪設定からは微妙にずれてたりもする。これ以上マシンガントークなキャラが増えると大変だから勘弁してくれ……と思っていると、さらに今回から悪役トリオが正式にエンカウント。なかなか休む暇を与えてくれない。黒い三連星もキャスト陣が強烈だし、怒涛のように専門用語を連発して勢いで押し切るスタイルで「初対面のくせに分かり合いすぎだろ」という謎シチュエーションもぶち破って去っていった。ほんとに優しくないアニメである。「ブラックスキーマ」って普通に専門用語としてありそうな概念だよな(多分無い)。

 一応、真面目に気になる要素を1点だけ上げておくなら、今回のことでまいらは無事に「相方」を手に入れたことになっているが、残念ながらゆめ以外の一般人には公開できないイマジナリーフレンドどまりだし、今回のインタビューでも詳らかにされたように、まいらの表裏の顔は本人も割と大きな齟齬を抱えていることが分かっている面倒な問題のはず。学内であれだけおおっぴらにイメージブレーカーな活動をしていたら遠からず本業に影響が出るはずなのだが……その辺の暗い部分に触れそうな作品ではないよなぁ。今回のことでめでたしめでたしっぽいよなぁ。まぁ、それでいいんだけどさ。

 とか言ってたら、なんと今作もいよいよコロナダウン。うぇーん、どうしたらいいんだよぅ。ことここに至って、流石に状況の重大さが身にしみてきたぞ。頑張れアニメ業界。

 

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 桜井弘明作品、他人の夢に入りすぎ問題、第3話。いや、単にシャミ子との連チャンってだけだが……でも、斉木楠雄もそれくらいは出来た気もするので下手したら3連続かもしれんな?

 初回放送で感じた予感のまま、ブレーキ無しで突き進んでいる作品。何しろ3話目のコンテが大地丙太郎、しかも作監には藤井昌弘氏まで参加しているという。ある意味おっちゃん世代からしたら青春真っ只中みたいな布陣やで。ちなみに作中の少女漫画を描いてるのがこげどんぼのせいで嫌でも時代を「デジキャラット」の時にまで引き戻されるのもたまらない。これはサンリオなのか? サンリオはこれなのか?

 まぁ、そんなわけでニチアサというにはちょいとズレてる感じもありつつ、ニチアサの中では一番楽しみな枠になりつつありますね。あ、キラメイとプリキュアも悪くないよ。でも、プリキュアは一足先に放送休止を発表してしまったし、今年はどこのアニメ枠にとっても試練の年になりそう。今作はそのあたりを乗り切れるか……。まぁ、事情が事情なんだし、無理して乗り切る必要もないんだけどね。この提供枠なら、再放送だけでもいくらでも繋げるだろうしな。

 そうそう、3話目になってもう1つブーストがかかったのが、まさかの切り口で飛び出した関西弁アイドル・まいらの存在。およそ「幼女向け」のヒロインキャラではなさそうなのだが、個人的にはエンジンかかった関西弁の伊藤彩沙というだけで加点要素なのである。百地たまて、市ヶ谷有咲、花柳香子とステップを踏んだずんぐりピンクの新たなる進撃。純粋に聞いてて気持ちのいいお仕事の出来る子なのよねぇ。その辺りのキャストも含みで、まだまだ伸びしろの尽きないアニメな気がする。出来ることなら、このまま休止無しで走り続けて欲しいところだ。

 

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 たまにこういうストレートにいい話やるの勘弁して、第81話。いや、びっくりするくらいにベッタベタの話ではあるんだけどね。まんが道は良いお話だなぁ(だいぶ違う)。

 こうした長尺アニメ、特に東映作品の場合、ライターが一人に統一されないので話数によって随分印象がばらつくことがある。それは良い部分も悪い部分もあり、もしかしたら作中で齟齬が生じる可能性もあり、純粋なお子さんたちがまっすぐな視線で作品を見て「あれ?」と思ってしまうこともあるかもしれない。ただ、だいたいにおいて(特に大きなお友達は)このばらつきをそれぞれの味わいをして受け入れる場合が多く、今作はシリアス回とギャグ回の見事なまでの温度差なんかは作品のムラというよりも懐の深さと受け入れて楽しむべき要素である。

 もちろん、そうしたばらつきを認めるためには作品に通底した何かが必要になってくるのも事実で、今作の場合は一貫して「人と妖怪」という関係性のドラマが下敷きになっており、だいたいにおいては「やっぱり人と妖怪がわかり合うのは難しい」という落とし所になる。今回だってやっぱりそういう「差異が強調されることの悲劇」が描かれているわけだが、普段とちょっとテイストが違うのは、ひでり神の方が積極的に人間と交わろうとしていたところを、鬼太郎が強く止めるという構図である。これまでも鬼太郎はいろんな妖怪に「人間と関わりすぎるなよ」という警告は出してきたわけだが、今回のひでり神は「人間のことをよく知らないから調子に乗ってでしゃばっちゃう」系の妖怪ではなく、本人もきちんと人間社会のことをリサーチし、文化を理解した上であくまで「外見上の違いが大きすぎるから鬼太郎に仲介役を頼みたい」という変わり種妖怪である。どう考えても「突然漫画家の才能を開花させて大成する妖怪」っていうデザインにひでり神が選ばれた意味がさっぱり分からないのだが、まぁ、その辺は気にしてもしょうがない。スタッフはどうしても熱血漫画家話がやりたかったのだろう。ある程度人型で、さらに「明らかに人と違う外見」を持ってる妖怪だったら割と誰でも良かったはずである。

 そうしてひでり神が駆り出されてたっぷり見せてくれた「漫画家人情話」。これが本当にベタでありきたりな話なのだが、王道を行くが故か、なんか無性に感動的な話になった。正直、クライマックスではちょっともらい泣きしてしまった。作中では横暴な一部の編集者以外にあまり理不尽な要素がなく(ねずみ男はいつも通りなのでしょうがない)、素直に感傷に浸れるだけの場面設定が整っていたおかげだろうか。普段なら「人間の醜さ、酷薄さ」ばかりをあげつらうツールになっていたネットやツイッター界隈の技術も今回は「良い話」をサポートするための舞台装置として機能しており、今作の徹底した「現代の妖怪話」づくりに一役買っている。まぁ、本当に今回の話は妖怪である必要が無いのだが……たまにはこういうのもいいよね。

 途中でやたらとインパクトのでかい止め絵が連発されるシーンがあったり、演出方向にも一癖あって愉快である。個人的にはひでり神が原稿を燃やしてしまうシーン、彼の隻眼に映る情景が炎と涙で重なるカットがやたら印象的で気に入っている。こういうお手本みたいないい話が見られると、「やっぱり鬼太郎は子供の情操教育に良いアニメだなぁ」と思えるのである。まぁ、たまに時事ネタとか政治ネタがどぎつい時もあるけどね。今回もさりげなく違法漫画サイト叩きになってるあたりがニクいとこである。

 

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 お手本のような起用、第59話。今期鬼太郎は色々と良いところがあるわけですが、その1つが、コンスタントに起用される青二キャストですね。青二は安定感のある役者が揃っている上、選択肢が豊富なので毎度充実感がある。

 というわけで、今回は流石に書かないわけにいかないな、というくらいに濃密すぎる桑島法子回である。もうね、「桑島法子マニュアル」の1ページ目に書かれてるくらいに真っ当で、模範的な使い方。最初から最後まで最高のお話でした。日本人男性にアンケートをとったところ「理想の死に方第1位」が「桑島法子に呪い殺される」であることは周知の事実であるわけで、今回の後神のようにピュア&ヤンデレのサイコな姿勢を打ち出すのは、すでに伝統芸能とすら言える領域である。これまでも鬼太郎の中では何度かキャストとして登場しているが、今回がおそらく一番のメイン回。まっすぐにキュートな声が聞けたのは久しぶりだし、そんな声で呪い殺してくれたり、大胆にプロポーズしてくれたりというサービスがたっぷり楽しめるのはまさに今作ならではの部分ではなかろうか。ありがとう青二プロ。ありがとう桑島法子。真実の愛を手に入れるまで、永遠にゴーイングマイウェイ。

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 君は、本当に素敵な女の子だね、第48話。そりゃクライさんだって満足するに決まってますよ……かっけーんすよ、はなさんは……。

 ラストバトル。盛り上がらなきゃ嘘の1本で、当然毎年の事ながら思い切りリソースをつぎ込んだ名シーンの連発になるわけだが、もう、本当にしびれますわ。歴代主人公プリキュアの中でも、筆頭候補になりうる存在だと思います、野乃はなさん。まさかの劇場版またぎのアンサー。「私のなりたい野乃はな」の姿である。本当に最初から最後まで一本気で、まっすぐなヒロインだったのだなぁ。

 最大の見せ場となったのは、やはり単体での特殊変身シーンだろう。バンク以外の変身は過去のプリキュアシリーズでもそこまで多くないと思うのだが、はなの場合、それが「立ち上がり、前を向き、走り出す」という変身になっている。力強い踏み込みからの劇的な復活の演出。劇場版でも打ち震えたものだが、勝るとも劣らない名シーンである。そして、「みんなからの声援を受けて強くなり、巨悪を打倒する」という展開は毎度のお約束であるはずなのだが、今作のプリキュアはそれだけでは終わらない。そう、彼女は他人からエールを受け取り、そこからさらにエールを返すのである。みんなにもらった力を、さらに世界に届けていく。ここでもブレないエールの信念がある。結局、プリキュアとは象徴なのだ。それは人それぞれの持つ知恵であり、力であり、愛であり、そして元気なのだ。全てを受け止め、全てを捧げ、全てを抱きしめる。そんな存在に、はなさんは「成った」のである。

 ちなみに、最後にエールに駆け寄ってみんなで抱きつくシーン、ルールーが抱きついているのははなさん本人ではなくえみる(あとほまれ)であることに注意が必要である。

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