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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 旦那デレるの早いな、第2話。まー、これ以上ヒロインを落としてもしょうがないし、光明がさっさと見えた方が物語はスムーズである。

 ごめんなさい、先週書いたのと同じことをもう1回書きます。ほんとに今作は声が良いです。とにかくそこです。先週は新番チェックということで多少前がかり気味に評価せねばと意気込んで観ていたので耐えられた部分があるが、改めて余計な負担がない気楽な状態で視聴した時に、「30分エンドレスでうえしゃまウィスパー」という作品の構造自体が危険物です。なんかもう、「このまま俺、死ぬのかな」って思えるくらいに天国にギリギリ近い場所にあります。そんで前回も書いた通りに、ヒロイン・美世の最大の理解者である旦那のお付きのおばちゃんがCV桑島法子ということで、「どこを切り取っても声がいい」の純度がさらに上がる。そして今週、更なるとんでもない展開として、過去に唯一美世に肩入れしてくれていた優しい使用人が能登麻美子であることまで判明した。まさかの北陸連合軍である。もう、ここにちかぺも呼んできて北陸地方の独立を宣言してくれまいか。

 富山・石川・岩手の地方勢が手を組んでこの作品の善性を高め、対する悪女サイドは東京(佐倉さん)・大阪(植田佳奈)という2大都市というのもいい配置。まぁそれは冗談としても、植田佳奈の継母役もいい具合に性格が捻じ曲がってて良いし、佐倉さんのクソむかつきボイスが圧倒的なのも前回触れた通り。全ての声の配置があまりに完璧で、「ひょっとして、自分好みのキャストで自動再生できる異能を手に入れてしまったのでは」と不安になるくらいである。BGMの量も少なめで、ただ細やかに漏れるうえしゃまウィスパーに身を委ね、このシンプルなシンデレラストーリーを眺めるだけ。ありがたいことに2話目もグラフィックがばっちりで、美世の顔はどんどん可愛くなる一方である。なるほど、このタイトルはよくできている。私の幸せなアニメ。ありがとう人類。

 

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 Where is 人の心、第11話。おりてもおりても底の底がある。まさにアビスそのものを体現しているかのような作品である。

 ファプタの暴虐は、ついにレグでも止めることは叶わなかった。白笛とレグという最大戦力を突破され絶望的な戦局。しかしそこに颯爽と現れたのはベラフとナナチ。まさかナナチのことを可愛いじゃなくて格好良いと思う日が来るとはね。おニューのメットがバッチリ決まっているし、登場後の立ち振る舞いはまるで主人公。これだけもふもふなのに決めるところを決められるのは最高だぜ。ただ、ナナチ自身はまだ特に何かをやったわけではない。それでも現時点では一番視野を広く持って分析できているのがナナチで、ベラフとの意識共有の時間が長かったおかげだろうか、どうやらヴエコのことやワズキャンについても把握しているようだ。そして、当然この状況からまだワズキャンが何かを狙っていることも……。生まれ育ちのおかげで、人でなしの思考を追跡するのは得意ですからね……ワズキャンもあの上の階層のアレに負け劣らずナニな奴なのが怖いよ……いや、目的意識ははるかに人道的なのだろうけども。

 流石に三賢、ベラフが持ち込んだ決戦兵器は強かった。それは香りを介しての「イルミューイの記憶」。これまでただ無心に何かを集め続けたベラフのこと、このファプタの乱ももしかしたら想定の内だったのかもしれない。自分が償いとして残せる最大のものは何かを考えた時に、ファプタに与えられるのは母の記憶。そして、これが見事に効果覿面だった。ひたすらに村を滅ぼすことのみを使命としてきたファプタの脳に余計な記憶が刷り込まれ、行動が鈍る。残念ながらナナチ曰く「これで止まる姫様じゃねぇ」ようだが、このまま進行していたら、もしかしたら融和の可能性もあったのだろうか。

 しかし、この世界にそんなハッピーエンドが訪れるはずもない。かつてヴエコたちがあれだけ苦しんだのは、ここが奈落の底だったから。そして、長き時を経て、ここでもまたファプタの邪魔をするもの、それは奈落そのものなのだ。村の封印が破れたことで、深界六層の重みが一気にのしかかる。ここまでの「村VSファプタ」という構図をいとも容易く、無惨にひっくり返す純粋な暴力。そこには信念も何もない、ただ暴力があるだけだ。ファプタが生きてきた意味が次々に無に帰す中、ファプタはいつしか目的も見失っていく。ただ目の前にある障害にぶつかり続けて、ついには壊される。かつての母のように、また奈落によって壊される。それは、誰にでも等しく降りかかる奈落の摂理なのだ。

 村の連中は、もちろんイルミューイへの恩を忘れたわけではない。ファプタが滅ぼそうとした村がファプタを生かす。彼女はこれから何を目的に生きればいいのか。それはまだ決まっていないが、最後の最後に、彼女は自分に与えられた使命を、命の尊さを思い出すのである。そう、それまで忘れていた「そす」が、最後に帰ってきた。

 

 

 

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 ミーティは九蓮あがっても不滅だから死なない、第10話。いや、そういう問題じゃねぇんだよ竹書房……。どんだけ凄絶な話を展開してもエンドカードで全部リセットしてくれるのは台無しなのか、それとも配慮なのか。

 もふもふとぐちゃぐちゃの間で。本当に今作が毎回毎回劇場版クオリティでお届けしてくれる画面の情報量の多さはとんでもないもので、今回決意の別れを選択したナナチは久しぶりにたっぷりと出番をもらってその愛らしさを嫌というほどに振り撒いてくれている。もっふもふのケモ成分はこれまでの欠席を取り返すかのように愛くるしいものなのに、そんなナナチの展開するドラマは1ミリたりともモフれる要素がない。いったい何度めとなるのだろう、ミーティとの別れを選択して前を向いたナナチ。以前であればベラフの下での永遠の安寧を選択した可能性もあったのだろうが、今のナナチには大切な仲間がいる。その仲間を見捨てるようなことを、ミーティが見ている前で出来るわけがない。「次に会う時」という途方もない約束をして、ナナチは立ち上がった。次など無いと何度も思いながらの旅路。もしかしたらこの奈落ならば、3度の再会もあるのかもしれない。

 ベラフが動かざるを得なくなった村の惨状。ついに宿願を果たしたファプタの暴虐は止まることはなく、モフモフもジュルジュルも等しくぐちゃぐちゃにしていく。これまで散々見せつけてくれた村の中の色彩豊かななれはて連中のビジュアル。順繰りファプタに襲い掛かるシーンで1人1人の顔がはっきり見えるもんで、笑っていいんだか怖がっていいんだかキモがればいいんだか、もう何も分からん。たまに可愛いのもいるし、心底不気味なのもいるのだが、それらは等しくイルミューイによって生かされた命。ファプタの目にはどれも同じような塵芥としか映っていないのだろうか。元々無くなっていたはずの命をファプタが「還して」いるのだと考えればこの暴虐もある意味で必然ではあるのだが、残念ながらリコやレグ目線ではそれは止めなければいけないものである。レグの力を信じ、そして白笛の力を信じ、無謀とも思える戦いが続く。

 ファプタとの関係をややこしくしているのは、失われたレグの記憶。リコよりも前にファプタとの約束を取り交わしていたというレグ。なんと皮肉なことに、レグが失った「約束」は、リコと交わした誓いとほぼ同じ内容である。2人で冒険に行こう。宿命に片がついたら、自分のために生きよう。それがファプタとの誓い。しかし、残念ながらレグのそれはリコによって上書きされ、「姫」の願いを果たすためには目の前のレグを倒さなければいけなくなってしまっている。悲劇に悲劇が重なり沈み続ける展開。元々この村が歪みの果てに生まれたものなのだから、どんな悲劇が訪れようとも、それをただ受け入れるしかないのだが……。

 ファプタが母の無念を忘れることは無いだろう。しかし、レグがそれをみすみす見逃すこともあり得ない。であれば、どちらかが果てるしかない。鍵を握るは未だ暗躍を続けるワズキャン、そしてその傍らでただ見守るしかないヴエコ。

 悲しみの果てに、未来を見たいそす。私は何度でも書き続けますが、久野美咲の新たな地平を切り開いてくれた今作のキャスティングには最大限の感謝を。まだまだ掘れば出てくる。声優って、素晴らしい。

 

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 なんかもう、なんかもう……第7話。ただひたすらに辛い、ということだけお伝えしたくて筆を取りました。

 いや、ほんとそれ以上でもそれ以下でもないんですけど……きっちり雰囲気作ってくるんだよなぁ……。先週のエピソードがさ、リコを中心にしたはちゃめちゃバトルだったわけじゃん。ただでさえ訳のわかんないこの奈落の底で、ようやく理解できそうな流れが来たな、って思えるような展開だったわけよ。ほんで今週何するかと思ったら、一気に過去話に戻してことの顛末でしょ? きれーにメンタル持ってかれるのよね……いや、分かってる。この作者が真性のろくでなしで、人の心を弄ぶことに特化してるのはよく分かってるよ。もういい加減慣れたと思いたかったよ。でも無理やねん、1期・劇場版・2期って小分けに出されるもんだからいちいち全重量が乗っかってくるのよ。……もう「度し難い」は今作にのみ使える特別な日本語に認定してもいいと思いますよ。

 ヴエコによる訥々とした丁寧な回想。誰もが生きることに必死なのに、それを容赦無く叩き壊そうとする奈落そのものの残虐性。それでもまだ生きることを望む人の業と、それを可能にしてしまう遺物の悪逆。やっぱりさ、奈落に降りようとした時点で人はもう終わってるのよね……バッドエンドしかないこの世界、どうやって見届けろっていうのよ。

 今期は久野ちゃんクールなわけだが、多分史上初、久野ちゃんに何度も出産させるアニメになってしまった……これがつくし卿の望み、欲望だというのか……うん、そうだね……。

 

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 メインヒロインのヘアスタイルが変わる作品は名作、第6話。まぁ、リコの場合はヘアスタイルだけじゃなくて身体の構成要素まで色々と変わりすぎな気はするけども……当代きっての変質系ヒロイン、フォスフォフィライトみたいにはならないでくださいね。

 第2期開始以降、つまり6層以降のお話は原作を1回読んだだけじゃよく分からなくって、それはアニメでもあまり変わらないかと思っていたが、やはりアニメの方がいくらか話が早い。今作最大の難点にして魅力となっているのは、なんと言ってもそのビジュアルの超越っぷり。ここまでの展開だって結構なグロやフェチに溢れていたが、6層の成れ果て村は、もう全てのキャラについてやりたい放題である。まともな外見のやつが1体もおらず、原作漫画の場合、正直「これ、どっからどこまでが1人のキャラなんだ?」っていうレベルで頭を抱えることが多かった。もちろん丁寧に読んでいけばそれで全く問題ないし、それだけじっくり味わえることが美点であるはずなのだが、どうにも漫画を読むのが苦手な私は目が滑ってしょうがない。「アニメ化まで待っとこうか」という判断になるのもやむなしである。

 ただ、アニメになったところでこのカオスすぎる空間が解消するのかという不安もあった。というか、解消しちゃったら魅力半減なわけで、いったいどうしたらいいいんだと一人勝手に頭を抱えていたものだ。ただ、そんな私の心配をよそに、アニメでも当然訳のわからん連中がたくさん出てきて、まずは村の訳のわからん理を叩きつけてくる。「これもう、どうにもなんねぇな」と思ってぼんやりと眺めていたのが先週までで、今週は思い切りバトルものの様相を呈し、一気に見やすくなった。「でかい敵相手に戦う」というビジュアルのおかげで見やすくなったのもあるし、住人たちが一致団結して1つの目的に向かっていることがわかりやすいので、余計な心配事が減ったというのも大きな変化だろうか。正直、村の住人の「価値」という概念があまりに漠然としており、「これ、もう誰が何をやり始めても文句言えないやつやん」と思っていたので半分匙を投げていたのである。こうしてみんなのモチベーションを合わせて集団行動をとることもできるのね。

 冒頭、リコがナナチのために犠牲になろうとする姿を見て「そういうとこだぞ」と文句の一つも言いたくなったが、その後のなろう系主人公みたいな機転の利かせ方で汚名返上。単にうんこしてるだけのヒロインじゃないぞ、ということを見せつけてくれた。リコの強みって、こういうところで物怖じしないし、一度これと決めたらやり通せるだけの胆力がある部分なのよね。如何せん奈落世界じゃその思い切りの良さが致命傷になりがちなだけであって。ちゃんとレグがついてきてくれれば、リコのコントロールも取りやすくなってくるだろう。ついでに今回は白笛の完成からプルシュカとの友情タッグというアツい見せ場もあったし、久しぶりに少年漫画的に盛り上がれてとてもよかったです。プルシュカがフラッシュバックするとおまけとしてどっかの度し難い奴も脳裏に蘇るのはどうかと思うけど。

 それにしても……やっぱ成れ果てのデザインがすげぇなぁ。一番話の分かるマジカジャが今回騎馬の如き立ち位置で素直に協力してくれたもんだから、周りのみんなもだんだん「人っぽく」見えてきたのが恐ろしい。最初はあんなに話がわからずに右も左も定かじゃない世界だったのに……ほんでマアアさんのポジションな……今週初めて気づいたけど、マアアさんだけ最後のクレジットが「マアアさん」なのね。そこまでが名前なのかよ。

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 Do IT happy 大団円、最終話! 予定調和ではあるのだけれど、これで良いのではないでしょうか。

 最終話で(ほぼ)全バンド登場ってことで、おそらく各バンドが持ち曲を繋いでいく展開にはなるだろうと思っていたが、やはり30分ではなかなか厳しくもあり、かなりダイジェストな展開にはなってしまう。ことにBVLやクリクリは本当に演奏シーンが一瞬だけで可哀想だとは思ったが、そのために事前にお当番回をやっていたのだから致し方なし。改めて見ると、今回フェスに参加しなかったバンド(トラクロ&霧幻庵)はその分お当番回を1チームずつでもらってるというバランス調整になってたわけだね。さらに、フェスの会場の観客席を見るとほぼ全ての既存バンドの面々が顔を連ねているというサプライズもあった。いちいち確認してないけど、真っ先にゼロティクの姿が確認できたので、おそらく他のコラボバンドたちは大体揃ってたんじゃなかろうか。いないとしたら、単純に会場に来られないっていってたペタルス、そしてまだこのタイミングでは結成していないと思われるクロノアトモスフィアぐらいじゃなかろうか。

 そう、「このタイミング」なわけですね。最終回で一気に設定が開示されて明らかになったのは、ジーペがどういう存在だったのかという謎である。突然のラメカ登場から開示されたエピソードは「どないやねん」の塊ではあったが、とにかくジーペは最初は悪い地縛霊だったことが明かされた。つまり、今期のお話は「ましゅまいれっしゅ!」とショバフェスの間の時間軸であることが公式に明かされたわけだ。あれ、だとしたらゼロティクの結成ってショバフェススタートよりも前だったんだな。まぁ、ぎゃらこ達が爆誕したあとにしばらく大学で活動してたんだろうね。

 とりあえず、ショバフェスプレイヤーにはきっちりサプライズを提供し、それなりに満足いくエンディングを提供してくれていたと思う。ラストソングとなった「アノカナタリウム」も良い曲だったし、まさかの全バンドボーカル揃い踏みは短いながらも魅力的なシーン。ヤスとクロウが女性ボーカルと同じ高音域で強引に合わせられるもんだから、チタンだけ空気読んでないみたいになったのはちょっと可哀想だったけども。いや、あれはあれでええんやで。いつの間にやらこいつらすっかり仲良くなって、まさかあのシーンで「チタンに謝れ」が出てくるとは思わなかったので笑ってしまった。ハッチン、本当にポジションが可哀想だけど健気で憎めないよなぁ。そしてロムインパクトがメンバーだけでなくどこ指にも効いてしまうことが正式に判明した。双循まであれで丸め込まれちゃうのはどうかと思うのだが……まぁ、そんだけロムが偉大な存在だったということにしておこう。

 ラストの演奏シーンはミューモンモデルも悪くなかったし、きっちり作画されたアニメーション部分も情感がこもっていてよかった。特に気に入ったのはサビ入り直前のヒメコの表情とかかな。さっぱり爽やか青春絵巻、ましゅましゅの物語はこれにて一旦幕引き。次、アニメの続編が来るとしたらどんな話になるかなぁ。

 

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 ペタルズの出番、多分これで終わり、第11話。まー、出してもらえただけでもありがたいと思うべきなのかなぁ……。

 ラストへの溜め回。そしてがっつりましゅましゅ回。まー、やってることはいつもと同じって話なんだけどね。ホントにルユフは自分の感情を他人に預けるのが下手だな……。もう何回もこんなくだりやってるはずなんだけどね。とにかくルフデルが尊いということさえ伝えられればそれでいいということなのだろう。ましゅましゅもプラズマジカも、この世界の子らは行き詰まったり悩んだ時に海辺に行きがち。

 お互いの絆を確認するところまでは文句は無いのだが、こうしてましゅましゅがやや総集編じみた振り返りでしっかり総括して話をまとめたのに対し、まるで便乗するようにプラズマジカの方が「以下同文」的な処理にされたのはちょっと納得いかんな。まー、話数が限られてるからしょうがないのだろうが、今シリーズはプラズマジカの扱いが軽すぎるからなぁ……レトリーなんてシアンはぁはぁbotに成り下がってるし、モアもあんまりイカれたことやってくれないし。出来ればもっとがっつり枠を確保して、本当に1バンド1エピソードくらいで展開してくれればよかったのに。

 まー、今更そんなわがまま言ってもしょうがないんだけどね。次回がいよいよフェス本番、どういう流れでこんだけ集まったバンドのライブ演出を見せてくれるんだろう。

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 想像吐血 is 何、第10話。「想像妊娠」は想像上の妊娠、でも想像吐血は想像したシチュエーションのせいで吐血してしまうこと。語形成が異なるので注意しましょう。

 トラクロ回で、どこ指回。どこ指は今回のシリーズでは必ず先輩ユニットとの共演になるので、どうしても青臭さが目立っちゃうポジションになっており、アルカレに引き続いてトラクロにも「なんか教わる」話になって流れが被ってしまっている。そう考えると付き合い方が楽でよかったシンガンさんたちには感謝しないといけないな。そして厄介なことに、トラクロ、というかシュウゾーの野郎はこの世界においてはダル太夫と並んでの「超越者」ポジションにある者。どこ指連中が逆立ちしたって太刀打ちできるはずもなく、真正面からぶつかろうとすると双循ですらピエロになってしまうのがちょっと寂しい。悪いこと企んでない双循は双循っぽくないのでなぁ。今回どこ指が見せた「らしさ」って、ハッチンのニードルの硬さくらいだったんじゃなかろうか。いや、大気圏突入しながらの作曲ってのもだいぶ頭はおかしいのだけども……。

 そのほか、トラクロとプラズマジカの関係性って現状でどうなってるんだろう、とかいうのもちょっと気になる部分ではあるが、ここまでのお話からするに、プラズマジカはMIDIシティでもそれなりに名の売れた「そこそこ人気のバンド」くらいの認識にはなっているのかもしれない。考えてみりゃトラクロ、霧幻庵、BVLあたりのバンドと全部交流があるんだからコネクションだけでも凄まじいよな。そんなコネの一部に紛れ込むことができたましゅましゅはラッキーだったのかもしれん。あとモアがいれば宇宙船の操縦ができる。うむ、プラズマジカではモアの立ち位置が便利すぎてチュチュとレトリーはなんもせずに見とけばオッケーやな。

 トラクロメイン回とはいうものの、結局シュウゾーさえ出てくればそれで終わっちゃうので仕事はしてるんだかしてないんだかよく分からないお話だった。リクがマジギレしてるシーンって結構貴重?

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 アイオーン、何時間ラーメン食っとんねん、第9話。いい話風にまとめてたけど、あいつ単にラーメン食ってただけだからな。

 待望のBVL回! ……なのだが、残念ながら脚本はすこぶるどうでも良い。2期であれだけ頑張って闇から舞い戻ったちゃん様たちを、こんな適当な理由で再び闇落ち扱いにするのやめていただけませんかね。まぁ、どこまで本気だったのかは分からんが……全ての裏側を勝手に妄想するなら、(絶対脚本意図とは違うけど)実は全部ペイペインの作戦だったってのはどうだろうか。あのメイドなら、イベントにかこつけてアイレーンにちょっとでも努力するきっかけを持ってもらおうという教育はありえるかもしれないので。是非ともそうであってくれ。

 まぁ、一応BVLの新曲披露があったので最低限のノルマはこなしたとみなしても良いだろうか。いまだにMIDIシティ内ではBVLが「正体不明、所属不明」なのが謎だし、あんだけの騒動があった後で、結局アイレーンたちとシアンが一体どういう関係になったのかも分からなかったりするのだが、多分その辺はなあなあで処理されているのだろう。シリーズまたぐとパラレルになるっていう話もあるしね。一応兄妹関係は良好な世界というだけでも満足しておくべきだろう。ちゃんとLINEのアドレスは交換してるの偉いな。

 BVL以外だと、前回のお当番回であまり活躍の機会が与えられなかったレイジンさんたちにちょいちょい見せ場があったのは嬉しいところだろうか。ぶっちゃけ今回の企画を見て最初に「運動会とか、どう考えてもペイペインとハンドレッコを擁してるBVLが一強すぎるだろ」と思っていたのだが、前述の通りにペイペインはきっとちゃん様のために手を抜いていたと思われるので(勝手な妄想です)、そうなるとフィジカル最強に躍り出るのはララリンになるか(一応、ういういも機動力だとトップクラスだろう)。バトルものになっても平気で参戦できるララリンは本当に進む道を間違えている気がするが、まぁ、ちゃんとバンド活動もできているみたいだ。冒頭のステージ、衣装替えで一瞬だけギター持ってたのはなんだったんだろう。

 他にも、前回確認された通りにフィジカルでなら最強の血を引くデルミンもかなり強豪であろうし、最後のリレーの結果を考えると、多分宇宙から来たモアも実は結構ポテンシャルが高いと思われる(でないと、アンカーでプラズマジカがいい試合できてた理由が説明できないんだよ。シアンもチュチュも大して運動神経がいい方だとも思えないし、レトリーはレトリーだったし)。こうして並べてみると、ましゅましゅはフィジカル強いのが多いな……どう考えてもクリクリが肩を並べられるとは思えないのだが、ツキノのパワーがどれくらいかっていう勝負かな。

 メイン部分で引きに乏しいので、登場キャラの多さにかこつけて周りの要素で勝手に妄想して楽しみました。出来れば、メインバンドの活躍はもっと絞ってもいいと思います。あ、でも次トラクロ回かー……じゃぁ別にいいかな……。

 

 

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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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