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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 御坂(の中の人)にスープカレーを飲ませるという神をも恐れぬ所業をやってのけた第4話。あ、でもタイカレーは大丈夫って言ってたから、案外スープカレーも平気なのかな。何にせよ、あんなまずそうな飲み物もなかなか無いとは思うけど。

 サブタイトルからすると妖怪「脱げ女」の方がメインのはずだが、早くも4話目にして登場してしまった上条さんの方にどうしても目がいってしまう気がする。なにせ登場から1分と空けずに説教開始ですよ。いい加減にして下さい。しかも久しぶりに登場したせいか微妙に声が変な気もするし、作画が変わったおかげか顔まで何か長い気がするし……お前よりもインデックスが見たいんだよ。インデックス連れてこいよ。あまりにハブられたおかげで他の作品に出演しちゃってるらしいじゃんかよ。時系列的にまだ駄目なのかなぁ。

 というわけで、今回は仲良しグループの活躍は控えめ。気怠い田中敦子ボイスというなかなか貴重な声を聞かせてくれる脱げ女との散歩、および上条さんとのバトルを中心にストーリーが展開する。賑やかしがいなくなり、ようやく御坂が主人公らしい出番をもらい、さらに上条さんが絡んだおかげで照れたり震えたり猛ったりと素晴らしい百面相。全ての技を封じられるという慣れない経験をした後には普通の女子中学生になってしまい、顔を真っ赤にしておびえる御坂は眼福もの。上条さんが出てくるとイライラするのだが、彼が出てこないと御坂のこういう表情は見られないというジレンマ。仕方なし。

 しかし、ストーリーが進むとこの作品の最大の難点である「あまりにおかしなストーリー進行」が浮き彫りになってくるのが気になってくる。1期のアウレオルス戦などは開いた口が膝まで落ちるようなあり得ない展開に呆然としたものだが、今回も脱げ女史の「最近の若い子はそんな考え方をするものなのだな」のくだりとか、本当にサムくて仕方がない。「論理的に考えるのが癖になってしまった」という発言自体が論理的でないし、論理的な人間はどう考えても他人に対してあのような行動はとらないだろう。いかにもラノベ的なキャラクター造形ってのは、これだけアホみたいにこのアニメを楽しんでいても、どうも気になって仕方ない部分である。

 シナリオラインの不安定さは、能力バトルにも直接関わってくる。今回「砂鉄をまとめて謎の鞭縄を構成する」という、とても元の能力から派生できるとは思えない技を披露した御坂だったが、この世界の「能力者」は技の発展に制限は無いんでしょうかね。対価も払わずに電撃と物質変換が同時に行えるなんて、どこぞのBK201もびっくりである。まぁ、それでも無敵の上条さんには通じなかったわけですが……大量の砂鉄を巻き上げてたたきつければ、マジックキャンセラーなんか関係無しに踏みつぶせると思うんだけどね。「魔力が消されて通らないなら『発生した効果』をぶつければええ」って六課の八神隊長も言ってましたよ。しかも上条さんのAMFは空間に展開せずに右手だけですから、なんぼでもつぶせる気がするんですが。主人公補正って強いなー。

 ま、なんやかんやと文句は有りつつも、今作はアニメ的な見栄えとキャラ萌え要素だけでクリア出来てしまうんですけどね。結局御坂にデレ期は訪れず、脱げ女との出会いだけが残って次回へ続く。シリアス展開になっていくんかと不安ではあったが、きちんと最後は黒子の暴走で落としてくれたので一安心。黒子は自分で脱がすのは構わないのに、おねぇ様が人前で脱ぐとなると逆上するのね。それにしても、上条さんとのバトルシーンなんかよりも、初春に迫ったり御坂に襲いかかる黒子のアクションの方が見応えがあるのって、どうよ。 

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  若手の台頭著しい中に、ベテランの存在感を見せつけられた気がする第3話。ここに来てあのキャラが田村ゆかりとは……いやぁ、素晴らしい。

 第3話は通り魔事件から幕を開けて、ようやく「ジャッジメント」がそれっぽい活動を始めるお話。「流石に2話も3話も脳髄までピンク色のギャグシナリオじゃやってらんないよね〜」と思ったのもつかの間、通り魔は通り魔でも、その目的は限りなくギャグ。御坂さんは、メインヒロインのはずがこの作品では突っ込み役、および呆れ役としてしか機能してない気がしますが、今回も一番盛り上がるべきところでは、話についていけずに呆れ顔でした。

 メインキャラクター4人で話を回すのが基本のこの作品、今回のメインは一応佐天? 初春がどうしてもアホの子に見えてしまうせいで佐天は突っ込み役だと思われがちなのだが、実はこの作品のギャグテイストは彼女の存在も小さくないことが伺える。今回冒頭ですっころんだのは佐天だし、その後も何故か回りに振り回されてお笑い要員になってしまっている。レベル0の能力者っていうのは、どこぞのツンツン頭のおかげでものすごいポテンシャルをもっている人間の超越的称号のようなイメージになってしまっているのだが、佐天さんも何か凄いことが出来たりしないもんだろうか。このままでは能力が無いせいで今回ようやくフルスペックを発揮できた初春よりもアホの子に成り下がってしまうぞ。ノルマのスカートめくりも今回は果たせず、彼女のレゾンデートルが危ないかもしれない。

 とまぁ、今回は正直シナリオラインは見どころが少ない。アニメ的には、御坂がひらめいて犯人に肉薄する推理シーンとか、眉毛ちゃんを追い詰めるサスペンス風味なシーンとかが見どころになるはずなのだが、限定はあまりに恣意的で説得力に乏しく、追いかけっこのシーンも「なぁ、わざわざ初春を使わんでも最初からスコープみたいな電子機器で見ながら追っかければ良くね?」という疑問がつきまとい、いまいち彼女たちの行動に共感が持てない。ゴール地点で御坂が「跪け!」っていって足を狙撃してくれたりすればフィナーレにふさわしいシーンになったのだが。サハロフ上等兵とメニショフ伍長に哀悼の意を込めて。

 ま、別に堅苦しいこといいながら見るような作品でもないので、きちんと画が維持されている間は特に不満もないんだけどね。着替えシーンもあったし、スカートたくし上げる佐天も可愛かったし。何が足りないかと問われれば、黒子の変態成分が致命的に不足している。ゆかりんをレギュラーにして百合風味増し増しにしようぜ。

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 いくら貞操が危険だからといって、ジャーマンは危ない気がする「とある黒子の変態性欲」第2話。なんだろこのアニメ……さんざん「ささめきこと」の感想で百合について思索したのに、もう、これはこれで一番視聴者が見たいところなんだよな……素敵です。

 基本的にギャグなので、シナリオ面について語るべきことは何も無い。1にも2にもテンポが全ての馬鹿作品。序盤からの黒子が拗ねるくだりはベタな上にちょっとダレちゃったかなぁ、と思いかけたのだが、1回目に拗ねたところでは御坂が「お前が悪いんだろうが」と突っ込みをいれて電流爆破オチ、2回目に拗ねた時には「いきなり過ぎてついていけない」とのコメント。そう、見てる側の印象もまさにそれ。誰がどう見ても頭から尻まで全部黒子が悪いわけで、一方的な変態愛欲が空回りしたところで、拗ねられても「いや、お前のせいだし」というのが普通の感想なのだ。どれだけセンチメンタルなイメージの映像を流そうとも、その絶対的な視点はそうそう動くもんではない。内心「これで御坂が揺れたら興ざめだなー」と思ってたところに、普通に「ついていけない……」という感想だったのですとんと腑に落ちた。良かった。御坂さんは普通の神経の持ち主だ。

 その他にも、映像的には御坂の幼少期の映像(どうみてもラストオーダーにしか見えないのは当たり前か)とか、黒子のランジェリーアピール、プール掃除で汗に透ける女子中学生、黒子のテレポート下着強奪、電流レイプオチと、とりあえずやることは全部やっている。初春のスカートめくりミッションもきちんとクリアだ。全てのシーンがご要望にお応えするために作られており、これでは「禁書目録」とは一体何だったのかと考えざるを得ない。何か冒頭アバンで誰か出てきてたような気もするけど、気のせいでしょう。

 そして、この作品で最も神がかっているのは、そのキャスティングである。初春(豊崎)、佐天(伊藤)の2人に加えて、ちょい役で登場した黒子のクラスメイトは戸松と南條愛乃。ほんと、最近は若手が元気だなぁ。そして寮のおっかない管理人さん(?)役にはナバが登場。新井里美with生天目仁美といえば、「コヨーテ・ラグタイムショー」で結成された禁断の科学反応。声優業界でも貴重な、掛け値無しの「お笑いキャラ」2人。この2人のラジオ復活プリーズ。

 御坂の中の人については今更褒め称える必要も無いのでおいとくとして、感嘆すべきはやはり黒子の中の人、新井里美。この作品の最大の功績は、黒子の中に新井里美を入れたことだ。過剰な性欲に裏打ちされた変態百合女子中学生というのは、非常に美味しくもあるが実は危険なキャラクターで、端的に言えば非常に下世話な設定である。下手なアイドル声優なんかをこれに当てはめてしまうと文字通り「冗談じゃない」話になるし、かといって「可愛らしくない声」を当てれば、黒子の持つ魅力は表現出来ない。そこで、珍獣新井里美の出番だ。おばちゃんと言われればどこまでもおばちゃんだが、その声に含まれる恐ろしいまでの幼児性は奇跡の一品。みっこの手にかかれば、悩殺ランジェリーを身にまとおうが、通販で媚薬を頼もうが、超能力で窃盗に及ぼうが、直接手を下して下着を強奪しようが、全てギャグで済まされる。その上でそこはかとないかわいらしさとセクシャルな部分が残り、決して単なるギャグで済まさないだけの魅力も保持される。キレる黒子、もだえる黒子、泣き出す黒子、デッキブラシをたたきつけられてうめく黒子。なんか、全部すげぇ。新井里美、来年三十路。応援よろしく。

 しかし御坂と黒子が胸のことでがっかりしてるシーンは、中の人を知っていると気の利いたいやみにしか思えないなぁ。

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