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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 Oh, Japanese traditional KIMODAMESHI、第16話。海外にも肝試しの文化ってあるんでしょうかね。ざっと調べてみたら似たようなレクリエーションはそれなりにありそうだけど、今回チセたちが体験したようなデザインはかなりジャパニーズオリジナルかと思われる。前回根掘り葉掘り聞かれてたのはこのイベントのためだったのだね。

 というわけで、学生たちがペアに分かれての肝試し。普通、アニメ&肝試し&男女ペアといえばラブコメの大定番イベントであり、そこでラッキースケベはハプニングとかが起こって仲良くなったり揉めたりするものだが、残念ながらこちらのクッソ硬派な世界観ではそんな浮ついた展開にはなり得ない。そもそも肝試しの舞台となる学院があまりにも肝試し向きすぎるというか、ゴーストがふつーにその辺ふらついてるロケーションなのでレクリエーションで済むレベルじゃねぇんだわ。そんでよりにもよって主人公も含めて同性ペア組まされてるところもたくさんあるし。どうにも色恋とは無縁のイベントのようである。その代わりといっちゃぁなんだが、面倒臭い感情が色々と飛び交ってはいるのだけど。

 なんだかすっかり主人公みたいなポジションに落ち着いてしまったリアン。フィロメラをめぐる騒動の鍵を握るのは彼になりそうなので、みんなして彼の顔色を窺いつつ、リアンもフィロメラも不幸にならないように気を遣ってくれている。本人もアイザックをはじめとするお友達連中が気にしてくれているのは分かってるみたいなのだが……どうにも、チセとは違ったタイプの不器用キングらしく、厄介な背景を抱えた魔術師社会では、まだ答えも見えないようである。となりのアイザックさんもまだまだ苦労は多そうである。

 一番意外だったペアはゾーイ&ルーシーだろうか。前回「問題が一通り解決した組」としてくくってしまったが、一応どちらもチセに助けられた立場で、多少余裕を持って周りの状況が観察できるメンタルになっているのだろう。まぁ、だとしてもゾーイと2人だけで気兼ねなく話せるルーシーが見られるとは思ってなかったけども。今後は是非ともうまい具合にチセさんのサポートにまわってあげてほしい。

 そしていよいよ直接の対峙、我らが主人公・チセさんと、底知れぬ腹黒オーラも漂わせているヴェロニカさんのマンツーマン。ふむ、どうなんでしょうね。ヴェロニカさんは確かに「いい人」ではなさそうだが、彼女がフィロメラに向けている感情は決してネガティブなものではなさそうなんだよね。乱暴に括れば「主従関係」ということになるのだろうけど、ヴェロニカさんは割と享楽主義というか、心のどこかに常に刺激と余裕を持っておきたいタイプの人。フィロメラがあの通りの性格、あの通りの家柄なので不必要に拗れた関係性に見えるが、もしフィロメラがもっと健全であったなら、関係性はもっとずっと簡単なものだったのかもしれない。今のところヴェロニカ側からチセに対して悪意ある行動をとっているようにも見えないし、案外このままフィロメラをだしにしてスッと理解し合える可能性だってあるのだ。まぁ、個人的には「上田麗奈ボイスのクソ女(仮)」にはこのまま穏やかに終わってほしいとは思わないけども。

 

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