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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「薬屋のひとりごと」 5

 だいぶ長くなってしまったが、これにてようやく、ほんとにようやく今期の新番チェックがゴールに辿り着いた。今期提出された新番チェックは63本。これに前期からの引き継ぎを含めた68本が今期最大視聴本数となる。なるが……馬鹿か! 無理に決まっとるやろがい! 奇しくもこの68という数は、私が生まれて初めて音を上げてギブアップ宣言した今年1月期と同じ本数。そして1月期の場合は2クール引き継ぎが多かったため、新番チェックの数だけでいえば52本どまり。今期はそんな歴代最高記録を一気にぶち抜き、史上最多新番チェックとなった。そして68本の内実を見ても、1月期はショート枠3本を含んだ数であり、今期ショートは一応「トランスフォーマー」1本があるが、残りは全部普通の枠なので視聴時間で見ても史上最長を更新。もはや人間の所業ではない。当然無理な話なので、今期はもう、開き直ってバシバシ切っていこうと思っています。実際、すでに3話を経過した作品も多いので切る判断はリアルタイムで進行しています。気になる人はまとめページをチェックだ。今後も随時更新されるぞ。最低でも10本は切りたい。できれば50前後までセーブしたいのだが……免罪符として採用した「N話切り申告制度」も、あまりに数が多くなると今度は罪悪感が……(もう、死んだらええねん)。

 閑話休題、そんな修羅の世界で最後に放送されたのがこちらの作品なのだが、作品本体の話の前にもう1つ愚痴らせてくれ。こちらの作品、放送が読売系列で、いうたら「フリーレン」と同じ局なのだが、関東の「日本テレビ」と違い、関西の「読売テレビ」は深夜アニメの扱いがすこぶる悪い。フリーレンは金ロー経由という荒技を使ったおかげで見事新規のアニメ枠を獲得してほぼ関東と同時進行で放送される枠を確保できたが、こちらの作品、読売にありがちな「放送クッソ遅延枠」になった。当初の予定では日テレと大差ないタイミングで放送される予定だったはずなのだが、なぜか知らんが直前になって放送時間が変更されて1週間のディレイが発生。その時点で「ハイハイ、読売読売」と呆れていたのだが、放送枠は例によって他の番組(訳のわからんバラエティ)と抱き合わせで1つの枠という、レコーダーでの予約録画が面倒臭いクズみたいな枠。かてて加えて、日テレを含む他の局は3話一挙放送だったらしいのに、なぜか読売は1話だけで終わった。もう、何もかもが不遇である。

 3話一気に来ると思ってたのに1話しかなかったので流石に心折れたので、一旦ケリをつけるためにここで新番チェックは記録させていただくが、同じくめちゃめちゃスタートが遅いAT-Xの方は月曜スタートで3話放送のスタイルらしいので、今後はそちらに視聴枠を移してゴミみたいな読売とはおさらばしたいと思ってます。今期頼らざるを得なかったマンパ枠もやっぱり使いづらくてしょうがないし、できれば見切りをつけたいところ。ほんと、読売なんなの。他局に譲れよこの野郎。

 閑話休題の閑話休題。さて、ようやく作品本体の話だが……上述のような理由で「3話まで」じゃなくて「1話だけ」での評価となっている部分はご容赦願いたい。よそさんで3話放送してるってことは、多分それなりに期待がかかっている枠なんじゃなかろうか。何しろ最近なら「【推しの子】」「MyGO」「フリーレン」「ラグナクリムゾン」と並んでるのが「一挙放送作品」ラインナップですからね。そこに居並ぶということは相応のクオリティが出てくることを期待してもいいはず。はずだが……まぁ、普通かな……。映像部分は取り立てて瑕疵があるわけではないが、そこまで大仰に盛り上がるほどではない。まぁ、政策はOLMなので多分平均やや上くらいで推移すれば御の字だろう。監督はこれまで長らく「まほよめ」に携わってくれていた長沼範裕氏が担当しており、こちらも大崩れはなさそうな印象。原作はなろうということだが、だいぶ古い作品のようなので腐臭が漂うようなゴミ作品ではないはず。気持ちとしては「本好きの下剋上」みたいに、なろうマウントやら何やらは存在しているが、まだ手垢がついてない状態で「ちゃんと考えて書いたチート」になってくれることを期待したい。

 設定はいわゆる「後宮もの」で、中華風ファンタジーでの後宮ものといえば「後宮の烏」があったが、あちらに比べるとキャラのデフォルメが強めなのであんまり「すらっとした綺麗さ」ではないが、そこはちょいと雑多な賑やかさみたいな部分でフォローしており、画面の雰囲気も決して悪くはない。美形は美形で描かれているし、「アジア系のお話のくせに全体的におっぱいが大きい気が……」みたいな印象も、「後宮なんだから当たり前だろ」と言われれば全くもってその通り。主人公の猫猫が絶壁を誇っているようなので、その辺のギャップからせいぜい女の子同士でおっぱいを押し付け合っていただきたい(そういう作品?)。

 描写についても最低限の配慮は感じられるものになっており、冒頭の人攫いのくだりがあまりにあっさりしていたところは「どないやねん」とは思ったが、例えば「遣り手婆」という言葉が本来の意味で使われているのを久しぶりに聞いた気がするなど、文化的背景を蔑ろにしないだけの意識はあるんじゃなかろうか。初回の「薬知識マウント」は地味なものだし、「頭痛? 腹痛? 妙だな?」みたいな展開はいささか突飛ではあるのだが、まぁ、コネを繋ぐ最初のパートは多少無理があるのも仕方なしか。今後、繋がりが強くなってからはもう少し丁寧に人間関係に触れてもらえたらありがたい。

 多分、私の中で読売への憎悪がちょいとバイアスをかけてしまっている気がするので、改めてAT-Xさんに頑張ってもらい、少しずつ印象を改善していけたらとは思っている。そして、それとは別に私が作品を切っていく勇気を与えてほしい。

 

 

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