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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 龍虎相見ゆ、第8話。いいね、こういう大仰な展開があってこその軍記物。それこそ初めて三国志とか読んだ時の高揚感を思い出すね。

 金沢夜襲こそ失敗したものの、長野方面(奥越)での侵攻は思いの外進んでいたらしい。しっかりと進路を確保した桜虎たち聖夷軍は、そのまま改めて石川方面へ。難を逃れていたかに見えた龍門たちは、これにて再びのピンチとなった。全軍を結集とはいうものの、聖夷軍の見立てではその数6000。数万を誇る侵攻軍に比べれば多勢に無勢もいいとこである。

 ……今までたまに思ってたんだけどさ、こういう戦記物の「兵力数」って具体的にどうやって計算してたんだろうね。日本の戦国時代でも、それこそ三国志でもいいんだけど、「敵軍です、その数数千!」とかいう報告がパッと入ってくるシーンって多いんだけど、そんな大規模な人数の把握ってどうやってたんだろうね。こんだけいろんな作品で描写されてるってことは史実に基づいて何かしらの方法があったんだろうけど……何となく1000超えたらもう「たくさん」になっちゃうんじゃ? みたいな気はする。まぁ、とにかく龍門が周りの兵士をかき集めたところで、侵攻してくる聖夷軍には太刀打ちできないことが確定したらしい。

 そしてここからが最大の見せ場。軍を集結させたということで、桜虎側だって当然警戒レベルは上げる。何しろ相手はあの龍門なのだ。その兵力でどんな手にうって出るかは慎重に見極めなければいけないだろう。しかし、実際龍門が選んだのは「籠城」。ジリ貧の状況に改善の余地を与えぬ苦肉の策。なるほど確かに、これは逆に怖いのかもしれない。

 そうして自らの名声と実績の裏付けを最大限に活用し、龍門は「相手をびびらすにはとにかくブラフは徹底して」という承太郎メソッドを展開。「ちょっとの軍で出て伏兵を匂わす」だとボロが出るかもしれないが、いっそイカレちまったような「単騎出陣」であれば訳が分からなすぎて相手が勝手に深読みを始める。いや、しないかもしれないが、それに賭ける。そして、それが出来るだけの胆力が龍門にはあったのだ。

 龍門が催した深夜の茶宴。その執拗な描写はすでに失われてしまった「日本」時代の雅の名残。桜虎もその作法が完璧なものであることを理解してたってことは一応この時代にも茶道という文化はある程度の階級以上には残っていたようだが、そんなもんを戦場で見せつけたところで本来ならクソの役にも立たない。そして、役に立たないからこそ、全力での「振る舞い」が恐ろしいものに映るのである。

 桜虎が本当に人民のことを考える統治者であることはそこかしこで語られた。彼女が作り上げた英雄像の一部は虚像には違いないが、それでも彼女の中に燃える復讐心に偽りはなく、世が世であれば一国を任せることができる一角の人物だったのかもしれない。しかし相手が悪かった。龍門光英はそんな健気な女の上を行く「もののふ」であったのだ。龍虎といえば聞こえはいいが、常に戦場に生き、幾つもの死地を乗り越えた「龍」と、いきなり担ぎ上げられ、急拵えのカリスマに支えられた「張子の虎」では比肩するものではなかった。哀れ、「雅」をもって「武」をねじ伏せられ、桜虎は事実上の敗走を喫したのである。

 これだけのことをやっても、まだ龍門たちは「一時凌ぎ」だという。そして、そんな決死のパスを受け取るのは、大阪に蠢く三角青輝その人だ。未だに彼は加来たちから何を受け取ったのかはさっぱりわかっていないが、どうやら時代は確実に転換点。男の名が、また1つあがりそうだ。


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