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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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「戦国妖狐 世直し姉弟編」 5→5

 今作をもって、怨嗟を抱えながら現世を彷徨っていた「惑星のさみだれ」の荒御魂が鎮められてたらいいな、僕は切実にそう願うのです。

 まず最初に謝らなきゃいけないのは、後になってから「もっとちゃんと観ておけばよかった」と後悔したことです。これこそがまさに大量視聴の弊害なのだけど、序盤でそこまで引き込まれる要素がないと、勝手な判断で視聴がなおざりになってしまうのよね。今作は序盤にわかりやすい「あやかしもの時代劇」のテイストがあって、狐の姉弟が妖怪の類と遭遇しながら鎮めたり、宥めたりしながら旅するロードムービーみたいなもんだろうという勝手な予断があり、いうたらちょっと「目を離して」しまった。そしたら存外早く物語に転機が訪れ、ターニングポイントとなる灼岩の喪失まで一気に進んでしまった。その辺で「えっ、思いの外シリアス」ってんで慌てて視聴を再開(?)したので、どうにも取りこぼしが多くなってしまった。これは素直に反省。

 そうして追いかけた物語はタイトルのパート分けからもなんとなく伝わってくる通り、壮大なサーガの1部として機能しており、続く第2部がどう展開されるのかは予想もつかない。至極真っ当な「物語」が形成されている。そして、そんな大きな物語を、最低限ちゃんとした映像で支えてくれたことにより、少なくとも第2の「惑星のさみだれ」にならずにすんだことで、原作者も多少は浄化されたのではなかろうか。

 想定していなかった方向に飛んだストーリーも、後から考えれば別に奇を衒ったものではなくて王道の範疇にある。こちらの誤算はてっきり主人公が真介なのだと思ったら、3人に平等に物語のウェイトがかかったこと。いや、タイトル見たらそりゃそうなるだろうが、青二才ポジションだと思っていた真介が思いの外ハードな立場に立たされたことに加え、さらにたま達も修行を必要とするような激しいバトルに巻き込まれてここまで混沌とした展開になるとは思わんかった。迅火の立ち位置なんて、未だ結論が出てませんもんね。

 2部の展開が読めないので「はやく7月になれ」と正座待機するしかないんですが、出来ることなら次が始まる前に「割と正統派で見応えのあるアニメだったよ」ということが世間に知れ渡ることを願っております。

 蛇足:彩陽の師匠キャラポジションが「ヒーラーガール」に続けて2作目なのがなんか嬉しい。そして何よりもゆかなボイスのエロい狐が出てきたことがとても嬉しい。ほら、「我が家のお稲荷様」から15年越しの妖狐展開ですから!

 
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