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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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11月4日 ドラフト模様(ISD×3)
ピック順 【Sangriter】→【Thraxi】→【Metallica】→【Serra】→【Mei】→【Alessi】
 
 人間って現金なものね。ピック中とかさ、随分慣れてきたもんだから「この環境は各色にも全然違うギミックがあって、ピックも熟練度を要する実に難しいものだ。うむ、なかなか面白いリミテッド環境だな」とか言いやがるの。1回目のドラフト終わった後にあんだけ酷評してたくせに。ごめんなさい。いや、でも慣れてくると見えてきますね、ピック中の分水嶺とか、「ここでこのカード引いとかないと後で取り返しのつかないことになる!」とか。全体的にカードが弱体化してるのは本当なんだろうけど、それならばそれなりに、やりたいことも、それをやらせないことも出来るっていう。まぁ、一番楽しむためには、勝つのが必須なんだろうけどね……ちなみに、順位は前回のドラフトとほとんどおんなじ。


    AL SE TH SA ME MT
AL  ー  ◎  ◎  ×  ×  ◎  3ー2 2
SE  ×  ー  ○  ×  ×  ×  1ー4 6
TH  ×  ×  ー  ×  ○  ◎  2ー3 3
SA  ○  ◎  ◎  ー  ◎  ◎  5ー0 1
ME  ◎   ◎  ×  ×  ー  ×  2ー3 5
MT  ×  ◎  ×  ×  ○  ー  2ー3 4
 
 
1位 【Sangriter】 緑赤 <ハンウィアーの砦守り 幽体の飛行 審問官のフレイル>

 破竹の2連勝。いや、たかだか2連で「破竹」って言っていいのか知らないけどさ。現時点で、3回のドラフトに参加して12勝3敗、脅威の勝率8割。この快進撃はどこまで続くのか。そして、ここ2戦で振り回したフレイルの数は3本。いっそ名前を「フレイル大帝」とかに変えてやろうかしら。今回のデッキは、前回の赤黒ウィニービートから色を1つ移してのシンプル極まりない人狼ビートだ。3体ひしめき合う「苛まれし最下層民」を筆頭に、「ハンウィアーの砦守り」「村の鉄鍛冶」「ガツタフの羊飼い」などがクルクルと裏返る。相変わらず除去は大した枚数じゃないのだが、一点でも突き抜ける隙があれば2本抱えた「審問官のフレイル」が火を噴き、あげく後方支援で「月桂樹の古老」が踊ったりするため、「ガツタフの咆哮者」の威嚇で抜けて14点とか普通にぶちかましてくる。ちょっとでも遅いデッキを組もうもんなら食い物にされてしまうデッキだ。ただ、ピック表を見てみると意外なことにサブカラーには青が候補にあがっており、1パック目2引きが「大笑いの写し身」だったり、3パック目に入っても2引きで「静かな旅立ち」を抑えたりという動きを見せている。当初の予定では赤青でビートを狙う予定だったとの話。やっぱりこの世界の青は人気があるなぁ。
 
 
2位 【Alessi】 青白 <信仰の戒め 荘園のガーゴイル 忌まわしき者の処刑者>

 2週連続で「荘園のガーゴイル」パックをあけるという、端から見ると羨ましいけど、やってる当人からしたらなんか味気なくてつまらなそうなピックをしているのがここ。今回も2位は変わらずだ。前回と違って白から流して早めに「縫い合わせのドレイク」に向かって青白ビートを意識しており、何故か1周してきた「ルーデヴィックの実験材料」がラッキーワンパンチでの勝利を目指す。その他「不可視の忍び寄り」+「信仰の戒め」コンボに、「忌まわしき者の処刑者」が仕事をしている間に多くの人間クリーチャーが「尖った三つ叉」なんかで殴ってる、お手本のような白ビートの構成。今回はフライヤーの数が極端に少ない妙な白だったのだが、正面からぶつかってそうそう負けないレベルにはなっていたんじゃなかろうか。青も白も基本的に人気カラーなので「3パック目は枯れるわー」とか言ってたのに、案外残ってて拍子抜けするなんて一幕もあったが、まぁ、我々の中でのドラフトじゃ、オンラインの常識は通用しませんから。
 
 
3位 【Thraxi】 黒青赤白 <アヴァシン教の信者 煽動する集団 死体生まれのグリムグリン

 1引き……微妙なパックだな……まぁ、タッパー引いて人間ビートかな……2パック目、お、「不可視の忍び寄り」が引けたぞ。こりゃ青白人間メインでいけそうだ。3パック目、「燃え立つ復讐」……あれ? デジャヴ? これ、進研ゼミでやったとこだ!! というわけで、バカの一つ覚えでレッツゴーフラッシュバック。今回は3パック目で拾えたから、前回よりは2枚引ける確率が上がってるぜ!! ……って、まぁ、無理なんですけどね。1パック目で「禁忌の錬金術」が2枚引けたのでかなり期待は高まったんだけど、2パック目で「感覚の剥奪」が一周してこなかったところで確信、「今回は前回みたいなデッキは無理だ」と。でも大丈夫。1パック目で「旅行者の護符」を2枚おさえてあるから、色は何とでもなるしな。……2パック目終わった時点で「グール起こし」が3体おる……そして、3パック目で「グリムグリン」との運命の出会いを果たし、気づいたら「グール起こし」×4,「腐敗した沼蛇」×3という、意味不明なゾンビデッキになった。先週同様、「掘葬の儀式」2枚入りなのもおしゃれで、とにかく墓地から帰ってくる。何がなんでも帰ってくる。「グール起こし」3体までなら無駄死にオールオーケーの、まさに不死の軍団なのだ。おかげで一度攻勢を止めてしまえれば、あとはどうとでもなった。そして、一度も攻勢を止めないことには、どうにもならなかった。一応、今回もお守りがわりに「燃え立つ復讐」は入れてたんですが、全試合通じて発生したダメージは4点くらいでした。楽しいデッキでした。困ったものです。
 
 
4位 【Metallica】 黒白 <硫黄の流弾 礼拝堂の霊 霊捕らえの装置>

 レアゲー展開が起こりやすいともっぱら噂のこの世界に、レア引き0枚で勝負に挑む、持たざる者のデッキ。黒と白だから除去の総枚数は充分なはずだし、白に比重を寄せればクリーチャーベースだって……と思っていたが、なかなか思うようにいかないのがこの世界。除去は「チフス鼠」あたりでなんとか帳尻を合わせるとしても、さぁ、一体誰が殴りに行けばいいのか。鼠に「宿命の旅人」「霊廟の護衛」、優秀には違いないが、1点1点のダメージ量はなかなか積み重ならない。相手を捌くことは出来ていただけに、なかなかもどかしい試合運びとなったようだ。いや、全体的なカードプールはそこそこな気もするのだが……やっぱりデッキの中に1枚「これだ!」っていうカードが入ってないと、どうもプレイしていてもモヤモヤするみたいでね……地味な時にはとことん地味になってしまうのは、この世界の悩みどころかもしれない。せっかくだからこの日1番の迷言をここに刻んでおこう。「左京区の中で出来る拷問って、案外少ないじゃないですか」。この腹筋の筋肉痛は、間違い無くお前のせいだ。
 
 
5位 【Mei】 緑白 <銀の象眼の短剣 戦場の霊 アヴァシン教の信者>

 ピック表を見ると、1パック目5引きから7引きまで、ずらりと並んだ「Prey Upon」の文字に圧倒される、脅威の捕食者デッキ……と思いきや、1パック目の時点でデッキに入ったクリーチャーカードは、「待ち伏せのバイパー」×2と「霊捕らえの装置」「小村の隊長」。そんなに捕食者づらはしてなかった。2パック目で「教区の勇者」が引けたので、それを拠り所に人間デッキに寄せることで何とかクリーチャーの帳尻は合わせることが出来たが、コンバットトリックなどが多くなったせいで、やはりそれを使うためのクリーチャーの数には難渋し、人間の団結力よりは単体での弱さの方が浮き彫りになる形に。優勝デッキの「ただれ皮の猪」が度々勝負を決めていたのとは対照的な結果となってしまった。結論、「バイパーだけであ限度があるわ」。
 
 
6位 【Serra】 青白 <アンデッドの錬金術師 飢えへの貢ぎ物 霊廟の護衛>

 1引きが「アンデッドの錬金術師」。もう、そこからはこのたった1枚と殉職するつもりで覚悟のピックを行ったという。今回でイニストラードドラフトも5回目なのだが、実は真っ向からライブラリに勝負を挑むデッキを私以外の人間が組むのは初めてのことだったりする。そして……難しいのである。今回はなんと「夢のよじれ」が0枚。「血まみれの書の呪い」も1枚こっきり、「グール呼びの鈴」ですら1枚だ。加えてこの手のデッキに必須なはずの「感覚の剥奪」「幽霊の憑依」も1枚ずつ。普通に考えたら、このカードプールの時点でもう無理。そして、実際無理だった。出来上がったデッキは、2枚集めた「戦慄の感覚」を必死に「ルーンの反復」でグルグルするのが関の山。明確な勝利への道筋も立たず、結局、堪えるだけ堪えてなぶり殺されるデッキになってしまった。まぁ、これはカードプールの巡り合わせなので、本当にどうしようもない。いやぁ、でも、こうして他人が使っているのを見ると、やっぱりライブラリ破壊っていうのは酔狂なもんですな。なんだか、やんちゃな子供が親元を離れて自立していくのを見守るような気持ちになって、おぢさん複雑な心境ですよ。そして、こういう感慨を語ってるときって、大体の場合に親って子供に負けるんですよ。困ったものです。
 
   
 【Sangriter】(緑赤)→【Thraxi】(黒青赤白)→【Metallica】(黒白)
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