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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 エンドロールでちゃんと「協力:円谷プロ」の表記があって安心した第3話。きちんとそこにはこだわるんだ……いや、いいと思います。ピカチュウや仮面ライダーよりは人間の男性に近い気はするしね。

 1つのクラスに2組もの百合ップル(候補)がいるというあり得ないパラダイス状態のこの学校。片方の百合がもう片方の百合のキスシーンを目撃するところから、「キス」を題材にしたもやもやが展開する。授業中にまでおのが願望を夢想する汐はちょっとした異常者にも見えるのだが、それに振り回される純夏も充分変な子。お弁当のシーンでやきもきしながらやけ食いする姿や、欲求不満のはけ口を武道に求める不器用さが非常に愛らしい。眼鏡を外した純夏さんもなかなかきれいでした。

 そして、夕暮れの教室で起こる、幸せなのか不幸せなのかよく分からないキスイベント。汐のベタベタな誤解からハプニングとして起こったイベントだが、純夏からすると据え膳である。誤解を知った時点ですぐに言い訳をすればいいものを、それをせずにちゃっかりいただくものはいただくあたり、卑怯ではあるのだが誰も責められまい。汐だって別に不愉快になったわけでは無いだろうし、誰も損をしないのだからごっつぁんである。ただ、あのシチュエーションだと、汐の視界からは当然純夏が見えるので、汐にとっての方がよほどファーストキスになる気がする。純夏視点だと目の前にいるのはあくまで光の巨人なわけですから。でも、肩を握って本気で奪いにいったところをみると、練習とは言っても充分「記念碑的」出来事。純夏の複雑な思いはどんどん訳の分からない方向に溜まっていく。

 そして決め技となるのは汐のリップクリーム。あれはもう、核爆弾クラスの破壊力がありますよ。どうやら純夏は律儀にも使えずにいるようだけれど……淫獣の前に餌を放り投げているようなもの。とりあえず「同じ商品を買ってそっちを返す」案を推奨します。あ、ついでにもらってきたお面の方も大切にしないと駄目だね。

 実を言うと、この作品は今期数少ない「ストーリーが普通に面白い」作品。キスシーンの気合いの入った描写もさることながら、朱宮に「あぁ〜、キスしてぇ」とぼやいたり、妄想してチェストしちゃった純夏など、顔に似合わずコロコロ変わる表情が非常に魅力的である。本筋と関係ないところで朱宮君が某ましまろの笹塚のような扱いを受けているのも無駄におかしい。これから少しずつキャラクターも増えていくみたいだが、本筋の面白いところは出来れば逸れないで欲しいもんである。まぁ、百合っ娘千和ってのも珍しいので、そちらが気にならないではないが。 

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