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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 どんなイベントなのか、告知を見ても見当がつかなかったのでちょっと悩んだのだが、わざわざ近くに声優さんの方から来てくれるってんだから、やっぱりいかない理由は無かろう。ということで、行ってきました京都文教大学。企画タイトルは「京都文教大学社会学部 開設記念講演会・アニメ『らき☆すた』聖地鷲宮から学ぶコンテンツツーリズムーアニメ声優・商工会職員・研究者と考える地域振興ー」というもの。……ほら、やっぱりわかんねぇ。一応「オープンキャンパスの一環」って言ってるし、メインの登壇者は大学の講師だし、どんなイベントなのかは未知数。これでいざ言ってみたら回りに真面目くさったおっさんが固まってたらどうしよう、とか一瞬不安もよぎったのだが、今をときめくアイドル声優2人呼んでおいてそんなわけないよね。
 
 一応、不安はあったので一時間ほど前に会場入り。話によると朝7時から並んでいた剛の者もいたらしいが、実際には一時間前の段階でも会場の前列1/3程度が埋まっているくらい。講堂クラスの大教室だったので、キャパは500人といったところだろうか。それなりに前の方に席が取れたし、最終的に講堂は大体埋まるくらいのレベル(いかにも講義らしく、ちらほら席に隙間が空いているくらいの状態だったので、多分入場者は400〜500程度と思われる)。まぁ、やっぱり企画が怪しいから遠慮した人もいたのかもね。
 
 オープンキャンパスということで、メインとなる講義開始前には学部の案内アナウンスが入る。「これこれこういう学部があって、こういう売り文句で学生を募っていて」という話。ただ、いかんせん観客の大部分は明らかに入試など金輪際縁のないおっさん、もしくは少なくとももう受験はしたくない学生だらけなので、しゃべってるメインの先生(講義をやる岡本健という先生)も半笑い。ただ、声優を呼ぶっていう時点でどういう客層が来るかは既に理解済みだったようで、いかにも講師らしい、軽快なしゃべりのおかげで観客との相性は悪くなかった。まぁ、そもそもこんな企画を実行する時点で、先生自身も「そっちの気がある人」なわけで。オタク連中の扱いは手慣れたもの。ただ、やっぱり「講義」っていう意識があったのか、最初の説明が終わった後に起こった拍手にはびっくりしていた。そりゃ、声優イベントならことあるごとに拍手するけど、講義で導入が終わって拍手が起こることはないだろうさ。
 
 今回の主旨となる「コンテンツツーリズム」についての概念導入を15分ほどのレクチャーで済ませ、いよいよゲスト入場となる。鷲宮の商工会の人と一緒に現れるかとふくの2人。前日にツイッターで散々京都を歩いていた写真が出ていたので、なんか「おー、ほんとに来てた」みたいな印象。大講義室だったおかげで多少距離があったのであんまり細かいやりとりが出来るロケーションではなかったのだが、まぁ、この2人はいつも通りのテンションでしたね。ホームグラウンドじゃない特殊なイベントだったので多少緊張してた、というか探り探りだった部分はあったものの、互いに気を遣わなくていい手慣れたコンビだし、一緒にいた鷲宮商工会の人とも何度か交流があったおかげで顔見知りだったこともあり、トークは終始和やかムード。
 
 やってる内容は、まぁ、ネット上でネタにされてるようならき☆すた神社の今昔物語ですね。大学の講義っていうのはちょっと緩い、でも、声優イベントというにはちょっと固めで色々生臭い、そんなお話。適度にネタ動画やスライドも交えてしゃべってくれていたので、90分眠くなることもなく、主催者側の想定した通りの楽しみかたは出来たと思います。まぁ、メインでしゃべってる岡本先生はちょっとオタク連中に気を遣いすぎ、とは思ったけどね。自分のホームなんだからもう少し「講義なんだ」っていう自信を持ってしゃべってもらっても良かった気がする。ずっと平身低頭じゃ、不純な(?)動機で聞きに来たこっちが申し訳なくなっちゃうよ。いや、ありがたかったけども。
 
 で、あとはメインの(?)2人のことですよ。福原香織は、多分髪を切ってから初のイベントじゃなかろうか。ツイッター写真なんかだと、ロングに慣れてる身としては「なんか思い切っちゃったなー」程度の印象だったけど、今日は衣装と合っていたこともあり、「短くした方がいいかも!」と思えるくらいのものだった。そして、これまでの鷲宮関係のイベントはほぼ全てに携わっている「らきすた大使」みたいな立ち位置のおかげで、今回の講義のテーマにそったトークがきちっと出てくるのが好印象。こうしてみると「らきすた」は本当に愛されてるなー。今日も何回か出てきた言葉だけど「二期」はあるのかねぇ。
 
 加藤英美里の方は、まぁ相変わらずですわな。前日にちゃんと「アドリブアニメ研究所」を見て気持ちの準備をしていったので耐えられたが、遠目で見ても分かる可愛らしさである。これは2人に共通して言えることなんだが、イベント中ずっとやたら姿勢がいいので、綺麗さが倍増しに見えるのかもしれない。声優さんってのは発声のためにいつでも姿勢を気して生活しているんだろう、椅子に座ってもしゅっと背筋が伸びていて、すごく真面目な印象になる。当然発声は圧倒的であり、登場時に他の登壇者と同じマイクでしゃべってるのに、この2人だけうるさいくらいに音量が違うという。「声優たちが集まった飲み会は声のでかさが桁違いだからすぐ分かる」という業界あるあるを聞いたことがあったのだが、あながち嘘じゃないんだろうな。ものすごい声量だもの。
 
 とりあえず今期一発目の声優イベントは、ちょっと変化球だったけどもお手軽に堪能出来ました。こういうイベントが出てくるあたり、現代の声優産業の特殊さがよく分かる。ちゃんと人が集まるしなぁ。ちなみに、客席には鷲宮を支える精鋭のらきすたファンも駆けつけているらしく、商工会の人からは何度か客席いじりをされていた。御輿担ぐだけじゃなくて、御輿作るとか、わざわざ上海の万博まで御輿を届けて担ぐとか、何がそこまで狩り立てるのかと畏敬の念すらいだくパワーを持つ純血のらきすたファン。すごい存在である。他には、最前列に「七森中歌合戦」のTシャツ着た人も。うむ、中の人的には合ってるが、イベントの銘柄にあわせようよ。まぁ、多分ファンの人も今回のイベントがどうなるかは探り探りだった部分はあるんだ。声優登場! と同時にリウムを取り出して振りだした人もいたのだが、回りが制止したのか、「これは違う」と思ったのか、すぐに引っ込めてたし。まぁ、良いバランスの客席だったんじゃないかしら。
 
 かくいう私の隣には、真面目にルーズリーフを取り出して熱心に講義をノートに取る若者が。「高校生なのか、ちゃんとオープンキャンパスの目的にそって参加しているんだな。俺みたいなおっさんが参加してたら申し訳ないか」と思っていたのだが、とりだしたペンケースには「Sphere」の文字が。……うーん、グレーゾーン。

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