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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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9月7日 ドラフト模様(キューブ×3)
ピック順 【Sangriter】→【Serra】→【Alessi】→【Thraxi】→【Mei】→【Metallica】→
 キューブ3回目。流石に、こんだけ手間をかけた企画だと案外飽きずにやってもらえるもんですね。毎回毎回ピック中に聞こえる悲鳴が愉快で仕方ない。やろうと思えば似たような企画でオールシーズン出来そうやな……まぁ、これってその時期のドラフトにあんまり魅力がないっていうのが条件になると思うんだけど。アヴァシン環境はなー、悪いってわけじゃないんだけど、どうもパンチが今ひとつなー。やっぱりラージ1本のドラフトよりも色んな種類のパックが剥ける方が楽しいと思うんだ。その点、次のラヴニカの組成はよく考えたと思う。期待したいところですよ。
 次週は連絡通りにお休みになります。翌週からの残り2週は、パック消化の必要からアヴァシンに戻ります。もしくは、欠員が出たらイニストも可。しばらくタダのドラフトが続いたから、金払うのに抵抗が出そうで怖いな……


    AL SE TH SA ME MT
AL  ー  ◎  ◎  ×  ◎  ○  4ー1 2
SE  ×  ー  ×  ×  ○  ○  2ー3 5
TH  ×  ◎  ー  ×  ×  ◎  2ー3 4
SA  ◎  ◎  ◎  ー  ×  ○  4ー1 1
ME  ×  ×  ○  ○  ー  ◎  3ー2 3
MT  ×  ×  ×  ×  ×  ー  0ー5 6
 
 
1位 【Sangriter】 白黒 <悪斬の天使 イニストラードの君主、ソリン コジレックの職工>
 
 ピック中には「今週は真剣に4パック目を作ろう」とかのたまっていたくせに、試合中、試合後は「強いカード使ってるだけで強いデッキになるから簡単や!」などと嘯き、気付けばその通りに優勝していたという。確かに「悪斬の天使」1引きからスタートし、同じようなマナ域に並ぶ重鎮達の顔ぶれはそうそうたるものだ。「明けの星、陽星」「執行の悪魔」、はるか高みの「コジレックの職工」。キューブなんだからこれくらいの陣容が並ぶのは珍しいことじゃなかろうが、不思議と序盤からのつなぎが綺麗に回ったのである。序盤は「鞭縄使い」「薄れ馬」「信仰の足枷」「アゾリウスのギルド魔道士」といった白で繋ぐのだが、黒からも「ネズミの殺し屋」に「残忍なレッドキャップ」と負けていない。そもそも序盤が多少ガタつこうが、「もぎとり」「アクローマの復讐」「最後の裁き」と全体除去が詰め込まれているので大した問題じゃない。プレインズウォーカーもドンピシャのソリンさんが駆けつけ、オルゾフカラーの面目躍如である。ん? 1マナアーティファクトがどうしたって? そんなもん、触れる意味もない。
 
 
 
2位 【Alessi】 緑赤 <戦争と平和の剣 ムル・ダヤの巫女 忌むべき者のかがり火>
 
 野放図なキューブであっても(キューブだからこそ?)色のせめぎ合いというのは起こるもので、今回はなんと白黒をメインにしたデッキが3人おり、赤と緑を使っているのが事実上ここ一人という偏り方。ピック中、卓の全員が「おい、誰か赤いけよ……」と思っていたわけだが、そうした恩恵の全てを受けきったのがこのデッキだったわけだ。キューブなのだから不人気カラーが弱いなどということは決してなく、このデッキはいかにもステロイドらしい圧倒的な攻めの厚さが売り。1マナですら「竜使いののけ者」だったりするし、「ムル・ダヤの巫女」「献身のドルイド」「目覚めの領域」などから加速されたマナは容易く「シヴのワーム」「ゼンディカーの報復者」「解放されたカーン」などを産みだす。ただ、今回のステロイドはそうした重量級に重きを置いているわけではなく、実はスタートの早い「セロン教の隠遁者」や、万能除去の「火炎舌のカヴー」「酸のスライム」、そして「マイコロス」と、案外リーズナブルなコスト域に決定力があるのだ。特に「セロン教の隠遁者」は現役当時にも見たことがなかったような活躍をみせ、「シヴのワーム」で帰還してトークンを大量に産みだしたり、「マイコロス」の餌を提供してシナジーを爆裂させたり、八面六臂の大活躍だった。普通に「復讐蔦」が帰還してしまう構成が憎らしいわ。
 
 
 
3位 【Mei】 青黒白 <海門の神官 大量の芽吹き 湿った墓>
 
 圧倒的ヒール。徹底的憎まれ役。ここまで演じる役を徹底しているというのは、それはそれで恐ろしいことである。試合前に散々「どうせいつものとこに行くんだろ? だろ?」と挑発したらいかないんじゃないか、なんて一縷の望みを抱いてみたが、そんなこたぁどこ吹く風、今日も引くのは青いカードばかりである。せっかくのお祭り騒ぎのキューブドラフトでよくもまぁ、同じようなデッキを組んで飽きないものだとは感心する。しかし、今回のデッキはこれまでの中でももっとも純度が高い、「潔い」ものになっている。詰まれたカウンターはなんと7枚。これに「知識の渇望」「海門の神官」「けちな贈り物」とドローソースをぶっ込み、構築かくやの体制。勝ち手段は相手の力を利用した「奪取」か「吸収するウェルク」、それに虎の子の「鋼の風のスフィンクス」と狭く、いかにもなパーミッションになっている。そりゃぁ相手にする方は苛つくに決まっている。ドラフトしかやらない人間って、基本的にパーミッション相手の戦略なんてトレーニングしてないしなぁ。しかし、あのパックを開けて「海門の神官」を1引きするような人生は、俺は嫌だ。
 
 
 
4位 【Thraxi】 黒白 <苦花 滅び 墓所のタイタン>
 
 黒白デッキの2人目。前々回が5色、前回がライブラリアウトと、それぞれテーマ性を決めてのドラフトだったが、今回は特に考えもなくて手なりで行こうと思っていたところに、1引きはかの最強カード「苦花」。更に2引きで「鏡編み」が回収出来たので、この時点で黒青、黒白あたりで徹底的に「苦花」をフィーチャーしたデッキにしよう、という算段がまとまる。あとは集団戦法をサポートするカードを多く詰め込み、「雲山羊のレインジャー」「霊誉の僧兵」など、物量作戦でじわじわとアドバンテージをむしり取るデッキに。とにかく「苦花」メインで考えたデッキなので、運用のために「吸血の教示者」「牧歌的な教示者」と2枚のチューターを搭載し、さらに「ヴェールのリリアナ」「リリアナ・ヴェス」という夢のタッグも実現(まぁ、一緒に出られないんだけど)。あげく「墓穴までの契約」「陰謀団の先手、ブレイズ」まで加わったために、ボードコントロール力はかなり高い。反面、「苦花」を対処されると本当にやることが迂遠なデッキになり、3ターン目の「内にいる獣」と「薄れ馬」に悲鳴をあげることに。まぁ、デッキとしては尖っていたので使ってて楽しかったのは事実。「鏡編み」って、よく禁止カードにならずに済むな、って思う。
 
 
 
5位 【Serra】 黒白 <ミラディンの十字軍 戦慄をなすもの、ヴィザラ 四肢列断>
 
 本日3人目の白黒デッキ。ただ、やはり各人に性格は出ているわけで、ここが一番シンプルなビートデッキになっている。「吸血鬼の裂断者」や「恐血鬼」、「未練ある魂」「ミラディンの十字軍」などを見るとその性格は分かりやすいだろう。その分、中盤以降に押し込むカードの種類はそこまで多くなく、トリを務める「黎明をもたらすもの、レイヤ」の他は、2体のマスティコア、「センギアの吸血魔」程度に留まるだろうか。色を食い合った結果として、このデッキには全体除去が1枚も搭載されておらず、「忘却の輪」「四肢列断」といった単体除去に頼ることになるわけだが、どうしてもアドバンテージを得るのが難しい部分があり、盤面に触りにくいのが難点だっただろうか。おそらくもっと前のめりにクリーチャーを集めた形のビートを狙ったのだと思われるが、いかんせん、この人数で食い合っては、シンプルな構成のクリーチャー頼みを狙うには枚数が少なすぎる。基本的にキューブは「全体よりも個」だからなぁ。
 
 
 
6位 【Metallica】 青白 <真実の解体者、コジレック 士気溢れる徴募兵 スレイベンの守護者、サリア>
 
 悩める若人。ピック中にも「色が、色が!」と喘いでおり、確かにピック表を見てもどこがゴールなのか、今どちらを向いているのか、なんだかよく分からないところを迷走ししている雰囲気が良く出ている。1引きが無色のカードだったので指針にもならなかったし、どこかで決め手となるカードを引いてデッキタイプが決まる、という状況でもない。カウンターなどはキチガイじみた上家に徹底的に抜かれているために青の基本戦術を見いだすことも難しく、半端にかじったライブラリ破壊への芽がデッキを混迷させる。最終的に、ラストにぶっ込んだ「キキジキ」入りの赤タッチが一番面白かったという謎。「スレイベンの守護者、サリア」や「行き詰まり」といった、コントロールの難しいカードにチャレンジしてるのもなかなか大変そうではあった。キューブの内容が締まってきているので、流石に知識量の差がじわじわデッキ構築に出始めている感はあるなぁ。
 
 
   
 【Sangriter】(白黒)→【Serra】(黒白)→【Alessi】(赤緑)
  ↑                      ↓
 【Metallica】(青白)←【Mei】(青黒白) ←【Thraxi】(黒白)

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