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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 芸能人が自分の評判気にしてエゴサーチとかやめた方がいいよ、第4話。よりにもよって2chとか見たら、何をさておいても批判されてるんだし……よほど精神力が強くないと見に行く意味ないぜ。エゴサーチで有名な本作監督も損しかしてないわけだしなぁ(ツイッター芸は既に名物になってるのであれはあれでいいのか?)。

 それでも気になる世間の評判。前回でようやくテレビ出演が叶ったWUGは、次にラジオの帯番組にまで進出。ただし、毎日1分だけだけども。1分ってすげぇな。「ぷちます」より短いのか。まぁ、ラジオだったらそういう枠もあるのかもしれない。時間が何分でも、大事なお仕事には違いない。僕の敬愛するとある偶像は、かれこれ15年もラジオの帯番組を続けて担当してますよ。5分枠だけど、これだけ継続してればそれは立派な看板仕事だ。まぁ、僕はbayfmは聞けませんけどね……。

 そして、今回からは話の中心が本作の主人公(?)である島田真夢へ。様々な経歴を持つ7人だが、その中でも一際異色なのが、過去にアイドルグループに参加していた実績を持つという真夢である。残念ながら劇場版を見ていないので彼女のやめた顛末や心情などはさっぱり分からないのだが、今回のお話を見る限りでは色々と面倒なことを抱えているのは間違いないようだ。「劇場版を見ていなければ話が分からないのか?」と一瞬戸惑ったのだが、おそらく劇場版を見ている人間は真夢側の視点を追いながらみることになり、そうでない人間は残りのメンバーと同じ視座に立って、真夢がどのような気持ちなのかを考えながら観ていくことになるのだろう。これはこれで上手く出来ている。もちろん、そんな「スキャンダル」があるのだからそこに寄ってくる連中は相変わらずな面々であり、お話は胸くそ悪い展開も続くのであるが。

 ただ、今回登場したテレビ局の人間は、実は「単なる悪党」というわけではない。取材を申し込んだ時の姿勢はフェアではないが、彼らがいう「島田真夢ありきのユニットであり、そこから切り込んで売れればお互い悪い話じゃないだろう」というのも、一つのセールス戦略としてはあり得るのだから。流石にスキャンダルをそのまま流し、過去に在籍していたI−1なるアイドルグループを誹謗中傷して火種を大きくするのはモラルがなっていないが、あくまでも彼女の一身上の都合であると処理し、そこから「I−1に破れた少女」の立志の物語にしてしまえば、地方アイドルとしては非常に大きな話題性が得られるのは事実。マスコミがそれを煽って話の種にするのは、(倫理的な問題はどうあれ)間違った選択ではない。

 しかし、残念ながら2つの点において、この売り込みは成立しそうになかった。1つは、真夢自身が既にI−1のことを語りたくないと明言していること。「グループ脱退すら糧にする」ようなしたたかな性格であれば問題はなかったが、彼女の場合はそこまで割り切ることは出来ないようだ。実際に何があったのかは今後の展開待ちだが、彼女はあくまでも「I−1とWUGは別物」として捉え、WUGだからこそやれることを模索している状態。そこに過去のあれこれを介在させる余地は無い。そして2つ目の理由は、WUGが「島田真夢ありきのユニット」であることを認めていないということ。他の6人も実際にその台詞を吐かれた時に言葉に詰まっていたが、「現状がどうであるか」と「これからどうしたいか」は別問題である。真夢ありきだと思われているならば、そこから脱却したいのだ、という意志が他の6人にはきちんとある。残念ながら、テレビ局側の阿漕な番組作りには向いていないユニットだったようである。

 まぁ、きれい事といえばきれい事なんだけどね。この手の話題で必ず出てくる枕営業なんかはその最たるものだが、「アイドルになりたいという意志」の強さは、モラルで計れるものではない。それこそ、どんなことをしてでも夢を掴んでやる、という意志こそが尊いとされる見方もあるかもしれない。実際、今作でライバルとして設定されているI−1の練習風景が今回描かれていたが、そこにあったのはまるで養殖工場のように、一切の感情を捨て去って戦うことを求められた「アイドルの卵」の姿。きれい事だけでは通じない現実も、ここにあるのだ。どちらが正しいのかは結論などあるわけがないが、最終的には、彼女たち自身の中で「正しいアイドル像」を見つけるしかないのである。

 とりあえず今回のテーマはこんなとこかな。今回は人物造形についての作画が多少安定してきた。ただ、相変わらず背景とのすり合わせは難点が散見されるのがちと辛い。おそらく仙台に実在する場所を描いているであろう様々なロケーションは、非常にリアルに描かれてはいるのだが、あまりにも「写真そのまま」を切り出してきているようで、キャラが動こうとすると、パースが狂って視点がぼやけてしまうのだ。本当ならばその辺のすりあわせをきちんとやってこその「現実とのリンク」に意味があるのだが……なかなか手が回ってないようだなぁ。アイドルオタクを熱演するヒロ下野だけやたら迫真。ヤマカンとかヒャダインとか、やたら京大生と仲が良い気がする下野お母さん。

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