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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 めくるめくハイペリオンさん劇場、第89話。今作がこれからどのように終わるのか定かじゃないが、最強のラスボスはハイペリオンさんだった、ってことで終わる可能性もあるよな。当ブログは「Ω」関係で検索して来る人がダントツで多いって話は前に書いたんだけど、昨日「一輝とハイペリオンが戦えばよかった」で検索して来たの誰だ。そうかもしれんけども。

 予定通りの進行。今週は起こった出来事はほとんど無く、「みんな頑張る」→「ハイペリオンもっと頑張る」→「Ω覚醒」と3行で事足りる程度の内容である。おかげでオープニングのキャストクレジットは青銅組以外はアテナとハイペリオンさんだけという状態。ここに来てタイタンにすら出番が無いという珍しい回である。その分、もう嫌と言うほどに時間を取ってハイペリオンフェスタが開催された。メインディッシュがハイペリオンさん、福菜に昴と「あのお方」の盛り合わせ、付け合わせに少しだけエデンもどうぞ。今週の「2秒で分かるハイペリオンさん」。

 なんかもう、色んな顔してて大変だった。最初は、持ち前の圧倒的な強さに更に拍車がかかった。「ショックオブデストラクション」なんて適当な技名ながら、ようやく聖剣以外の必殺技を見せてくれたし、青銅組を1体1体丁寧に処理しながら、最終的には聖衣大破壊にまでこぎ着ける。ガリアを一瞬で屠るほどの強さをみせた「Ωの片鱗ちょい見せ聖衣」を6人まとめてぶち壊すというのは、マジで桁違いの強さだったはず。多分、ガリアが6人来ても勝てたんじゃなかろうか。まぁ、そうなってしまったのには青銅側にも責任はあると思うのだけども。何しろ、「絆のパワー」であるΩに目覚めたはずなのに、何故か殴りに行くときは1人ずつ行くんだよね。冒頭、みんなしてそれぞれのカラーリングの光をまとって虫みたいにぶんぶん飛んでるとこで笑ってしまった。はよ殴れ。ハイペリオンさんはその辺をきちんと心得ていて、単なるパンチでもちゃんと相手の頭蓋骨や顔面を狙って的確にたたき込んでくれる。今週は1枚絵での作画のインパクトがあり、いちいちぶん殴られるシーンの止め絵が恰好良かったし、青銅組が1人1人殴っては投げられ、殴っては投げられしてるカットなんかは、十把一絡げで処理されているわりにはなかなか様になっていて良かった。思いっきり顔面ぶん殴られて全員が白目剥いてるとこなんかは、いかにも絶望的なシーンなはず。

 どれもこれも全てハイペリオンの格好良さ・強さを引き立てる役にしか立ってないやん、と思っていたのだが、青銅組があまりにも「昴! 昴!」とうるさく立ち上がってくるせいで、だんだん精神的に追いやられていくハイペリオンさんが本当に可哀想に。戦局だけを見れば圧倒し続けていたはずなのに、自分の攻撃がだんだん信用出来なくなってきたハイペリオンは困り顔、というか、焦り顔を通り越してアヘ顔みたいになっていく。思わず「ハイペリオンさん! あんたが間違ってるわけじゃないんだから頑張って!」と応援したくなるのだが、最終的には「これが人間の……」とか圧倒され、恐れまで抱きはじめてしまい、「人間に興味を持つ」アイガイオン、「人間を虫けらと思う」ガリアよりも更にあかん「人間が怖い」という可哀想なトラウマ持ちまで進行。冷や汗流しながら怖がる姿を見ていると、これが多勢に無勢ってやつなんだなぁ、と同情を禁じ得ない。強いはずなのに。無敵のはずなのに!

 結局、「昴!パワー」を結集させた青銅組は、そのまま「Ωの真髄」に覚醒。見事にゴッド聖衣なみの神々しい聖衣を手に入れることになる。まぁ、その聖衣で直接攻撃したのはエデンだけなんだけどさ。今回、「昴!」パワーを全員が高めていく中で、唯一ピックアップされていたのがエデンであった。いち早く昴の中の存在に気付き、ずっと監視を続けていた男。彼の中には昴に対する警戒心が先にあったわけだが、逆にその警戒心が高まっていたが故に、友情パワーも大きく膨れあがっていた。「何かあったら自分が昴を倒す」という覚悟があってなお結ばれた友情なのだから、確かに強い絆には違いない。ハイペリオンの聖衣破壊攻撃を喰らって真っ先に立ち上がったのはエデンであったし、返礼としてデストラクションテクターを破壊したのもエデン。複合技の勝利とはいえ、今回のバトルはエデンの1勝とカウントしてしまってもいいのかもしれない。まぁ、実際に人間花火になったハイペリオンをぶっ飛ばしたのは昴だったわけだけども。一応、ハイペリオンさんも人間に興味は無かったけど神には興味があったようで、エデンのことは「神の血を引き、神になる道もあった男」として認識していた。いや、だから前から気になってるけど、別にマルス自体は生まれながらの神じゃないだろ。エデンが生まれた時にはまだマルスじゃなくてルードヴィグだったわけで。それで神の血を引くっていうのはおかしくないか? あ、ひょっとしてメディア様の方が神だった可能性が?

 まぁ、とにかくそんなエデンの友情も借りつつ、一応名目上は6人の力を合わせて最強の敵であるハイペリオンを心身共に完膚無きまでに叩きのめすことに成功した。副産物として昴の復活、そしてΩ聖衣を手に入れ、青銅軍団は誰1人欠くことなく、ほぼ完全な状態で最終決戦の場に臨むことになるわけだ。流石にΩ聖衣はショックを受けたこれまでの変な聖衣に比べると造形がまとまっているので見栄えはよい。全員がボロボロでおまけみたいになっていたマルス戦に比べると随分充実している。ただ、ラスボス戦でやらなきゃいけないこと(全員力を合わせるとか、聖衣を破壊されても立ち上がって友情を強く訴えるとか)は全部今回やってしまった気がするのだが、最終決戦の場では蒼摩とか栄斗は何してればいいんだろう。オープニングを参考にするなら、最後はやっぱり光牙と昴(の中身)の戦いになるはずなんだけど。

 そう、今回のもう1つのメインは昴の内面存在のあの人なんだ。ようやく昴との対話に成功した「あのお方」。どうやらこれまでの経緯も昴の中からちゃんと見ていたようで、昴に「まだ思い出せないの? 早くしてよ」とアプローチをかけ始めている。昴は今回の件も含めて、「神になる男」路線を変更し、「人間は神をも凌駕する」という結論に達してしまったため、眠っていた神様もあまり良い気分ではなさそう。「友情だと?」とあからさまに馬鹿にした態度で、依り代であるところの昴とは完全に決裂しそうだ。展開の要請上、一度は昴の身体は乗っ取られなければならないはずなのだが、最終決戦でこの「昴VSあのお方」の戦いがどうなるのかも見どころだ。今週のお話だけを見ると、完全に昴が主人公だったからなぁ。

 次週、ついにパラスの間に到着したアテナ軍。そして魅せる男は、これまでず〜〜〜っと戦えずにフラストレーションたまりまくりだったハービンジャーさんである。次回は牡牛座の独壇場っぽい。久しぶりに骨の砕ける音を響かせてくれるのか、期待大だ。パラスの後ろからこっそり現れたエウロパさんの怪しげな行動も気になるところだけど、そういや今週はミラーさんたちは何してたんだろうな。

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