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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 見てきました。地上波版の放送が2012年秋ということで、ほぼ2年のブランクをおいての劇場版。その間にどのようなメディアミックスがなされていたのかはよく知らない。アニメはアニメだから熱心に追いかけていたわけであって、それ以外のメディアまではなぁ。改めて地上波版の感想を振り返ると、「もっとちゃんとやれ」「ラジオが楽しすぎた」というのが主な感想になってますね。うん、ラジオは楽しすぎた。ツダケン最高。そんな感じだったので、劇場版を見に行くかどうかは微妙だったのだが、幸か不幸か、たまたま映画料金が安い日が三連休の中日と重なったので、じゃぁ見に行くか、ってことで。わざわざ混み合う日に行くってことは、回りにはそりゃぁたくさんの……おねーさま方がね。タイバニよりも女性比率高い劇場には初めて入りました。すみません、おっかなくて「薄桜鬼」の劇場版は見に行けなかったものでね。

 

<以下、一応ネタバレ注意。>




 さて、そんなわけで久しぶりの劇場版。一応視聴するに当たって軽く復習はしてから行ったので、内容についてはほぼ理解が及んだ。当時も(2クールあると信じて疑わなかったおかげで)割と真剣に見ていたので、ちょっと思い出せばすぐにあの当時の記憶は再構築出来た。そして、「あぁ、このクオリティやな」ということも思い出せた。今作の最大の見どころは、新キャラ御勺神紫を中心とした剣戟、近接戦闘のバトルシーンである。マッチメイクは多くないが、メインとなる紫VSクロ、それに八田と忍者の対決では、とにかく剣と剣がぶつかり合うカキンカキンという音が激しく鳴り響く連打が見どころ。八田のバトルスタイルはスケボーを活かしたトリッキーなものであるし、今回は棍のような武器を散々振り回して動きを見せてくれていたので、かなり時間を割いたバトル展開も飽きさせない出来になっている。そしてもう1つの見どころは、とりあえずパンツである。野郎どうしのぶつかりあいが女性客の誘致要因だとしたら、残った男の客はとりあえずパンツ見せとけば大丈夫だろ、の精神である。冒頭、まったく見せる必要のないパンツを惜しげもなく披露する菊理ちゃん。どう考えてもおかしいローアングルからの接写は、なんだか冒頭にエロシーンをおいて引きつけるゴールデンタイムのドラマの方程式のごとく。更に、ネコの開けっぴろげなパンツがあり、淡島さんに至ってはパンツすら見えない。尻しかない。……穿いてない可能性が割と……。淡島さん、抜刀するだけで乳揺れします。今回あんまり出番無かったのは残念だけど、少ない出番できっちり与えられた業務をこなしていくあたりは流石だと思います。

 で、そうした映像的な見どころはあるのだが……正直言うと、「これ、別にテレビでやってもよかったような」という感想が先に立つ。元々今作は映像のクオリティは高いので、劇場版ならではのうまみはあまり大きくない。そりゃ大画面で観られるのは嬉しいのだが、1つの大きな物語としてのパッケージは、劇場でやる仕事としてはもう一声欲しかったところだ。今回のシナリオまでの部分をテレビシリーズでやっておけば、もう少し評価も違っていたものになったと思う。どうしてもテレビ版が消化不良気味だったものだから、「その決着をつけた」というだけだと「最低限の義務を果たした」どまりであり、劇場作品としてのプラスαの評価はしにくいのである。そりゃ、1クールで描くのは無理だったろうけど、それならもう少し膨らませて2クールでここまでやれていればねぇ。今回メインの敵となった緑のクラン「ジャングル」は、結局紫と忍者の2人しか活躍の機会が与えられず、緑の王はちらっと顔見せだけで終わってしまった。テレビシリーズでやっていれば、この新しいクランについてもう少し掘りさげる余裕があったわけで、今回のバトルについてもまた違った味になっていたと思うのだが。わずか30分で登場したアンツィオ高校ですら3人活躍したのだから、こっちはもう少し露出があってもよかったのに。

 まぁ、こればっかりは終わってしまったことなので致し方ないか。地上波版との兼ね合いを考慮せず、一本の劇場作品として切り取って考えると、シナリオの流れは綺麗である。メインとなるのは相変わらず吠舞羅の面々であり、一度は瓦解してしまったクランが、失われた王、尊の意志を受け継いだアンナを中心として再び立ち上がるまでの過程は素直なドラマ。あれだけ大きな存在感を持っていた尊の喪失という問題を劇場版でどう扱うのかとちょっと心配していたのだが、下手な復活劇とかではなく、ちゃんと「失われたもの」として正面から扱っていたのは好感が持てる。その影響をダイレクトに受けたアンナを中心とし、「喪失感の充足」というテーマをちょっと情けない八田が担当、きちんと明日に希望を持たせる締めくくりであった。最後は鎌本が太ってもどってくるエンドだと思ってたのに、痩せたまんまだったのはちょっとガッカリ(余計な心配)。

 しかし、世界全体としては当然まだまだ「途中経過」でしかない。シロの存在はもとより、意味深な振る舞いをしていただけの緑の王の思惑、黄金の王を喪失したことによる世界の変革、そしてなんといっても「王殺しの負荷」を背負ってしまった宗像の今後など、この世界の問題は山積みである。てっきり放映終了後に「2期決定!」とかいうテロップが出るものだとばかり思っていたのだが、残念ながらそんな報せはどこにも無かった。せめて最後の王の存在だけでも明かしてから終わってもらわないと寝覚めが悪いのだがね……。

 あとは小ネタ。今回、女性客ばかりの劇場にこっそりと紛れ込んだので、当然となりは女性客である。そして、このおねーちゃん、よく笑う(全体的に客席は沸点低めだった気がするけど)。いや、ギャグシーンで笑うのはいいんだけど、まず、「宮野が台詞言うと笑う」。……まぁ、気持ちは分かる。「杉田がしゃべると笑う」。……気持ちは分かる。「八田がボロボロだと笑う」。……気持ちは(ry。八田とサルのツンデレシーンできゃーきゃー言うてましたわ。露骨なホモはNG。

 追伸・菊理ちゃんってあんなに乳でかかったっけ? 巨乳キャラのイメージあんまり無かったんだけど、下手したらネコよりでかかったやないけ。女性キャラは全員乳揺れ必須か(アンナちゃん除く)。

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