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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 めくるめく女子小学生の競演、第7話。僕らはこんな世界を待っていた。

 全ての問題が解決したアインツベルン宅。イリヤとクロは和解し、これからは仲良し姉妹としてやっていけるかと思ったが、あれだけのすったもんだがあった関係性がすんなり仲良くなれるというわけじゃない。クロの性格は相変わらずで、士郎を巡ってのあれこれも火種になりうる。そして極めつけは「どちらが姉か」問題。確かに生まれの早さだけでいえば圧倒的にクロの勝ちであるはずなのだが、実際に経てきた人生を考えればイリヤの方が有利である。性格的に見れば……とんとんか? そんなわけで、姉の威厳を賭けた対決が幕を開ける……。

 というのが建前であるが、とにかく理由を付けて幼女がドタバタするのを楽しむだけの簡単なお話。今回はそこまで動画の枚数が多くなくて、ドタバタ回の割にざっくりした動きが多いのだが、それでも充分賑々しさが出ており、ギャグのテンションも終始高め。キャラ作画もいつもとちょっと違った雰囲気になってたんだけども、なんとコンテ、演出、作監を全て田中正文氏という人が1人でこなした1人回であったようだ(エンドカードも同氏が担当している)。元々関わるスタッフの多い作品で、こういう1人回を任されるってのはなかなかの重責。きちんと期待に応えて面白い一本が出来ていたんじゃなかろうか。

 教室でのドタバタはとにかくタッツンに暴れさせておけばいいので話は楽だな。ただ、イリヤのクラスの場合、タッツン以外の御学友も問題の多い連中ばかり集まっている気もする。イリヤの不幸って、魔法とか出自とかよりも友達の選択を誤ったことにあるんじゃなかろうか。いや、賑やかなのは大変良いことですけどね。今回は、いつも中心となって暴れ回るタッツン以外にも、ナナキ、スズカという他の2人の悪友の家庭環境なんかにもちょいちょいスポットがあたり、「これ、いくらでも学園コメディとしてスピンオフ出来る設定がつまってんなー」とワクワクしてしまう。スズカのうちの同人設定とか、絶対に漫画ではもっといじられてるんだろうな。

 そして、そんなかしましい世界の中で、一人異彩を放つのが士郎の存在である。扱いが悪いのは知っていたが、今回はもう、単なる料理評論家の立ち位置である。いちいち言ってることはそれなりにイケメンであるのだが、何にせよヒエラルキーの低さはいかんともしがたい。まー、英霊が降りてこないでトレースも使わない士郎なんてこんなものなのかもしれんな。女だらけの一家でハーレム状態を堪能してるのだから文句を言うもんでないよ。一番ハーレム要素を強く打ち出してるのが小学生2人ってのは問題があるけれども。

 そして、相変わらず自由闊達、フリーダム全開なアイリさんが素敵。「zero」の時の良妻賢母感もどこ吹く風、完全に切嗣を尻に敷いてアインツベルンの血筋を支配下に置いているご様子である。ママさん最高です。

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