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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 騒乱なお止まず、第35話。次回で終わり? とてもそうは思えない大混乱が続いているわけだが……。

 各所で繰り広げられる壮大な対決模様。Round1、六条VS青葉。青葉と帝人が六条対策として用意した手駒の1つが、ダラーズネットワークで繋がった暴走族だのチーマーだのといった物騒な連中。かつて、今回と同じように、メールの一斉送信でダラーズが無色から色を持ったことがあった。最初のクライマックス、波江さんを退治する時に使った帝人の切り札だ。今回もやっていることは同じはずなのだが、メールを受信した人間の性質が違いすぎる。帝人は自分の最大の武器である「情報」を手に、これまでならあまりお付き合いしたくなかった連中を呼び出している。すっかり変わってしまった帝人の惨状を表す端的なシチュエーションが、今回のパラリラなのである。しかし、残念ながら池袋の状況はそんな青葉たちの思惑をはるかに上回る混沌のさなか。冷静な六条さんが見守る中、ブルースクウェアもダラーズも、全てが結集して審判の時を待つ。

 Round2、臨也VS静雄。先週ボロボロだったからもうおしまいなのかと思われた臨也だったが、今回はなんだか回復したみたいで割としゃきしゃき動く。静雄と対決したビルから逃げに逃げて気付けば騒乱の渦中。人混みに躍り出た臨也は、回りに溢れる暴走族や罪歌の子を見て、自分の思惑が上手い具合に絡み合って混沌が極限に達していることを理解した様子。人混みに紛れたおかげで静雄は大爆発がやりにくくなった。地の利を味方につけ、臨也の最後の抵抗が始まるのか。

 Round3、那須島VS露西亜寿司の攻防戦。余裕綽々、状況を全て飲み込んだわけでもないのに罪歌のおかげで気が大きくなっていた那須島だったが、突如現れた静雄を見て一気にパニック。どんだけ静雄のこと苦手やねん。どうせ静ちゃんは目の前の臨也のことしか見えてないし、放っておいても大丈夫だと思うのだけど……このタイミングで露西亜寿司強襲は悪手なんじゃないですかね。

 Round4、新羅VS鯨木さん。ここだけやたらムーディーな対決ですが、罪歌を克服して飛び出してきた新羅を見て素直に感嘆と嫉妬を伝える鯨木さん。なんと彼女、大まじめに新羅にアタックを試みたようで、当然ながら新羅はそんなことで揺らぐはずもない。結局、どんなモノノケの力でも乗り越えてしまう新羅のセルティ愛が最強なのだ。鯨木さんの人となりを理解し、彼女に対して思いやりを見せながら自分を曲げない新羅。素直な鯨木さんはそんなラブの力を認め、改めて2人に祝福と嫉妬の気持ちを伝えるのである。最大戦力の1人である鯨木さんは現在の池袋騒乱に直接関わってはいないが、流石に新羅は現状をなんとかしようと考えている様子。彼の頼みから、鯨木さんの最後の出撃なるか。

 Round5、赤林さんVS青崎さん。子供たちの大暴れを見守っているような、抑えつけるような、微妙な立ち位置の「大人たち」の戦い。なんと、帝人は泉井から受け取った銃を使って警察やヤクザの門前を襲撃していた?! ってんで、大義名分を得た青崎はついに実力行使でダラーズを、そして帝人を押さえるために動き始める。泉井を通じてダラーズにチャカを流したのは青崎さんなのだからここまでは織り込み済み。そんなことをさせてはまずいと、赤林さんは多少強引ながらも牽制のために動く。しかし、そんな大人たちの思惑も、帝人は想定の範囲内。彼は泉井からながされたヤクザの銃ではなく、別ルートからの小銃を使って狙撃を行っていたという。これでヤクザとの関係を断ち切り、大人が介入して面倒になる最悪のシナリオを未然に阻止した。とはいえ、オトシマエをつけなければ青崎さんたちもおさまるわけにはいかないはず。この街をコントロールしているのは、大人か、子供か。

 Round6、泉井VSワゴン組。突如飛び出したハンマー泉井。どうやってワゴン組の居場所を突き止めたのか、何が目的なのかがよく分からないが、あの通りのテンションなので案外たまたまぶち当たっただけなのかも。門田の顔を見たからとりあえずブッ叩きたくなったのかな(まぁ、目立つワゴンだからな)。ワゴンの中には波江さんやら沙樹ちゃんやら、事情を知ってる泉井からするとまさにオールスター大集合。ここを潰せば面倒が全てかたづく、ってんで大暴れを狙う。まぁ、その割にはドタチンや狩沢さんと割と楽しそうに会話してたけどね(一応元チームメイトですし)。しかし、泉井といえばやっぱりその天敵は湯馬崎なわけで。相変わらず無茶苦茶な炎系魔法によって場をかき回し、メインヒロイン杏里と女性たち(と誠二)を離脱させることに成功。残ったブルースクウェアはワゴンの戦士たちがお相手いたす。なんだろ、ここに来て突然渡草が男前。彼の啖呵と同時にエンディングに突入する流れは、まるで彼がヒーローであるかのようだ。まぁ、ドタチンも病み上がりだし、渡草に頑張ってもらった方が良いのは事実。最後の最後に見せ場あるかな?

 そしてクライマックスとなるRound7、正臣VS帝人。正直、完全にイカレてしまった帝人のメンタリティを完全に追うことは出来ない。対話している正臣もそれは同じことで、対話しているようで、2人の思いは全く重なっていない。すれ違うことすらせず、なんだか明後日の方向に向かっているようだ。訳も分からないままに親友に銃を向ける帝人と、そんな帝人の性格を充分に把握して銃に対処する正臣。互いの理解の差がマウントポジションの上下を分ける。何とか正気に戻ってもらおうと必死な正臣だが、残念ながら生半可な力ではもう帝人は元に戻らない。過去の全ての罪を片付け、残る1ピース、竜ヶ峯帝人という人間そのものには、自らの手でピリオドを打つ狙い。あまりも刹那的で、あまりにも愚かなその決断に、正臣が必死に手を伸ばす。

 杏里は間に合うのか。そしてセルティの行く末は。次回、長かった物語の終焉。

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