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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 あああああああああぁぁぁ! フォニックゲインが高まるんじゃぁぁぁぁ! ということで、先週発売されたシンフォギアのライブBD、ようやくの視聴です。なんで一週間かかったかというと…あれだ、世にいうKONOZAMAってやつだ。初めて経験したので非常にやきもきしたのである。まぁ、トータルで3時間半という長丁場の映像なので、一気に観る時間を確保するのが大変だった、ってのもあるんだけど。とりあえず前のイベント(2013)のソフトの感想はこちらね。もーね、とにかく前作も今作も最高ね。ファンとしての忠誠を示すなら本当はライブ会場に行かなきゃいけないんだろうが、なかなかの高倍率にもなってきたし、東京まで出張するのもなかなか大変ですし(主に経済的に)。私はこのソフトの発売を心待ちにしていたわけです。前作はあまりのテンションのあがりっぷりに思わず記事立てしてしまったが、今回もせっかくなのでマーケティングのために記事を書くことに。やっぱり、ライブBDはいちいち高まりますね。みんな、買うんだ。

 




 

 さて、今回のイベントの最大の特徴といえば、何と言っても「完全に歌だけのイベントになった」ということ。前回はトークやらゲームやらのイベントパートとライブパートが大体半々くらいの時間配分だったが、今回はついに、歌だけでびっしりの3時間。こりゃぁマジで濃いぜ。いや、すでに3期という歴史を経たシンフォギアソングはこれでもまだ全然時間が足りないくらいなのだが、とにかく山場山場でつないでいく歌の連鎖は本当に麻薬。初見の私はというと、前作同様に執拗に滂沱の涙を流しながら「嗚呼、斯クモ素晴ラシキ文化ノ真髄ヨ……」と感慨に耽っておりました。本当に恵まれた作品だなー。

 各アーティストについて褒めちぎるくだりは前回の感想でやってしまっているので、今回は大まかにキャストを区切ってダイジェストで見どころをチェックしていこうと思う。

1.OP 翼 〜 翼&マリア

 もうね、この布陣がオープニングに構えてるっていうだけでも尋常じゃないライブだってことが分かるよね。天下の水樹奈々、そして個人的には「水樹奈々と肩を並べられる数少ない声優アーティストの1人」である日笠陽子という黄金タッグの連打で、会場はいきなりのクライマックス。「Exterminate」「星天ギャラクシィクロス」、そして去年に引き続いての「不死鳥のフランメ」。普通のイベントだったら全部最後のクライマックスに取っておきたいレベル。「Exterminate」はコールがしやすいので過去のOPと比べても客席との相性の良い曲だし、「星天」「フランメ」の超豪華ユニットソングはこれだけにお金払って帰れるんじゃないか、ってレベルだ。本当に、歌ってる時のぴかしゃの凛々しさったら……。

2.シラキリコンビ

 いきなりの黄金タッグの後に誰がステージを任されるのかといえば、そこは当然、水樹奈々にも負けず劣らずのステージ経験を持つ南條愛乃。そして調が舞台に上がれば、自然にそこには切歌もついてくるわけだ。期待を裏切らない「Just Loving X-Edge」はもちろんのこと、なんとちょっとだけだが前作から「Edge Works」、さらに「ORBITAL BEAT」も披露してくれた。シラキリデュエットを見に来たお客さんも大満足だろう。「Just Loving」のサビ以降の、ずっと手をつないで歌ってるところなんかは過剰なキマシ成分でお腹いっぱいに。そしてラストはかやのんのご陽気ソング「おきてがみ」でフィニッシュ。これもコール&レスポンスが捗るナイスな曲で、デデデデースの大合唱が楽しい。そして、かやのんの衣装がエロい(去年も同じこと書いた)。

3.未来さん

 今年も無事に呼ばれたよ、未来さんこと井口裕香。ゆかちの曲は残念ながら3期では増えなかったので、曲は「陽だまりメモリア」と「シェンショウジン」。「シェンショウジン」の前にゆかちが「響への愛を歌う」と言っていたのがなかなかに意味深。3期では闇堕ちすることなく響を支えきったんだから、もう黒歴史のシェンショウジンは思い出さなくてもいいのでは。

4.マリア

 冒頭の翼さんとのユニットでは原作通りに黒の衣装で登場したぴかしゃだったが、こちらの出番は当然「銀腕・アガートラーム」ということでイメージカラーの白の衣装で登場。この日お着替えしたのはこのぴかしゃだけかな。「アガートラーム」と「純白イノセント」は、カラオケで歌ったことがある人なら分かると思うが、非常に難度の高い厄介な曲。それを任されるからのぴかしゃなのだと再確認出来るステージである。まぁ、感動屋さんなのでちょっとウルッと来ちゃったところはあるけどね。去年のステージでは泣いた様子は無かったので、マリアさんも3期になって心にゆとりができたのかなぁ、なんて思ってしまいますね。

5.クリス

 ヒュー! クリス、ヒュー! スタートはエンディングテーマ「Rebirth-day」。水樹と並んでステージ慣れしている彩陽はしゃきしゃきと振り付けをこなしながらの堂々の歌唱。あんなちっちゃいのにステージ上ではどこか大きく頼もしくも見えるから不思議なもの。いつも通りのクリスロックである「TRUST HEART」に続いて、1期からは「繋いだ手だけが紡ぐもの」、そして3期の「放課後キーホルダー」と繋ぎ、「デレてる方のクリス」の魅力もてんこ盛り。個人的には、CD音源以外での「繋いだ」が聞けるっていうそれだけでも大満足です。1期ソングはライブ盤で聞けなかったからね。ちなみに、間に入るMCは不動の彩陽コーナーが設けられている。このメンタルの強さ、誰かに見習わせたい。

6.クリス&翼 〜 翼

 「先輩、お願いしゃッス」という完全に体育会系のノリでクリスが呼び出すと、堂々と現れる翼先輩。1期からの長きに渡る念願叶った2人のデュエット曲、「BAYONET CHARGE」。この歌も凄いんですよ。翼さんの歌うSAKIMORI演歌と、クリスの叫ぶやんちゃロックが自然に結びついてちゃんと1つの楽曲になってるんだから。歌詞の中に2人の名前がフィーチャーされていたり、遊び心の多い部分も2人がしっかり目と目を合わせて歌ってくれるライブバージョンだと説得力もひとしお。個人的には第2のクライマックスはやっぱりここですかね。そこからクリスちゃんの熱量を全て引き継ぐのは大御所、翼先輩。「Beyond the BLADE」とか歌詞だけみれば本当に間抜けな歌のはずなのだが、これを格好良くしてしまうSAKIMORIパワーの恐ろしさよ。カップリングの「空へ…」を挟んで、意外だったのは3曲目に選ばれたのが「Glorious Break」だったことかね。そこから持ってくるか、と思ったが、これまた客席のコールが気持ちよくなれるタイプの曲なんやな。贅沢を言うなら、次のイベントでは是非とも奏さんを引っ張ってきてもらってですね……。どうだろうなぁ。なお、こちらもMCの時にクリスちゃんから引き継いだ何かをやらかしたみたいですが……結果的に彩陽の鉄のメンタルが証明されただけだった模様。

7.キャロル

 さぁ、今回唯一の初登場キャスト。キャロル役の水瀬いのりの登場だ。深紅のドレスはまさに作中のキャロルちゃん同様に「ロリっ子が無理しちゃって……」みたいな感じがあるのだが(失礼)、ひとたびマイクを握ればその声の圧は十二分にラスボス級。歴戦の強者が居並ぶシンフォギアキャストに負けていない弱冠二十歳のポテンシャルよ。「ダウルダヴラ」は3期の曲の中でもお気に入りの一本だったので、これをライブで完璧に歌い上げるいのすけの姿を見て、ますます株が上がりまくり。いやー、可愛いとか綺麗を突き抜けて、もう、格好良いよ。そこから「tomorrow」に反転するギャップもまた魅力。でも、「お客さんをパパだと思って歌います」は色々誤解を生むからやめた方が良いと思うぞ。

8.響 〜 響&未来

 ラスボスキャロルの後を引き継ぐのは、トリを務める我らが座長・悠木碧その人である。前回のイベントではトリを努めたのが翼さんだったわけだが、今回はめでたく、座長が最後の大役を任されることになった。そりゃなぁ、運営側だって前回のイベントで充分体感したでしょう。彼女の歌にこもったエネルギーを。響の歌のパワーを。他のみんなと違いカップリングの「リトルミラクル」から入ったあおちゃんは、ゆっくりと階段を下り、辿り付いたステージ最前線で、高々と拳を突き上げての「限界突破G-beat」である。もう、そりゃ月だってぶっとぶさ。この熱量がシンフォギアだ。完璧なコール、完璧な絶唱。座長を任される理由は歌の技巧ではなく、魂の密度である。そこからはなんと1期の「撃槍・ガングニール」に繋ぐというサプライズがあり、さらに「お腹が空いた〜」と未来さんを呼び出しての夫婦(お友達)デュエット。良かった、今回は未来さんにも曲が増えて。何故かこのデュエットのくだりの茶番だけやたら安定していた謎。

9.ラストパート

 未来ちゃんが退場し、一旦メイン6人の「始まりの歌」でエンディング。ここで終わっても何の不満も無いイベントだろうが、もちろんアンコールは用意されており、会場では初出し情報となる「4期5期製作決定」の映像が流れ、それとリンクして響・翼・クリスによる「RADIANT FORCE」が幕を開ける。そりゃ私はこのソフトを見ている時点で情報については知っているが、告知に沸き立つ会場に流れるのが「始まる歌、始まる鼓動」だったり「この奇跡に嘘はない」だったりするわけですからね。そりゃ号泣もんですよ。3人で一糸乱れぬ歌唱を繋ぐさまも本当にお見事で、個人的には水樹・彩陽という怪物2人に挟まれながらも一歩も退かない座長の雄姿がやはり眩しい。

 「表3人」の歌があるなら、続くのは「Bチーム」と呼ばれたマリア・シラキリの3人組、「『ありがとう』を唄いながら」である。それぞれのチームの色が対比的にはっきりと出るデザインになっていて、一度「始まりの歌」で繋いでおいてからのチーム歌唱という構成が面白い。ここにさらに「FIRST LOVE SONG」で表3人を繋ぎ、最後のMCで散々「4期5期」への期待をぶちまけたら、あとは怒涛のエンディング、「虹色のフリューゲル」で締め。やっぱり、こうして書き出してみるとクライマックスしかないイベントやな。

 

 怒涛怒涛の3時間。相変わらず、ファン必須の完璧なイベント、完璧な製品版となっております。映像特典は会場でながれていたアニメ映像にフィーチャーしたアニメーションシンクロ映像アングル。こちらのバージョンも、名シーンを振り返りながらのライブが楽しめるのでオススメ。やっぱり「G-beat」のイントロは格好良すぎると思うんだ。

 はてさて、4期5期の放送はいつになることだろうか。おそらく分割2クールの構成を4期5期と表現してるんだろうけども……ますます密度の濃いお話が見られることを期待しています。さて、もう一回見直すかねぇ。

 

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