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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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1月14日 ドラフト模様(KLD×3

ピック順 【Chrolony】→【Sangriter】→【Alessi】→【Mei】→【Sea-chicken】→【Thraxi】→【Serra】→

 

 環境最終戦。我々、こうして毎週のドラフトを全世界に発信し続けているエンターテイナー集団ですからね。最終戦ともなれば、そりゃもうショーマンシップに溢れる数々のサプライズを用意しているわけですよ。今回、僕の心に残る事件は大きく分けて4つありました。1つ、最終戦ということでレアも大盤振る舞い! 機械巨人3体! プレインズウォーカー2体! しかもちゃんと霊気紛争のおかげで価値が上がりそうなサヒーリが2枚! つまり機械巨人とサヒーリが入ってるクソデッキが世界に2つ! 訳の分からない偶然である。しかし、そんなお祭り感にバランスをとろうとしたのかどうか、なんと今回は、めったに無いエラーパックが立て続けに2つも出るという超サプライズ。具体的には私が開けた3パック目、それに3パック目もう1つに、「同名コモンがフォイルでもないのに2枚入っている」という珍事が発生。いや、別にWizards社のルールではエラーでも何でもないのだが、現実的にはなかなか起こらないことなので、一気に2つもそうしたパックに当たったことはかなりのサプライズだ。確か十数年の我々のドラフトの歴史の中では1,2回発生していたように思うが……はっきり覚えているのは、神河環境で「肉体の奪取(CHK)」が2枚入っていたパックで、環境最強除去が2枚も入っていたことで「こりゃ参った」ということがあったのだが、今回被ったコモンは「アラダラ急行」と「圧点」。……あぁ、うん……。

 さぁ、残りの2つの事件は何かな!?

 




 

    AL SE TH SA ME SC CH

AL  ー  ○  ×  ◎  ×  ○  ×  3ー3 3 ○○

SE  ×  ー  ×  ×  ○  ○  ×  2ー4 5 ○

TH  ○  ◎  ー  ×  ◎  ○  ×  4ー2 2 ○

SA  ×  ○  ◎  ー  ×  ◎  ×  3ー3 4

ME  ◎  ×  ×  ○  ー  ×  ×  2ー4 7 ○ 

SC  ×  ×  ×  ×  ○  ー  ○  2ー4 6 ○

CH  ◎  ◎  ○  ◎  ◎  ×  ー  5ー1 1 ○

 

 

1位 【Chrolony】 緑黒 <新緑の機械巨人 改革派の貨物車 刃の耕作者

 そう、3つ目のニュースは、やはりこの男の優勝ということになるだろう。公式記録での参戦回数はこれで10戦目。経験値の不足もあって、今環境ではメンバーで唯一人優勝を達成せずにこの最終戦までもつれ込んだが、最後の最後にビシッと決めてくれた。まぁ、経験値の不足とか書きましたけど、このドラフトの前にただ1人プレリに参加し、ドラフト後も「まぁ、起きたらまたプレリですけど」とのたまうなど、現在はすっかりMagicジャンキー。この短期間での経験値ならぶっちぎりなのである。そんなジャンキーの負けられないこの1戦。勝負に挑む心構えは、「自分が一番得意な緑黒系のカウンターで勝負をかけたい」というもの。そしてそこに舞い降りる「新緑の機械巨人」。偉い人の分析によると、我々のドラフトで緑巨人をピック出来た人間は必ず優勝してるそうですよ!(まぁ、そうやろうな) 座り位置も悪くなかったおかげで他のパーツも最低限回収することが出来、無事に狙った通りのデッキが完成。やはり「活力の奔出」×2「隠然たる襲撃」×2という黒のコンバットトリックの安定感は格別のもの。クリーチャーもカウンター絡みのものが満遍なくまとまっており、3パック目で「刃の耕作者」は出来すぎの感。ちなみに私との試合では2ターン目「透彫虫の群棲」→3ターン目「博覧会場の吠え象」→4ターン目「こちらのアタックを「隠然たる襲撃」でさばいたせいでどんどん象パオーン」などというクソ展開。他の方々も似たような目に遭ったらしいぞ。おめでとう! では死ね!

 

<魂の安住の地、ゴルガリカウンター>

森×10 沼×7

 

<クリーチャー・機体類> 15

導路の召使い 亢進するネズミ

クジャールの種子彫刻家 透彫虫の群棲

博覧会場の吠え象 武器作り狂

亢進するサイ 不法仲買人 

プラカタの柱行虫 改革派の貨物車×2

鎧作りの審判者 刃の耕作者

新緑の機械巨人 水辺の虎

 

<その他> 8

顕在的防御 霊気との調和

隠然たる襲撃×2 活力の奔出×2

気宇壮大 弱者狩り

 

 

2位 【Thraxi】 緑青 <電招の塔 歯車襲いの海蛇 ジャンジーの歩哨>

 まぁ、最終戦で色々胸に秘して挑むのは皆同じこと。私はというと、開封したパックから出てきたのは始めましての「電招の塔」。「ともに死ぬには悪くないレアだ」ってんで、なりふり構わずに電招デッキにすることを決意。そこからは青と赤で引いていこうと思っていたのだが……いや、まさか上家と下家が両方サヒーリを開けることになるとは……。おかげで赤の枯れ方が想定以上に早く、どう対処したものかと悩む。ただ、8引きで流れてきた「人工物への興味」で不穏なにおいを感じてこれをキープし、更に逆回りでは5引きに「ピーマの先導」。これが決定打となり、後は緑に切り替えて一直線。幸い上も下もサヒーリならエネルギー関係のカードはそこそこ安くキープすることも可能で、最終的には二桁エネルギーもザラに稼げる陣容に「電招の塔」が鎮座するデザインになった。塔が出れば充分ゲームが決められるし、それ以外にも「抽出機構」「製造機構」の2枚エンジンでクリーチャーのサイズも自由自在。最後の花道を飾る「査問長官」にも仕事をさせられたし、最後の最後で実に見事なデッキが組めて満足です。……と思ったのだが……本日4つ目の事件は最後に待ち構えていた。4連勝で調子に乗った私は、その後優勝デッキのブン回りについていけずに決定的な1敗。優勝を逃して消化試合になった最終戦のこと。お互いに睨み合いになったので溢れ出るエネルギーからの「査問長官」WINが現実味を帯び、「最後の最後でライブラリで勝っちゃうかー、そうかー、俺すごいなー」とか思ってたら、相手から炸裂したのは「巧みな交渉術」。なんと、査問長官が交渉に応じる形で相手陣営へ。そして最初に起動された裏切り長官によって、「電招の塔」は見事に墓地へ……。その後、長官は見事に僕のライブラリを削りきったのです。これだけ愛して、これだけこだわり抜いた長官。彼が環境の最後に削ったのは、まさかの飼い主自身のライブラリでした。なんかこう、「世にも奇妙な物語」のオチみたいな話だよな! 結論:長官最強。

 

 

3位 【Alessi】 白緑赤 <特権剥奪 造命の学者、オビア・パースリー 弱者狩り>

 以下の記事に特に事件はありません(投げ槍)。こちらはオビア婆さんという化け物こそいるが、残りのパーツは徹底して基本、徹底的に庶民派のデッキ。メインパーツで一番目を引くのは「光袖会の職工」×2「プロペラの先駆者」×2という製造コンビのツーペア。「鼓舞する突撃」こそ無いがオビア婆さんのおかげでクリーチャーの水増しに一応意味はあるし、とりあえずこの基本コモンを並べるだけでも割と固い。そして「光袖会の職工」や「格納庫の整備士」あたりが2パック目6引きからタッチで投入されたデパラさんと噛み合ってなんかもう、コモン感溢れる重量打線に。さらに「航空艇」「空渦鷹」「つむじ風製造機」など飛行戦力がとにかく多くて、適当に地上戦力がごたつけばあとはジワジワ空からたたみ込めるという寸法だ。ほら、やっぱりコモンっぽい。「こんなデッキで3勝してもうた」が本人の弁です。いや、弱かないですよ。「特権剥奪」も2枚あるし、単にフツーの白ですし。まー、今回は周りが色々派手だったからなぁ。なお、次回から新環境ですが、どうせ予習なんてしてこないだろうからしばらく潜っておいてください(フラグ)。

 

 

4位 【Sangriter】 白赤青 <溶接の火花 改革派の霊気砲手 霊気嵐のロック

 刑事長、こいつですよ。うちの可愛い査問長官を拐かして不良にしちまったのは……返せ! 俺の長官を……っていうか電招の塔と無駄にエネルギー20個溜まってた空しさを返せ! ……まぁ、本当はそういうデッキではないんですが。青なんて「交渉術」と「雲先案内人」程度のタッチだし。こちらも「プロペラの先駆者」「航空艇」といったデッキだが、赤がメインになっているので「溶接の火花」「蓄霊稲妻」などの火力はそこそこ。地上を「博覧会場の警備員」あたりでなんとか押しとどめていれば、「霊気嵐のロック」か「空中対応員」あたりが何とかゲームをひっくり返してくれるんじゃないかな、くらいのぼんやりした攻め手のデッキである。ぶっちゃけ、上の白デッキと並べてもあまり完成度が高いとは思えないのだが、何故私のデッキは攻めあぐねてしまったのだろうか。まぁ、「シャイラ専有地の賢者」しか出せなかったこっちが悪いのだろうけども……。なお、個人的には「俺の『領事府の看視』が火を噴くぜ」がカラデシュ名台詞ランキングにノミネートしております。おめぇ、それ14引きのカードじゃねぇか。

 

 

5位 【Serra】 赤青 <奔流の機械巨人 つむじ風の巨匠 サヒーリ・ライ

 本日のサヒーリ巨人デッキその1。こちらは1引き青巨人からスタートでの3パック目サヒーリゴールというデザイン。ただ、1パック目時点で上家が「電招の塔」からの青、更に上が「サヒーリ」からの青ってんだからポジショニングは最悪。まぁ、それでも一切曲げようとしないあたりがこの男の性格なのだが、結果的にサヒーリ開けちゃったんだからそのまま行くしかないっていう。ただ、1パック目時点では「機械巨人」スタートのくせに「天才の片鱗」流しの「チャンドラの螺旋炎」とかどう考えてもおかしいと思うのだが、もうこの時点で赤青の決め打ちということだったのか、やっぱり青より赤が好きです、ってことなのか。2パック目では「つむじ風の巨匠」のパックも開けてそのあたりはまるで運命に導かれるかのように。ただまぁ、そうしてインスタントに目を向けながら赤→青という順でパーツを集めた結果、主なアタッカーは「風のドレイク」×2。おかげでサヒーリさんは単にドレイクを1体コピーして死んでいくだけの2点火力おばちゃんと化していた。あのおばちゃん、普通はそんなもんだよな。結局機械巨人とサヒーリの夢の共演が実現したのかどうかは分からないが、デッキの骨子が定まらなければ戦績はこんなところ。緑機械巨人さんと違って、この世界のプレインズウォーカーは全然優勝を請け負ってくれない。むしろ負けフラグ感すらあるわ。

 

 

6位 【Sea-chicken】 赤青 <サヒーリ・ライ 霊気烈風の古きもの 街の鍵

 本日のサヒーリ巨人デッキその2。つうか、今書いてて初めて知ったけど何やねんこの1引き群は。ちなみに機械巨人は3パック目で上家が流してくれた赤巨人を搭載しています。2パック目も2引きでレアが流れてきています(「高速警備車」)。こちらは1パック目サヒーリからの赤なわけだが、やっぱり「サヒーリを中心に据えたデッキ構成」なんてものは特に出てくるはずもなく、青と赤が引けるならどっちがいいだろう、ってんで、普段使い慣れている赤の方が自然と濃くなり、青は「誤動作」×3がやたらと存在感をアピールする除去の専門色に。メインはいつも通りに赤い面々が無骨に殴る。そして今回の見どころは2体搭載された「むら気な巨人」だろうか。世間的にはどういう評価なのか分からないが、先週触れた「砦のマストドン」同様、このカードも並べればやっぱり強いのだ。巨人殺しても巨人、その巨人殺しても機械巨人とか、上手く叩きつけられればなかなかの悪夢である。ただ、如何せん今回は火力の巡りが悪く、序盤のマナ域もあまり揃わなかったためにどうしても動きはもっさり気味。巨人だけで押しきれる展開ならよいのだが、流石に世界は脳筋にそこまで優しくなかったようだ。ちなみに最終戦なので豆知識を1つ。この男、最終戦績では他の人間ほぼ全員に負け越しているのだが、何故かただ1人優勝した後輩相手には8勝1敗と大きく大きく勝ち越している(今回も何故か唯一勝っている)。相性良すぎるやろ。お前さんがいなくなったら、俺達だけでは奴を止められないかもしれない!

 

 

7位 【Mei】 黒青 <機械医学的召喚 霊基体の匪賊 試験飛行士>

 終わり悪ければ……だろうか。まぁ、2勝4敗が3人でマッチの関係で最下位というだけなので順位にあまり意味は無いが……時代は来なかった模様。今回の負けの原因は非常に分かりやすく、1引きの「機械医学的召喚」に殉じようと決意し、そのまま本当に殉職したためだ。チャレンジしたことある人間なら分かるが、あのカード1枚で勝てるわけではないし、寄せようと無理をすると普段のデッキ構築感覚が大きく狂うため、ろくな結果にならないのである。素人が手ぇ出しちゃ駄目なヤツ。まぁ、実際は今回黒が大きく余っていたので位置取りは悪くないのだが、むしろサヒーリの乱の影響で青の方にダメージが大きい。ただでさえクリーチャーの確保が面倒な色が更に割れてしまえば、そりゃなかなか少数で精鋭なクリーチャーは揃えにくいだろう。そこを何とかソーサリー・インスタント濃度を上げつつバランスをキープするために「放埒」などで頑張ってはいるのだが、そこまで身を切って「召還」に繋げられなかったら目も当てられない。私との試合では見事にカウンターをくらい、FXで有り金全部解かした人の顔になっていた。なんか、ごめん。サイドインしたカウンターが刺さって本当にごめん、だってお前、「除去ならデッキにいっぱい入ってる」とか散々言い触らすんだもん、そりゃカウンター入れたくなるよ。雄弁は死だよ。

 

 

 

今回のピック表

 

Chrolony】(黒緑)→【Sangriter】(赤白青)→【Alessi】(白緑赤)→【Mei】(黒青)

                           

Serra】(赤青) ← 【Thraxi】(緑青) ← 【Sea-chicken】(赤青)

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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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