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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「初めてのギャル」 4

 僕の好きなギャルはもちろん江ノ島盾子さんです。まぁ、ギャル要素ほとんど必要ないけど。あとギャル子ちゃんも好きは好き。やっぱギャル要素必要ないけど。

 童貞の脳内だけに存在している非実在性ギャルとの妄想を楽しむ作品。この手のニーズっては必ずどこかに存在しているもので、AVの文化でも何故かギャルものというのは死に絶えることは無い。まぁ、ストレートに言えばM属性の男性からニーズがあるジャンルということになるだろうが、それだけ「ギャル」というジャンルがしっかりと他の女性から切り離された独自存在として立脚しているということの表れでもある。ただ、そうしてキャラクター性がはっきりと区別されると、当然そこから「過度の理想化」が進行する。つまり、ギャルの諸要素を極端にデフォルメし、アイコン化した「非実在性ギャル」の造成である。例えばギャルが使う言葉やファッションなど、「これがあればギャルだろ」という「典型」が成立するのだが、厄介なことにこれが少しずつ「実在性ギャル」の存在からかけ離れたものになってしまうのである。つまり、おそらくこうした作品を見たとしても「ホントのホントに現実に存在するそこらへんのギャル」が好きな人間は、全く反応出来ないだろう。それくらいに実際のギャルとアニメ的理想化ギャルは(文字通り)別次元の存在なのである。

 なんでそんなことを強調するかというと、マジでホントにギャルってのは私のような人間とは異なる次元軸を生きており、生半可なことで意思疎通など図れないと信じているからだ。奴らは、このアニメのギャルのように甘くはない。発する言葉の全てが我々の想定を飛び越えてくる。同じ言葉が通じると思うな。あらゆる価値観を捨て、あらゆる常識を覆さねば、奴らとは会話すら成り立たないのだ! ……と思っているので、こういう「生半可なギャル」ものは個人的にはどう楽しんでいいのか分からない派です。だって、こんな優しいのギャルじゃないもん。どこまでいっても「ギャルのふりした何か」だもん。そういうものが好きな人はいいかもしれないが、私は「これは……なんだ!?」と哲学的な陥穽へと落ち込んでしまうためにどうしても身が入らないのである。どうした俺。過去になんかトラウマでもあるのか。まぁ、その辺は流石に禁則次項なので触れませんが。

 というわけで、「ギャルもの」は何となく薄目で見てしまうけど接し方が分からないので減点です。ただ、個人的には「あさぬママがいつものテンションで全力投球するアニメ」っていうだけで加点要素になるので、ぶっちゃけ嫌いでもないです。あとはいつも言ってることではあるが、出来ればこの手の馬鹿エロメインの作品でアホみたいなモザイク役のオブジェクトでちらちら画面を覆うのはやめてほしい。しまったな、これ、多分AT−X版だったら無修正版で見られたな(KBS版で視聴してしまった)。別に「肝心なところが見えねぇだろうがクソがッ!」というエロい理由ではなく、せっかくクリエイターが精魂込めてこさえた「1枚絵」であるはずのアニメの画面が余計な装飾で妨げられるのはクリエイターへの冒涜だと思っているので好かんのです(えぇ、本当ですよ)。そこが無かったら別に普通の点数でもいいかも。エロに寛容な非実在性ギャル、可愛いですよね(あれー?)。長久友紀はついにこれが初主演作品になるんだな……。

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