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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「地獄少女 宵伽」 7

 うおぉぉぉお! イッペンシンデミル時間だぁぁぁ!!!

 さぁいよいよ始まりました第4期。待ちも待ったり、「三鼎」から実に10年近くの時を経て、ついに現世に閻魔あいが戻ってきたのだ! まぁ、その間パチスロ関連では割と大活躍してたらしいですが、当方そういう文化は無いので一切ノータッチだ。とにかく、そういう方面からの資金援助などもあり、めでたく復活した地獄少女。何はともあれ全力で応援していく所存。時間が許すかどうか微妙なところだが、今作に限ってはかつてのレビューと同じ形式で記事を立てていきたいと思っているので、このエントリーで書くべきことはそんなにないぞ。

 というわけでせっかくだから改めて「地獄少女と私」で作文を書いておくと、今作は「私の人生を変えたアニメ」の1つであり、オールタイムベストでも十指には確実に入る。もしかしたらベスト5に入るかもしれない作品(群)である。その理由については過去のレビュー記事を読んでもらった方が話が早いが、端的に言えば、とにかく「毎週趣向を変えて常に新しいことにチャレンジし続ける」という製作スタンスが本当に見事だったから。まぁ、ぶっちゃけ1期はマジで「仕事人」シリーズ的な「復讐バラエティ」(製作者命名)とほどよい理不尽さが入り交じった「普通のエンターテイメント」だったのだが、2期に入り、「それまでにやってないことをやってみよう」というチャレンジ精神に火がつき、常にこちらの予想を裏切る見事なシナリオラインが提供されるのが本当に楽しかった。もちろん合計6クールもやっていたのでエピソードによって当たり外れはあるのだが、脚本を担当するライターさんのコンセプトの統一がしっかり果たされており、「当たり」の方が圧倒的に多かった印象。本作から名前を覚えたクリエイターの人も多い。もちろん、1期からディレクションを任された大森貴弘氏は言わずもがなである。

 毎回見事な「ネタ」を仕込み、それを限られた時間枠でいかに表現するか、という命題に常に挑み続けているために、画面の情報量が豊富で「アニメを考える」題材として丁度良いのが今作。おかげでコンテ読みが楽しくてしょうがなくなり、毎回レビューを行うことにしたわけだ。その結果がこのブログの開設へと繋がり、長きに渡る廃人生活の決定打になった。そう考えると、私の「人生を変えた」度合いが一番大きいのが本作なのかもしれない。これさえなければ、もっと真人間の生活を送れていたのかもしれない……恨み、聞き届けてくれませんかね。

 そんなわけで万感極まる新シリーズだが、敢えて残念なところを先に書いておけば、それはもちろん「めっちゃ短い」ということ。これまでの3期は全部2クールだったが今回は1クール。まぁ、それくらいならしょうがないとは思うのだが、まさかの「総集編半分」という謎采配である。うーむ、まぁ、すでにやれることをほとんどやってしまっているので更に新しい展開を大きく動かすのは難しいとは思うのだが……実質新作は6話だけというのはちょっと残念。まぁ、新作が提供されたというだけでも喜んでおくべきか。せっかくなので「セレクション枠」についてもここで触れておくと、すでにどの話数が放送されるのかは公式に発表が出ている。1期からのセレクションが最も多く、「汚れたマウンド(3話)」「昼下がりの窓(6話)」「零れたカケラ達(12話)」の3本。1期はどれを選んでもそれほど大きな差は無いのだが、4期1話めの内容と若干被ってる感がある「零れたカケラ達」はどうなんだ、という気もする。2期からは1本だけ、「黒の轍(12話)」を再録。なんとまさかの三藁回である。しかも輪入道の。どうせ輪入道でやるなら「湯けむり地獄、旅の宿」の方が……いや、何でもない。「黒の轍」は割と良い選択ですが、どうせ三藁回やるなら他の2キャラの名作「沈黙のまなざし(17話)」と「紙風船ふわり(21話)」もやって欲しかったね。そして3期からは2本、「籠ノ鳥(2話)」と「はぐれ稲荷(9話)」である。「籠ノ鳥」はやや微妙だが、なんとか小滝礼担当作品である「はぐれ稲荷」が入ったことはありがたい。3期は個人的には小滝礼セレクションの「うつせみ(5話)」「藁の中(17話)」と、神保昌登セレクション「兄貴(4話)」「兎と亀(15話)」「うしろの正面(21話)」っていうチャレンジをして欲しかったけど。こうしてみるとこの2人の担当回は軒並み尋常じゃないクオリティだな。

 まぁ、セレクションの方向性は若干迷子な気もするのだが、ひょっとしたら新作エピソードとの絡みもあるのかもしれないし、オマケで劇メーションもつけてくれるらしいので、シリーズ全体の流れも考えてのことかもしれない。とりあえず様子見でしょう。わたしゃとりあえず当時のスタッフがちゃんと集まってくれるならそれでいいよ、と思ったら……1話目からコンテが畠山守っていう恐ろしい攻めだったんだよなぁ。ひょっとしてディーンの社運がかかった作品なんじゃないかとすら思うわ。いいぞもっとやれ。

 とりあえず、思い入れが強いので観始めたらおそらく冷静ではなくなると思いますが、どうかよろしくお願いします。

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