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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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<多色>

 

Adeliz, the Cinder Wind 燃え殻の風、エイデリズ (1)(U)(R) U

伝説のクリーチャー・人間、ウィザード

2/2 飛行 速攻

あなたがインスタントかソーサリー呪文を唱えるたび、あなたのコントロールするウィザードはターン終了時まで+1/+1の修正をする。

 燃え殼とか風とか言われてるのでエレメンタルか何かなのかと思いきや、単なる人間のウィザードである。褒めてる二つ名なのか、バカにされてるのかもよく分からんな。さておき、「あぁ、イゼットやね」ということだけは嫌という程わかる圧倒的イゼットウィザード。疑似果敢条件で全軍(ウィザード)が膨れ上がるというのは、強いて近いところを探すなら「剛腕の修道士」あたりか。このレジェンドはそんな驚異的なサポート能力に加えて飛行速攻で自分もパンプして殴るという積極性を見せており、単体でも少し前に構築で活躍した「嵐追いの魔道士」のようなビートが期待できるのだ。最近の青はすっかりアグレッシブになっちゃったわねぇ。

 

Arvad the Cursed 呪われし者、アルヴァード (3)(W)(B) U

伝説のクリーチャー・吸血鬼、騎士

3/3 接死 絆魂

あなたのコントロールする他の伝説のクリーチャーは+2/+2の修正を受ける。

 レジェンド・ロードという上から目線をさらに上から目線にしたような謎が謎呼ぶ伝説。ウェザーライトの新しい乗組員だが、なぜこんな能力を与えられているのかはよくわからない。カードとして比べるとすると、一応同じ効果を持つエンチャントに「運命の日」があり、こちらは4マナの置物。そこに黒マナ1つを加えただけで接死絆魂の吸血鬼が付いてくるのだからなかなかの大盤振る舞いである。まぁ、除去耐性ないからあんまり信用できないけども。レジェンドで固めたレジェンドデッキ、成立するといいね……そういえば、ドミナリアでも普通に白黒の吸血鬼がOKになったんだな。

 

Aryel, Knight of Windgrace ウィンドグレイスの騎士、アルイェール (2)(W)(B) R

伝説のクリーチャー・人間、騎士

4/4 警戒

(2)(W)(T):【騎士トークン】を2体生成する。

(B)(T)、あなたのコントロールするアンタップ状態の騎士をX体タップする:対象の、パワーX以下のクリーチャーを破壊する。

 ウィンドグレイス卿は、インベイジョンブロックで描かれた最終決戦において「ナイン・タイタンズ」というPW連合の一角として活躍した猫耳萌えキャラPWである。その容貌から当時の我々はキング(鉄拳)と呼んでいた。改めてWikiで来歴を調べていたら「ナイン・タイタンズの中では一番精神が安定している」とか書かれててちょっと面白かった。まぁ、確かにガフ提督とか見た目にも危なかったしな。さておき、そんなウィンドグレイス卿の配下がなんで白黒なのかはよくわからないが、どうやら騎士を統べる騎士・ロード的な役割を担っている様子。全体増強などはないものの、騎士が集まるとすごいことが起こるのはかつてオンスロートにあった「カタパルトの達人」あたりのイメージだろうか(当時は兵士ギミック)。3マナでトークンが生み出せるのは現在も活躍中の「一番砦、アダント」と同じスペックであり、出てくるトークンが2/2とでかいのでその強さはさらに格上。下手したらこいつが殴った後でもトークンが出せたりするので本当に器用。これで4マナとか、お手軽すぎるリミテッドブレイカーだ。

 

Darigaaz, Reincarnated 転生するデアリガズ (4)(B)(R)(G) M

伝説のクリーチャー・ドラゴン

7/7 飛行 トランプル 速攻

〜が死亡するなら、代わりにこれを卵カウンターが3つ置かれた状態で追放する。

あなたのアップキープの開始時に、〜が卵カウンターが置かれた状態で追放されているなら、その上から卵カウンターを1つ取り除く。その後、〜の上に卵カウンターが置かれていないなら、〜を戦場に戻す。

 ???どういうことだってばよ?! デアリガズさんといえば、インベイジョンブロックの花形(?)である伝説ドラゴンサイクルの一角であり、当時のプレイヤーは、これらのサイクルからとって3色の「弧」の組み合わせをドラゴンの名前で呼びならわした。ご覧の通りに黒・赤・緑の3色(現在のジャンド)は「デアリガズカラー」と呼んでいたのだ。そして、このデアリガズさんはそんなサイクルの中でもあんまり目立たないやつであり、むしろ当時のリミテッドでは全体除去の「デアリガズの息」の方が印象に残っている。そんなデアリガズさんが……なんやこれ。レベルの高すぎる赤ちゃんプレイなんだろうか? 死んでも卵に戻って永遠を生きるというのである。お前、そんなキャラだったのかよ(当時は今ほどストーリー部分が公開されていないので、キャラクターのバックグラウンドがあんまりわからない)。3色であること、7マナと重いことで存分に能力を溜め込み、トランプルに速攻まで完備してなんか子孫よりもよっぽどこちらの方が「ロリックス」っぽい。そして除去されても3ターンの育休を経てダイナミックに復帰。帰ってきたターンからすぐに殴りに行けるのは「再燃するフェニックス」と同じである。出せれば確実に強いやつなのは間違いないが、現在は諸々の面倒臭いファッティが溢れかえるせいで、メインで使われてる除去呪文って追放ばっかりなんだよな……。頑張れデアリガズさん。画面外からこんにちは。

 

Garna, the Bloodflame 血の炎、ガルナ (3)(B)(R) U

伝説のクリーチャー・人間、戦士

3/3 瞬速

〜が戦場に出た時、このターン、いずれかの領域からあなたの墓地に置かれた全てのクリーチャー・カードを手札に戻す。

あなたのコントロールする他のクリーチャーは速攻を持つ。

 なんか能力にまとまりがないレジェンド。上の方はいいんだ。瞬速がついているので、自分のターンだろうが相手のターンだろうが、戦闘終了後に死体を回収して再びの生を与えてやる能力。一応黒っぽいネクロマンシーな能力と言える。ただ、それだけだと赤の要素が一切なくなってしまうので、その身にサムトさんばりの「熱情」を内蔵してみたわけだ。これでちゃんと赤っぽいが、ただ上の能力とは特に噛み合ってないし、瞬速+熱情もちぐはぐである。なんなんだろう。誰なんだろう。なお、瞬速については「凶兆艦隊の毒殺者」の解説で説明されていたが、第1色は青で、第2色が緑、そして現在は黒を第3色にする実験段階らしいのでここについていても問題ないのだ。そして、実は「このターンに死亡したクリーチャー」とは書かれていないので、直接ライブラリを削って一気に回収する方が効率が良かったりもする……青黒で良くない?

 

Grand Warlord Radha 総将軍ラーダ (2)(R)(G) R

伝説のクリーチャー・エルフ、戦士

3/4 速攻

あなたのコントロールする1体以上のクリーチャーで攻撃するたび、その数に等しいだけの(R)(G)の組み合わせのマナを加える。ターン終了時まで、あなたはステップの終了時やフェイズの終了時にこのマナを失わない。

 「ケルドの後継者、ラーダ」さんも生きてらっしゃった。はるか昔にどっかで「死んだ」って噂を見たことがあったんだけど、ちゃんと次元修復後も生存して、地元でお偉いさんになっていたらしい。ケルドで成長したラーダは、なんだか肉体もふくよかになられたようで、コストが2倍、サイズも大体2倍。そしてその不可思議なマナ能力は健在で、なんと味方全員のアタックをカウントできるようになっている。「そんな大量のマナが出てきても戦闘中に使いきれるかよ」という当然のクレームにも対応し、このマナがターン中持続できるようになり、殴れば殴った数だけ第2メインフェイズで展開力が上がる。かつては自分が殴らないとどうしようもなくなったが、監督職についたおかげで部下の働きを見守るだけで良くなった。出たターンに殴ることで擬似的に自分のマナコストをごまかすことも可能で、出す→みんなで殴るで2〜3マナくらい稼げればクッションをおかずに展開を続けていけるだろう。アグレッシブなデッキに向いているが、マナの使い道を探してデッキをまとめるのは骨が折れる。「不屈の神ロナス」みたいにガンガンマナが使えるサポーターがいると素敵かもしれない。

 

Hallar, the Firefletcher 炎矢師、ハラー (1)(R)(G) U

伝説のクリーチャー・エルフ、射手

3/3 トランプル

あなたが呪文を唱えるたび、それがキッカーされているなら、〜の上に+1/+1カウンターを1つ置き、その後〜は各対戦相手に〜の上に置かれた+1/+1カウンターの数に等しいだけのダメージを与える。

 アンコモンによって示唆される今回の赤緑アーキタイプはキッカー。まぁ、マナが増えないと使えないキッカーが緑の特性になるのは至極自然な流れではあるな。そして、そんなキッカー戦術のかなめに据えたいのがこちらのエルフ。反応してカウンターが乗る程度なら割とありがちなやつだが、さらにそこから直接火力も飛ばし始めるので、キッカーを重ねれば重ねるほどにどんどん相手の本体を侵食し始める。最終的には殴らずともこの火力だけで焼き尽くす……のは難しいかもしれないが、その頃には特大サイズのトランプラーがとどめをさしてくれるだろう。まぁ、「キッカーってそんなに連打できるもんじゃないよね」問題は特に解決してないんだけども……。3マナ3/3なんだから文句言うもんじゃない。とりあえず最初に使うキッカーはこいつのアタックを増強するための「成長の資質」(キッカーで+4できるジャイグロ)でどうでしょう。

 

Jhoira, Weatherlight Captain ウェザーライトの艦長、ジョイラ (2)(U)(R) M

伝説のクリーチャー・人間、工匠

3/3

あなたが歴史的な呪文を唱えるたび、カードを1枚引く。

 「ギトゥのジョイラ」のおかげでやたらと時間魔術が得意な印象があるジョイラだが、元々の専門は「工匠」。様々なアーティファクトクリーチャーの創造主としても名を知られている。そんな彼女が今再びのウェザーライトに搭乗。大戦時に艦長を務めていたシッセイがどこに行ったのかはまだわからないが、今回艦を操るのは大ベテラン(失礼)のジョイラなのだ(ジョイラさんは老化しないので、現在○△×歳らしい)。でもまぁ、こうしてカードになってるのを見ると……割と地味だな。いや、やっぱりMagicで一番強い概念はドローってことなんでしょうかね。アーティファクト呪文が全部ドロー。PWでも確定ドロー。クリーチャーでもそこそこドロー。つまり、カードタイプの半数くらいはドローできる。あれ、強いや。まだカラデシュが使えるうちに何か彼女を中心としたハイパーなアーティファクトエンジンが作れないものだろうか。

 

Jodah, Archmage Eternal 永遠の大魔道士、ジョダー (1)(U)(R)(W) R

伝説のクリーチャー・人間、ウィザード

4/3 飛行

あなたは、呪文を唱えるコストを支払う代わりに(W)(U)(B)(R)(G)を支払ってもよい。

 名前は聞いたことがあるけど実は誰なのかよく知らない有名人、ジョダー。何しろ私としては並行世界である「次元の混乱」で「ジョダーの報復者」を見たことがあるだけなので、本人のパーソナリティについては知識ゼロである。ざっと調べるとウルザの子孫とのことで、なんとあのヤヤ・バラードの師でもあるらしい。なんだ、立派な人やないか。そしてそんなジョダーは何故かジェスカイカラーの空飛ぶウィザード。そしてその体内には「太陽の拳」を宿している……。うむ、やっぱり何一つパーソナリティはわからないな。とりあえず、こいつを総大将に据えれば5色の統率者デッキが作れるし、簡単にエルドラージを唱えたりもできるようになる。制作チームは統率者用のレジェンドを作るのも大切な仕事だって言ってますのでね。

 

Muldrotha, the Gravetide 墓場波、ムルドローサ (3)(B)(G)(U) M

伝説のクリーチャー・エレメンタル、アバター

6/6

あなたの各ターンの間、あなたはあなたの墓地から各パーマネント・タイプのパーマネントカードをそれぞれ最大1枚プレイしてもよい。

 またよくわからない概念のレジェンドが登場。もう、アバターとかいうわけのわからないクリーチャータイプ勘弁してほしい。名前に「墓場」とつけられていたり、コストがスゥルタイだったりする時点であんまり真っ当な筋のものじゃないことは想像できるが、その能力は実に堅実。なんと墓地の全てのパーマネントカードがフラッシュバック可能。1ターンに1枚制限はあるが、わざわざ注釈がついている通りに「各タイプが1枚ずつ」なのでアーティファクトとクリーチャーとエンチャントとPWと土地を全部出すことも可能なのである。そんなアドの取り方ありか。スゥルタイカラーなのでせっせと墓地を肥やしてからこいつにつなげて好き勝手に貪りたいところ。まぁ、どうあがいても6マナで即効性がないのでバズるのは難しそうだが、夢見る範囲の大きい良いレジェンドである。そういえば「死橋の詠唱」を初めて見たときも「ヤベェ、超強い」って思ったっけなぁ……。

 






Oath of Teferi テフェリーの誓い (3)(W)(U) R

伝説のエンチャント

〜が戦場に出た時、あなたのコントロールする他の対象のパーマネントを追放する。次の終了ステップの開始時にそのパーマネントを、そのオーナーのコントロール下で戦場に戻す。

あなたは、自分のコントロールするPWの忠誠度能力を、各ターンに1回でなく2回起動してもよい。

 早いよテフェリー! 誓うの早いよ!! というわけで、めでたくテフェリーも「誓い」ノルマを達成してゲートウォッチの一員に。ネタバレで知りたくなかったカードやね。それにしても、まさかローウィンから始まったPWヒストリーが、ここにきてテフェリーと接続することになるとはなぁ。初代PWで一人だけ仲間はずれになっている緑で黒くてでかいあの子はどこに行ってしまったんでしょうね。さておき、今回のテフェリーは本人のカードも「誓い」も白青。これまでずっと青単で通してきた男に一体何があったのかはまだわからないが、まぁ、少なくとも悪堕ちするようなキャラではなかったからな。「誓い」シリーズのお約束として「場に出たときに誘発する1回だけのちょっとした効果」と「場にある限りPWに影響する効果」を持っており、上が本当に適当なのに比べて、下の能力のやばすぎること。なんやそれ。あの「鎖のヴェール」がどんだけ苦労して実現させた効果やと思ってんねん。軽い気持ちでやっていい効果じゃねぇぞ……。これはPWコントロールが捗るなぁ。「ニッサの誓い」が無い環境で本当に良かったです。

 

Primevals’ Glorious Rebirth 上古族の栄華な再誕 (5)(W)(B) R

伝説のソーサリー

あなたの墓地にある、全ての伝説のパーマネントカードを戦場に戻す。

 ラノベのタイトルみたいなカード名しやがって。まず「上古族」がなんなのかよく分かりませんからね。英単語の「Primeval」は単に「原始の」とかそういう意味のようだ。何か歴史的な意味があるのかなぁ。伝説のソーサリーだしなぁ。まぁ、とにかくレジェンド限定の全弾リアニ呪文。墓地にたっぷりとレジェンドを貯めて一気に吐き出すムーブが求められているのはお約束だが、そのためには7マナ&戦場に最低一体のレジェンドが必要になる。そして、どうせ一体しか戦場にいられないレジェンドを一斉招集する意味がどれくらいあるかもわからない。そして、この手のタイトルで私が最初に思いついた言葉が「百日紅礼子の華麗な生活」だった理由もさっぱり分からない。エロ漫画家・師走の翁の初単行本に収録されている漫画のタイトルである。この情報、誰が得するんだ?

 

Raff Capashen, Ship’s Mage 艦の魔道士、ラフ・キャパシェン (2)(W)(U) U

伝説のクリーチャー・人間、ウィザード

3/3 瞬速 飛行

あなたが唱える歴史的である呪文は瞬速を持つ。

 とにかく瞬速が大好きな、ジェラードの親戚筋。今回キャパシェンの名を継ぐ者は二人登場するのだが、おねーさんのダニサさんは「うち、べナリアで生まれた女やさかい、この国を守らなあかんねん」とウェザーライトへの乗船を拒否。がっかりするジョイラさんのところに弟のこいつがやってきて、「俺の方が役に立つから! 連れてって! 英雄になりたいんだ!」とやたら軽いテンションで乗組員となった。今回のクルーにおける青二才ポジションだとすると、将来的には「ジェラードの血筋が覚醒してめっちゃ強い主人公になる」パターンか「さっさと見せしめに死ぬ」パターンのどっちかになると思うのだが……さぁ、明日はどっちだ。とりあえず、現状ではジェイスにも似た幻影魔法などの使い手として描かれており、戦闘力というよりもトリック要員。まぁ、戦闘力も充分強いあたりはさすがに選ばれし血筋だが、その真価は着地した後のスペルの取り回し次第。伝説の呪文が全て瞬速ということは、伝説のソーサリーもインスタントとして使えるという点に注意。アーティファクトクリーチャーも全員瞬速になるので、「蜃気楼のマイア」っていう地味なレアが完全にその存在価値を消失させている。これで英雄譚を読み始めると1章のすぐ後に2章が読めるようになるのもなんか悪そう。

 

Rona, Disciple of Gix ギックスの信奉者、ローナ (1)(U)(B) U

伝説のクリーチャー・人間、工匠

2/2

〜が戦場に出た時、あなたの墓地にある歴史的なカードを追放しても良い。

あなたは〜により追放された土地でないカードを唱えても良い。

(4)(T):あなたのライブラリのトップを追放する。

 ギックスさんというと、「ギックスのかぎ爪」や「ギックスの僧侶」などに名前が確認できるキャラだが、これまた私はよく知らない人物。確認して見たら、(旧)ファイレクシアの法務官なんですって。今風にいえばノーン様とかと同レベルってことか。割と偉い人(デーモン)だった。そして、この人はそんなギックスを崇めているということはファイレクシア寄りの人物。ぱっと見あんまり不穏そうには見えない能力なんだけどな。とりあえず、「一度追放したカードを唱えられるよ」という青黒のギミックということで直近なら「人質取り」にも繋がるギミック。ただし、あそこまで物騒なムーヴではなくて墓地のカードを再利用するにとどまっている。あくまでちょっとしたアドバンテージだな。そしてその先の起動型能力が興味深く、なんと自ら積極的に追放領域にカードを貯めることが可能。4マナ払って追放→キャストなのでマナは無駄に食ってしまうが、一応は無限に稼げるアドバンテージだ。……いや、さすがに悠長すぎるのでは……。こいつが使えるくらい余裕があるなら、多分「オラーズカの拱門」とかの方が手っ取り早いと思うよ。

 

Shanna, Sisay’s Legacy シッセイの後裔、シャナ (G)(W) U

伝説のクリーチャー・人間、戦士

0/0

〜は対戦相手のコントロールする能力の対象にならない。

〜はあなたのコントロールするクリーチャー1体につき+1/+1の修正を受ける。

 炎発灼眼のフレイムヘイズっぽいが、なんとその正体はあの「艦長シッセイ」の後継者である。結局シッセイが最終的にどうなったのかもよく知らないし、この子にシッセイっぽさもほとんど感じられないが、まぁ、長い年月の間に色々あったんだろう。ほら、色だけは同じだし。なぜか能力としては白緑という色だけを根拠に「野生の末裔」。仲間と力を合わせて頑張るぞい、ってことなんだろうか。それだけだと今の世の中じゃコモンレベルの存在になってしまうが、それを伝説っぽくするのがこの強力なガード能力で……あれ、あんまり強力じゃないな……なんでよりによってそんな限定的なとこにしか呪禁が効かないんだよ。能力じゃなくてせめて呪文だけでもかわしてもらえませんかね。もういっそシッセイと同じレジェンドチューター能力をください。多分、このセットなら最強候補になれると思うからさ。

 

Slimefoot, the Stowaway 密航者、スライムフット (1)(B)(G) U

伝説のクリーチャー・ファンガス

2/3

あなたのコントロールする苗木が死亡するたび、〜は各対戦相手に1点のダメージを与え、あなたは1点のライフを得る。

(4):【苗木トークン】を1体生成する。

 「胞子の教祖、ゲイヴ」に続く史上2体目のレジェンダリー・ファンガス。ウェザーライトの船底でこっそり育った癒し系菌類である。その感染力はあまり大っぴらな形では現れない。1つ1つの能力を見ても、それぞれ大したもんではないだろう。3マナ2/3は普通だし、ちょろっと1点ドレインするくらいなら可愛いもの。トークンジェネレーターだって4マナと重たいのでそこまでやばいもんじゃない。ただ、それらが全て集まると……なるほどウゼェ。単にチャンプブロッカーを出すだけでなく、それらが死ぬ時にライフを吸っていくので相手はなかなかライフ差を広げにくい。もちろんこいつ以外の方法で苗木を生み出す方法があれば鬱陶しさはよりはっきりしたものになるだろう。問題はこいつをパックから出した時に、わざわざファンガスデッキに進む気になるかどうかということだが……湿っぽい人向け。

 

Tatyova, Benthic Druid 水底のドルイド、タトヨヴァ (3)(G)(U) U

伝説のクリーチャー・マーフォーク、ドルイド

3/3

土地があなたのコントロール下で戦場に出るたび、あなたは1点のライフを得て、カードを1枚引く。

 ゼンディカーからこぼれ落ちたような能力とイクサランから飛び出したようなカラーコンビネーションを持つマーフォーク。緑色のマーフォークはイクサランとラヴニカの専売特許だったのに普通にドミナリアにもいるんやなぁ、って思ったけど、確認したらそういえば「ガイアの空の民」っていう大先輩もいたわ。まぁ、あいつの場合はエルフとマーフォークのハーフっていうわけのわからん存在だったけども。さておき、そんなマーフォークがなぜか上陸することでカードを引く。本家ゼンディカーにもここまで節操のないクリーチャーはいなかったわけで、青緑とはいえちょっと簡単にカード引きすぎである。まぁ、その分ステータスはかなりパンピーだし、そもそも5マナ置いた後にどんだけ土地がセットできるのかという重たい上陸におなじみの悩みも。実際使ってみると2〜3枚ドローってところだろうし、案外アンコモン体質なのかも。

 

Teferi, Hero of Dominaria ドミナリアの英雄、テフェリー (3)(W)(U) M

伝説のプレインズウォーカー・テフェリー

<+1>: カードを1枚引く。次の終了ステップの開始時に、土地を2つアンタップする。

<-3>: 対象の土地でないパーマネントを、そのオーナーのライブラリの上から3枚目に置く。

<-8>: あなたは「あなたがカードを引くたびに、対象の、対戦相手のコントロールするパーマネントを追放する」という紋章を得る。

【4】

 さぁ来た、やれ来た、どんと来た。次元の混沌に陥った半壊状態のドミナリアを前にしても希望を捨てず、戦い続けてその窮地を救った男。まさに英雄、まさに救世主。それがこのハゲ、テフェリーである。すでに統率者デッキでPWとしてカード化されているので今回の登場にはそこまで新鮮味もなかったりするのだが、リーガルセットでのPWとしての登場はこれが初。さぁ、世界を救った英雄は、どんな機知と勇気で我々を楽しませてくれるのだろうか!

 ……まぁ、普通に青白だな。やっぱりプラス能力でカード引くよな。ごめん、それジェイスで見たやつだわ。マイナス能力はバウンスだし、奥義を使えばゲームに勝つ。つまりこれジェイスやん! ……というのは(部分的に)嘘で、細かく見ていくとちょこちょこ違う。まずカードを引く時の挙動だが、精神魔術がメインのジェイスはドローしつつついでに占術を使ったが、テフェリーは「土地修復の専門家」として、マナの活力を取り戻すお仕事を担当。ドローもマナ加速もこのゲームの根幹をなす要素なのだから、大切なもの同士がくっついて弱いわけがない。厳密にはマナの最大量が増えるわけではないので「加速」ではないかもしれないが、青白のデッキが相手ターンを迎える時に土地を2枚も立てられることの利便性は今更説明する必要もないだろう。そして小マイナスはジェイスなら単にバウンス止まりだったが、テフェリーが使うのはタイムデストラクションと呼ばれる(聞いたことないけど)バウンスの強いバージョン。アドバンテージを失わずに大きく時間が稼げるので、ジェイスごときのバウンスとは桁が違う。コストがめっちゃかかってる気もするけど、除去を打つならそれくらいかかってもしょうがないだろう。奥義はどうせ奥義だからいいとして(それでも次元の彼方に吹き飛ばす能力はテフェリーの転移術っぽい)、このプラスとマイナスをどのように使っていくか。……まぁ、やっぱり同じ5マナだった「秘密の解明者、ジェイス」とだいたい同じでいいんじゃないかな。アンタップを活かすために多少インスタントを多めのコントロールデッキにしておけばより旨味は増すかもしれない。初期忠誠度がジェイスよりも1点低いのは気になるが……。引いたカードでなんとかしなさいな。ドミナリアのみんなの力がないと、世界は救えないんだからな。

 

Tiana, Ship’s Caretaker 艦の整備士、ティアナ (3)(R)(W) U

伝説のクリーチャー・天使、工匠

3/3 飛行 先制攻撃

あなたのコントロールするオーラか装備品が戦場から墓地に置かれるたび、次の終了ステップの開始時に、あなたはそれらのカードをオーナーの手札に戻しても良い。

 天使の工匠って何作ってくれるんだろう。探して見たけど、過去にこの2つのタイプを同時にもつクリーチャーは存在していない。そりゃな、天使ってあんまり物作りしてるイメージないもんな。とにかくウェザーライトの保全に努めてくれる優秀な整備員であり、ぽろっと何かが艦から落っこちてもすぐに拾い上げてくれる。あらゆるオーラと装備品がパーペチュアル(永続)になるのはさすがにヤベェな。こいつ自身に「ハイエナの陰影」みたいな族霊鎧をつけておけばほぼ不死身じゃんね。もしくは積極的にサクっていけるカードを利用してみるとか。サクリエンジンと「予記された運命」みたいな組み合わせも理不尽で楽しい。素の戦闘力もそこそこあるので、コンセプトデッキの叩き台として好事家たちを楽しませてくれそうである。

 

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