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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 もう、ホント何なのこのアニメ?! 第10話! 毎度毎度想像を上回る超絶なものを叩きつけてくるよ。こんなもん見せられたら、もう笑うしかないじゃない。

 前回、前々回とエモい部分での存在感が尋常じゃなかったわけですが(多分に個人的な嗜好も含むが)、今回は一転、アクション作品としてとんでもないものが飛び出してきました。そしてその上できっちりエモい部分もあるってんだから、だんだん満漢全席みたいな時間帯になってきたぞ? 今回の映像を完成させる手間暇ってどれくらいなんだろう。オレンジ製のCGアニメーションは他の作品と比べてどれくらいの労力なのか想像がつかんなぁ。いや、でもやっぱり大変なんじゃないの? 簡単にできるならみんなやってるだろうしさ。

 今回は徹底的に月人との試合がフィーチャーされていたわけだが、そのお膳立てとしてスポットが当たったのは、戦闘狂として名をはせるボルツであった。ハイパー進化を遂げたフォスにハァハァしてしまったバトルマニアのボルツは、強い同胞をさらに強く鍛え上げようってんで「一緒に高みを目指そうぜ!(意訳)」とテンション高めにフォスに迫る。以前の関係性もあって結構な抵抗を見せるフォスだが、どれだけ強キャラっぽくなってもフォスはフォス。ボルツの凄みにはやっぱり腰が引ける様子。まぁ、ゆーても身体の大部分は相変わらず「フォスフォフィライト」なわけで、硬度トップのボルツにぶつかったら勝てないだろうしね。ただ、一連のボルツとの問答の中にも気になる内容は含まれており、何と言っても彼女が判断に迷う時に脳裏をよぎるアンタークの存在が気になる。フォスは「身体のパーツが換装されたから性格や容姿が変わった」という部分ももちろんあるのだろうが、「アンタークのことを思えばこそ成長しなければいけないとあせっている」部分はどれくらいあるんでしょう。前と同じ無責任で腑抜けなフォスだったら、そんなことは微塵も考えなかっただろうに。

 そして、ボルツとフォスが組むことでもう1人関わってくるのがダイヤさん。考えてみりゃ今期は「ダイヤさん」って名前のキャラが2人同時に活躍するっていうわけの分からないシーズンなんだな。まぁ、とにかくこっちのダイヤさんも実に心優しいお姉さん(お兄さん)で、妹(弟)のことは本当に大切に思っている様子。一緒にパトロールに出られなくなったのは残念だったが、それがボルツの望みなのだから、と甘んじて受け入れてお留守番。甲斐甲斐しいのである。しかし、不幸にもそんな新たな座組になった日に襲撃してきたのは、これまで見たこともないようなトンデモ月人兵器である。サブタイトルからするとあれが「しろ」なんでしょうか。いつもと違う出口から登場し、いつもと違う形状を持ち、いつもと違う攻め方で最強コンビとなったボルツ・フォス組を圧倒。何でここにきて月人たちまで急にパワーアップしたのかは本当に謎だが、強いんだからしょうがない。さすがのボルツはすぐさま逃げる戦術に切り替え、こうなってしまっては頼みの綱は金剛先生だけ。何とか屋敷を無人のままで戦場にしようとしていたのだが、不幸にも座組が変わったことでダイヤさんだけは外出せずにお家でお花を愛でていたのである。

 そしてしばらくは絶対にこの作品ではお目にかかることはなかろうと思われていた「屋敷内でのチェイス&サスペンス」という意外すぎる展開。ドッタンバッタン大騒ぎだが、めまぐるしく動く「動」のシーンと張り詰める「静」のシーンの緩急が尋常じゃないので、いちいち緊張感が極まるシーンばかりである。最後の最後にはダイヤが一念発起して単身で月人兵器へと突っ込む展開。最強硬度を持つものの割れやすいという不幸な体質のダイヤさんはパリパリと簡単に割れてしまったが、弟の見ている前ではみっともない姿は見せられない。意地と根性で文字通り当たって砕ける。何とか年上の威厳を見せることができただろうか。

 結局、今回の月人は一体何なのか。あまりにもこれまでの存在と違いすぎるので今後も何が起こるのかさっぱり予想できない。登場シーンだけでもかなり異質だったのに、その後「気化」という謎能力に加えて、ラストシーンでは2体に分裂していたし、ダイヤとのチェイスシーンではどうやら気体の量で身体のサイズもある程度調整できるように見える。これが月人の送り込んできた最新鋭の宝石ゲット装置だとすると、もう宝石たちも逃れる術がない気がするが……もしかして単品ものなのかしら。2号機3号機が登場したら確実に詰みですな。

 それにしても、毎回のことで申し訳ないが今回も中の人のことに触れさせて。今回大暴走してくれたボルツさんの中の人、佐倉綾音。佐倉さんはこの数年ですっかり一枚看板になり、演技の幅も大きく広げているのだが、過去の記憶を振り返ってもここまで低音域を維持しなきゃいけないキャラっていなかったように思う。ショタはいたけど、その場合ってむしろ地声に近い音域でも良かったわけだし。そんな低音域でもかなり安定して声が出せるようになっていて、ボルツがしっかりと基盤を得ているのはお見事。本当に見ていて(聞いていて)楽しいです。あと個人的にはルチルとジェードが並ぶと彩陽&ゆーみんっていう最高の並びになって本当に最高(語彙喪失)。この2人ってかなり音域と声質が近いからなかなか共演が実現してこなかったんだけど、今作はその縛りを破って並べてくれるので本当の本当に俺得なのである。他にもルチルとフォスの会話が中の人で見ると実は犬吠埼姉妹だとか、信じられない事実も色々と。もう、この国に住みたいです。

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