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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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<無色>

 

 

Amulet of Safekeeping 安全の護符 (2) R

アーティファクト

あなたが対戦相手のコントロールする呪文や能力の対象になるたび、そのコントローラーが(1)を支払わない限り、その呪文や能力を打ち消す。

クリーチャー・トークンは−1/−0の修正を受ける。

 絶妙なところばかりを微妙に突く、珍妙なアーティファクト。まず守ってくれるのは自分のボディ。本体を狙ってくる呪文や能力だけに制限を設けるので火力やハンデス、ライフドレインなんかにちょっとした嫌がらせができる。そしてもう1つはトークンのパワー。タフネスを下げないので除去にはならないが、ずらりとトークンを並べるタイプのデッキ相手にはそれなりに効く。どちらの効果も「限定されてる相手にはそれなりに効く」というもので、リミテッドだと「わざわざ引く必要ないかな……」くらいのレベル。しかし当然、これも「下の環境向けに作られたカード」シリーズの1枚である。上の能力は、なんども細かい呪文を連打してこちらを焼き切ろうとするコンボ、つまり「ストーム」や「赤青昇天」なんかの対策になる。そこまで極端でなくとも、一般的なバーンデッキもこれ1枚でかなりのブレーキを強いられるだろう。そして下のデッキはパワーの小さいトークンを並べるデッキ、つまりサヒーリコンボや「双子」系のデッキに効果覿面。「双子」の場合、コピーされるのがパワー2の「やっかい児」だと駄目だが、「詐欺師の総督」ルートは完封できる。ぶっちゃけ、過去にもそうしたデッキを押さえ込む対策カードは印刷されているのでこれを優先的に選ぶ理由はないのだが、この「2種」を同時にフォローできるカードというなら出番があるのかもしれない。下の環境のサイドボーディングは本当に考えることが多くて大変そうだ(他人事)。

 

Arcane Encyclopedia 秘儀大全 (3) U

アーティファクト

(3)(T):カードを1枚引く。

 歴史的更新。この手の「タップすることでカードが引けるアーティファクト群」はこのカードのように本で与えられることが多く、直近の「ウルザの秘本」はその後継機だった。そして、そんな秘本サイクルの始祖とも言えるのが4マナで設置、4マナでドローの「ジェイムデー秘本」。いかにも重たい設定だが、カード1枚というのはそれくらいの価値があるのだ、ということを教えてくれる1枚。かつてはレアだったが、M13での再録時からアンコに格下げになった。そしてついに、二十年以上の時を経て、この「ジェイムデー秘本」の完全上位互換が開発されたのである。設置コスト、起動コストがともに軽くなり、その差は歴然。というか、過去には「ジェイムデー秘本」をベースに作られた亜種が大量にあるので、このカードはそれらの亜種をことごとく叩き潰す存在になっている。「ウルザの秘本」もこれと比較したらほとんどいいとこ無しである。リミテッドではアーティファクトデッキであろうがなかろうが、ここまで効率のいいドローエンジンは放っておく理由がない。なかなかのゲームブレイカーになりそうだぞ。

 

Chaos Wand 混沌のワンド (3) R

アーティファクト

(4)(T):対象の対戦相手は、インスタントかソーサリー・カードが追放されるまで自分のライブラリのトップを追放する。あなたはそのカードを、マナコストを支払うことなく唱えてよい。その後、この方法で唱えられなかった追放されたカードを無作為にライブラリの下に置く。

 相手のインスタントかソーサリーを無断借用する小狡いアイテム。何がめくれるかわからないので「混沌」だが、相手からしたらなんであろうといい気分ではないだろう。この手の「他人のデッキから呪文をパクる」カードの元祖といえば「にやにや笑いのトーテム像」だろう。まだまだこの当時は「他人のライブラリを覗き見るなんて!」というギミックだけでも大騒ぎだったので色々と使いにくさが残るデザインだが、長年の歴史の中でパクり文化も成長し、今ではこうしてコスト無しで確実に何かが唱えられるようになった。起動4マナは決して軽いコストではないので、使って意味があるのは相手次第。唱えるタイミングを選ばないドロー呪文や火力が豊富な相手なら、変な角度からアドバンテージを狙うことが可能だ。逆にカウンターが多い相手の場合はちょっとタイミングを選ぶので使いにくいし、そもそもクリーチャーだらけのマッスルなデッキ相手だと何がしたいやら。コストに見合った活躍まで働かせるのは少々骨か。

 

Crucible of Worlds/世界のるつぼ(10E)」 M

 これまた面白いところからの再録。実は「第10版」で一度再録されていたのだが、それでもやっぱり基本セットってあんまり剥かれないので価格は落ちず、今調べたところトリム平均で5000円越え。ここらで少し値段を下げておきたいところ。まぁ、それでも神話で収録されちゃうあたりがね……カードショップの人たちも商売ですからね。これの再録と聞いて、真っ先に「『イプヌの細流』で好き放題ライブラリ破壊を!」って考えちゃった私はやっぱりだめ人間だと思う。実際のところ、サイクリング土地と同じ環境にいるのは案外面白いのかもしれない。

 

Desecrated Tomb 冒涜された墓所 (3) R

アーティファクト

あなたの墓地からクリーチャー・カードが1枚以上離れるたび、1/1で飛行を持つ、黒のコウモリ・クリーチャー・トークンを1体生成する。

 「墓地からクリーチャーカードが離れたら」というなんともマニアックな発動条件を持つ、専門職アーティファクト。ぶっちゃけ今回の基本セットのリミテッドでは出番はないだろう。せいぜい「グレイブディガー」あたりでカードを回収した時にちょっとコウモリが湧く程度である。使えるとしたら恒常的に墓地からクリーチャーが離れていくデッキ……なんだそれ。今のモダンにドレッジってあったっけ? あとは「スカラベの神」と一緒に?……いや、あいつがいたらこんなカードいらんよな。一応「不死身、スクイー」や「戦慄の放浪者」と組み合わせるという強いんだかどうだかよく分からない攻め方はあるか。「屑鉄場のたかり屋」なら1回帰ってくるだけでクリーチャーカードが2回墓地から離れ流のでコウモリ2体得られてお得。

 

Diamond Mare 金剛牝馬 (2) U

アーティファクトクリーチャー・馬

1/3

〜が戦場に出るに際し、色を1つ選ぶ。

あなたが選んだ色の呪文を唱えるたび、あなたは1点のライフを得る。

 メアサイクルの最後の1枚は金属製。いや、ダイヤモンド製? 硬度10、完全無欠のダイヤモンドパワーの割にタフネス3しかないあたり、悪魔将軍に対する敬意が足りていない。まぁ、英語の「Diamond」は「優秀な」という意味もあるらしいので、実際にダイヤのボディなのかどうかは定かでないが。さておき、色がないので他の牝馬と違って色対策の意味合いはなく、逆に色サポートの役割を任されている。いわゆるラッキーチャームと呼ばれるアーティファクト・サイクルの翻案で、マロー曰く、「人気がないから今回はクリーチャーにしてみた」とのこと。確かに2マナ1/3+能力付きなら、現環境の「通電式召使い」同様にそれなりの出番はありそう。しかし、何と言ってもこのクリーチャーを必要とするのは白黒ライフゲイン、そしてアーティファクトの数を増やしたい青系のアーティファクトデッキの2種だろう。他の色ではわざわざカットするほどのカードでもないので、実質青白、青黒の専用カードと見ていいはずだ。ラッキーチャームの奪い合いとかいう、今まで見たこともない光景を見ることができるだろうか。

 

Dragon’s Hoard ドラゴンの財宝 (3) R

アーティファクト

あなたのコントロール下でドラゴンが1体戦場に出るたび、〜の上に黄金カウンターを1つ置く。

(T)、〜の上から黄金カウンターを1つ取り除く:カードを1枚引く。

(T):好きな色のマナ1点を加える。

 レアに用意された高級品マナソース。下の能力だけ見れば完全に「マナリス」なわけだが、そこにセット特有のドラゴンギミックを加えることで、非常にあっさりとしたレアに仕上げている。ドラゴン1体につきドロー1回をキャッシュバック。分かりやす過ぎていじりようもないメリットである。ドラゴンなんてデッキに何枚も入るカードじゃないのでここから生まれるアドバンテージは些細なものだろうが、そのドラゴンを早く出すためのマナソースにつけられた能力ってのが心憎い。4ターン目にドラゴン1体を高速召喚しつつのアドバンテージとか言われたら確かに強そうだ。別にドラゴンがいなくても「マナリス」相当なら悪くないのだし、面倒な奴の手元に渡る前にカットしてしまってもいいかもしれない。そういう精神が身内でのギスギス感を生むんです。

 

Explosive Apparatus/爆発性の機器(SOI)」 C

 イニストラードの発明家が開発した「色のないショック」。無色のカードから制限なしのダメージが生まれるのはすごいのだが、そのぶんお値段は「ショック」の4倍と桁違い。普通に考えたら「山を使えばいいのに」で終わってしまうところ。しかし、世の中にはどれだけ頑張っても直接ダメージを生み出せない青とか緑という色もあるわけで、そうした色からはみ出せないデッキはこれを使うしかない場合もあるのだ。実際、イニストラードでの採用実績はそこそこ。まぁ、あの時は昂揚条件っていう別なニーズがあったんだけど。今回は青のアーティファクトデッキでの運用がメインになるだろう。白には墓地のアーティファクトを回収できる「信頼できる荷役獣」がいるので、コモンでこれらをかき集めれば結構なギミックになるぞ。

 

Field Creeper/耕地這い(EMN)」 C

 突然のカカシ!!! まぁ、こいつがいた異界月も別にカカシシナジーとかなかったけども……(昂揚シナジーはあった)。2マナ埋めたい時にどうぞ。今回は青にアーティファクトシナジーが多いので、実質青いクリーチャーだと思ってもいいかもしれん。

 

Fountain of Renewal 更生の泉 (1) U

アーティファクト

あなたのアップキープの開始時に、あなたは1点のライフを得る。

(3)、〜を生贄に捧げる:カードを1枚引く。

 軽量でライフゲインできる「泉」アーティファクトといえばなんといっても「若返りの泉」だ。別に強くもなんともなかったが、当時はまだ0マナアーティファクトがそこまで多くなかったため、その部分だけをみてデッキに投入されることもあった。今回はそんな使い方ができない1マナ設定だが、なんとライフゲインは全自動。毎ターン1ライフという牛歩戦術だが、回復しているのは間違いない。複数枚連打して毎ターンがっぽり稼いでいけば相手のうんざりする顔が見られるかもしれないし、いざという時には次の解決策を探すこともできる。悪くない性能なのは間違い無いのだが……やっぱりライフゲインってなぁ……。白黒専用カードとみていいんじゃなかろうか。

 

Gargoyle Sentinel/ガーゴイルの歩哨(M15)」 U

 基本セット出身の、フレーバーを大切にした中堅クリーチャー。もともとガーゴイルってのは教会の屋根に施された雨どいの意匠に魔除けの意味を込めたものらしいので、普通は動かずに建物を守るだけの存在。それが何かの力で空を飛び始めるためには、それなりのコストがかかるのである。壁役として使うだけなら3マナ3/3のナイスバディだし、マナに余裕が出てきたときに優秀なアタッカーになるという選択肢は魅力的。ついでに防衛持ちだから「アルカデス」さんがちょっと喜んだりもする。まぁ、今回はどのデッキもある程度アーティファクト対策に力を入れてきそうなので、そこそこの信頼度での確保を。

 

Gearsmith Guardian 機械職人の守護者 (5) C

アーティファクトクリーチャー・構築物

3/5

〜はあなたが青のクリーチャーをコントロールしている限り+2/+0の修正を受ける。

 実質青いクリーチャーだ。考えてみりゃ「包囲マストドン」がいるんだから色付きクリーチャーでも5マナ3/5はそこそこの性能。そして青が使えばなんと5マナ5/5という緑にも勝るハイスペックを実現する。なんだそれ。最近の青はなんかずるいぞ。クリーチャーは貧相でヒーヒー言ってる昔の青の方が愛着があるわ。いや、使うけどね。リミテッドで使えるならありがたく使うけどね。しかし、こうしてみるとカラデシュ次元のカードって特徴的な金線の意匠ですぐに判別できるのが秀逸よね。

 




Magistrate’s Scepter/市長の笏(MMQ)」 R

 突然のマスクス。メルカディア原産のカードって、どこか生臭い雰囲気があって、一連のドミナリア・サーガの中でも異質な存在感を放ってて面白いんだよね。個人的には「カイレン式交渉」みたいなギャグなのかなんなのかわからないシュールなイラストが好き。そんな生臭金儲け次元・メルカディアの市長が持っていた笏。なぜか追加ターンがもらえるが、そのための積立貯金は結構大変。他の手段でカウンターの数を水増しする使い方が一般的だが……まぁ、そこまで頑張るようなもんでもないな。なんで突然帰ってきたのかは謎。次のラヴニカのギミックに関わってきたりしたら、二大都市次元の夢の共演になってちょっと面白い。

 

Manalith/マナリス(HOU)」 C

 スタン落ち回避組。毎回書いてるんだけど、これって当時強いと思っていた「オベリスク」サイクルの完全上位互換なんだよなぁ。多色スキーの程よい味方である。

 

Marauder’s Axe 匪賊の斧 (2) C

アーティファクト・装備品

装備しているクリーチャーは+2/+0の修正を受ける。

装備(2)

 圧倒的調整を施した「骨断ちの矛槍」。いや、別に「放射籠手」あたりと同じ設定なんだから今のバランスならすごく普通なんだけど、モノが斧なのでどうしても比較してしまうのよね。今回赤はアーティファクト破壊の「溶解」が収録されている。あとはアンコやレア以上にアホみたいな装備品が入ってくるととばっちりで対策の機運が高まることになるが、今回はどうでしょうかね……。

 

Meteor Golem 隕石ゴーレム (7) U

アーティファクトクリーチャー・ゴーレム

3/3

〜が戦場に出た時、対象の、対戦相手のコントロールする土地でないパーマネントを破壊する。

 他のカードがなんとなくどんな次元の産物かわかる中、こいつはよくわからん。なんだこれ。どういうシチュエーションなんだ。いや、何が起こってるかはわかるんだが……ギャグにしか見えないぞ。とりあえず、やってることは「万能溶剤」と大体同じ。コストも同じだし、さらに3/3のボディまでついているのだから超すごいカードと言えなくもない。実際、リミテッドなら7マナというコストにも関わらずかなり優先順位の高い1枚になっているだろう。あとは戦場に出し入れするギミックを整えてやれば最高のメテオストームが展開される。こいつが誰なのかもわからないままに。

 

Millstone/石臼(M14)」 U

 Yeah,俺たちディミーア生まれのMillstone育ち。めくれる、削れる、それがMillwhole集める、ひたすら並べる、あとは堪える、それがMill。決め打ち上等、ただ突っ走る。敗れる? 挫ける? そりゃぁso dull、ただただ削る、それがMill

 

Rogue’s Gloves/ならず者の手袋(M15)」 U

 最後の基本セットとなったこともあってやたら印象が薄かった「M15」だが、そんな中にも割とかっちりした汎用装備品が存在していた。いわゆるカササギ能力を付与するシンプルな装備品だが、飛行や威迫など、回避能力を持つクリーチャーが多く採用できればゲームを決めるだけの能力になりうる。あとはもう、周りの陣容次第。今回は青デッキなら装備品の価値は上がりそうだ。

 

Sigiled Sword of Valeron ヴァレロンの有印剣 (3) R

アーティファクト・装備品

装備したクリーチャーは+2/+0の修正を受けると共に警戒を得て、本来のタイプに加えて騎士でもある。

装備したクリーチャーが攻撃するたび、2/2で警戒を持つ、騎士・クリーチャー・トークンを1体、攻撃した状態で戦場に出す。

装備(3)

 「ヴァレロン」はアラーラ次元、バントにある国の名前。名誉を重んじ、どんな戦いでも騎士道を大切にするこの地域では、騎士団からの叙勲により「印章/Sigil」が与えられる。これをもって最大の名誉と成すわけだが……キモくない? デザイン怖くない? こんなん授与されても、式典で笑わない自信ないわ……。まぁ、デザインは間抜けでも権威と破壊力は本物。警戒付与で攻防に優れた騎士になれる上に、なんと毎回部下となるお付きの騎士までもらえるという優れもの。やっぱり支配者階級最高やな。ただし、誘発条件がアタックな上に出てくる手下も無骨に殴りにいってしまうので、相手側に圧倒的戦力が構えていると単なる棒切れに成り下がる可能性も。いっそ「貪欲なハーピー」に握らせて、出てきた手下を全部食料にしてしまうとかいうスプラッタな展開もありかもしれない。バント民に怒られるわ。

 

Skyscanner 空中走査器 (3) C

アーティファクトクリーチャー・飛行機械

1/1 飛行

〜が戦場に出た時、カードを1枚引く。

 空飛ぶ「秘密の商人」。アーティファクトに同コストで飛行まで持たれてしまった「商人」は本当に立つ瀬がないが、登場した当時からあんまり立つ瀬は無かったので気にする必要はない。損得勘定だけで言えばあの「巡礼者の目」と肩を並べる存在であり、どんな色でも使えてそこそこの戦力が確保できるアーティファクトカウントというのは今後も色々と可能性が見出せる1枚だろう。「ゴブリンの鎖回し」さえいなければ、何かこれを使った悪巧みもできたかもしれないのだが。

 

Suspicious Bookcase 怪しげな書架 (2) U

アーティファクトクリーチャー・壁

0/4 防衛

(3)(T):対象のクリーチャーは、このターンブロックされない。

 こういうのいいですね。なんで本棚が壁クリーチャーやねん、とか、なんでこんな能力があるねん、っていう疑問はイラストを見れば一発で解消。なるほどね、例のアレね! ……まぁ、現実で見たことないけども……。フレーバーテキストもジョークがきいていて愉快である。多分コナンとかがきたら一発でバレるやつやで。とりあえず、普段はなんの変哲も無い本棚のふりをしているので侵入者に対してはそれなりの防壁になってくれる。そして、いざという時にはギギギと開いて秘密の抜け道へ1名様ご案内。めでたく相手本体への隠し通路が繋がるのである。まぁ、ギミック云々を除いても使い勝手の良い1枚ではある。青のアーティファクトデッキはもちろんだが、パワー偏重のクリーチャーが多い赤と手を組んでもダメージ量の増加が見込める。こんなルートを通って巨人とかヘリオンが出てきたらビビるよな。

 

Transmogrifying Wand 異形化するワンド (3) R

アーティファクト

〜は蓄積カウンターが3つ置かれた状態で戦場に出る。

(1)(T)、〜の上から蓄積カウンターを1つ取り除く:対象のクリーチャーを破壊する。そのコントローラーは、2/4で白の、雄牛・クリーチャー・トークンを1体生成する。この能力はあなたがソーサリーを唱えられるときにのみ起動できる。

 ビビデバビデブゥ。どんな相手でも牛にしちゃう魅惑のワンド。こうしたフレーバー優先のカードが出てくるのも基本セットの面白いところだ。どんな怪物でも一瞬でバニラにしてしまう性能は確かに破格だが、残されるトークンが2/4とそこそこのサイズなのもまた絶妙。自軍の雑魚に使って増強してもいいし、相手のフィニッシャーを家畜にするのもいいし……ファンシーなフレイバーの割に実用性の高い1枚だ。ちなみに、せっかくなのでMagic世界における家畜がどの程度の強さなのかを比べてみると,まず一番貧弱なのが羊で、なんとそのサイズは0/1(「羊術」など)。次点が豚で、こちらは2/2(「豚の呪い」)(正確には、クリーチャータイプは猪)。そして今回の牛が一番でかくて2/4。おそらくこれは「柱平原の雄牛」がベースになっていると思われる。「クロミウム」を見つけた魔道士がドヤ顔で「牛になぁれ!」って魔法をかけたのに対応して人間に化けられたらビビるだろうな。

 

Cinder Barrens/燃え殻の痩せ地(RIX)」 C

Forsaken Sanctuary/放棄された聖域(RIX)

Foul Orchard/穢れた果樹園(RIX)

Highland Lake/高地の湖(RIX)

Meandering River/曲がりくねる川(DOM)

Stone Quarry/採石場(RIX)」 

Submerged Boneyard/水没した骨塚(AKH)

Timber Gorge/森林の地溝(DOM)

Tranquil Expanse/平穏なる広野(AKH)

Woodland Stream/森林地の小川(RIX)

 いわゆるタップイン2色土地。今回はコモンで収録されるので、まだ持ってなかった人は集めておくチャンス。リミテッドでもかなり色が渡りやすい環境である。

 

Detection Tower 探知の塔 R

土地

(T)(C)を加える。

(1)(T):ターン終了時まで、あなたの対戦相手と、対戦相手のコントロールする呪禁を持つクリーチャーは、それらが呪禁を持たないかのように呪文や能力の対象になる。

 マナを出すことが主な任務ではないタイプの土地。その仕事は「相手の呪禁対策」という渋いもので、同様の仕事は「派手な投光」というこれまた地味なアーティファクトがやっていたこととほぼ同じだ。一応、当時と違って「プレイヤーが呪禁を得る」というニッチすぎる問題にまで対処しているあたりは芸が細かい。まぁ、普通はあまり出番がないカードだろうが、リミテッドではたまたま相手が「蔦草牝馬」なんかを使っているというなら1枚くらい土地を差し替えても問題ないだろう。「派手な投光」と違ってメインから入れることも無理ではないので、下の環境では何か活躍のチャンスがあるかもしれない。ちなみに、イラストを見る限りではこの塔はミラディンの施設のようだ。まだファイレクシアっぽさがないので、メムナーク時代の監視装置かなんかでしょうかね

 

Rupture Spire/断ち割る尖塔(CON)」 U

 今回コモンから多色をサポートするのはお馴染みの「進化する未開地」ではなくこちら。多色サポートとしては不満のない性能なので、統率者デッキなどではちょいちょいお世話になっている。ちなみに、なんで地面を断ち割って突然塔が突き出してきたかというと、アラーラ次元で断片が収斂して「衝合(Conflux)」現象が起こった影響である。

 

 

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