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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「Caligula-カリギュラ-」 4

 能登麻美子だと思っていた母親のCVが一夜で川澄綾子に変わってしまっただって?! つまりな、お前のかーちゃん大沢事務所だ。

 まぁそんなことはどうでもいいのだが、だったら「どうでもよくない部分」はどこなんだよ、っていう作品。ぶっちゃけ、1話目では何が何だかさっぱりわからない。調べてみるとどうやら原作はゲームのようだが、この取りつく島もないような脚本進行は「カオスチャイルド」とか「オカルティックナイン」みたいな系統を思い起こさせるものだ。どういうゲームなのかはネタバレが怖いので確認してないけど、だいたい間違ってない気がするぞ。

 シナリオ面では何が起こってるかさっぱり分からないが、どうやら今まで平凡だと思ってきた世界はかりそめのものだったようで、次週からは「本当の姿」が見えてくる展開になるんだろうか。だとするなら、事前に確認すべきは主人公の人となりくらいか。他のサブキャラたちはどこまでその存在が実証されているかも怪しいのだから、本当に「主人公の紹介」くらいの意味しかない1話である。そして、その主人公がちょっと怪しげなのであまり第一印象はよくない。「怪しげ」ってのは別に「胡散臭い」という性格的な問題ではなく、キャラとしての立て方が正しいか微妙、という話である。冒頭からいきなりペダンティックな会話から入ろうとしたり、身内から「教授」呼ばわりされていたり、古書店にアリストテレスを発注してみたり、典型的な「お利口さん」キャラだということを見せたいのだろうが、毎度のことながら「頭のいいキャラ」を描くのは非常に難しいのである。今回だって、電車の中で堂々と心理学の本見せびらかし、女の子に「ははは、僕は心理学の話に興味があってね」とか言ってる時点で胡散臭さ満点だ。その割にはなぜかジョハリの窓の話を今更やってみたり、そこで話が終わって「それは何に用いられる理論なのか」みたいなところに話が進まなかったり、どうも「頭良さげに振る舞いたい中二」みたいにしか見えない。その後の視野狭窄の話だって、それって生物の環境学習の話であって、人間の先入観の話とはまた別物。心理学じゃなくて生物学である。なんでそんな話をラーメンデブに持ち出したのかも意味がわからんし、連れ合いも連れ合いで「お前は考えすぎなんだよ」とか言ってるけど、別にそいつ何も考えてないぞ。単に仕入れた知識を無理やりでもどこかで披露したいだけのやつだ。あんまり友達にしたくないっていう部分だけは正しいけども。

 そんなわけで、主人公の発言が出だしから痛々しいのは純粋にマイナスだし、このキャラが次週から「俺、頭いいから」みたいな行動に出はじめたら完全にキャラ造形は失敗だ。この後でテンパり芸を見せてくれるなら今回の導入で正しかったということになるけども。ただ、問題なのはこの主人公だけでなくてトンチンカンな受け答えをした友達連中のキャラにまで及んでるってことなんだよな……なんであれだけおおっぴらにタイトルを見せていた本を読んでる人間に正面から近づいて「何読んでるの?」なんて聞くヒロインなのだろう。見えてるやろ。

 まぁ、あんまり細かいところにこだわってもしょうがないが……ぶっ飛んで予想もつかない展開になることを祈っています。

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