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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 やっぱギアって大して意味ないのでは? 第4話。ギアレスであんだけ勝てるとなると、せっかくのギアありボクシングの存在意義が否定されてるみたいで作品の根幹が揺らいでるのが不安といえば不安。

 ギアの存在感は気にならないではないが、それでも骨子はしっかりしているのでグイグイ見せてくれる作品だ。ついに本格的なボクシングシーンが展開されたわけだが、華麗さとか爽快感とは無縁の。泥臭くて、苦しくて、命がけのバトルの切迫感が滲み出てくる画面作り。こういう方向性で見せてくれるからこその、ちょっと野暮ったいデザイン性よね。ちゃんと狙い通りの魅力につながっているのだから文句の出ようもない。まぁ、どうしても全体的な作風はもっさりした印象になるので、受け入れない人も少なくない気はするけども。

 「ギアの存在感とは」みたいなツッコミは入れたが、シナリオの要請はもちろん理解できる。何しろ257位からスタートして最終的にトップランカーのユーリと対決して勝つ必要がある。そんな状態で下位ランカーと対決して圧勝しまくる展開を見せても面白くないだろうし、かといって下位相手に苦戦してたら優勝なんか夢のまた夢だし、「盛り上げつつもジョーが弱く見えないような展開」を作る必要がある。そんな時に手っ取り早いのが、下位相手にはハンデマッチをするという今回の設定なのである。まぁ、前回までのギアを巡ったすったもんだが結局有効利用できてないやんけ、という話もあるのだが、サチオが命がけで掴んだ高性能ギアへの繋ぎはまだまだあとで効いてくる話だろう。「ギアで何ができるか」っていうのも今作の見どころの1つだろうし。

 今回のお話はそうしたジョーのデビュー戦を見せつつ、さらにチーム「番外地」の結束を見せる働きもある。信頼できるトレーナーではあるがどこか胡散臭く、ちょっとでも歯車が噛み合わないと役立たずになりそうな南部のおっさんの危うさ、単なるクソガキだったがいつの間にか精神的主柱としてチームの良心兼モチベーションになりつつあるサチオ。そして、どんな苦境でも飄々と、どこか悪辣ながらもヒーロー像を崩さないジョー。わずか4話目でなかなか良いチームになったんじゃなかろうか。結局ボクシングってどこまでいっても個人の戦いになってしまうわけだが、そこでちゃんと周りにも人がいてくれることが感じられればこそ、物語にも深みが出よう。今後もセコンド二人の活躍には期待したいところだ。

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