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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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4月28日 ドラフト模様(DOM×3)

ピック順 【Alessi】→【Newcomer】→【Thraxi】→【Serra】→【Chrolony】→【Sea-chcken

 

 新環境〜〜!! わぁい、久しぶり! 本当は先週がイクサラン環境の最終戦の予定だったのだが、結局面子が揃わず不成立。その結果公式(?)には3週間ぶりのドラフトとなった。まぁ、今後は安定開催も難しいだろうし、これくらいのペースが平常運転になるのかもしれません。その割には今回なぜか六人戦が成立してるんですけどね。変な名前が増えてるけど気にしない。

 さておきドミナリア環境。実は今回、プレリで「先行購入特典」という謎システムがあったおかげで事前にパックを購入しており、集まれる人間だけで月曜日にすでに四人ドラフトを実施しているのでこれが2戦目だったりもする。そりゃね、すでに一度剥いてるパックですからね。もう、新環境の混乱なんて無いも同然ですよ。全てを分かってプレイしてますよ。当然、嘘ですけどね。

 雑感としては、やはりこれまでの環境からはガラリと雰囲気が変わって、なんとも大味で、とんでもない環境になっている気がする。ここ数年はドラフトというとどれだけ制作チームが調整しても「結局早くて殴れるクリーチャーは正義」という状態だったのだが、今回はそもそも2マナ・3マナに有効なクリーチャーが減っており、除去の性能は格段に高い。速攻戦術もおそらく今後の研究次第でいくらでも出てくるのだろうが、しばらくは腰を据えて戦うデッキの方に有利がつきそうである。そして、これまでのドラフトで通用していた常識というか、「まぁ、この展開はどう考えても勝つやろ」くらいの盤面を作ったとしても、相手も同じくらいの大味デッキなので、予想の斜め上から盤面をひっくり返される可能性が常につきまとっているので油断できない。ワンパンで10点とか20点殴れるアンコモンがその辺にゴロゴロしてる環境ってどういうことだよ。

 

 




 

    AL SE TH SC NEWCH

AL  ー  ◎  ◎  ×  ◎  ◎  4ー1 1

SE  ×  ー  ×  ×  ×  ◎  1ー4 6

TH  ×  ○  ー  ◎  ◎  ×  3ー2 2

ME  ○  ◎  ×  ー  ×  ○  3ー2 3

NEW ×  ◎  ×  ◎  ー  ×  2ー3 5

CH  ×  ×  ◎  ×  ◎  ー  2ー3 4

 

 

1位 【Alessi】 赤青 <燃えがらの風、エイデリズ 雲読みスフィンクス 炎の精霊>

 月曜日に開催された先行ドラフトに参加していなかった男がいきなりの優勝をかっさらった。我々の経験なんて、ゴミみたいなもんですわ……しかも、2週間も空いたから忘れがちだが環境跨ぎの2連勝でもある。なんや、調子に乗ってるんとちゃうんかワレ。でもまぁ、実際に強いデッキになった。そして、本人曰く「さっぱり新しいカードを使った気がしない」とのこと。確かに呪文を見てみるとほとんど再録っぽい呪文ばっかりだな……まぁ、ほら、懐古エキスパンションだからさ(そういう意味だろうか?)。個人的には、この環境もイクサラン同様に結局シナジーを形成したアーキタイプデッキを狙うのは難しいんじゃないかと思っていたのだが、一発目に組まれたこのデッキは割とちゃんとしたウィザードシナジーが形作られている。その中軸をなすのはもちろん、多色アンコモンの「燃えがらの風、エイデリズ」。デッキのクリーチャーは13体とやや少なめだが、うち半数の7体がウィザード。そして、序盤に1/3や2/3などでなんとなく守っていたウィザードが突然不規則なパンプアップを起こすと実は案外対処に困るのである。クリーチャーが少ないのは当然その分スペルが多いということで、「シヴの火」×2「一瞬」×2が軽快な動きをサポートしつつ、ついでに手軽なキッカーから「血石のゴブリン」のブーストになっていたりもする。「アカデミーの修士魔道士」×2に「氷河期」と相当量のバウンスも保持しており、序盤に適当に並べた「トレイリアの学者」が相手を阻害しながらペチペチ殴って勝っちゃった、なんて展開も充分あり得るのだ。なるほど温故知新。バウンス・カウンターの古き良きコントロール要素が、堅実なイゼットビートに絡んだわかりやすいサンプルである。

 

 

島×9 山×8

 

<クリーチャー> 13

工匠の助手 ギトゥの溶岩走り

血石のゴブリン×2 秘宝を追う者

ヴォーデイリアの秘儀術師 トレイリアの学者

燃えがらの風、エイデリズ 火拳の達人

アカデミーの修士魔道士×2 雲読みスフィンクス

炎の精霊

 

<その他> 10

選択 シヴの火×2

中略×2 一瞬×2

馬上槍 氷河期

ボーラスの手中

 

 

2位 【Thraxi】 緑白 <黎明をもたらす者ライラ 先祖の刃 フレイアリースの歌>

 月曜日のドラフトで毎度おなじみクソ多色のノルマをさっさとクリアしてしまったので今回は伸び伸び初回ドラフトをプレイできるな、と思ったところにやってきたのは「ライラ」さん。お前、いきなり出るのか。下家が熱烈な天使スキーなのは誰もが知るところであり、油断すると白に行きかねない、と警戒して序盤は必要以上の白キープ。幸い「アヴナントの罠師」という指針のわかりやすいビート向けのクリーチャーが連なり、最初は白青あたりで歴史的をフォローしつつのビートかなぁ、と考えていた。しかし転機は2パック目。「養育者、マーウィン」は歴史的カウントのために一応キープしたのだが、そのあとに5引き「荒々しいカヴー」、6引き「フレイアリーズの歌」と、確実に緑が余っていることが分かった。結果的には今回緑は独占色になっており、その後も「ラノワールのエルフ」がぐるぐる回ってくるのでそれをキープしつつ、「緑は決め手にかけるなぁ」とぼんやりしたピックが続いた。そして3パック目、1引きで2枚目の「フレイアリーズの歌」を引いたらさらに上家からも「フレイアリーズの歌」。もうここで開き直り、「ラノワールのエルフ」×3「フレイアリーズの歌」×3というわけのわからないマナ出しマッチョデッキが完成した。「歌」に加えて「シッセイの後裔、シャナ」も2枚いるのでできればサリッド関係のクリーチャー数を水増しするカードが欲しかったのだが、今回は「ヤヴィマヤの苗飼い」も少ないし「苗木の移牧」が1枚も登場しなかったのはアンラッキーだった。でもまぁ、最終的にライラがいればなんとかなるよな。負けた試合はただひたすら「ラノワールのエルフ」と森を置き続けて死んで行くパターン。一応土地16枚だったのだが、これだけマナソースを兼ねるカードがあるとどんなバランスにしたらいいのか分からなくなるわ。

 

 

3位 【Sea-chcken】 赤白 <先祖の刃 黎明をもたらす者ライラ エイヴンの歩哨>

 ンンンン?? なんかこの1引き欄の並び、どこかで見たような……。よくわからない奇跡を起こした、1卓同時展開ライラである。一応補足しておくと、今回開封したパックの中には私がプレリでもらった賞品が混ざっていたので、多分1箱から2枚出現したのでは無い(と思う)。とにもかくにもこちらもライラ。そして、白が確定している中でも自然にボロスに向かっているのはシーチキンイズムのなせる業か。ボロスなので特に説明の必要もないビート狙いだが、上述の通りに単なるビートというのはやや構築しにくい環境。こちらのデッキは「ライラ」を決め技に据えているが、もう1枚のレアである「先祖の刃」に加えて「小剣」も携えて「炎の番人ヴァルダーク」あたりも一応の秘密兵器になっている。また、「祝福の光」「焦熱の介入」とサイズ無視で叩き込める除去も多いために対応力は高く、多少もたついても最終的に自分の土俵に引き込める展開は多かったようだ。赤ビートはもたついても「ケルドの軍監」っていう決め技があるので本当に油断できない。

 

 

4位 【Chrolony】 白黒 <べナリアの軍司令 善意の騎士 ヨーグモスの不義提案

 こちらは白黒ということで、当然その中心に据えられているのは騎士シナジー。こちらも思ったよりはちゃんとシナジーらしいシナジーがあり、他の人間が使いにくそうに流す「フェメレフの誇り、クェンデ」もやっぱり適材適所で鬼畜アンコモンに格上げされるな、というのがよくわかる陣容。「善意の騎士」「悪意の騎士」の騎士ツインズからクェンデに繋がった時の殺意の高さは尋常ではないし、今回は黒も不人気だったおかげで「不純な捧げ物」などの除去が比較的遅めに回収できており、序盤から先制攻撃を武器にしたビートがはまれば相手は防戦一方になって崩れるばかりという算段だ。他にもレアからは「べナリアの軍司令」「ウィンドグレイスの騎士、アルイェール」と揃っており、充分に騎士デッキを組んだと言えるだけの陣容になっていたのではなかろうか。ただ、そんな中でも結果は負け越しに終わり、本人はずいぶん不完全燃焼。どうにもマナカーブが不細工だったとか色々と反省点もあったらしいが、最終的にはデッキが回らないというのでご不満顔。まぁ、正直この世界の正解マナカーブはまだ誰にも分からんからなぁ。

 

 

5位 【Newcomer】 青黒 <意趣返し ランプのジン、ザヒード 通電式召使い>

 環境跨いでそろそろ「ニューカマー」の称号も取り外してもいい頃だろうか。何しろそれなりに勝ってるしな。新環境ということで必死に覚えた知識がまた役に立たなくなるという苦境にあり、やはりある程度の慣れが無いとこうした切り替えは厳しいもの。やたらと「通電式召使い」のピックが早いのはなんだか不思議なところなので、もうちょいピックの練度はあげられるだろうか。ただ、今回のピックは青が上と被ってるとはいえ特に大きな問題もなく、最低限の青黒としての要請は満たしているように見える。まぁ、上述のデッキ群のように明確な勝ち筋を見据えていないのはどうしてもキャリアの差が出るところだが、それでも弱いカードが入っているわけではなく、「ちょっとネズミに夢を追いすぎた」くらいのもんである(結局3体で打ち止め)。この環境の基本となるコントロール部分は除去の数でちゃんとフォローしているし、普通なら使いにくそうな「戦慄の影」を「金粉の睡蓮」で強引に解決するなんていうシークレットなテクニックも。「金粉の睡蓮」はさらに「上昇底流、スリン・ヴォーダ」というよく分からないカードにも寄与しており、私との対戦では、こちらが大量にクリーチャーを並べて「さぁ、フレイアリーズが歌っちゃうぞー、次でゲームが決まるぞー」ってテンション上げてたのに突然お魚にザッパーンされて誰も歌を聞いてくれる人がいなくなってしまうなんてわけのわからない事態が起こったし、次のターンには「秘儀による飛行」で9/9の空とぶお魚が完成するなんて謎ギミックも。その後も10/4の空とぶ伝説カエルとか、1戦目から割とドミナリアらしさは満喫しているぞ。いや、これがドミナリアらしさなのかどうかは知らんが。

 

 

6位 【Serra】 赤青 <ミラーリ予想 蛮行オーク 蛮行オーク>

 せっかく「ライラ」が2体も登場した試合だというのに、自分のところには一切天使が舞い降りなかったという実に残念な事実を叩きつけられた時点で負けは決まっていたのだろうか。なんとも幸先の悪いスタートになった……が、さっさとライラさん1体をコレクションにお持ち帰りしたために本人としては特に不満もなさそうであった。我々の中で純正のコレクター気質って実は珍しいんだけどね。さておきこちらは、優勝デッキと同じく青赤からイゼットビートを狙ったデザインであり、「ボーラスの手中」というキーカードも同じようにフォローしているが、上のデッキがウィザードエンジン+インスタントという明確な武器を持っていたのに対し、こちらはややコンセプトが散っており、「ギトゥの溶岩走り」の覚醒に多くの時間を必要としたり、「蛮行オーク」が出てきてもアーティファクトが見当たらなかったり、「ミラーリ予想」しても墓地が空だったりとちぐはぐな印象が強かった。個々のカードはインパクトがでかい環境なのだが、それだけに癖も強く、噛み合い方をミスるとやきもきする結果が多いようである。まぁ、それでも個人的には「セラの天使」がボーラスによって裏切って突っ込んできたシーンは割とトラウマもんでしたけどね。なんで青赤でデッキ組んでんのに天使使ってんだよ、ふざけんな。

 

 

今回のピック表

 

Alessi】(青赤)→【Newcomer】(青黒)→【Thraxi】(緑白)

                      

Sea-chcken】(赤白)←【Chrolony】(白黒)←【Serra】(赤青)

 

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