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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 モブが雑に豪華、第2話。まぁ、多分今後メインキャラで絡んでくるキャストがとりあえずモブやってるんだと思うけども。福島潤が野次飛ばしてるのがうるさくて最高。あとキャストロール見ててぴかしゃの名前があるのに「あれ? ぴかしゃ出てきたっけ?」って思ってたらCパートで痴女みたいなのが出てきたときの「あっ(察し)」感。

 よし、2話目も一切ブレーキかけずにぶっ飛んでおる。1話目ほどのオカルティックナイン展開ではないものの、やはり要所で「こいつら早口だな」って思うところはあるようなスピード感。それでも前回よりは中身はシンプルになっているので、いくらか心穏やかに観ることもできるようになっている。特に今回は敵勢力とこちら側のロボ・ストリングパペットの戦闘をたっぷり見て欲しいという意図があるだろうから、セリフ先行ではなく画面の説得力でねじ伏せにくる形だ。いきなり理想のおもちゃを手に入れてしまった大介に対して、「マニュアルなら全部pdfでバンドルされてるから」ってんでとりあえず起動して突っ込ませるミロもなかなかエグい。でもさ、最近の機械なんて大体そうだよね。取説みないでとりあえず起動すれば音声ガイドとかがあるからなんとかなるっていう。指示に従ってセットアップすればええねん。ロボットアニメはガンダム以前の昔から「パイロットがどうやって操縦できるようになるのか」っていう重箱の隅を突かれることも多く、マニュアル熟読してみたり、なんでも全部わかっちゃうコーディネーターだったりしたわけだが、本作の大介の「とりあえず使いながら適宜AI任せで身体で覚えていく」ってのは、いかにも現代人らしいファーストコンタクトである。昔の人は想像もしなかったことだが、案外、ロボットものの導入ってこのくらいが未来感のある仕様なのかもしれない。

 「パンピーがいきなりロボット乗れちゃう問題」のマニュアル部分についてはとりあえずそれでクリア。絶妙にズレがある音声ガイダンスとの対話が現代におけるSiriとの対話みたいでちょっと微笑ましい。そして、「いくらわかったところで身体がついていかねぇだろ」という問題については、まずストリングパペットがどこをどうみても「直感的に手足を動かせば連動するギミック」であることで解決をみている。あまりにダイレクトに繋がりすぎているシンプルな設計は、おじさんたちが幼い日に憧れたグランゾートとかその辺のロボが限りなく現実的になったデザインだ。まぁ、残念ながらあんまり格好良くもないし夢もないけど……これ、現代で運用されてるサポートフレームみたいな機械の延長線上だもんな。でもまぁ、おかげでわかりやすいし、外から見ても使用者が一発でわかる親切設計だ(防御面は大丈夫なのだろうか)。さらに、そんな直感的なインターフェースに加えて大介自身の「運命の日に備えて鍛えまくってきた」設定がここで活きる。筋トレして、常に敵との対決をシミュレーションしてナイフを忍ばせていた厨二少年は……うん、思った以上に戦えてるわ。大介の「いっぺんやりだしたら歯止めが効かない」性格が、未知の強敵との対決ではうまい具合にプラスに働いたようである。まぁ、同じ勢いで同級生殴ったら退学もんなんですけどね。中途半端に厨二妄想が叶っちゃうという、どこか座りの悪い世界である。

 そして、そんな世界は「未来に飛ばされた新宿渋谷」というどうしようもないシチュエーション。タイムスリップ物の中でもかなり規模のでかいやらかし具合で、モブのみなさんの慌てっぷりが滑稽だが、まぁ、実際にこんだけのトラブルが起こったらみんなパニックは必至だよな。最近は日本も災害やらなんやらで「大規模な騒動」が頻繁に起こるようになっており、こうした光景もあながちアニメの中だけではないと思えば肝が冷える。さらっとコンビニに略奪しにいってるおっさんなんて、実際に震災の時にはいっぱいいたらしいしなぁ。おっかない話だが……。でも、今の新宿の様子を観る限り、そんな世紀末ヒャッハーもやむなしか。むしろ警察関係者の一部が落ち着きすぎやねん。てらそまさん(キャラ名がまだわからないから中の人で呼ぶ)は、もしかしたら未来人とつるんでるんじゃねぇかと思うくらい落ち着いて状況に対処してるし、飛田さんもどこかピントがずれてるわりには的確に現状を押さえてたりするんだ。みんなしてパニックの方向性が違うから、野次飛ばしてる連中に対しても「そんなこと言う奴おるか?」みたいな変な引っ掛かりがあるのだが、もう、こんだけパニックになったら誰がどこで何するかわかったもんじゃないもんな。確かに、これだけの事態でも「武器を持って敵と戦うなんてダメだ」って言い続ける輩は実際にいそうだもんな。

 なんだかどこかリアルもあって、実に人間臭いダメな要素もさらっとネタにして取り回しちゃうあたりが流石の谷口作品。トントン拍子で高校生ヒーローを作り上げるところまでは進んだが、これ、絶対に大介が思い描いたような格好いい展開にはならずにまた暴れるやつだ。さらなるトラブルに期待大。

 

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