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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 ここ最近はBOX先行販売があるからプレリに出ないとダメだな? まぁ、土曜日日程から多少フレキシブルにドラフトが変更されるようになったことも大きいけどさ。というわけで、「献身」の時にはボロクソに負けていいこともなかったので何も書かなかったプレリの参戦記事でございます。

 




 

 いや、でも今回はすごかったな。ここ最近はプレリの参加人数って減少傾向にあって、数年前と比べても寂しいな、って感じだったのだが、今回はまさかの当日申し込み多数による抽選。こんなん、ウン年間Magicやってて初めて見るかもしれない。そして、私の連れ合いが見事に15/21の枠を勝ち取れずに抽選漏れ。結局私は一人で戦うことになった(そやつは夕方の部に回ったので、この記事を書いている現在も絶賛対戦中のはず)。いやー、前日に俺が気を利かせて予約取っときゃよかったんだけどね。まさかこんなにも盛況になるとは思ってなくてね……。理由はいくつか考えられるが、①やっぱり日本語アートの話題性がすごい。 ②そもそも灯争大戦自体が割とカオスで楽しそう。 ③アリーナのおかげで客層が広がった。 ④まぁ、連休だし。 の合わせ技でしょうかね。デュエルスペースが混んでいると辟易するが、Magicが盛り上がっているのは大変良いことですよ。

 で、この環境の初戦だったわけだが……案の定のカオスだな。いや、でも別に悪い意味ではない。この絶妙なPWとの絡みは、なるほどバランス調整はきちんとできている。アンコモンのPWをどのように使いこなすかがデッキの趨勢を分ける感じかなぁ。デッキ全体のクリーチャーの量はどうしても減るので、今まで通りの感覚だと何かが狂っている感じもする。そして、コンバットが凄まじく悩ましい。常に「どっちを殴る?」を考える必要があるし、大抵は自軍にもPWがいるので「護衛を残さないとダメ?」も考える必要がある。今回ぶっちゃけ、攻め気なデッキだと思ってガンガン殴っていたら不用意にPWを失う展開が多く、なんだかまだまだ馴染めていない気がした。全体的にカードのスペックが高いのは間違いないとは思うのだが、癖のあるカードも多く、最善手を見出すまでにはしばらくかかりそうな環境である。まぁ、速度が遅くなってやりたいことができる環境は良いですよ。「献身」の次がこれってのもすごい話。次の「M20」で多少の揺り戻しがないと不安になってくるな。

 

 さて、今回私が組んだデッキは以下の通り。環境を鑑みて、一応「クリーチャー」「PW」「それ以外」で分けて掲載しよう。

 

<土地>

山×7 森×6 沼×3 ギルド門通りの公有地

 

<クリーチャー> 12

不気味な修練者 クロンチの世話人×2

ティボルトの憤怒鬼 アン一門の侵略者

ブリキ通りの重鎮、クレンコ 貪るヘリオン

怒り狂うクロンチ ゴブリンの突撃隊

砲塔のオーガ 開花の巨体

戦慄衆の勇者、ネヘブ 

 

<PW> 6

混沌の船長、アングラス 暴君潰し、サムト

敬慕される炎魔道士、ヤヤ×2 世界を揺るがす者、ニッサ

群れの声、アーリン

 

<その他> 5

心火 戦慄衆の侵略

新たな地平 瀬戸際の勇気

蔓延する蛮行

 

 ちなみに残りのレアは「フブルスプ」君と「カーン」なので、まぁ入れなくていい奴。あまり無理せずにレア5枚を投入できたのでよかったが、終わってみれば黒タッチのレア「戦慄衆の侵略」はタッチで入れるカードじゃなかったし、「蔓延する蛮行」も結局1回も使わなかったので、これならグルールでまとめてもよかったかもね。

 デッキコンセプトは、プロモと通常枠で2枚並んだヤヤ様をフル回転させること。赤のカードを多めに採用し、PWも「アングラス」「サムト」とクリーチャー戦闘にしっかり関与して前に押せるカードになっている。まぁ、2マナ以下のクリーチャーが4枚しかいないのだけど……これでも環境では速い方よなぁ。多分もう1枚のキーカードというかMVPをあげると「クロンチの世話人」×2になると思う。4マナ以上のカードはほぼパワー4以上だし3マナにもパワー4になるカードが2枚あるので、サクサクカウンターが乗るし、序盤にカウンターが置ければ何枚かある増殖カードとの絡みもよくなる。「開花の巨体」は出すだけでカウンター2つ乗るしな。この「世話人」が序盤から圧力をかけ、「アングラス」の威迫やヤヤ様による爆撃でゲームを決める。

 

Round1・VS青黒緑(コントロール寄り?)

 1戦目の相手はなんと日本語が話せない外国の方。配布された日本語のカードも読めないので、英語版のカードリスト(画像)とにらめっこしながらの対戦という変なマッチである。まぁ、英語喋れないこっちも悪いので、のんびり待ちます。自分の英語に全然自信がなくて、アングラス指して「能力は?」と聞かれた時に「え〜、Our……違う、My……creatures ... get... え〜、メナァス? メイナァァス?」みたいなわけのわからない状態になっていた。「メナス」で大丈夫なんですね。

 1セット目、「クロンチの世話人」→「アン一門の侵略者」→「アングラス」→「開花の巨体」と気持ちよくテンポを刻み、ヤヤ様もやってきてエンド。相手も除去である程度はさばいていたが、「開花の巨体」に続いて「ネヘブ」出した時点で割と心が折れていた。

 2セット目、互いに除去り除去られで、ライフがろくに動かないまま最後には引き勝負になったが、「タミヨウの天啓」なんかでじわじわアドを広げられ、相手に出された「永遠衆の監督官」(墓地からクリーチャーを戻せる2マナ2/3)を殺せない。こちらのPWが少しずつ殴られて、墓地から「開花の巨体」「キオーラの堰破り」などを戻されて圧殺。まぁ、最終的な死因は自分で出した「戦慄衆の侵略」と相手のニクシリス様によるじわじわダメージだったのだが。

 意思疎通をはじめとして色々確認しながらの試合だったため、2セット終わった時点で残り試合時間が3分ほど。こりゃ引き分けかと思ったが、こちらがテイクマリガン、相手はダブルマリガン。私は土地5+ネヘブというクソ手札をキープ。しかし、3ターン目「クロンチ」、4ターン目「ネヘブ」を相手は土地2枚おいただけで止められず、次のターンに9点殴った上でネヘブが余っていた土地を一気にルーティング、ヤヤ様降臨。「追加の5ターンに入ってください」のアナウンスも聞こえたが、相手は「You Win」の一言とともに手を差し伸べてくれた。なんか、ごめんなさい。ありがとうございました。

 

Round2・VS黒緑

 忘れもしない1セット目、相手は1ターン目「樹上の草食獣」でマナ加速、2ターン目に「侵略の代償」でこちらの手札からニッサを落とす。こちらは3ターン目にトップデッキしたクレンコで返すが、これはすぐさま「灯の収穫」で除去。「レアが2枚も殺された……」と思ってしょんぼりしていたら、次に相手が唱えた呪文は「戦慄衆の指揮」。ライフ払えば一気に墓地から戻せるリアニ呪文。「これ、相手の墓地も選べるんですよ」……ファッ?! わしがまだ今日1回もその能力を使っていないクレンコとニッサがよその家の子になっちゃった……。なんとかクレンコは除去るが、ニッサの暴虐に抗えるわけない「土地が起きるんですよね、そして警戒もつくんですよね」「なんやそれ! 詐欺やんけ! そんなカードデッキに入れんな!」

 2セット目、こちらが先攻、流石の「クロンチの世話人」様。3ターン目に「瀬戸際の勇気」で強引に4/3にして殴り、さらに次のターン「ゴブリンの突撃隊」でもう一個乗せて突貫。ちょっと土地を置くのにもたついた相手のライフを速やかにゼロへ。この展開は悪くない。

 3セット目。総力戦だったはずだが、色々ややこしくて中盤の展開はあまり覚えていない。とにかくここでも「クロンチの世話人」が大きくなって大活躍していた。相手のライフを7まで削ったところで相手の場には「ニッサ」が登場。「持ってるなら最初から自分の使ってよ!」。ここでしばし悩むことになる。相手のライフ7を削りきれるアタックがあるのか、それともニッサ(忠誠6)を殺さないとまずいのか。悩んだ末にニッサにフルアタックしてまずは沈める。どう考えても、相手本体を殴ると次のターンに返し(ニッサの出す土地クリーチャーは速攻だ)で死ぬからだ。しかし、次の相手のアクションは「アーリン」。結局3/3が出てくるのだが、幸いこちらは速攻ではないので生き延びる。次のターンはアーリンは無視して流石に本体。相手のライフを5点に落とし、ブロッカーも構えてギリギリ死なない予定。しかしさらに相手が出してきたのは「オブ・ニクシリス」。こちらのブロッカーが一体排除されてしまい、フルアタックでぴたり負け……かと思ったら、ニク様によってもたらされたドローの中には「心火」が。これでコストとして自陣の「ティボルトの憤怒鬼」をサクったら、なんとちょうど5点。紙一重!

 

 

Round3・白青赤

 相手は3ターン目「テヨ」、4ターン目「ドビン」、5ターン目「サヒーリ」とかいうデッキ。1セット目はこちらが一切山を引かず、頼みの綱の「クロンチの世話人」が2体とも「ヤヤの挨拶」で落とされてしまうというキツい展開。手札が真っ赤のまま二の矢が継げず、なんと相手の出した「フブルスプ」君と1/1霊気装置トークンに殴り殺されるっていう。

 2セット目、先手ゲーでうまいこと「世話人」ムーブ、こちらの「アン一門の侵略者」は「カズミナの編成」で1/1にされるが、知らんとばかりに「瀬戸際の勇気」でカウンターを乗せて強引に3/3にして盾トークンなどの突破を図る。幸いカエルになっても色は赤いままだったので、最終的にヤヤさんのサポートもあって、圧倒的クロンチビート。

 3セット目。残念ながら相手がダブルマリガン。こちらも森を引かないので展開できるカードは多くなかったのだが、1ターン目「不気味な修練者」、2ターン目「ティボルトの憤怒鬼」と展開し、手が無い分だけ全部デビルが火を吹くマナに。結果3ターン目に4点、4ターン目に6点のダメージを通してデビル君マジで殊勲賞。あとはヤヤがきたりサムトがきたりアングラスが来たりで身動きが取れない相手を好き放題やった。最後の7点分はヤヤで2点、「心火」で5点でフィニッシュ。

 

結果3-0-0

 

 

 久しぶりの全勝うめぇ……。まぁ、レアの運は割と良かった方だとは思うし、紙一重の試合をくぐり抜けた引きの良さも今回は際立ってたな。個人的にはヤヤさんは充分仕事してくれたと思うし、使ったPWも使われたPWもだいたい強いと感じた。印象よりかなり強かったのはアングラスかな。前のめりデッキの場合、威迫付与だけでも4マナの価値はあるわ。それ以外のカードだとやっぱり「クロンチの世話人」だなぁ。今回は多分このクリーチャーが一番ダメージ稼いでたし。

 さて、こんな無茶苦茶な世界でのドラフトが今後しばらく続くんですね……どうなるのでせう……。

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