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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「真・中華一番」 4

 フェイさん何しにきててん……あれ、原作だったらこんなとこにフェイさんいなかったよね?

 「あひるの空」「七つの大罪」に続き、一応今期3つ目のマガジンアニメ。そして「何でこのタイミングで?」と首をひねった「あひるの空」以上に「なんでこのタイミングで??www」と謎が謎を呼ぶアニメ化が今作である。原作は当然のように既読だし、なんならファンだったわけだが(現在進行中の「極」については漫画喫茶の単行本で読んでおります)、流石にこんだけの時代が流れてしまうとディティールを覚えているとまでは言えない。まぁ、ジョジョやキン肉マンとは流石にレベルが違う程度のファンではあった。ついでに言うと旧作アニメも見たことはないので比較はしようがない(当時はアニメなんて見てませんのでね)。いや、20年前のアニメと比較する意味もなかろうが……。確認したら旧作も一応「真」の中身までやってるから今回の1話の話だってばっちりアニメ化されてるんだよな。

 一応なんとなく感じられるアニメ化の理由としては、「チャイナマネー強そう」が挙げられる。スタッフロールを見ると、制作スタッフ(実際の現場ではなくオープニングにクレジットされる方の人材である)に中国人らしき名前が多く見られる。本作は日本屈指の中国漫画(??)という立ち位置であり、中国にも密かにファンが多いという話を聞いたことがある。アニメという産業で中国の発展が著しい昨今、いよいよもってこの作品の再アニメ化の機運が大陸から高まったとしてもおかしくはないだろう(もしかしたら「封神演義」もそういう理由だったんだろうか……)。

 というわけで、あんまり日本国内にこのアニメのニーズがあるようには感じられないし、ついでに言えば「封神演義」のとき同様、あんまりアニメ自体にもやる気は感じられない。いや、尺の厳しさっていう縛りがないだけあっちよりもずいぶん楽だとは思うのだが、監督に川崎逸朗という時点で「んー、そっかー」くらいの感想しか出てこないし、実際に画にも取り立ててパワーは感じられない。むしろ旧作アニメの雰囲気さえ感じられるようで懐かしさ優先みたいなとこまである。

 そして何より意味不明なのは、何故よりによって「真」からスタートなのかということ。これ、もし原作知らない人がいたらちんぷんかんぷんやんけ。一応ちょいと説明する目的で特級厨師試験の回想なんかも挟まれているのだが(そしてフェイもいるのだが)、あんな半端な挟み方では何があったのかよくわからんし、キャラの立て方も今ひとつ。大人しく無印の1話目からやった方が絶対に親切だと思うのだが、コミック5巻分を飛ばさなきゃいけない理由があったのだろうか? 特級厨師試験だってちゃんと面白い内容なのだから、最初からやってチンゲンサイを炒めてくれればよかったのに(何故かそのくだりはオープニング映像で流れる)。どうにも目的意識のわかりづらい、雑なアニメ化の印象である。これ、現行作品の「極」に接続するのが目的なのかなぁ。

 1話目で面白かったのは岩崎ひろしのテンション芸くらいかな。このおっちゃん、出てくると本当に強烈な個性で引き込んでくれるので好きなのよね。あとナレーション&チョウユ担当の下山吉光。彼の声が入るだけで銀河のきらめきが感じられるのだから不思議なもんである。

 

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