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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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10月20日 ドラフト模様(ELD×3)

ピック順 【Chrolony】→【Logical】→【Thraxi】→【Mei】→【Serra】→【Tanaka】→

 

 阿鼻叫喚。なんかもう、この世界のドラフトはカルマ値が高すぎるな。ピック中の苦しさがこれまでの比じゃないというか……。とりあえず、12引き時点で「抜け目ない狩人」「パイ包み」「失われた軍勢」って流れてきて思わず写メとってるやつはいました。もう、みんなバカ。まぁ、今回も悲喜こもごも、本当にいろんなデッキが誕生したので、もしかしたらこれこそがWizardsの狙いなのかもしれません。これまでのピックは大体「2色を構えて、ときに3色に渡るかを考えるし、メインカラーも中盤以降にどっちかに固まっていく」みたいな印象だったが、今回は「とにかく主色決定が優先。その後単色で勝負するか、残りの4色からタッチするかを考える」みたいな感じで、かなり大胆なパラダイムシフトが要求されている。有効になるカード枚数が相対的に少なくなってしまうため、苦しい思いをしながらロクでもないカードを引くのか、他のデッキのブン回りを抑止するためにキーカードを抜いていくのか。勝手なイメージだが、これまでの環境よりもカットというアクションに大きな意味が乗っている気がするので、脳死ピックでは勝てない世界になっているんじゃなかろうか。個人的にはこれまでにない世界なので割と楽しいとは思ってるんだけど、ハマらないとほんとハマらない極端な環境かもしれん。

 

 次回(今週)はなんだかたまたま都合の悪い人が重なったため、問答無用でドラフトは不成立となりました。代わりに、なんか別なやつが来るとか来ないとか……。来週分はまた改めて連絡回すことになります。

 

 




 

   SE TH ME TA CH LO

SE ー  ○  ×  ◎  ×  ×  2ー3 5

TH ×  ー  ○  ◎  ×  ○  3ー2 2

ME ◎  ×  ー  ◎  ◎  ×  3ー2 3

TA ×  ×  ×  ー  ×  ○  1ー4 6

CH ◎  ◎  ×  ◎  ー  ◎  4ー1 1

LO ◎  ×  ◎  ×  ×  ー  2ー3 4

 

 

 

1位 【Chrolony】 青赤 <型破りな協力 貪るトロールの王 蛙化>

 今回の地獄の頂点。デッキリストを見てもらえばそのヤバさは一目瞭然。何しろ「狂ったネズミ飼い」が3体に「型破りな協力」である。1ターンにトークン5体とか7体とか出てくるのである。そんなもん、勝てるわけがない。もうこのデッキがぶっ壊れに強かったことは論を俟たないので、何故こんなデッキが完成してしまったのかについて一応触れておこう。ドラマが起こったのは某奴が2パック目で開封したひどいパックで、アンコに「フェアリーの荒らし屋」と「ネズミ飼い」がいた。これを回したところ、開封した奴のところには「ネズミ飼い」が戻ってきた。それを私と2人で確認し(もう、この時点で確実に反則級に喋りまくっているが)、「これ戻ってきたんかー、卓におらんってことかなー」「いや、でもあっち(フェアリー)は消えてるわけで、最悪、こっち(ネズミ飼い)も回ったら手がつけられなくなるからカットの方が……」「いや、大丈夫やろ!」なんて話をしていた。そして当然、卓には「まぁ、その最悪の事態だけどね……」とほくそ笑んでいた奴がいたわけで。あげく、3パック目でも「ネズミ飼い」が登場して「集めてる奴がおったら3体になるな!」ということを、卓のほぼ全員が了承していたのである。つまり、仲良くみんなの責任なのである。本当に、本当にひどかった。まぁ、とりあえずこれで「1引きでレアを引き続けないと勝てない」という嫌なジンクスは払拭された。新たに「卓のみんなで協力すれば最強のデッキが組める」という嫌な方向性に伸びることになる。みなさん、やっぱりカットって必要なんですよ。

 

 

島×8 山×8

 

<クリーチャー> 10

フェアリーの荒らし屋 谷の商人

硫黄投石器 狂ったネズミ飼い×3

頭蓋叩きのオーガ 鋼睨みのグリフィン

勇敢な騎士、カラ卿 月明かりの掃除屋

 

<その他> 14

極小 焦熱の竜火

蛙化 胸踊る可能性×2

黄金の卵 型破りな協力

鏡細工 魔法の眠り×2

創案の火 カボチャ変化×2

焼尽の連射

 

 

 

2位 【Thraxi】 赤緑 <焼尽の連射 ギャレンブリグの聖騎士 ケンリスの変身>

 まぁ、カットできたとすれば一番の責任は私にあるんですが……実際、3枚の「ネズミ飼い」をはっきり認識してピックできたのって俺くらいだろうし。一応2パック目時点で舵を切れていればギリギリそれっぽいデッキまではまとめられたと思うのだが、やっぱりイゼット系ってオールインになるから生半な気持ちでは進めないのよね……。そしてそれ以上に、今回のデッキの完成形は割と満足いくものだったし。今回はやたら青いパックを開けてしまったのでそこだけは避けるつもりでの「焼尽の連射」スタート。そこから流れでピックして赤の一徹クリアが必須条件になり、「赤なら騎士かなぁ、それとも非人間シナジーかなぁ」と模索しながらカードを選んだら自然と騎士方向へ。「騎士ってことは白か黒と組まなきゃいけないけどピンと来ない……」と思っていたら、面白いことに気がつく。なんと、意外に緑にも騎士がいるじゃないか。最終的に「ファレン卿」「ギャレンブリグの聖騎士」「マラリーフの乗り手」と言った緑騎士にタッチした赤単騎士ビートが完成。とにかく序盤から騎士を叩きつけて「硫黄投石器」と絡めて殴りきるデザイン。「ファレン卿」と「燃焦苑の教練官」が絡んだときのシナジーとか脳汁出まくりで気持ちよかったよ。こうしてみると、やっぱりこの環境にはまだまだ我々の気づいていないデッキタイプが存在しているのかもしれない。

 

 

3位 【Mei】 青白緑 <不動の女王、リンデン 王冠泥棒、オーコ 月明かりの掃除屋>

 一応レアだからってんで「リンデン」からスタートしてみるも、やっぱりこいつサイクルの中で一番どうでもいいな、ってことがわかるばかりで、少しずつ青方向へのウェイトを大きくしていく。一応青白のエンチャント・アーティファクトタイプのデザインだが、「きらきらするすべて」が1枚だけなのでそこまで打点は上げられず、頼みの綱は「羽ばたき狐」がどれくらい安定してビートを刻めるか。そして墓地肥やし系のカードを欠く中で「ヴァントレスのガーゴイル」がどれくらい仕事をするか。中心となるアーキタイプの理想形ではないが、「選択」×3で必死に引き増して最適解を探すドローゴーみたいなデザインなのでそれなりに汎用性はあった。「籠城の準備」がそれなりに使えるカードであることを見せてくれたのも面白かったし、何しろトップの鬼畜デッキに唯一勝利しているデッキなのだ。世の中何が起こるか分からないから希望を捨ててはだめだな。なお、緑は当然1枚タッチのへんな奴のためのもの。僕、アリーナで一度も殺したことがないあいつを初めて殺せたよ。

 

 

4位 【Logical】 緑白 <ギャレンブリグの領主、ヨルヴォ フェアリーの導母 マラリーフの乗り手>

 「ヨルヴォ」スタート、さらに上家から「野生語りの帰還」で脳筋緑一直線。「レア1引き」のノルマはクリアしたものの、そこからは特に目立った動きもなく、本当にプリミティブにイメージできる「緑単色」の淡々とした展開になり、淡々と勝ったり負けたりした。「ピック中全然面白くなかった」とのことだが、多分この次のレベルに至ることこそがエルドレインの本質なのだ。上家との協調がほぼ確定しているのだから緑を中心に据えるが確定。あとは単色で走りきるか、さらなる強さをタッチカラーに見出すか。今回は一応「王国まといの巨人」「放浪馬」の白をタッチカラーに選択しているが、果たしてそれが正解なのか。普通に考えて、今回緑に大量発生したのは「知りたがりの二人」であり、1パック目時点でぐるぐる回っていて今回食物系のライバルがいないことは明らか。それなら2パック目時点でぐるぐるしていた「抜け目ない狩人」を確保しての緑黒が正着だったんじゃなかろうか。緑は「薔薇棘の見習い」がいるので後から「パイ包み」のようなダブルシンボルが出た時にもフォローが可能なわけだし、少しはピックが「面白く」なったはずである。

 

 

5位 【Serra】 黒白 <厳格な者、コンラッド卿 乱闘の華 魅力的な王子

 「パイ包み」13引き伝説は語り草となる事件であろうが、卓に黒が全くいなかったわけではない。こちらは「コンラッド卿」スタートの純正黒デッキである。それじゃなぜ、そんな喜劇へと至ってしまったかというと、こちらはどうやら「黒白騎士」というデザインを早めに固めてしまったためだ。ピック表で確認するとくだんの「パイ包み」パックでこちらが引いているのは「冬荒野の指揮官」と「アーデンベイルの戦術家」。そう言われたら、確かに「まぁ、しょうがないかな」という気もする。実際、こちらのデッキが白を切って黒単にするという選択をしていれば黒の流れはもっと常識的なものに抑えられただろうが、その場合に今度は白が溢れ出すことになって似たような印象になったはずだ。そして、多分デッキの最終形は黒単でも白黒でも大きく違わないくらいのレベルだろう(多分上家の白青がもうちょい強くなってたくらいか)。この辺りの損得でどちらをみるかは、本当に後半のパック運によるところが大きいので簡単に判断できないのが悩ましいところだ。まぁ、「パイ包み」が3枚あれば、多分「ネズミ飼い」に悩まされることはなくなっただろうが……。

 

 

6位 【Tanaka】 青赤(黒) <エンバレスの宝剣 願いのフェイ 湖のドラゴン>

 何者にもなれなかったデッキ。上述の通り、私とその下家は「今回イゼット系は卓にいないんだな!(そうだったらいいのにな)」ってんでピックをしていたわけだが、形の上ではこちらも一応イゼットではある。ただ、そのデザインはだいぶ歪んでいる。ポジションで言えばこちらはトップのイゼットの上家。つまり、ピックでは有利を取れるはずのポジションなのだが、1引き「エンバレスの宝剣」→2引き「老いたる者、ガドウィック」というレア2連引きがピックを迷走させてしまった。そもそもこの2枚を組み合わせて何がしたいかが具体的にイメージできず、結局色を縛ってピックを不自由にする重荷になってしまったのである。最終的に赤は想像以上に収穫がないので青単の方向へと振り切れ、赤は「宝剣」のみのタッチ。でも場に出ているクリーチャーが「マーフォークの秘守り」とかなので「宝剣」は文字通りに宝の持ち腐れ。やはり、同じ色のカードを集めるだけではデッキにならないのである。ちなみにこちらのカードプールには「切り離す一撃」×2なんてお茶目要素もあったが、なぜか「願いのフェイ」でサイドボードから持ってくるデザインに。さらに「道標のカカシ」を複数ぶち込んでいるのでサイドから「カラスの仕返し」を持ってきて強引に張るという荒技も披露。そして最終的には「宝剣」が抜けて「仕返し」「パイ包み」の黒をいれた青黒にモードチェンジしていたっていう。こうなっちゃうと、先の見えない暗黒迷路だ。

 

 

 

 

今回のピック表

 

Chrolony】(青赤)→【Logical】(緑白)→【Thraxi】(赤緑)

                      

Tanaka】(青赤黒)←【Serra】(黒白)←【Mei】(青白)

 

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