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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 絶対に最終回で杉田・中村がカメオ出演する方に賭けてたんだが、そんな時間無かったっすね。今後の劇場版なんかでの登場に期待しましょう。その時は是非ともマバユイネ王妃も一緒に出してあげてください。多分マブシーナの出演はどっかであるんじゃないかと踏んでる。

 さて、最初に率直に評価値を与えておくなら「A」の作品でした。戦隊はだいたいABCの三評価くらいで分けてるんだけど(その上に別枠の「S」もあるが)、今作はその中では間違いなく「好き」寄り。評価軸はガバガバだけど、ジュウオウジャーのちょい下、キョウリュウジャーと同じくらいかな(多分、気分によってその辺の序列も変わる)。いやぁ、楽しい戦隊でしたよね。やっぱり戦隊ヒーローはこうしてキラッと参上してカラッと解決してくれるくらいが良いなぁ。プリキュアと同じく、こちらもコロナの影響で製作体制や脚本構成に間違いなくダメージがあったと思うのだが、少なくとも最終話までの流れでそのようなビハインドは一切感じられなかった。強いて悔しい点をあげるなら、せっかくの楽しい戦隊であるキラメイジャーの放送話数が少なくなってしまったことが残念なくらいか。

 良かった点をあげていこうとすると何をトップにしていいのか分からないが、パッと浮かぶ私なりの評価基準が2つあって、まずは「敵勢力が楽しい」というのが挙げられる。今作のヨドン軍、皇帝(シャドン含む)を別にするとなんとガルザ・クランチュラ・ヨドンナとわずか3人で最後まで回している。この数は我が永遠のダークヒーローであるエンターさんに匹敵する少数精鋭部隊で、1年の長丁場を支えるのはかなり大変なはずだったのだが、クランチュラ・ガルザが仲良く喧嘩してる様子を見ているだけで全く退屈しなかった。ガルザは生まれ育ちのおかげでドラマが豊富にあったというのが大きいが、クランチュラさんは最初からどこか憎めないところがあり、「最終的にキラメイジャーに倒されるのはちょっと寂しいな」と思っていたら、クライマックスに近づくにつれてあれよあれよと成長。最終的には作中でも屈指の「勇気と使命を持つキャラ」に成り上がっていた。デザインも秀逸だったし、途中からはもう、「毎週クランチュラさんの頑張りを見ていたい」というくらいのモチベーションだった。そしてもちろんヨドンナさんの配置が良い。「とにかく顔が良い」という圧倒的アドバンテージもありつつだが、ヨドンナさんの極まったキャラがニチアサ媒体でも何故か浮いてる感じじゃなくて、ガルザ・クランチュラのすっかり出来上がったコンビ芸に自然に絡むことが出来た。今作スタッフ、闇系女子の描写がやたら上手い気がしてて、なんならヨドミヒメの時点で面白かったし、充瑠のクラスメイトのツンデレ娘の扱いなんかもやたら見応えがあった気がする。

 「敵勢力が楽しい」に加えて、私が戦隊モノを評価するにあたって出す基準に「イエローないしグリーンあたりのキャラが立つ」というのがある。これは特定色をサポートするということではなくて、「レッドのキャラが立つのは当然なので、残りの面子が無駄にならず、きちんとドラマに貢献できる」という要素である。特に「ブルー」はレッドの次点の場合が多いのでキャラが立つことが多いが、どうしてもイエローとかグリーンあたりになるとキャラが弱くなるイメージがあるので、「その辺までしっかりフォロー出来る作品は面白い」という意味。近い好例をあげるならジュウオウジャーのレオ、遠い例ならタイムレンジャーのドモン、デカレンのセンちゃんなんかもこの部類だろうか。

 そして、今作の6人で一番好きなキャラは誰だったかと尋ねられると、割と悩んだ後に多分「為朝」って答える。タメくん、本当にいい「イエロー」だったのよ。メインも張れるしサポートに回っても嫌味がなくて存在意義がはっきりしている。今作は通常の「ブルーポジ」を為朝が担当していて、青い時雨がネタ方向に振り切れるっていうデザインだったのでちょっとしたギャップがうまい具合に刺激になり、キャラを引き上げていた。サポートで入る先輩戦士の宝路が経験豊富な割に熱血で突っ走る部分もあり、サポートに回る仕事のほぼ全てが為朝に回ってきたのも、結果的には美味しい部分だったか。ショベ爺とのコンビも素敵だったし、「イエローが活躍出来る戦隊」としては屈指の出来だったと思う。もちろん、そうしてサポート役が輝くってことは前に出てるやかましい連中が仕事をしていることの現れでもある。あとはまぁ、女性キャラはエロい(瀬奈、日曜朝に最後の最後まで腹筋見せつけるの勘弁してくれ)。

 「敵が良い」「味方も良い」。つまり欠点が無い。バトルに関しても、最初から怪人枠である邪面師をおふざけ全開に振っていたので余計なことを考えずにバカバカしい部分を楽しむことが出来たし、コスト削減のためであろう邪面獣のデザインについても、特にマンネリ化する感じでもなく受け入れることが出来た。「史上もっともキラめく」というデザインを押し出すためにナイトシーンが多かったのも特徴的で、暗い中での撮影技術の向上により直感的に「綺麗!」って分かるような画面が彩られていたのも魅力だ。ナイトシーンの格好よさが引き立つっていう意味ではルパパトの純正進化と言えるかもしれないが、ルパパトはスタイリッシュさを出すための黒の使い方で、こちらは光を引き立たせるための黒の置き方。やっぱり撮影スタッフも色々と考えてるよねぇ。

 改めて、クランチュラさんやヨドンナさんとのお別れは本当に残念である。しかし次週からは問答無用のゼンカイジャー。そちらも素直に期待して待ちましょう。こういう時には笑うものなんだろう?

 

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