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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 丁寧な純愛エピソード、第3話。そうそう、こういうのでいいんだよ(こういうのでいいんだよおじさん)。2話目は流石にホワイト竜のキャラクターがキツすぎて頭入ってこなかったからなぁ。

 真面目にやってもなんだか馬鹿を見るような作品だが、こと「アイドル」というテーマに関しては案外真面目にやっているのである。1期だって考えてみりゃ地方アイドルとしてやるべきことを必死に模索して今までのアイドルアニメじゃやらなかったことをやってたからこその飛距離が出ていたわけでね。どれだけおちゃらけても、ブレない中心があれば安心できるってもんです。

 設定として事前に「アイドル」が与えられた2人のキャラクター、愛と純子。まぁ、一応まさおもそうかもしれないけど、そこは置いとくとしてとりあえずこの2人だ。並び立つアイドルだがそこには「昭和と現代(一応平成)」という差が存在しており、純子が「昭和の常識をそのまま持ってきちゃったから少しずれてる」という位置どりになり、自然とアイドル業のマネジメントは愛の采配がメインとなっていた。それでも二人には「アイドル魂」みたいなものが共通して根付いており、そこには時代を超えた普遍性と情熱が詰まっている。この「違う部分と重なる部分」の見せ方が純愛カップルの最大の肝と言えるだろう。

 今回はそんな中で「違い」の部分にスポットがあたっており、中でも一番の違いは、やはり愛についてはアイアンフリルという生きる伝説(死んでるけど)だという部分。現代に紐づけられたアイアンフリルの活躍は純子の目にも嫌でも飛び込んでくるもので、そこを意識すると純子はどうしても及び腰になってしまう。そして今回はさらにそんな純子の引け目を強く打ち出すため、いよいよ愛にはアイアンフリルからのお呼びがかかるわけだ。

 視聴者サイドからすれば、ここで愛が引き抜かれるはずなんて無いと分かっているので全然心配ではないのだが、普段から「愛のアイドル業の方が現代に即しているので優れている」と思わされていた純子には堪える展開だろう。自分たちのいるフランシュシュでは文字通りの「役不足」であり、自分が尊敬する愛は下手をしたら去ってしまうかもしれない。そして、「役不足」である原因の1つは、間違いなく純子自身のマネジメントが追いついていないことなのだ。自分が不甲斐ないばかりに愛には負担をかけるし、それが原因で関係性が崩壊するかもしれないとなると、純子のプレッシャーは想像を絶するものだろう。

 しかしまぁ、ここで愛が裏切る理由が何も無いってのはあまりに強すぎる安全弁でね……。次回はおそらく純子のアゲ回になるだろうし、改めて愛が見せてくれる「フランシュシュの魅力」がなんなのかは注目したいところ。まぁ、それこそ視聴者目線では純子の奏でるアコースティックソングの時点で「もう唯一無二のよさじゃん」とは思ってるところなのだけど。ここでさらに純子を盛り上げるためには、「昭和アイドルならではの良さ」みたいなものをもう一段引き上げてもらいたいわね。「画面の両端を切ってサイズを調節する」っていうネタ、下手したらもう通用しないような子供たちも出てきてるんじゃなかろうか……。

 

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