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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 封切り日〜〜〜。いや、ほら、緊急事態でさ、宣言されたらさ、見らんなくなるかもしれないじゃん。だから行ったのよ。別に、そんな、待ちに待ってたとかいうわけじゃなくて。……なるべく早く見たろうと思ってました。

 

 

<以下ネタバレ注意ではあるが、ガルパやってる人間はみんな知ってる>

 




 

 というわけでRoseliaである。アニメシリーズではポピパとRASがメインになっていてどうしても扱いが軽かったため、リアルバンドチームとしてはちょい物足りない部分があったが、そこを埋め合わせて余りある扱いがこの劇場版である。ぶっちゃけ、ゲームでやってたストーリーをもう1回なぞり直すというだけなので新しい要素はそこまで多くないのだが、やはりファンとしてはあれやこれやをゲーム画面だけでなくスクリーンで、ちゃんと動いている状態で見られるというのは喜ばしい話である。ゲーム画面だけで何となく分かった気になっていた部分が、改めてまとまりのあるシーンとして描かれることで、「ここはこうなってたのか!」と改めて存在感を持って認識することが出来る。そりゃま、ファンならマストなのは間違いない。個人的にやたら刺さった要素は、「こうして改めて見ると、メンバーの自宅、いちいちでかすぎるな……」っていう部分で、みんなしていいとこのお嬢さんばっかりだ。私室っていえば、なんかもう、こないだのクリスマスイベントがあったせいで「うっ、氷川紗夜の部屋の窓際……」っていうだけで精神のどこかに刺さってしまう身体。あと、意外だったのは友希那とリサの部屋の配置で、てっきり「隣どうしでお互いに窓を開けたら見える」位置(ラブライブにおける千歌ちゃんの部屋、もしくはミュークルにおけるゆめちゃんの部屋)だと思ってたんだけど、今回は二人ともベランダに出る形での接触だった。まぁ、向かい合ってる窓もあるかもしれんけども。とにかく、そういう細かい部分での描写が見られるだけで色々な記憶が刺激される。

 ただ、この書き方で何となくわかるとは思うが、何かびっくりするようなものが仕込まれているというわけでもないのは事実なので、熱心なファン以外だと「なぁんだ、ゲームと同じ話なんか」と言われてがっかりされる可能性はあるんだよな。そこはしょうがない。まぁ、だいたいフィルムライブと同じくらいの客層に届けばそれでいいんじゃなかろうか。

 そんなわけで、私は確実に「ファン」の方に入る人間なのでこれで何の問題もない、というか色々と刺激は多くて満足だった。何しろ冒頭1カット目がいきなりシロツメクサっていう……もう答え出てんじゃん。それが全部じゃん。シロツメクサアップからスタートしてのロリリサゆきを立て続けに叩き込まれ、なんかもう、それがアニメシーンとして描かれただけでいいんじゃないかという気すらするが、そこに友希那パパが来て「この大人、何で真昼間の公園で幼女2人のためにギター弾いてるんだ……」って謎の疑念が沸き起こる。恐ろしいのは、すでにCMで友希那パパが森川智之ボイスであることは判明していたわけだが、何と、作中で彼が喋るシーンはCMで流れたあの音声ただ1箇所だけである。森川帝王、いったいどれくらいアフレコスタジオに拘束されたんだろう。5秒で終わる仕事だ。さらにちなみに、今回なんと今まで一度たりとも存在を意識したことがなかった「友希那ママン」までもが(声だけ)登場する。その声も「友希那〜帰ってたの〜?」の一言だけ。なんやこの夫婦。つくづく「大人」という概念が介在してこない作品だな。友希那ママンのCVが誰なのかは是非劇場で確認してくれたまえ。こちらも「5秒で収録終わらせたらもったいないやろ!」と叫びたくなるキャスティングである。

 細部ばかりつついて申し訳ないが、まぁ、シナリオラインは知ってるから弄りにくいのでなぁ。意外だったのは、2部作だからどういう切り方をするのかな、って思ったらきちんと表題の「約束」エピソードまで進んだということ。そりゃタイトルで言ってるんだから当たり前なんだけど、Roseliaのバンドシナリオを考えた時、「約束」のお話って比較的後半になるのよね。2つに分けてそこまで詰め込んで大丈夫か? と思ってたら、バンドストーリーの1章2章をベースにかなりダイジェスト気味に突き進んだ。まぁ、肝となる部分が残っているので「だいたい知ってる」勢にはあまり負担にならないのだが、友希那さん引き抜きの話なんかは無くなって、気づいたらNeo-Aspectが出来ている感じ。面白かったのは作中でダイジェストをやるためにそれぞれのシナリオの1枚絵をつないでいくカットがあるのだが、ゲームで登場したカード絵をそのままCGキャラに落とし込むもんだから、ちょっとデチューンされたようなデザインになっちゃうっていう。まぁ、ぱっと見で「あ、あのイベントの時のあのカットだ」って分かるのは偉いんだけども(何度も差し出される傘)。

 そうして駆け足で紡いだ物語がどこに収束するかっていうと、「約束」なわけですよ。リサ姉の脳内ビッグバンが始まって最終的にこの映画の最初のカット(シロツメクサ)にたどり着く演出、「もう、全部この2人のための踏み台やないけ!」と思っちゃうけど実際そうだからしょうがない。全てのエピソードは約束へと収束していく。私のようなリサゆき原理主義者にとってそれは聖典も同じなので、やはりここが一つ目の山場になるのは絶対に外せないポイント。途中でネオアスの新規描き下ろしライブシーンが挟まって「おー、友希那さんが例の目隠しポーズを」とかちょっと嬉しくなり、「今回ライブシーンはこれで終わりかなぁ」と思っていたら、まさかの「約束」アカペラバージョンでの友希那さん覚醒。なんなの湊友希那、あの作曲、一瞬でやっちゃったってこと?! とんでもなくcrazyだわ!

 いやぁ、個人的にさ、カラオケで「約束」を熱唱するといつも思うことがあるんだけど、これだけ積もりに積もった感情をぶつけたからっていう理由はあるんだろうけど、やっぱりRoseliaの歴史を他のメンバーと共有した上であの歌詞を書いて、持ち込んじゃう今井リサちょっとヤバいと思うんだよね。下手なプロポーズよりよっぽど病的だと思うよ。「玉座で花開く偉大なその日まで」だよ? 普通幼馴染の同級生にそんな歌詞送りつけるか? そしてそんなリサの直球エモーションを受けてけろっとしてる友希那も友希那だよ。お前、歌詞の意味分かって歌ってるか? 「この景色、私も覚えてるわ」じゃねぇぞ。もっと危機感を持て。今井リサはな、その歌詞に全てを捧げてるんだぞ。もう、戻れないところまで来てるんだぞ。

 ……とまぁ、そんなヤバさをしっかりと見せつけられるお話だったんじゃないでしょうかね。ここから、後半戦はいよいよ「Song I am」までの道のりになるんだよなぁ……後半パートのタイトルがSong I amならもうちょい1章でLOUDERのことを印象付けても良かった気がするんだけどね。それだと曲的にもくどくなり過ぎちゃう危険性があったか。ひとまず次の封切り日まで正座待機だ。ちなみに、後半封切り前にメットライフドームでの振替ライブが予定されているのだが……そっちも混ざると感情がどうなるかはよく分からない。今作のオープンエンドの新曲やってほしい気持ちはあるが、時間的に厳しいかなぁ。「約束」「Song I am」のつなぎは間違いなくやるだろうなぁ……。

 そういやハロハピメンバーだけは結局1回も登場しなかったな(ロックですらちらっと見えたのに)。Roseliaエピソードに混ざると世界観崩壊するって配慮なんだろうか(?)。

 

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