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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「カノジョも彼女」 6

 榎木旋風未だ止まず。ちょっとヤバいペースな気もするが、まぁ、男性声優だと稀によくある現象だよなぁ。

 すまん、正直、めっちゃ笑ってしまったので俺の負けだ。この勢いは嫌いじゃない。タイトルに「アホ」って付いてないのに全員アホなのは素晴らしい。なんなんだろうねこれ。常日頃からアニメを見ていて、特にラブコメ関係の場合には「主人公が気に入らねぇからなぁ」という感想を持つことが非常に多い。最近だと一番似た印象を持ちそうな(あくまで「持ちそうな」)作品はおそらく「おさまけ」だったと思うのだが、あっちの主人公は見事にコレと同じような二股(?)関係になり、その中での振る舞いが訳のわかんない状態になって付いていけなくなった。他にも「ひげひろ」あたりも、「こんな奴おらへんやろ」という違和感というか、抵抗というか、敵対心みたいなものが芽生えてしまうのでどうしてもお話にノイズが混じるのである。

 しかし今作の主人公は違う。ぶっちゃけ、もう彼の言っていることは全部共感できる。いや、おかしいのはおかしいんだけど、他の漫画の主人公なら言わないことを全部言ってくれている。そりゃそうだ。頑張って告白して付き合えることになった佐倉ボイスの女の子とは付き合いたい。しかし、新たに出てきたハイパースペックで和氣ボイスのヒロインとだって付き合いたい。そしてこっそり二股を企むなんてことは絶対に許されない。なら、公認の二股を形成するしか無い。そう、それだ。ダメだなんてやってみなけりゃ分からない。だったら言えばいいのだ。断られた後のことはそれから考えよう。とりあえず言ってみる。何故、それだけのことをやれた主人公がこれまでいなかったのだろうか(エロ漫画なら割といると思う)。

 そうして男側の都合で生み出された綺麗な三角形。普通に考えたら成立するはずがないのに、まず青髪の方は、「前提条件無しで主人公にベタ惚れ」というステータス異常を所持して登場したために、もうそれ以上を考える必要がない。何があっても主人公に都合のいい動きを見せる。そうなれば、問題はピンク髪の方だ。こちらがふつーのキャラだったら当然展開は頓挫するのだが、なんか、微妙に、変だ。そう、佐倉マインドを所持している。そこが攻め所だ。蟻の一穴だ。あれよあれよと、よく分からない土壌が完成した。そりゃもちろん私目線での理想は「ここからヒロインどうしがくっついちゃう」であるが、次善の候補である「妻妾同衾」までは行きつけるんじゃなかろうか。そのための舞台設定、そのための作品であろう。大丈夫、男女は1人に対して1人は別に常識じゃない。生物学的に一夫多妻はごくごく自然なことなのだから。

 さー、このバカバカしさはどこまで勢いが維持するか、要注目。映像部分について、1話目はなんとかクリアしていた状態で、各キャラの目のデザインなんかは印象的。このクオリティが持続できればいい飛距離が出そうな作品。そして、個人的には今作のキャラの佐倉さんはかなり理想形に近い。やはりあやねるボイスはパワーを振り絞ってなんぼですよ。それにしても……今回もライバルが「水瀬」なのね……。

 

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