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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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「終末のハーレム」 5→4

 「エロ漫画でやれ」という感想は終始一貫して変わらないものではあるが……一応単なるエロだけで終わらないようにしたいという意思は感じられる作品。まぁ、だからとてそれを全年齢向けのアニメで発信する意味があるとも思わないのだが。

 わざわざ放送枠の調整などの兼ね合いで放送時期がずれてしまうというトラブルからスタートした作品。それだけでも割とネタとしては秀逸だし、いざ放送されたら「ま、そりゃ揉めるだろ」というのも納得の作品。エロの徒な規制には反対の立場ではあるが、いうてもゾーニングは大事だからねぇ。もちろんそのためにワンランク上のアニメチャンネルなどが存在してるのだから、製作側は是非ともアニメという文化が長生きするように世間に配慮して頑張っていただきたい。

 「エロだけでは終わらない」とは言ってみたものの、やはりその中心は間違いなくエロではあるはず。おかげで「真面目にサスペンスものとして観ようと思ったらエロが邪魔してくるし、エロアニメとして観ようとするならたぶんもっとダイレクトなオカズは世にたくさんある」という中途半端のジレンマから抜け出すことはできない。まぁ、そうしてサバイバルサスペンスにダイレクトな「性」のモチーフを盛り込むこと自体をオリジナリティとして打ち出したいという狙いだったのだろうが、あんまりそれが効果を発揮したとは思えない。まー、シナリオが未完なのでアニメだけをみても微妙な反応にならざるを得ないのは当たり前なのだが……とりあえずこれで原作の売れ行きが伸びればそれで良いってことなんでしょうかね。

 おっぱいの作画を頑張っていたというのは評価ポイントだが、全体的な作画品質は低調。そりゃま、スタッフだってほとんどのチャンネルで消されちまうような「大事な」部分に力を入れてるとなれば、他のところにまで全力で当たる気力はないわな。そういう意味では、「頑張ってブラジャーを描き込む」みたいな方向性が作画スタッフの何らかの訴えのように見えなくもない。まぁ、いろいろやってみないことには世間も変わらないですからね。変える必要があるのかどうかはわからんけど。一応、「いろんなキャストに普段は絶対言えないようなセリフを言わせる」という部分は楽しいサービスではあった。竹達がここに至ると、15年前は想像もできなかった……いや、竹達はそうでもねぇか。

 

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