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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「阿波連さんははかれない」 5

 最終回ラッシュもまだ終わらぬというのに、新番組は容赦無くやってくる……ちょっと前だと最終回と新番組の間って1週間くらいブランクがあったイメージがあるんだけど、そんなことなかったっけ? アニメ視聴に休息なし。

 というわけで今期我が家で最初にスタートしたのはこちらの作品。枠としては高木さんとの入れ替わり(座席位置は男女逆)、主人公との関係性でいえば古見さんの代理みたいなもんで、阿波連さんのキャラだけ抜き取るとスヤリス姫になるといういろんな作品の影がフラッシュバックする設定になっている。ま、この手の「○○さん」日常作品はそれなりに数が多いから当然の流れではあるのだが……それ以外に興味を引くのは、今作の制作にbilibiliが単独クレジットされているという部分じゃなかろうか。言わずと知れた、中国におけるオタク文化プロデュースの雄であるbilibiliは今作の制作権を一手に握っているようで、真正面からの「中国資本制作・日本産アニメ」となっている。オープニングクレジットでも筆頭に出てくるのは中国表記の名前が並び、権利者がどこにあるのかが非常に分かりやすい。「中国アニメ」というと中国で作られた作品のことを言い、日本のアニメが中国で作られていたら「外注」と言われていたが、さて、このような形態はなんといえばいいのか……いよいよもって、日本と中国のアニメ制作における関係性も定まってきた感がある。

 まぁ、アニメの中身だけをみれば純然たる「国産」であり、制作スタジオも国内のもの。FelixFilmっていう社名に聞き覚えはなかったが、過去の元請け実績が「ネコぱら」だけということで(あったなそんな作品)、地力はやや不安な部類だろうか。まぁ、1話目を見る限りではきちんと個性ある描写が成功しているし、ほぼ静止画でもごまかせるんじゃね? くらいの作風なので、走りきるだけなら問題ないだろう。むしろ淡い背景に合わせてほのぼのとした空気が流れていく画面デザインはよくできている部類だ。

 ちなみにさらに謎めいた部分として、今作は「監督」の名義で牧野友映という人がクレジットされており、この人は「啄木鳥探偵處」で初監督だった人。その上に「総監督」で山本靖貴がクレジットされており、こちらはそれこそ「ねこパラ」と同じである。さらにさらに「制作総指揮」として夏目公一朗もクレジットされており、「なんかよく分からんけど、上の方でいろんなことが行われた結果なんだろうなぁ……」ということを感じさせる。

 ま、作品自体はそんなことを一切感じさせない平熱進行だが……普通に考えたら、このままやってるだけじゃすぐに飽きがくるはず。あとはどれだけ毎週の刺激を持続できるかの勝負だ。

 

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