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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 ランジュさんはコミュ障です、第9話。留意すべきは……苦手とするだけで、他人とはかかわりを持ちたくない、とは思っていないことだ(ナレーション:日高のり子)。

 やっぱりチーム勢揃いのお話というのは感慨深いものがありますね。かつて誰かが言った。「うちも入れて9人や」と。これにより正式に虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会は成った。まぁ、ここまできても同好会扱いなのはどうなのかとは思うが、当人たちのスタンスがそれでいいってんだから一種の通り名として残り続ける類のもんだろう。なんかね、今回のお話はすげぇ肌に馴染むな、って思ったの。個人的には「陰で支えていた地味子さんが大願を果たして表舞台へ」っていう構図は好きなのでこないだの栞子のお話も悪くなかったはずなんだけど、いかんせん栞子の勧誘はメンバー全員の押しが強すぎて……「お前らそこまで栞子のちっちゃな夢を推す理由ある?」ってちょっと怖かったのよ。それに対して、今回のミアのお話はこれまでのミアとの関係性、ランジュとの関係性が納得できるレベルになっていたし、ミアの克己のお話もホップステップジャンプで綺麗にキマったのでとても良いです。最後に3人が迎え入れられつつもちょっと外様としての雰囲気を残してる感じ、とても馴染むのは多分ゴウライジャーとかゴーオンウィングスとかの「追加戦士自体がパーティ組んでるパターン」で既視感があったおかげかな。9+3っていう足し算はキュウレンジャーなみの大所帯ではあるが。

 改めて、虹ヶ咲のメインシナリオって割とスレスレのところで成立してるよなぁ、ということが感じられる展開になってるんだ。他のシリーズと比較して「個は個として立ちながらも、同好会が集まることにも意味を見出す」という面倒臭いテーマがあり、個人ワークが際立ちすぎると「もう全部あいつでいいんじゃないかな」みたいな印象にもなるし、あまりになあなあになってアイドル個人でのバチバチ感がなくなるとやらせ臭さも出てしまう。ランジュがどのようにこの箱に収まるかというのが難しいバランス感覚を要求される部分だったのだが、そこをうまい具合につないでくれたのがミアだ。「ミアの加入」自体にそこまで無理な要素はなく、彼女を打ち崩すことで、最後の橋頭堡が完成してランジュ攻略が可能となる。これまでちょっと鼻につくくらいの孤高っぷりを醸し出していたランジュ・ミアのコンビにきちんと絆があったからこそ、芋づる式の勧誘が実を結んだ形。ミアの加入に際し、「曲作りの大変さ」という要素も侑が事前に下地を作っていたというのもうまい構成だ。今作においてはネックにもなりかねないはずの侑という特異存在が、シナリオの中軸として機能してるのよね。まぁ、ここから単に仲良しサークルになっちゃうと結局みんな同じに見えてくる可能性はあるのだが……キン肉マンとロビンマスクみたいな「仲間ではあるがいつかお前をぶっ倒す」っていうマインドが感じられると良いですね。そういう意味では果林さんの立ち位置が一番好きかも。その関係性は是非ともランジュとミアにも維持して行ってほしいですね。今回ミアが吐いた「その腑抜けた目で周りをよく見てみろよ」っていう台詞ほんと好き。

 当ブログはミアランを応援します。

 

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