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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 彩陽、ご懐妊おめでとうございます、第9話。着実にネクストジェネレーションは育まれていくのだ……20年後、アフレコ現場で戸松Jrと彩陽Jrが邂逅するシーンとかがないもんだろうか。そして、そこには海外からの刺客、美菜子Jrが!!!(未婚)

 といきなり中の人の話題から入ってしまったが、今回のお話はなんとも骨太。というか、よくもまぁ9話目でこんな話を持ってきたもんだな、と正直驚いている。なにしろまるまる1話使って1件の治療行為をおこなっただけ。しかもオペのサポートはすでに4話で描かれており、なんのトラブルも無しに音声医療が外科治療のサポートを果たすお話はやってしまっているはずなのだ。そこに改めて、より医療に突っ込んだ形でのかぶせの構成。確かにここんところ「ヒーラーとは?」って疑問に思うくらいにお仕事から離れる話が多かったのでここいらで医療に振り子を戻す必要はあったのだろうが、その際に、こうして「ただ仕事ぶりを描く」という構成にしてくるのは想定外であった。ちなみに今回は演出に上坪さんが入ってますね。ここまで全話監督コンテなので本当にイメージの統制が取れたシリーズになっているのだが、そこにちょいと演出の味わいが混ざるだけでもメリハリが効いて面白くなる。

 もちろん、天丼気味なので退屈な話なのかと言われれば全くそんなことはなく、今回のお話に関しては、「気づいたらもう終わっていた」というくらいの体感だった。その理由は「何か事故でも起こるものかと身構えていたら何も起こらずに本当に仕事をまっとうしただけだった」という計算違いが1つあるが、それ以上に、「仕事を1本描くだけでドラマとして成立していたから」というのが大きいだろう。師匠の師匠という音声医療の前進に大きく貢献した偉大な人物が、実はかなにとっても大きな存在であり、そんな恩師の手術という重要な局面に際し、師匠はまっすぐ前を見据えてあまりに大きな仕事をこなして見せた。あまりに堂々たるその仕事ぶりから「これは弟子なんて連れてこんでもよかったのでは?」くらいの展開だったが、終了間際に少し傾いた屋台骨を支えたのは発展途上の弟子3人。一切台詞がなく歌唱のみで繰り広げられるシーンで、師匠の偉大さと、弟子との信頼関係という2つの大切な要素が漏らすことなく描かれている。これこそヒーラーという仕事の真骨頂だし、歌い手たちによるアニメ音声の真骨頂。ある意味で、今作が見せたいものを一番ダイレクトに見せたエピソードになったんじゃなかろうか。

 まー、私はどうしても贔屓目があるので「やっぱ師匠の歌は存在感が違うぜ!」という満足感が一番でかいのだが、ここに至って「師匠がメインボーカル、3人組がコーラスでサポートに回る」という歌唱スタイルが本当に綺麗に現場の仕事ぶりと噛み合っているのを見せつけられるのがね。これで映像部分があまりに観念的だったりすると困惑が先立ちそうだが、なんと今回の映像はそのまんま「摘出手術」である。悩みようが無い(まぁ、あんだけダイレクトなイメージ映像ってどやねん、という疑問はあり得るが)。ほんと、これまで好き勝手にイメージ映像で遊んできたことが、「何が出てきてもそれがヒーラーガールだから」という免罪符として機能しちゃってるのずるいわ。

 個人的には、イメージ世界に入るたびにいちいち師匠の被ってるフードがバサって跳ねるのが好き。あの格好で手術室に入ってるってことは正式に厚労省とかから認可されてるいでたちなんでしょうかね。

 

 

 

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